04年2月後半号
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04年2月16日 (月)

リニューアルしてみました。

トップページ以下、感想ページを変更しました。椰子の実通信以下はいじってませんので、内容直リンクされてる方、ご安心ください。ちなみにトップページはNetscape他、Mozilla系ブラウザで見るとちゃんと表示できないと思います(確認してないのですが・・・)。cssのfloatは使えないそうですね<Netscape。ログを見る限り、5%程度の方がそれらのブラウザを使っているようですが、申し訳ありません、IE6以上かOpera7以上で見てくださいませ。モジラ系の対策はもう少し後で考えます(直らない可能性も?)。OSはWindows XP、Windows 2000でそれぞれ確認してます。Macの方の感想をお待ちしてます。全体的にnDiaryの思想をぱくりまして、トップページ以下全て自動生成しています。プログラム自体の問題で、リンク切れが発生している可能性がありますが、それらをつぶせば、タグ閉じ忘れやリンク切れはほとんど無くなるものと思われます。変な箇所がありましたら、ぜひご連絡ください。大きく替えた箇所は、

  • フレームを無くしたこと(実質トップページだったhome.htmlは無くなりました)
  • JavaScriptを切ったこと
  • 感想のファイル名、アンカーを全て変更。

です。椰子の実通信の前3日間のダイジェストや、bk1の文芸系図書ウィークリーランキング(これは私も何がでるか分からないのでちょっと面白い)をトップに貼り付けました。ちなみに先月を振り返っては、今リンク先変更のバッチ処理の用意をしています。今週中にはできると思います。

ではでは、皆様、これからもHPLと椰子の実通信をよろしくお願いいたします。

ただいまの読書

歌野晶午『ジェシカが駆け抜けた七年間について』 bk1リンク

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04年2月17日 (火)

HTMLとCSS

ちょっと手直ししまして、Mozillaは最新版なら見られるようになったと思います。ネスケも最新版ならOKかな?

最近はHTMLはあくまでタグだけで、デザインはCSS、というのが正しい使い方として提唱されているようですが、そのデザインを担当するCSSの解釈がブラウザによって全然違って、多少表示が違うくらいならともかく、思ってたデザインが崩れてしまうのが難点。CSSの要素によってはブラウザ毎に対応状況も異なります。せっかく標準化しても、それを使うブラウザでずらされては、結局タグで無理矢理定義せざるを得ないですよねぇ。もともとファイル交換を簡単にするためにと引用先へ飛べる、という機能がこのHTML自体の特徴だったものですから、上下方向のデザインはあまり問題はないのですが、横に振ろうとすると問題が起きる、という気がします。今回久々にMozillaをインストールしてみたのですが、NN,IE,Operaと使われているブラウザ(私のログではほぼこれで100%)で、Operaが一番がちがちのW3C標準に近いんじゃないかと思いました。IEは自動調整機能が強く、NNやMozillaは他の2つと全く違う動きをする(それは昔からそうでしたが)。Operaが速く、そして軽いのは、余計なことをしない、という理由も大きいのではないかと思ったのでした。

環境によっては自己紹介ページがうまく見られない不具合が出ています。すみません、これは直しますが、少しかかります。昨日言っていた先月を振り返ってはリンクしました。トップページはtableで書き直すかもしれません。

さて、週末はやはり「ロード・オブ・ザ・リング」の日々だったようで、職場でも「さっそく見た」と話題に。そもそも本を扱う職場ですからね。もともと原作のファンも多く、おばさんから大学出たての派遣さんまで、共通の話題のようです。映画好きの一人は「まだ見てないから、結末は言わないで〜」(言わないけど)と言いながら、「3時間半なんですよね、どこでトイレに立てばいいですか?」と聞いてました(笑)。彼女は「戦闘シーンなら、話題が進まなくていいかな」と言ってましたが、レゴラス萌えの私は、彼が最も活躍する戦闘シーンははずせない(セリフほとんど無いしさ)、と主張したのでした。

ただいまの読書

歌野晶午『ジェシカが駆け抜けた七年間について』 bk1リンク

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04年2月18日 (水)

そんな私の誕生日。

昨日、電車で「綿矢りさ芸能プロ入り」というどでかい文字が飛び込んできました。前のおじさんが見ているスポーツ紙です。はあ?芸能ぷろ?次作楽しみにしてるのに・・・と思ったのですが、帰ってからネットで確認したら、その下に「蹴られる」と小さく書いてありました。要は「芸能プロが打診をしたが、綿矢りさに断られた」ということのようです。こうやって根も葉もない噂が広まるのかと思いました。東スポに瞞された。

