中間検査

2004年8月17日(火)

今日は中間検査です.主な確認内容は

などなど.

コンセントやスイッチは目的があってその位置にあるので,場所そのものが問題になることは無かったです.考えなければならなかったのは他のスイッチやコントローラとの組み合わせです.使いやすい高さは自然と決まってくるので,これを横に並べるか,縦に並べるか,使い勝手と見た目の美しさの兼ね合いで意外と難しい判断がその場で要求されます.

実際には下の写真のような感じで一つずつ実際の生活をイメージしながらレイアウトを決定していきます.壁のあるところや実際にすでにコンセントが工事されているところはいいのですが,まだ壁すらないところだと一生懸命イメージを膨らませていかなければならないので意外と大変です.

イメージと違ったのは実は冷蔵庫のコンセント.当然普通のコンセントと同じ高さにあると思っていたのですが,実はエアコンのコンセントみたいに上の方に付くことが分かりました.これは低いところに設置して埃がたまり発火して火事になることを防ぐためだそうです.問題があるわけではないので,このまま高いところに設置することにします.


たとえば浴室のスイッチ関連.換気扇と照明のスイッチが縦に並んでいたものを,
一つの大きなパネルにまとめて,開いたスペースに浴室乾燥機のパネルを配置.


ここは階段を上がったところの壁.階段・リビング・ダイニングのダウンライト2組の
それぞれの照明のスイッチと電動シャッターの操作盤が集まるところです.
ここではあえて横にずらりと並べています.

階段灯の確認では照明の付く位置に立ってみて位置を確認しました.実際に階段の2段目に立ってみると壁付の階段灯がちょうど覗き込む位置にあることが分かりました.考えてみれば図面にある壁付階段灯がFL+1700ということは,ちょうど目の高さです.ということは2段目に上がるまでも無く,毎日頭をぶつけるには最適な高さです.早速上に移動してもらいました.2階からペントハウスへの階段灯も同じ配置なので,ここも同じく修正してもらいました.

造作の確認も重要なポイントで,押入れ,納戸など現場で確認していくうちに,台所のパントリーに造作の指定が無いことが判明.「中は空っぽですよ」の声で初めて気が付きました.パントリーには棚板を用意してもらうことで解決.扉に付けるカゴは宿題に.

外構の打ち合わせでは,郵便受けの高さを施主支給の表札に合わせて調整しました.そのほかではコテ仕上げの外構の塗り方と色の確認.ここでは比較的ありきたりの仕上げにしてもらいました.何事にも無難なものを選ぶのは性格です.最後に植栽スペースのブロックの高さを変更してもらいました.(実は変更してもらったにもかかわらず,元に戻してもらおうか悩んでます)

中間検査は約2時間ほどで無事に終わりました.「ホームページの更新を楽しみにしてます」と言われてちょっとプレッシャーを感じています(^o^) そうそう地鎮祭のときのお札はペントハウスの高いところに置いてくれるそうです.

中間検査は終わっても,工事は続く.少し前後しますが,中間検査の前に2階のキッチンと洗面所が仕切られ,部屋中央の階段の脇にも壁が作られ始めていました.


キッチンカウンターと吊戸棚の工事が始まりました.ここにサンウェーブの
キッチン(pitto)が入ります.便利な「パタパタくん」が付いています.カウンターと
戸棚の間の3本の支柱は後で取り去るそうです.


キッチンと洗面所が仕切られました.奥が洗濯機スペース,手前にTOTOの
洗面化粧台(CG)が入ります.洗濯機用の水栓は普通よりも高めの位置に
ついています.これは洗濯機の横に水栓が来るためで,洗濯機のふたを
開けたときに干渉しないための配慮だそうです.


どこだか分かりますか?軒天を真下から見たところです.物干し金物を
取り付けるための下地補強の場所が分かるように木ねじが打ってあります.


窓の開口枠など仕上げの木材が使われているところは傷が付かないように
緑色のカバーで養生されました.


何だろう?と思って手にとって見ると,釘でした.


ごちゃごちゃして見にくいですが,この道具を使って空気圧で釘を打ち込むとのことです.

外壁塗装も中間検査も終わったので,そろそろ足場が外れるころでしょう.見学に行くのが楽しみです.

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