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TSUTAYAが入会無料・旧作100円レンタルキャンペーンをしているということで、渋谷のTSUTAYAに行ってきました。「無いものは無い」という宣伝文句どおり、本当にいろいろありますねー。近所のTSUTAYAには無かったマイナーモノもかなり見つけましたが・・・22時ごろにふらりと寄った私に残された選択肢は少なかったのでした(^^;。DVDレンタルを最初に始めたのはTSUTAYAだったと思うのですが、やはりまだビデオを侵食するほどではない模様。でもレンタル屋としてはDVDっていうのは美味しいと思うんですよね。パッケージが薄いから、同じ書架面積でも多くの作品がおけるし、しかも劣化がほとんど無い(と思われる)。利用者にとっても、ビデオよりもかさばらないし、軽い。おそらく店舗側としてもハードウェアの普及率を伺ってるというところなのでしょうが、ここはスパルタ的にDVDの面積を一気に広げて、ハードウェアも一緒に売ろうというキャンペーンに出ないかしら。
本当は「八月のクリスマス」が見たかったのですが、既に全部借りられた後でした。仕方なく近くにあった「リメンバー・ミー」をゲット。
監督: キム・ジョングォン
出演: キム・ハヌル, ユ・ジテ ほか
配給: ドラゴン・フィルム 2000年/韓国/カラー/111分ソウンは先輩であるトンヒに恋をしていた。兵役が開けて、大学に戻ってきた先輩を見つめるソウン。そんな彼女は、ひょんなことから古い無線機を手に入れる。全く興味の無かった彼女は、それを部屋に放置しておくが、そこへ突然無線が入った。
ラブストーリーとしてはなかなか良くできてるのでは。「春の日は過ぎゆく」の感想でも書いたのですが、単に恋が成就して万歳、という形にならないところが、韓国恋愛映画の良いところです。1977年に生きるソウンと、2000年に生きるインとの無線を通した不思議な交流。その23年という時間差が思わぬ事態を引き起こすことになるのですが、思ってたのと大分違うストーリーで、私は楽しめました。
多分韓国の人たちは、77年というと学生運動とか、皆既月食とか、大統領の死去とか、懐かしく思い出したり、あるいは歴史で習って知っていたりすることなのでしょうけれども、私としては「へーそうなんだ」と思うだけ。逆にその辺りが「韓国の日常」っていうのが知れて面白かったりもするのですが。日本でもリメイク版が作られてるそうですが、日本なら、過去をどのポイントに置くのでしょう。現在は2002年として、現在でも出会えるくらいの近い過去。でも2002年から見ると、全く違う世界の過去。そのポイントをどこに置くかというのも、その国の歴史みたいなものが見えてくるのかも。
でも、2000年で二人が出会うシーン、ソウンは八尾比丘尼かよ、とツッコミを入れたくなったのは私だけではないはず。
綾辻行人『最後の記憶』が出てました。ホラー?
相方の実家からたくさんイチジクを貰ったのですが、なんと相方が「食べん」。なんだよーもう。私一人で消費できないので、ネットでイチジクの使い方を検索してると、イチジクジャムを発見。ジャムって意外に高いし、でもパンにつけるモノが欲しいし(なんだかビンボーくさいぞ)。量的にもちょうどよさそう。ということで、イチジクジャムを作ってみました。私の実家があまり手作りのものって作らない家だったので、こんなものもできるのかと感動。味もなかなかです。こんなになりましたよー>お義母さん。ちなみに瓶は100円ショップで買いました。
甘いもの話続き。6月頃開店予定と言われてて、雑誌なんかでも紹介されてた 「自由が丘ロール屋」。辻口シェフのロールケーキ専門店で、私も近くを通りかかるとチェックしてたのですが、最終的に8月下旬開店予定という札を見たあと、まだなのかなあと思っていたのです。おととい雑貨屋をぶらぶら覗きながらついでに行ったら開いてました。25日開店でした。初日は長蛇の列だったそうですが、土曜日はまだ早いということもあってか空いてました。定番っぽい「自由が丘ロール」と「ハチミツとはしばみのロール」、ピンクの飾りが乗ってる「ルビーロール」のカットを購入。並んでいるロールケーキの中にひとつそば粉が入ってるのがあって、「げげげ」と思ったのは内緒(^^;。「自由が丘プリン」にも惹かれたのですが、まあロールケーキ屋だし、とりあえずロールケーキをと思って4つにしました。お味は「ルビーロール」がよかったな。サッパリしてて、甘すぎないところが、私には合ってました。そば粉のほかにも材料が書かれてて、アレルギーとかの人も安心?次は今回買わなかったロールケーキとプリンに挑戦しよう。でも駅から遠いのが玉に瑕。