閑話休題。今年のバレンタインデーこそ休むぞ、と宣言して土曜休暇も主張して獲ったのです。しかし!なんと泣く子も黙る入学試験監督に当たってしまって、結局出勤になってしまった片桐。

あまりに哀しいので、前日から行っちゃいました、ピエール・マルコリーニ。前から食べてみたかったんですよね。そこまでおいしいチョコレートってどんな感じなんだろうと。案の定並んでいましたが、売ってるものが所詮チョコレート、入ってる数が違うだけなので、そんなに選ぶという感覚があるわけでもなく。入れ替わりもスムーズで、10分もしないうちに店内に入れました。10個入り詰め合わせを相方用と義妹に渡すお土産用にに1個づつ買いました。

バレンタインデーは翌日でしたが、我慢できずにさっそく夕食後に食べたのですが、これがうまかった。中に練り込んであるもの、コーティングしてあるものがそれぞれ違って、甘過ぎもせず、しつこくもなく。すっかりファンです。値段もよろしいですが、まあこういうイベントに合わせてなら十分おつりがくる味ですね。14日までは店に付属する喫茶店は閉まっていたのですが、今週から再開だそう。今度行ってみよう。あのチョコレートがかかったパフェとか、ホットチョコレートとか、めちゃめちゃ食べて(飲んで)みたい。
そして今日もまた問答無用の試験監督なのでした。今年は年度末の(本の)大津波が3年ぶりくらいにやってきてるのに、監督なんかで人が次々と取られて、涙が出そうです。私はこれまた3年ぶりぐらいにDVDとCDの山と格闘しています。

ただいまの読書

松尾清貴『簡単な生活』 bk1リンク

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04年2月19日 (木)

魔の時間

多分人間には集中力の切れる時間というのがどうしても存在するのでしょう。その集中力をいかに継続させるか、また集中力の切れる時間をコントロールするかが、成功の鍵と言えるのかもしれません。

先日の試験監督のときも、昨日のときも、明らかに他の時間とは違う時間がありました。それは昼食後。やはりご飯を食べたあとで、しかも1時間目が終わって、少し慣れた時間です。この時間が一番受験番号を書き忘れる人間が多いのです。特に昨日は学校の教室ぐらいの中ですが1割の受験生が受験番号を書き忘れてて、あらまーと思いましたよ。

昨日はサッカーを大騒ぎしながらTV観戦してました。多分サッカーの集中力が切れる時間というのが後半のロスタイムなのでしょう。選手のほとんどが日常的にサッカーをしている人たちですから、90分、というのは体に刷り込まれているに違いありません。ドーハの悲劇を思い出すまでもなく、ロスタイムでの得点(実は去年の4月の日韓親善試合でもロスタイムで得点してるんですよね)あるいは失点、というのは集中力が切れてきた段階で、どれだけゴールを狙おうとする意志があるのか、ってことなのでしょうね。

で、その集中力とは全然関係ないのですが、サッカー観戦の時から、何か右目に違和感を感じていたのです。今朝起きてみると、なんと右目がお岩さんになってるじゃないですか。相方を起こして「大変だよ、お岩さんになっちゃったよ」と大騒ぎしてしまいました。集中力が切れてるどころか、熟睡中だった相方は、ぼんやりこっちを眺めて「眼科行け」と言って、再び睡眠に戻りました。

というわけで、眼科行ってきます。っていうか、このまま外歩くのも恥ずかしいんですけど。

ただいまの読書

簡単な生活簡単な生活
松尾 清貴著
小学館,2004.02
ISBN4-09-386128-5
amazon】【bk1

帯に惹かれて買ったのですが、これが面白い。あと半分。

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04年2月20日 (金)

コビトの大活躍

すみません、感想ファイルはすべてリンクを変えたと言いながら、自分でオススメ一覧のリンク先を直していませんでした。ご指摘ありがとうございました。もうしばらくリンク切れが出るものと思われます。一度時間が出来たらHPフォルダ以下すべてにリンク切れ検索をかける予定です。しばらくご不便をおかけします。

