まずは新築時に構築した家庭内LANとインターネット接続について説明します。 以前の家ではインターネット接続は電話回線によるADSL接続を行っていました。 ADSLにする前にはISDNを使用していましたので、2,3年おきにインターネット環境を変えていることになり、その度に専用ルータを購入したり配線を変えたりで情報化投資もばかになりません。 しかし、インターネット接続を変える度にインターネット接続スピードが飛躍的に上がりますので、これも仕方がないことなのかも知れません。 ADSLといっても以前の家は電話局から5Kmのところにあって、接続速度はいろいろと改善を試みてみましたが400Kbpsそこそこで、条件のいい時でも600Kbpsをこえることがありませんでした。 他の人の報告でも1.5Mpbs程度は出ているのが普通なのですが、地理的な悪条件だと思われあきらめていました。 また当時は光接続もそろそろ増えてきましたし、工事費用などはキャンペーンを利用することにより無料となることもあって新築に際しては光フレッツを導入することにしました。 NTTへのBフレッツに関する確認 光フレッツを申し込みにあたって、NTTに確認したのは 1)家の外から光ケーブルを引き込むための工事などの注意点 2)回線終端装置の大きさ 1)については、たいていの場合電話線の引き込み口・配管をそのまま共用するために、 ・電話線引き込み時の保安機にあたるPD盤を屋外に取り付けること ・配管の太さは電話線のほかにもう1本光ケーブルを引けるよう、後から銅線も一緒に 差し込めるだけの最低1.8cm程度の空きの余裕を持つこと ・配管の曲がりは光ケーブルが折れない程度の、最低でもR30の曲がりにすること といった回答でした。 2)については W120mm×H190mm×40mm程度ということがわかり、情報分電盤内に収まるかどうかの検討ができるようになりました。 これらを参考に下の図のような配線を行うことにしました。 今までISDNもADSLでもそばにコントロール用のパソコンが必要で、何か接続上の問題が生じたときなどのメンテのためにルータはパソコンが使える書斎などに設置していたので、今回も書斎に設置しました。 ![]() このため、変則的ですが回線終端装置からのWANを一度書斎のルータまで引き込み、また同じ配管を通って情報分電盤内に戻すということをやりました。 情報分電盤から書斎に通じる配管には2本のLANケーブルが通っています。 |
![]() |
ブロードバンドルータへ |
![]() 住宅情報化トップ |