上領アヤ『めぐり蝶の宝珠姫』出てました!皆さん買おう!今回は著者初のファンタジーだそうです。期待。
まだまだ暑い夜が続きます。昨日買ってきたりんごジュースは、朝起きたらすべて無くなってました(T_T)。かなしー。
あるメールマガジンに「自分の設定した着メロが大勢の前で聞かれるのが恥ずかしくて着メロを使わない」というコラムが載ってました。ちょっとそれは自意識過剰じゃないかとも思うのですが、確かにごっついおじさんが、ミッキーマウスマーチとか、モーニング娘。の歌とか着メロにしてたら、ちょっと笑えますよね。携帯を持つ本人が全然気づかずに、電車内に札幌一番のメロディーが流れ続けたりしたことも。本人は良いと思ってやってるのかもしれないですけど、一歩引いて見ていると、この人にこのメロディーというギャップがかもし出す「面白さ」は、ちょっとズレれば「恥ずかしい」という気持ちになるのもわからないでもないのです。
私の携帯も16和音とかの着メロが付いてたと思うのですが、設定はしてません。いつも黒電話の音とおなじ「ジリリリリリン!」ってやつ。しかし私が着メロを使わない理由は恥ずかしいからではありません。大体、電車で爆睡してる女が恥ずかしいも何もないのです。新しもの好きの私のこと、最初はちょっと珍しくて、何かの音楽にしてたような気もするのですが、すぐにやめたのです。何故かというと、耳が「電話の音」と認識してくれなくて、電話が鳴ってることに全く気づかない。「着信あり」という画面を見るたびに「えーいつ鳴った?ウソでしょ」という気分。
何度かそういうことがあった後、私は着メロは使えないという結論に至ったのです。多分電話が今でも電話のベルなのは、耳障りであることで、電話が鳴っていることを人々に知らしめるためなのでしょうね。
丸ビルが竣工したそうですね。店舗もデパート並に入ってて面白そう。一度行ってみよう。
ある掲示板で「夫の癖」というスレッドを見たのです。旦那さんが、CMになるとすぐにチャンネルを変えるのでイライラするという話。それに「うちの旦那もそうです」とかいうレスがいくつか付いていました。確かに!うちの相方もチャンネルをころころ変えるんですよねー。いいじゃん、そのまま見てれば、と思うのですが、すぐにザッピングモード。真剣じゃなくても、私は見てるつもりなのに、ピッピッ変えられると、確かにイライラする〜。男の人ってそういうものなのかなあ。
映画化が決まった恩田陸『木曜組曲』が徳間文庫で文庫化だそうです。昨日は見当たらなかったのですが、そろそろ出てるかも。川上弘美『溺レる』は1ヶ月遅れで文庫化。
あー今日から本当は沖縄逃亡予定だったのです。ラフテーにゴーヤに(相方は)泡盛の生活だったはずなのです。しかし!台風16号!君の所為で、すべて白紙になっちまったよ。おい。「全国どこでも1万円」の時期に、と思って1時間もかかってやっとANAのページにつながって、ようやく取れた航空券なのにぃ。
3日前くらいから、台風が接近していて、「あーやばいな」とは思っていたのです。海では遊べないかも、とか、飛行機が遅れて行くのに苦労するかも、とか。それに、万が一台風で飛行機が欠航になった場合、航空便は払い戻しになっても、宿やレンタカー、そして復路飛行機など、他のものについては自己都合によるキャンセルなので、キャンセル料がかかると聞いてドキドキしていたのです。そして昨日。遅くなら欠航決定が判明すると聞いて、20時頃電話してみると案の定!私の乗る朝早い便は既に欠航が決定していました。「それって、既に予約してるホテルとかはどうなりますか?」と聞くと、なんと、全部ANAのマイレージクラブカードを使い、往復飛行機、ワンモアホテルサービス、ワンモアレンタカーサービスとくっつけた形で取っていたお陰で、ノーチャージで全額払い戻ししてくれるそう。「台風による欠航ということで、1回なら振り替えも可能です」と言われて、「いつなら乗れますか?」と聞くと「全便満席で、取れるとしても7日以降。」とか言われて、私は「ふざけんな」って言いそうになりました。