前から「101個目 金メダリスト」といった感じで、日本の100個目あるいは101個目の金メダルを誰が貰ったのかを検索しているキーワードが、ログ内にちらほら見られました。いえいえ、私は答えを知りませんよ。まあgoogleとかだと、あちこちに散らばっているキーワードを勝手にかき集めて全然答えになってないページを低いランクで表示したりすることもあるものですから、オリンピックの話題にひっかかってるだけだろうと思ってました。

が、自分で検索してみてびっくり。昔々、椰子の実の立ち読みで『101個の金メダル』という本を紹介してるではないですか。もちろん答えも載ってました。101個目の金メダリストはショートトラックの西谷岳文さんでした。前に何かを調べようと思ったときに自分のページが出てきて唖然としたことがありましたが、さては、このページはコビトさんが作ったのかもしれません。いや、きっとそうだ。

でも長年ページを作ってると、自分で「こんなこと書いてたんだ」とか「こんなことやってたんだ」と思うことってありませんか?そもそもそれが日記サイトを作る楽しみのひとつだ、くらいに思ってるんですけど。何度も言うように人間の記憶って曖昧ですから。そうそう、最近流行りの(と思ってるのは局所だけで、認知率は1割にも満たないそうですが)「ブログ」も、2002年2月8日の日記に掲載してるんですよね。ただアメリカの記事を元参照にしてるので「公開日記」という意味に近くて、日本で言う限定的な「ブログ」とはちょっと違うんですけど。

さてさて、昨日のお岩さん騒動は、ものもらいだった、ということで落ち着きました。花粉症が目にきて顕在化してしまった可能性も考えたのですが、眼科の先生が見たとたん、「ああ、ものもらいだねえ」。さらに「これはもっと腫れるよ」と宣告されてしまいました。えーん。コンタクトは入れてもいいけど、ばい菌がつくからしないほうが良いと言われて、しばらくメガネっ子の予定です。。。さっそく「あ、メガネだ」とあちこちで言われました。もう日常的にメガネをしなくなって10年以上経つので、階段でコケそうになるわ、視野が狭くてぶつかりそうになるわ、しかもコンタクトと比べると矯正視力が低いわで、不便してます。

新刊案内

五條瑛『黒を纏う紫』 bk1リンク が出ていました。

ただいまの読書

黒を纏う紫黒を纏う紫
五條 瑛著
徳間書店,2004.02
ISBN4-19-861775-9
amazon】【bk1

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04年2月21日 (土)

計算が出来ない大卒の救済措置

2月もあと1週のところまで来ました。4月からはいよいよ消費税が内税表示に制度変更されますよね。計算が苦手な私は、980円て書いてあるのに、レジで1000円出しても足りない外税方式はあまり好きではなかったし、100円ショップと言いながら105円でモノを売るのってどうよ、と常々思ってたので、制度導入に関しては賛成なのですが、その動きのひとつがユニクロから発表されたようです。やはり、消費税は大方ユニクロ側がかぶる、という結論になった模様。結局980円といった中途半端価格設定で安いという印象を広めてきた小売は、値下げに踏み切らざるを得ないですよね。恐らく100円ショップも店側が涙をのむところが多いのでしょう。ある意味政府主導のデフレ政策って感じかも。

ところで大騒ぎしてた書籍はどうなるのでしょう。もう決まったことなのですから、今刷ってるものも内税方式あるいは併記方式にしちゃえばいいのに、まだ+税形式で書いてますね。一度作ったシステムはなかなか変更できないってことなのでしょうか。本体に値段が刷り込まれていて、それがそのまま価格として通用しているのは、再販制が生きている書籍ぐらいしかないと思うのですが、さてさてどうなることやら。書籍の場合は安売りしなくちゃという感覚はないでしょうから、最終的にはフツーに足すのでしょうけど。

ただいまの読書

五條瑛『黒を纏う紫』 bk1リンク

新刊案内

富谷千夏『マイ・スウィート・ホーム』 bk1リンク今野敏『アキハバラ』 bk1リンク が出てました。

3月文庫新刊情報

大沢在昌『悪夢狩り』新堂冬樹『カリスマ』が徳間文庫から、小林泰三『AΩ』折原一『チェーン・レター』が角川ホラー文庫から、また、いよいよ菅浩江『永遠の森 博物館惑星』がハヤカワ文庫で文庫化です。直木賞候補にもなった奥田英朗『邪魔』が講談社文庫から、同じく講談社文庫では森博嗣『今夜はパラシュート博物館へ』が文庫化。新潮文庫は第3部になる天童荒太『贈られた手 家族狩り第三部』が刊行予定。

