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光フレッツとIP電話

フレッツISDN (2000年10月−2001年4月)
2000年10月よりフレッツISDNによるIP接続を続けていました。
この時には電話が2回線使え、片方をISDNで通信をしていても、もう片方の回線で電話が通じるというものでした。 しかし、回線スピードは64Kbpsとアナログ回線よりは速いものの、快適なインターネット環境とは言えません。  
当時はこれでも、いつインターネット接続をしてもつなぎ放題というメリットがありました。 
このおかげで、この頃から家族も気兼ねなく好きなときにインターネットに接続できるようになっていました。


フレッツ ADSL (2001年4月−2003年9月)
そのうちに2000年12月にはフレッツADSLが始まるとの事で、少し様子を見ていましたが、2001年4月にはフレッツADSLの接続に切替えてしまいました。
通信速度は最大1.5Mbpsとの事でしたが、家がNTT電話局のエリアの境界に位置しており局から5Km位の距離があったため、300Kbps程度しか通信速度が出ず、いろいろと改善を試みましたが、無理でした。
その後ADSLでもいろいろと高速タイプが出てきましたが、電話局からの距離が遠いと速度は上がりそうにないので、光接続の工事費が安くなったら切り替えようと思っていましたが、家の新築の計画が出てきた段階で、新築時に切り替えることにしました。



Bフレッツ  ニューファミリータイプ  (2003年9月−2005年6月)
新築時に待ちに待った光ファイバー接続のBフレッツ ニューファミリータイプを導入することになりました。 
ニューファミリータイプというのは100Mbpsの回線を複数のユーザが共用するとのことで、複数とは8人程度とのことで、共用では100Mbpsのスピードは出ないと思っていました。
しかし、最初に光の工事をしてもらったときには、どうも家の周りではまだBフレッツを導入している家がなかったらしく、フレッツスクエアへの速度測定では70Mbps程度出ていたようです。

その後もスピードが遅くなることはなかったので、ちょっと調べてみたら、どうもニューファミリータイプでは複数のユーザ共用と言っておきながら、実は地域によっては100Mbps独り占めになっている例があるそうで、どうも私の家の地域では100Mbpsを独り占めしていたようです。



光接続と同時にIP電話が使えれば電話回線が増えるのと、遠距離電話は非常に安くなるということでIP電話を導入しました。 実はその頃長男の仕事の関係で頻繁にFAXが自宅に入ってくることがありIP電話回線は長男のFAX専用電話にしてしまおうということもありました。

 そのため、IP電話は長男の部屋につなげなくてはならず、使い勝手から考えてIP電話用の機器としてはVoIPアダプタをレンタルすることにしました。  
ここで心配だったのはルータとの相性などがあり、VoIPアダプタが正常に使用できるのかということでしたが、特に問題なく使用できています。

確か普通に使えるようになるまでには、UPnP対応のためのバージョンアップとか、ルータとIPアドレスの衝突とかあって少し苦労した覚えがありますが、基本的にこのVoIPアダプタは万能でどんなルータでも使用可能なようです。


Bフレッツ  ハイパーファミリータイプ (2005年6月−   
ニューファミリータイプで快適にインターネット接続を続けていましたが、今度は今までの電話番号をそのまま使えるという光電話サービスが始まるとのことで、電話代節約のために光電話を導入することにしました。
同時に光接続サービスもニューファミリータイプからハイパーファミリータイプに移行するとの事で
した。 このハイパーファミリータイプは1Gbpsの回線を複数のユーザで共用して最大100Mbpsの回線速度が得られるというものです。 
NTTに確認してみると一部のユーザからニューファミリータイプからハイパーファミリータイプに切り替えたら速度が落ちたとの例があるので、事前に了承して欲しいとの確認がありました。 
 たぶんニューファミリータイプで100Mbpsを独占していたひとが、1Gbpsを複数ユーザで共用することになり、速度が落ちてしまうということが起こり得るということではないかと思います。
しかも一度ハイパーファミリーにしてしまうとニューファミリーいは戻せないとのことでした。
もうひとつ、ブロードバンドルータのところでも触れましたが、IP電話を導入するとルータはNTTからのレンタル(無料ですが)になり、ルータを選べないということもあり、少し悩みました。
しかし、ここは前進あるのみで、電話回線もアナログからIP電話だけにしてしまいました。

ルータと家の電話回線の分岐がひとつになってしまったため、ルータは書斎から情報分電盤の近くに引越しすることになりました。 
(すでに情報分電盤の中は機器がいっぱいで外に出さなければありませんでした)
今までトラブルが生じたりしたときにルータは自分のパソコンのそばにないと困ったので、ルータが別の場所にあっても平気かどうか、少し心配でしたが、最近のルータはほとんどトラブルがなく、書斎のルータからもコントロールが効くので問題ないようです。


光電話のモデム接続について
昔は家からパソコン通信をやったり、インターネット接続する時には電話にモデムを接続していたものです。 今ではモデムでインターネットしたりすると、知らない間に国際電話回線とつながったりする例もあるようで、今はモデムを使用することはなくなっています。
それでも家から会社のサーバにつなぐ際に電話回線で直接接続するのにモデムを使用することがあります。 光電話になってからもFAXが問題なく使えるのならモデム接続も問題ないだろうと思っていました。  
しかし、実際に家の電話からモデムで接続しようとしても何回もつながらないのです。
実は何回も接続するうちに、高速ではつながらず、速度をどんどん落としていって、2400bps位でつながることがあることがわかりました。

NTTのホームページなどを見ても、光電話でモデムはつながらないといったことがはっきり書いていないため、NTTに確認してみると、メールを使うならインターネット接続してくださいとか訳のわからないことを言っており、この件の明確な回答がありませんでした。

光電話だけでなくもうひとつのIP電話でも同様につながらないところを見ると、FAXは問題なく使えるが、モデムは帯域が足りないため使えないというのが正解のようです。
今は家から会社のサーバにつなぐ時にはPHSでつなぐ様にしましたので、モデムはもう使うこともないので、あまり影響ありませんが、NTTは光電話の説明のところにはモデムは使えませんと書いて欲しいものです。

  
現在のLAN環境と配線





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