しかし!お金じゃないのよ、お金じゃ。私の苦労に対しては対価はゼロですよ、ゼロ。良く考えたら、「今回は台風ということでノーチャージで全額振り込ませていただきます。ホテル、レンタカーのキャンセル料もかかりませんのでご安心ください」と恩着せがましく言われたけど、どう考えてもマイナスよ、それじゃ。慰謝料払ってもらうからね、訴えてやる!って感じ。どうなのですか、そういうのって?多分台風は航空会社の責任じゃないから、ダメなんでしょうけど。
しかし、巨大な台風の目に入っていたり、1日以上暴風域に入っていたり。行く予定だっただけに、少々心配なんですけど。<沖縄
沖縄は来年以降にリベンジ!切り替えの早い我が家は、相方は夏休みを取ってしまっているので、今日は既に行く予定でオープンチケットを職場で取っていた某所に行く予定。明日は私は出勤しよう・・・。
恩田陸『木曜組曲』が出ていました。池永陽『水の恋』もそろそろ出そう。篠田真由美『幻想建築術』は、大学近くの本屋では見当たらないのですが、既に刊行されているようです。
昨日は職場の福利厚生を使って半額で手に入れた某チケットで上の場所へ。話には聞いていましたが、すぐ隣の某所とは大分雰囲気が違いますね。いろいろ写真撮ったのですが、
こんなのとか
こんなのとか
そんなのばっかし(*1)。わかる人はわかったでしょうか。
これならわかるかな。そうです、ディズニーシーです。ちょうど1周年記念のキャンペーン中?で、なにやらお土産を貰いました。突然行くことになったので、前日にネットでちょこちょこ見て、「ショーが面白いらしい」という情報をゲットした私と相方は、1stアニバーサリーセレブレーション(凧が見事。一見の価値あり)とか、ウォーターカーニバル(色が綺麗。シャッターチャンス!)とか、セイルアウェイ(ドナルドらぶ)とか、ミスティックリズム(布一枚に捕まって飛ぶ人すげー。結構おすすめ)とか、ひたすらショーを鑑賞。ところが、一番良い場所というのは、気合を入れた席取りの人がいて、特にアニバーサリーセレブレーションは、逆側から見てしまいましたけど。並ぶのが嫌な方は、火山の下の砦が絶好ポイント。11時からのは人もまばらでした。乗り物はやはり1時間待ちが基本で、辛抱できないわれわれは、10分程度で入れたインディージョーンズ(車酔いした)と、船(のんびり、夏は涼しい。歩くのが面倒な人に◎)と、ファストパスが取れたセンター・オブ・ジ・アース(思ったよりスリルあり)とかいうのしか乗りませんでした。というか、ディズニーランドに比べて、アトラクションが少ないんですね。多分。
一番のアトラクション?は、相方が腹痛を起こし、正露丸を貰うためにキャストに案内してもらった裏側の救護室(ポートディスカバリー内)。いきなり夢から覚めた感じ。裏側から見るディズニーシーは、「え、ここって倉庫?」みたいな場所でした。ある意味一見の価値あり。腹痛は起こすべし。
そして、一番の驚きは、ディズニーリゾートラインで「パスネット」が使えたこと。パスネット常備な我々は、券売機に並ばずに済みました。記念にミッキーのパスネットもあるみたいですよ。
着いたときにはお腹がすいていた私。アトラクションを待つ間に、何かちょっと食べようかなーとガイドを見ていて目に付いたもの。「このギョウザドックとか言うのがいいー!」と言うと、相方に「それって目茶目茶並んどるやつだろ」と言われ、即却下されました。実際非常に長い列ができていたのですが、あれってそんなにうまいのですか?確かに餃子には惹かれるのですが・・・。昼はリストランテ・ディ・カナレット(朝予約した。食べる事に関しては周到)で食前酒を付けて食べたら、酒に弱い二人はその後半分酔っ払い状態でパーク内を闊歩することになったのでした。
なんとなく雰囲気的にUSJに似てるかなーと思ったのですが、行った方どう思いました?例えば、
この2つって似てません?