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04年2月22日 (日)

いつも開門後は長い直線を定位置まで走ってます。

300x200いまでも吉野家の牛丼が食べられる場所のひとつ、東京競馬場。昨日は東京最終週、今日はGI開催で激混みだろうから、もともと行こうと思っていたところに、相方の同僚の馬が出走するということで、競馬場参りでした。開門前なのに、西門の通路には既にGI待ちの徹夜組(ってまだ朝やん)の列が出来ていました。ちなみに昨日の馬券は散々でしたが、昨日の目的は、最終週だからこそ、東京競馬場のB級グルメを味わってみること。

前に何気なく買ったドーナツが意外とおいしくて、競馬場の売店もなかなかいいのかも、と思っていた片桐。まずはお昼に吉野家参戦です。もともとメニューは大盛(丼か弁当か選べる)だけ。それに付け合わせとして半熟卵(新発売らしい)とお新香があります。ネギダクだの、ツユダクだのはもちろん、みそ汁や鮭弁などそれ以外の注文はできません。私は卵必須な人なので、丼(と言ったら、私だけ「丼でいいの?」と言われた。どういうこと?値段は650円)に卵でなんと710円!すごい値段です。吉野家の値段ではありません。が、食べてみて思ったのでした。そんなに吉牛を食べたことがあるわけではないのですが、肉がおいしい。というか臭くない。和牛だからなのでしょうかか?でも豪州産も入ってるって話なんですけど。和牛でこの量なら650円でも採算ギリギリ(あるいは足出てんじゃ?)なんじゃないかな。というわけで意外といけて、綺麗に完食。ちょうど食べ終わる頃が昼休みの始まる時間で(*1)長蛇の列でした。びっくり。テレビカメラまで来てました。

続けて某所で聞きつけた、耕一路というコーヒー店のモカソフトをゲット。確かに甘みよりもコーヒーの苦みのほうが強くてなかなかおいしいソフトでした。おすすめ。

うー食べ過ぎかも?馬と一緒に走らなきゃ。

ただいまの読書

新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1
J.R.R. トールキン著
評論社,1992.07
ISBN4-566-02362-1
amazon】【bk1

結局読み始めることにしました。とりあえず残っていたbk1ポイントで買えるところまで(3冊)購入したら、3巻は『旅の仲間下1』だった・・・。次のbk1ポイント加算でどれだけ買えるか?皆様、HPL経由で本買ってくださいませ(笑)。

ちなみに指輪物語を一度に買うことのできるページはこちら

*1: 競馬場の昼休みは12時発走の5レースと12時50分発走の6レースの間50分間。私はいつもの昼休みが11時半からなので、待ちきれなかった。
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04年2月23日 (月)

データベースに合わない言語

自動化して初めての全体更新でしたが、特に問題なくできたようです。変なところがあったらお知らせください。自動化したことで大分楽になりました。感想のファイルを作って自動生成アプリを立ち上げると、月別感想ファイルを作り、著者典拠ファイルにタイトルを追加(並びがぐちゃぐちゃしてましたが、いまは一括してタイトルのアイウエオ順になってます)してHTML化、著者索引、タイトル索引、入力順リストの再生成をして、新刊情報ファイルにリンク追加、更新情報を取得して、最後にトップページを生成するのですが、今までそれを全部手でやってたんですよね。それが一行命令を書くだけで済みますから、いつもの半分の時間で終了しました。そろそろ限界を感じてたところだったので、もっと早く勉強して自動化アプリを作ればよかったと思っているところです。

ところで。感想がやっと1000冊を超えた、というときに、もしかすると数え間違えで、1000冊既に超えてたかも・・・という騒動(?)がありました。こうして感想ファイルを1感想1ファイルにしてみたことで、その感想数も自動カウントすることにしたのですが、結果、やはり20タイトルほど間違えていたようです。現在の感想数は1265タイトル。今後は間違えて足されることもなくなるでしょう(笑)。

