2002年
9月
-September-
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<先月の本>

先月読んだ本は10冊。読書の秋だっていうのに、ちょっと少ないなぁ。特にこの2週間で2冊っていうのは少ないですよね。。。休みが多いと、本が読めないこともありますし、土日に毎週予定が入ったり、平日も友人が来たりして忙しかった所為もあるのですが。読書ってそんなもの。気分的に乗るときと、そうじゃないときと、読書量に非常に差がでます、わたくし。多分受験のときが一番読んでたもの>本。単なる現実逃避とも言いますけど。

先月はお気に入り作家の久々長編っていうのが多かったのですが、期待しすぎた所為か、どれもまあまあだったかなあ。私の中では、本人も自信の1作のようだった光原百合『十八の夏』がお気に入り。今、うちの周りでは金木犀の花が満開で、窓やドアを開けると、そこらじゅうから金木犀の香りが漂ってきます。金木犀の香りがするたびに、この本収録の短編「ささやかな奇跡」を思い出しますね。まだ読んでない方はぜひ。

蓮杖那智シリーズの最新作『触身仏』もなかなか。「伝説」が数々の証拠や論理でもって「過去の真実」へと変化する様は、正にミステリの醍醐味と言えるのではないでしょうか。これから読まれる方は、第1作『凶笑面』からどうぞ。蓮杖那智は北森鴻作品の『狐闇』にもゲストとして登場してます。

<先月の私>

先月は、予定していた沖縄旅行が台風でおじゃんになり、代わりにディズニーシーへ。友人が家に遊びに来たり、京都に行ったり、20歳のDEK君が婚約したり。大井競馬場に遊びに行ったりもして、なんだか本当にあっという間の1ヶ月。気づいたら、今年も残すところあと3ヶ月を切ってしまいました。信じられない〜。こうやって気づいたら○○歳になっていたって言うんでしょうね。嫌だなあ。

<先月の映画>

いくらなんでもアナタは46歳には見えません『リメンバー・ミー
「家族」に送るエール『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