おとといの筋肉痛が、昨日の夜来た・・・。
宇多田ヒカル(19)、電撃入籍。アナタのCDを買ってためた商店街のポイントで、我が家では鹿児島黒豚のソテーを買って食べました。ありがとうありがとう。そしておめでとう。
連日30度をはるかに超える猛暑が続いていて、一体いつ秋になるんだろーという気分でしたが、突然やってきました。すずしいです。それともこの涼しさも数日で、また暑くなったりするのでしょうか。うるさかったセミも、静かになりました。
昨日は打ち合わせで外に出ていたのですが、ついでに丸ビルも見ようかなーと思っていたのに、そんな時間には終わらず。仕方なく丸善に寄ると、丸善のあのハヤシライスが缶になって売っていました。ご存知の方も多いと思いますが、日本橋丸善の創始者である早矢仕有的(はやし・ゆうてき)の名前が、「ハヤシ」の由来であるという説があるそうです(有力説らしい)。日本橋丸善の屋上にあるレストランでは、その由来についてのポスターが貼ってあります。元祖のハヤシライスだと言って、そのレストランに相方を連れて行ったところ、結構気に入ったようだったのでした。ちょうど売り出し中で1000円のところを800円で売ってたので、明日の昼にしよーと思って、1つ購入。今日のお昼は丸善のハヤシライスです♪
池永陽『水の恋』が出てました。『コンビニララバイ』なんて、出たときは書架に1冊とかだったような気がするのに、「本の雑誌」で1位を取ったら、一気に新刊紹介棚を1段埋める扱いでしたよ。楽しみ。
ちょっと前にアナウンスがありましたが、今年12月頃PostPet V3が出るそうです。ところが!そのPostPetには、PostPetらしからぬ非常に高いハードルが存在します。そのソフトに必要な動作環境です。私のページのログを見ていても、パソコンとしてもっとも多く動いているOSと思われるWindows98ではダメ。最低でもWindows 98SE以上のOSが必要になるばかりでなく、CPUはPentiumII 300MHz以上、SoundBlaster 16互換のサウンドカード、そして一番難しいと思われるのがOpenGLアクセラレータ対応グラフィックカード必須という条件。つまるところ、PostPetを3D化することにより、ユーザーのマシン性能も高くないと、きちんと動かないということのようです。
そこで開発者は考えたそうです。とりあえずどのくらいのパソコンで、このハードルを超えられるだろうかと。そして先月から配布が始まったのが、PostPet用ベンチマークソフトであるPostPet Markです。
おーこれは面白そう。せっかく新調したパソコンなので、さっそくダウンロード。動かしてみると・・・特に問題ないと思われるという1000を微妙に下回る状態。えーウソ、Pen4なのに、GeForce2なのに・・・と思ってよくみてみると、どうもメーカーからダウンロードして入れたXP用ドライバをPostPetMarkが認識してくれてないようです。ボードメーカーのドライバでは最新なのに・・・。そこで私はチップセットのメーカーであるnVIDIAのサイトから最新のドライバをダウンロード。入れてみると・・・
ーーーーーーーーーーーーーキターーーーーーーーーーーーー!