この自動生成ソフトは、あまりに汎用性に乏しいので(感想ファイルとかは生成するHTMLも中身に書き込んじゃってるし)公開する気はゼロなのですが、ホームページで書評・感想を作成されるときはタイトルや著者名にカタカナでもひらがなでもアルファベットでもいいので、統一したヨミをつけておくことをおすすめします。表示すると邪魔なのであれば、コメントアウトしちゃっても。結局日本語の場合、並べ替えするのに漢字だけだとどうしようも無いんですよね。出版者や出版年はもちろんのこと(出版年があれば、新しいモノから古いモノへと並べ替えも可能)、ISBNは他のデータベースとの連携にも使いやすいので(bk1とリンクをはるとか)、付与しておいたほうがいいですね。

今度は随分前に中途半端にやったその他の入手情報(文庫化とか新書化とか)を、新刊情報から自動付与できるようにしようか思案中です。。

ただいまの読書

新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1
J.R.R. トールキン著
評論社,1992.07
ISBN4-566-02362-1
amazon】【bk1

間に別の本を入れてちまちま読むつもりでしたが、そんな理性的なことが出来るのか、怪しくなってきました・・・。まだ旅も始まってないんですけど。

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04年2月24日 (火)

プロバイダ備え付け

寒いのか暑いのかよくわからない毎日。これぞ三寒四温?

我が家にもとうとうVDSLを利用した下り70Mbpsの光インターネット回線が入るようなのですが、プロバイダが込みのやつなのでプロバイダ換えなくちゃならないのがネックなんです。ASAHI-NETには回線接続料込みの料金体系しかないので、そうすると結局2重払いになっちゃう。今更もう10年以上使ってるプロバイダを乗り換えるなんて気にならないです。そもそも今の速度に不満はあまりないのです。相方もオンラインゲームとかやっててストレスを感じたことはないようだし、私もファイルやソフトウェアのダウンロードをしてて「遅いなあ」と思ったこともありません。昔、10MBのファイルを落とすのに2時間とかかかってたこと考えると、格段の違い。相方はどっちかっていうとパソコンのスペックのほうが不満のようです。それに下り70Mbpsっていうのも、あくまで「ベストエフォート」っていうやつで、不動産屋のチラシに書かれた「大手町まで30分」の下に「乗り換え時間を含まない平日昼間の計算」ってちっちゃく書かれてるみたいな怪しい看板なので、実際に70Mbps出るわけじゃないし。

うーん、ここのマンションでネットを使う人は既に使ってるだろうし、プラス料金払っても光にしようとする人はプロバイダを換えるのも嫌がるじゃないかなあと思うんですよね。どうなんだろ。

ただいまの読書

新版 指輪物語〈2〉旅の仲間 上2新版 指輪物語〈2〉旅の仲間 上2
J.R.R. トールキン著
評論社,1992.07
ISBN4-566-02363-X
amazon】【bk1

結局続けて読んでます(笑)。まだ古森を抜けたとこ。

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04年2月25日 (水)

著者もびっくり

このところそのほかの本の山に埋もれていて、ついつい後回しにしてしまう貴重書。昨日もまた、その貴重書が数冊やってきました。いつもように貴重書をまとめて置いている山に付けたそうとすると、受け入れ担当の子に

これ全部で1000万くらいするので、よろしくお願いします。

と忠告されたのでした。それにしても1000万とはいつもと桁が違います。所詮書籍ですし、「貴重」なのは資料的価値であって、商品的価値ではないので、貴重書と言っても100万を超えるもの(それだって「書籍の価格」ではないですよね)だって少ないのです。一体何?と思って広げると、一番でかいのがアダム・スミス『国富論』フランス語訳初版だったのでした。著者アダム・スミスも手に入れることのできなかったハーグ版というやつで、フランスの外で売れたために、フランスの評者モルレにも見落とされ、教会に刺激を与える部分は削除されているという面白い資料だそう。というのを添付されていた販売元の解説を読んでへぇーと思ったのですが、それにしてもベンツが買えるような値段です。いつものように匂いを嗅いでみましたが、さすがにベンツと交換できるような本は黴臭くも、薬臭くもなかったのでした。

そろそろ本も落ち着いてきたことだし、この山を片づけるか、と思って、とりあえず貴重書室から「これはレプリカだからそっちでやってよ」とたらい回しされて戻ってきた「百万塔陀羅尼(複製)」の書誌をとるべく、重い腰を上げたのでした。

ただいまの読書

新版 指輪物語〈3〉旅の仲間 下1新版 指輪物語〈3〉旅の仲間 下1
J.R.R. トールキン著
評論社,1992.07
ISBN4-566-02364-8
amazon】【bk1

順調に3巻(旅の仲間下1)に突入。いよいよ裂け谷。

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04年2月26日 (木)

