男の自宅介護

「人生に革命が起きる100の言葉」 2017/5/11

本日11日、古本屋でアドラーの本があったので買いました。(3冊の2冊目)

4月7日に「アドラー心理学入門」岸見一郎
を読んで、共感するところたくさんありました。

上記の本と同じ言葉は出てきますが、
著者の解釈も入って、新鮮に感じる言葉もあります。
「勇気」をもらいます。アドラーが好きになりました。

もちろん、今の私に響く言葉なので、他の人のポイントと異なります。
きっと、何年か経って読み返すとまた違うポイントがありそうです。

 
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アルフレッド・アドラー
「人生に革命が起きる100の言葉」 小倉広 600円(定価1600円)
 


---抜粋------
 
■すべてはあなたが決めたこと
 
・「人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。
人生はきわめてシンプルである」
…現在の人生を決めているのは自分自身の考え方である。ということです。
私たちの人生の大きな決定要因は、自身が下してきた様々な決断です。
その決断は強制されたものでなく、自分の意志で下してきたことです。
 
「健全な人は、相手を変えようとせず自分が変わる。
不健全な人は、相手を操作し、変えようとする。」
 
・エリックバーンの言葉「過去と他人は変えられない。
しかし、今ここから始まる未来と自分は変えられる」

…どちらが悪かったかに時間や労力を注ぎ込むくらいなら、
その分のエネルギーを未来の解決に費やす方がはるかに生産的です。
 
・「やる気がなくなった」のではない、
「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。
「変われない」のではない、
「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。
「認知」や「意味づけ」を変えることで
いかようにも反応(思考・行動、感情)を変えられる。

…同じ環境に育っても、人は自分の意思で違う未来を選択できる。
 
■劣等感
 
・「劣等感を抱くこと自体は不健全ではない。
劣等感をどう扱うかが問われているのだ。」
…「劣等性」と「劣等感」と「劣等コンプレックス」を区別する。
劣等コンプレックスとは劣等感を言い訳にして課題から逃げ出すこと。
 
・劣等感を言い訳にして人生から逃げ出す弱虫は多い。
しかし、劣等感をバネに偉業を成し遂げた者も数知れない。
…あなたができない本当の理由は環境を言い訳にして努力から逃げていることにある。
 
■「すべての悩みは対人関係の課題である。
・あなたのために他人がいるわけではない。
 
■幸せになる唯一の方法は他者貢献
 
共同体感覚=①他者は私を援助してくれる(他社信頼)
②私は他者んい貢献できる(自己信頼)
③私は仲間の一員である(所属感)
 
・苦しみから抜け出す方法は「他人を喜ばせる」ことだ。
「自分に何ができるか」を考え、それを実行すればよい。
 
・「自分は役立っている」と実感するのに
相手から評価されることは不要である。
貢献感は「自己満足」でいいのだ。
 
・理不尽な上司や先生に、無理やり認めてもらう必要はない
市場価値の高い人間になればいい。
より大きな共同体で考えればいいのだ。
 
■困難を克服する勇気
 
「勇気」とは困難を克服する活力のことだ。
勇気のない人が困難に出会うと、
人生のダークサイドへと落ちてしまうだろう。
 
■課題の分離
 
・あなたが悩んでいる問題は、本当に「あなたの問題」だろうか。
その問題を放置した場合に困るのは誰か。冷静に考えてみることだ。

・それが「あなたの課題」ならば、
たとえ親でに反対されても従う必要はない。
自分の課題に足を踏み込ませてはいけないのだ。

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