解像度:1024x768
色数 :32bit
Renderer : GeForce2 MX/AGP/SSE2/
Result : 2729(*1)
どーだ。自作パソコンの威力を見たか。>SONY。
9月4日にPostPet Mark1.1がリリースされています。ちなみに1.0での結果は、2割のマシンで1000を切る「実用に無理がある」というレベル。古いのはもちろん、新しくてもボード類でケチった節約した安価なビジネスユースパソコンが厳しいようです。しかも2000を超えるようなユーザーというのは、大抵自分でドライバを入れ替えている自作パソコンなのです。PostPetのメインユーザーになると思われるのは、そんなハイエンドパソコンを使う人々ではなく、メーカー製のパソコンを何年も大事に使う一般ユーザー。かなり焦ったことでしょう。1.1になって、少し3D描画部分が改善され、1.0に比べてよい数字がでるようになっているようです。私は1.0でも1.1でも結果は変わりませんでしたが、新しいPostPetを買おうかなと思っている方は、やってみては。1.1でのベンチマーク結果は、機種別に分けて11日頃だそう。
話題のないときは、去年の話題を思い返す・・・というわけで、去年9月10日の日記を見ると、台風が大接近してたみたいですね。今年はもう台風が関東に来るような気圧配置ではなさそうですが、前線の影響だかなんだかで、非常に大気が不安定で、毎日のように夕立が降っています。しかも雷つき。先週の金曜日は、ちょうど地下にいてあまり気にならなかったのですが、家の最寄り駅まで来ると、なんと地下の改札口が水浸しになってましたし、八百屋のおじさんに「さっきまで大洪水で、商品みんなしまっちまったんだよ」とぼやかれました。先週末も妙な天気。そして、昨日も帰りに雷に遭ってしまいました。怖いよう。地震雷火事おやじ。火事と地震と雷を並列に扱うのは、阪神大震災をテレビで見てたり、隣の家が全焼したという経験を持ってる私としては、ちょっとどうかと思うのですが、それでも怖いものは怖いのです。最近は親父は怖くないから、何か別のものになってるとかなってないとか。相方は「親父怖いよ」って言ってますけど・・・。>お義父さま
光文社文庫が出てました。映画にもなった宮部みゆき『クロスファイア』、古代の謎を絡ませた傑作ミステリ柄刀一『4000年のアリバイ回廊』、若竹七海『ヴィラマグノリアの殺人』が文庫化。角川ホラー文庫からは大石圭『自由殺人』が刊行、梅原克文『カムナビ』が文庫化。講談社ノベルスもようやくみつけました。森博嗣『赤緑黒白』刊行
あれから1年経つんですねえ。月日の経つのは早いものです。元祖グラウンド・ゼロである広島・長崎では、原爆投下の日は「もう戦争はしません」という平和宣言をするのに、今日は「テロリスト撲滅、悪の枢軸と戦い抜く」といった雰囲気なのが、アメリカらしいといえばアメリカらしいのでしょうか。
犠牲者のご冥福をお祈りいたします。
さて、昨日あるメールマガジンに「ただドラゴンボールとかでも思いましたが、古本
屋でも綺麗な品だと結構高めに設定されていたりするドラえもん。」という一文があったのです(*1)。私が注目したのは、『ドラゴンボール』のほう。私、『ドラゴンボール』全巻揃いで持ってるんです。引っ越したときに実家に置いてきたのですが・・・。えーウソ。もしやプレミア付いたりする?確かにあのドラゴンボールのコミックスって、揃えると背表紙が1つの絵になってたりして、貴重と言えば貴重。しかもです!実家は改装するとかで、「漫画とかは処分したからー」と言われたような・・・。
慌てて私は妹にメールしてみました。「ドラゴンボールって残ってる?」と。
すると妹、「あー、どうしたかなー?私が整理したわけじゃないので、よくわからない。」
そんな、無責任な・・・(T_T)。
その後古本販売サイトとかを見てみたのですが、確かに『Dr.スランプ』とか『ドラゴンボール』とかは、他のに比べて若干高くなってるだけで、「プレミアが付いてる」というようなレベルではなかったのでした。最近文庫とか、愛蔵版とか、別の形で出てしまっているから、あと30年とか50年とか経って、まだ人気があったら、初版装丁のコミックスは結構いい値段が付いたりするのかしらん。
みなさん、「きなうり」という野菜をご存知でしょうか。名前のとおり?皮は鮮やかな黄色で見た目はパパイヤそっくり。切ると中は白で、味はメロンにそっくりな野菜です。私はその存在さえ全く知りませんでした。