世の中の職業

プルルルル・・・

私はその音が頭に届いているとき、半覚醒半睡眠の状態でした。聞こえてはいても認識するまでにしばらくかかりました。

プルルルル・・・

しかし、次の瞬間「む、目覚ましかな?」と寝ぼけた頭で考えてます。むむーしかし目覚ましってこんな音だったか・・・

プルルルル・・・

いよいよ第三の波。その音と認識が合致。「へ!電話が鳴ってる?!」

私は朝早いほうなので、さらに次の瞬間「寝過ごしたか?」と思いました。しかし外はまだ暗い。とりあえず電話に出なきゃ。こんな非常識な時間の電話とは、誰かの不幸と相場が決まってます。しかし我が家に死ぬような親戚はいないし・・・。

「はい、もし、もし〜」

寝ぼけてるので、舌が回りません。すると

「あの、わたくし○○株式会社の△△と申しますが」

まだ正常認識回路が落ちたままの私は、「おい!こんな時間にキャッチセールスかよ!」と思ったのです。電話の上についている時計を見ても、やはりまだ5:00AM。しかしやはり少し遅れて、その会社が相方の会社であることを思い出しました。もちろん相手も間髪入れず「●●さん(←相方の名字。というか私の名字でもあるのだが)ご在宅ですか」と聞いてきたのですが。この時間にご在宅してなかったらどうなるのよ。爆睡中だよ、と心の中でツッコミいれながら(相手も不機嫌な妻が出たので少しびっくりしたのだろう)、相方を起こしに行きました。

「おーい、会社から電話」

するといつもは蹴っても起きない相方が、ちょっと揺すっただけで目を覚ましました。すげー、「会社」の威力。伝家の宝刀状態。今度はこれを使おう、と思っていると「何?何だって?」そんなのアンタの会社のことなんか、聞いたってわかるわけないじゃん。「キミがご在宅かって聞いてるよ」。

しかし前にもこんな話を椰子の実通信に書きましたよね。あのときも確か5時台でした。実家では午前0時を過ぎてから朝起きるまで、みたいな非常識な時間帯に電話がかかってくることなんかなかったし、私の仕事も夜中に動いている仕事ではないので夜中や早朝に電話がかかってくるなんてことはあり得ません。しかし、世の中は案外とそれもあり得たりするものなのでしょうか。そう言えば義父もやはり昼夜なしの特殊職業なので、朝だろうが夜中だろうが電話があるのかもしれません。妹の旦那も消防だから出動セットが玄関までに順番に置いてあるとか言ってました。当然呼び出されれば、丑三つ時だろうが出勤なのでしょう。皆さんのご家庭は、いかがですか?

お知らせ

amazonアソシエイトプログラムに登録してみました。トップページにとりあえずサーチボックスをはりつけてみましたが、徐々に構築する予定です(というかプログラムに手を入れるというほうが正しいのですが)。というか、審査に落ちたらどうしよう(笑)。

ただいまの読書

新版 指輪物語〈3〉旅の仲間 下1新版 指輪物語〈3〉旅の仲間 下1
J.R.R. トールキン著
評論社,1992.07
ISBN4-566-02364-8
amazon】【bk1

いよいよ旅の仲間集結。モルドールへ向けて冒険の始まりです。

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04年2月27日 (金)

季節の挨拶

とうとう今年もマスクデビューです。今日は寒いのに風が吹くから花粉も飛ぶとか。今年は10分の1くらいだそうですね。確かに例年に比べてまだ鼻水がだらだら出るということもなく、ちょっとくしゃみが出るかな、程度で済んでます。

昨日、マスクをして行ったら、朝ちょうど図書館のエレベーターで一緒になった人々が全員花粉症でした。「あ、そろそろ出てる?」から始まり、「僕はまだ平気」、「今年は少なくて済むらしいけど・・・」と不安気な会話をかわすのが、花粉症患者の挨拶です。

春は虫も出てくるし、花粉もあるしで、実はあまり好きではない季節です。そうそう、春と言えば、ノボトゥルーがドバイ行きを辞退したようなので、危ぶまれていた武豊騎乗ハルウララは予定通り実現しそうですね。本当に勝ったらすごいけど、多分無理なんじゃ・・・。武豊はもちろんすごいジョッキーだとは思いますけど、やっぱりダメな馬のときは来ないですからね(それでも武人気があって配当に影響するから、高配当をもたらしてくれるのも彼とも言える)。

