目次 1.マルチメディア先行配線、住宅情報化 2.家庭内LANとインターネット接続 ブロードバンドルータ 光フレッツとIP電話 現在のLAN環境と配線 3.映像系配線 4.各部屋への電話 5.情報分電盤と情報コンセント 6.LAN配線 |
情報分電盤 |
![]() 情報コンセント |
IP電話対応ルータと 家庭用電話交換機 |
現在の家は平成15年に旭化成へーベルにて新築しました。 私がPCを趣味にしていた事もあり、家族全員が自分のパソコンを持ち、インターネットに接続出来る環境を以前の家でも少しずつ構築してきました。 しかし、以前の木造の家では、電話もTVアンテナ端子も1階と2階に1カ所ずつしかなく住宅情報化という言葉からはかけ離れていました。 当時はこれがごく標準の家だったと思います。それでも、各部屋でTVが見れるようにアンテナケーブルを張り巡らし、また家族全員が各部屋でインターネットができるようにLANケーブルを張り巡らしておりました。 これらケーブルが家の中を張っていると見栄えも悪く、家族にはひんしゅくものでしたが、それでもこれらのケーブルを取り去ってインターネットを各部屋で接続できたり、テレビが見れる環境を、止めるといった意見があった訳でもありません。 これらのケーブルを後から壁の中に埋め込むのは、ほとんど不可能ですので、新築の際には十分に検討して将来も対応できる配線を行っておく必要があります。 またこういったLAN環境やテレビアンテナ配線や電話などの住宅情報化のここ数年の変遷はものすごいスピードで進んでいて、この先どうなるのか予想がつきません。 例えば、一時期はこれからはISDNの時代だと言っておきながら、数年後にはADSL、また数年後にはFTTHとインターネット接続も数年単位で変化しています。 またテレビ放送も昔は家族が居間で一つのテレビを見る時代から、各部屋の各自のテレビを見るといった変化が起きています。 放送自体も数チャンネルしかなかったアナログ放送からCATVによる有料放送や、衛星放送、また衛星デジタル放送、CS放送、地上デジタル放送などと多種多彩なメディアが放送されるに伴って、必要な映像系の配線も変化しています。 また、IP電話などの普及や、家庭用FAX、今後のデジタル家電機器のネットワーク化など住宅の中のこれらの配線のスタイルもどんどん変化していくことが考えられます。 これらの変化に対して敏感であるべきはずの住宅メーカの対応は、はっきり言って時代の流れにや、将来への対応について行っていないというのが現状です。 家を新築する頃には旭化成も例外ではなく、マルチメディア先行配線というオプションも用意されていましたが、あくまでもオプションで、あまり多くの家で採用していないようでした。 新築に際して、私もできるだけ考えられることで、現在できることは対応しておこうと、先輩の皆様のホームページを参考に、業者に任せるのではなく、納得のできる住宅情報化に取り組みました。 |
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