その存在を知ったのは、相方の実家から送られてきたからなのです。いろいろな野菜の中に、その黄色い物体は入っていました。私はてっきりパパイヤかと思って、「へぇこんなのも作ったりしてるんだー」と非常に感心したのです。相方が帰ってきて、「今日野菜が沢山届いたよーパパイヤも入ってたよー」と報告。相方の家に電話をかけました。
しかし要領を得ません。パパイヤは入れてないよというのです。形状を説明すると、「あーそれはきなうりよ」と言われました。へー。どうやって食べるのかと聞くと、「あら、食べたこと無い?」と不思議そう。生で食べられると聞いて、さっそく食べてみると、確かにジューシーなメロン味。なかなか美味で、結構気に入ったのでした。
さてさて、そのきなうりですが。おととい、やはり相方と同じ県出身の旦那を持つ友人と会い、ひょんなことから「きなうり」の話になったのです。パパイヤみたいな野菜というか、果物というか、と説明すると、その友人わが意を得たり、といった顔をして、「あ!それ知ってる。旦那の家に言ったときに、メロンだからって出されたよ」しかも彼女は「その後、家にも送られてきたんだけど、あの時のメロンと同じものだとわかんなくて、パパイヤと思い込んでアイスクリームを買ってきちゃったの」
やはり!友人のその言葉に勇気付けられた片桐。そういえば「あげぱん事件」で某県は食文化が異なるという結果が出ていたのでした。さっそくgoogleできなうりを検索すると、給食の献立にきなうりを出しているところがありました。たどってみると、やはり某県の学校です。他にも農業クラブ紹介というページにキナウリがありましたが、こちらも某県。もう少し見てみると、キナウリ=マクワウリであることがわかりました。岐阜県真桑村の名産だったことから名づけられた、と書かれているので、あの辺りでは普通の食べ物なのか?
皆さんは、きなうりを食べたことありまか?
角川ホラー文庫、良く見たら『カムナビ』は出てませんでした・・・。すみません。恩田陸も延びてるみたいですね。昨日は講談社文庫がお目見え。直木賞候補にもなった奥田英朗『最悪』、京極夏彦『絡新婦の理』、篠田真由美『灰色の砦』など、おすすめ本が文庫化。そしてゴダードの新刊『今ふたたびの海』も刊行です。高村薫『マークスの山』はまたしてもありませんでした。また、大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦の『大極宮』が文庫に。自由に読んでよいという大極宮ですが、さすがに文庫化にあたって読み仮名が必要だったそうで、無理矢理決めたようです。私は「ダイゴクキュウ」と読んでいましたが(実は本人も読みづらいと思っていた)、「タイキョクグウ」になったそうです(こっちも読みづらい)。1字も読み方合ってないじゃん。
→新刊案内へ
来月は量は少なめ、期待は多く、といった感じのラインナップ。まずは新刊。珍しく私が読むSF、ソウヤー『イリーガル・エイリアン』がハヤカワ文庫から。話題作には事欠かない幻冬舎文庫から鯨統一郎『悪魔のカタルシス』、浦賀和宏『地球平面委員会』(題名がちょっと面白くてあげておきました)が。新刊はそれだけかな。同じく幻冬舎から新堂冬樹『ろくでなし』が文庫落ち。双葉文庫からは荻原浩『ハードボイルドエッグ』、本多孝好『Alone together』が文庫落ち。光文社からは佐藤正午『ジャンプ』、文春文庫が比較的注目で、篠田節子『ゴサインタン』(おすすめ)、北森鴻『闇色のソプラノ』が文庫落ちです。講談社文庫は北村薫『盤上の敵』(おすすめ)が文庫化。そして角川文庫は貴志祐介『青の炎』(これも私はおすすめ。久々にこの人の名前を見ました。どうしてるのでしょう。新刊待ってるんだけどな。)が文庫落ちです。文庫化を待っている方は、なかなか面白い10月なのでは。
政宗九さんとこでみかけた、フクさんの「ミステリ系読書サイト平均的運営者像」。私もやってみよー。「○○への100の質問」は大抵50くらいで飽きて、しかも読み返しても全然面白くないので、一度も載せたことないのですが、10問くらいなら。
(ここのリンクはhttp://www.asahi-net.or.jp/~FG4H-KTGR/diary/200209_1.html#14)
(1)日記を中心とする更新回数は15回〜20回/月程度
○。原則毎日してるから、30回か、31回か、2月だけ少し少ない?(笑)