新刊案内
  • 柴田よしき『水底の森』【amazon】【bk1
  • 桐野夏生『残虐記』【amazon】【bk1
  • 日明恩『そして、警官は奔る』【amazon】【bk1

が出てました。

ただいまの読書

新版 指輪物語〈4〉旅の仲間 下2新版 指輪物語〈4〉旅の仲間 下2
J.R.R. トールキン著
評論社,1992.07
ISBN4-566-02365-6
amazon】【bk1

結局本屋で4巻目を買ってしまいました。これが終わったら一休みして、他のたまってる本を読まなくちゃ。

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04年2月28日 (土)

一旦手に入れると手放すのは惜しい

私は髪の量が多く、しかも広がりやすいし、跳ねると絶対に直らないという頑固な髪質で、小学生以来髪の毛を伸ばしたことって無かったんです。が、半年前ぐらいに「パーマかけておくと、面倒じゃないよ」と言われて、一度かけたら、確かに楽。すごい楽。気づくと、多分小学生のときよりも長くなりました(パーマかけてる分、見た目の長さよりも長いと思うから)。いやーびっくりです。ほんと、気づくとこんなになってたよ、って感じ。体の固い私が、腰側から手を後ろに回すと髪の毛に手が届く、くらいの長さになってしまいました。

それではたと気づいたのは、ここまで長くなってしまうと、これをバッサリ切るのは勇気が要るなあということ。縛れるからそれほど邪魔じゃないし、逆に短いときのように「跳ねちゃったよ〜」ということもないのでそういう意味では楽なのです。しかも短いと感じが変わるのも早いので、月1度はヘアサロンに行ってました。長ければ2,3cm伸びてもどこが変わったの?くらいのレベルなので、2ヶ月に1回でも十分です。ただ、シャンプーは面倒だし、やっぱり長くてパーマだと髪も傷んできます。どうしよう。

高校のとき、髪の毛がくるぶしまで届く長さのものすごい美人な先輩がいたのですが、切るのが怖くて、その長さになっちゃったのかな〜と思ったのでした(絶対違う)。

ただいまの読書

マイ・スウィート・ホームマイ・スウィート・ホーム
富谷 千夏著
新潮社,2004.02
ISBN4-10-466301-8
amazon】【bk1

「指輪」、このままでは私もボロミアの二の舞になりそうだったので、『第一部 旅の仲間』でとりあえず休憩。本当に面白いですね。『第2部 二つの塔』はこの本の次にします。

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04年2月29日 (日)

サクラサク

毎年春を告げる早咲きの桜。今年も綺麗に咲き始めました。例年、キャンパス内に花粉の飛散の開始を告げるように咲く桜があります。あれ桜かなあ、いや桃だよ、梅にしちゃ遅いしね、さすがに梅じゃないでしょ、形が違うよ、いや、やっぱり桜だよ、と毎年議論になる木です。咲いてから鑑賞できる期間もソメイヨシノに比べて長いのですが、この時期に咲くこれは河津桜なのでしょうか。それとも桜に見せかけて全然違う種類の木なのかも?とりあえずこの木が咲き始めると、いよいよ春だねえ、という気分になる、そんな季節の時計とも言える並木。

おととい、5分咲きの桜に朝の光が当たってとっても綺麗だったので、そうだ土曜出勤だし、カメラ持ってこようと、少し早く出勤して朝撮ってみました。でもちと早すぎたようで、ビルの間からの光に色がついてしまいました。昼間が良いのでしょうけれども、この場所って午前中が一番日当たりが良いんですよね。。。広角と望遠(標準が無いのです、こういうときにいつも欲しくなる)どっちを持って行こうか迷ったのですが、さすがに望遠はでかいので、広角にしたら大失敗。やっぱり木の花を撮るなら望遠でしたね。広角は広く景色を入れるにはいいのですが・・・。もう1,2回チャンスはあるかな。

新刊案内
  • 天童荒太『遭難者の夢 家族狩り第2部』【amazon】【bk1
    第2巻。早く読まないと前を忘れそうなので、これから読みます。楽しみ。
  • 佐藤賢一『ジャンヌダルク、またはロメ』【amazon】【bk1
ただいまの読書

遭難者の夢遭難者の夢
天童 荒太著
新潮社,2004.03
ISBN4-10-145713-1
amazon】【bk1

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