(2)ミステリの感想ないしレビューは10冊から15冊/月をこなす
△。結婚するまでは余裕で超えてましたけど・・・。最近は10冊超えるのがやっと。
(3)開設当初は力を入れていたはずの、日記・書評以外のコーナーの更新は滞りがち
×。日記・書評以外の定期更新コーナーって無いしなあ。最初、ホームページデザイン系の本を読んだとき、「内容はひとつのテーマに絞る。2つ3つやりたい場合は、別のトップページを作ること」と書いてあって、激しく賛成だったので、読書以外の話は日記にちょこちょこ書くくらいということで絞ったのです。
(4)「ミステリ系更新されてますリンク」はネットに接続する限りは毎日チェック
○。そりゃもう。ここが無かったら、二度と行けない場所があるかも(^^;
(5)運営者の年齢は、二十代後半から三十代。性別差は特になし
○。皆さんご存知のとおり。
(6)独身
×。まだ結婚して1年弱ですけど。
(7)オフ会には一ヶ月から二ヶ月に一度くらいの割合で何らかの形で参加している
○。結婚してからも、なんだかんだと月1回くらいはネットの人に会ってますね。
(8)MYSCONに参加経験があるか、参加しようと思ったことがある
○。その節は皆様お世話になりました。
(9)本の購入は新刊書店が中心ではあるが、古書店と図書館も時々利用している
△。新古書店も含めて、古書店は使わないですね。自分の生活範囲に無いってこともありますけど。図書館は毎日行ってます。職場ですから。
(10)月に数冊は追いかけているマンガを読んでいる
×。マンガは本当に読まなくなりました。
というわけで、○が5つ、△2つ、×が3つで、6点といったところでしょうか。質問としては、確かにそのとおりだなあ、と思われるものばっかり。最後の(10)は首をかしげたのですが、私の知らない読書系サイトでは、マンガも同様に読まれてるのかも?
平均的読書系サイト管理者を少々はずれるということは、どういうことなのか。ミステリ系サイト管理者としては平均的ではないとは思ってましたけど、はっきり言って社会的にも「平均的」とは思えない自分。コウモリになった気分。そんな片桐を今後もどうぞよろしくお願いいたします。
監督: ウェス・アンダーソン
出演: ジーン・ハックマン、アンジェリカ・ヒューストンほか
配給: ブエナ・ビスタ 2001年/アメリカ/カラー/110分天才一家とマスコミでももてはやされる「テネンバウムズ家」。しかし、ダメ男の父・ロイヤルの裏切りによって、家族はばらばらになってしまった。22年後。再びテネンバウムズ家はニューヨークの家に戻ってくる。父があと6週間の命だというのだ。
元天才たちは、それぞれ人生の荒波にもまれて、疲れた生活を送っている。そこへ父の病気の知らせ。22年もバラバラだった家族が再び戻って、また家族になれるのだろうか。それがこの物語のキモ。ちょっと前に読んだ本に、「夫や恋人は他人だけど、弟は血縁だもの」というセリフがあったのを思い出しましたが、やはり血というのは強いものですね。家族っていうものは、どんなに問題があってもやはり家族なんだと思うのです。それぞれがそれぞれに父には鬱屈したものを抱えながらも、やはりお前なんか出て行け、と言えない。どうしようも無い父親だと思いながらも、どこかで父親だからと思っている。そんな微妙な雰囲気がすごくよく出ていて、いい映画でした。
まずは、この映画のテーマでもある「家族」を象徴する家。立派な家なのに、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような部屋。そして原色使いのインテリアが、この家の暖かさを感じさせてくれます。ジーン・ハックマン扮するロイヤル自体、ダメ男と言われながらも、なかなかウィットに富んだ面白い人間なのです。そして、それをいち早く見抜くのが、彼との間に余計なモノが何もない、長男の息子たち。長男と父親は、もっともわだかまりが多く、息子たちと祖父が関わらないように関わらないようにするのですが、そんなのは息子たちには効きません。かわいい双子のような彼らと、むちゃくちゃなダメ男の交流のシーンが、私はいちおし。「家族っていいなあ」と素直に言えるような映画でした。
恵比寿ガーデンプレイスで上映中。入りはそこそこです。
松尾由美『バルーンタウンの手毬唄』、荻原浩『コールド・ゲーム』が出ていました。どちらも現物は見たのですが、今回は見送り。