上級アマチュア無線突破に向けて勉強中〜そして合格へ
「上級ハムになる本」(大塚 政量 著、CQ出版社)をずっ〜〜と前に
買っておいたものの、さぼりにさぼって第三級アマチュア無線技士(旧電信級)のまま。
このままではいかんと奮起しまして、半年がかり計画で取り組む決意をしました。
(既に半年という長い期間設定が奮起しているとは思えない訳でありますが・・・)
まずは第二級アマチュア無線技士突破を、いつかはめざせ第一級アマチュア無線技士ということで、
メモとして・いつでも復習でまるようにWEBに記録することにしました。
受験履歴
- 平成13年12月9日(日)-第二級アマチュア無線技士の資格試験を受験
- 受験記
- 筆記試験はとりあえず来たからにはとマーク塗りした程度。
電気通信術はほぼ白紙状態。ちょいとやっただけだといけませんな。
試験前に緊張のあまり頭の中全て空白になっちまいました。
- 自己採点
-
工学、法規-採点対象外。証拠隠滅してしまいました。
- 結果
- 完敗。
場慣れも必要かな。
- 平成14年4月14日(日)-第二級アマチュア無線技士の資格試験を受験
- 受験記
- このために買いましたヨ、ウォークマンていうかPanasonic社製のカセットプレーヤーを。
通勤中に・昼休みにと「CQモールスカセット - 2級国試編」を聞きまくりました。
味気ない無味乾燥と思いながら、丁度英会話のカセット聞いている感じです。
でも我慢、そして我慢が大事ですな。何かふとした時に理解できる時がきました。
それから、毎日聞くのが苦痛でなくなりました。
- 自己採点
-
工学-105点(満点125点)
法規-114点(満点125点)
- 結果
- 合格。
前回の雪辱を今回の試験でと誓い、どうにか無事に「第二級アマチュア無線技士」の
資格試験に合格しました。パチパチパチ・・・。
これでひとまず、市販の無線機は選び放題となりました。
次は最上級となります、第一級をめざして、精進することにしました。
- 平成14年8月4日(日)-第一級アマチュア無線技士の資格試験を受験
- 受験記
- 目的が雰囲気に慣れるためというもの。
当然ですが、無線工学・法規・電気通信術のどれをとっても惨憺たる結果となってしまいました。
何とか今年のうちに突破といきたい。次回の12月は完全武装で望む決意。
- 自己採点
-
工学、法規-採点対象外。証拠隠滅してしまいました。
- 結果
- 完敗。
言い訳すらないほど撃沈しました。
- 平成14年12月1日(日)-第一級アマチュア無線技士の資格試験を受験
- 受験記
- 2度目のチャレンジ。
まずは科目合格で長〜いおつき合いを決め、今回は聞く・聞く・聞く、工学はCQ ham radio誌に神頼み、法規は参考書のみ。
とにもかくにも苦手の電気通信術を突破目指しました。
そう、第二級で聞きはOKと思っていましたが、これまた「CQモールスカセット - 1級国試編」は
何してるかわからない状態。焦りました。復習のつもりで、「CQモールスカセット - 2級国試編」を聞くと、ばっちりなのに。
あせらず、ゆっくり、やはり聞き慣れることが大事です。聞き慣れると不思議なもので、
「CQモールスカセット - 2級国試編」は遅くてイライラしてしまいました。
- 自己採点
-
工学-118点(満点150点)
法規-78点(満点125点)
- 結果
- 科目合格。
試験結果通知のシールをおそるおそるはがしまたら、「ジャジャ〜ン」、
何と電気通信術の科目合格でありました。
自己採点では法規があと2問(10点)当たっていれば、もしやもしやの合格
だったかも知れない。う〜む、悔しい。次回来年4月こそは夢の第一級に合格するのダ。
- 平成15年4月6日(日)-第一級アマチュア無線技士の資格試験を受験
- 受験記
- 3度目のチャレンジ。
前回電気通信術の科目合格していたので、無線工学と法規のみの受験。
前回の教訓で、新問題が全くお手上げだったので、「CQ ham radio 1アマ、2アマ国家試験の新問題対策」(CQ出版社)に加え、
「第1級ハム 国家試験問題集(野口 幸雄 著、CQ出版社、平成14年8月まで収録、2,400円+税)」を購入し、やる気満々で挑みました。
帰りの電車の中で、自己中心な採点ではまずまずいい線でありました。結果が楽しみです。
- 自己採点
-
工学-138点(満点150点)
法規-119点(満点125点)
- 結果
- 合格。
とうとうやりました。
3度目のチャレンジで、やっとのこと試験結果通知に「合格」の文字が書かれました。
第二級から1年半=5回の受験で、念願の上級アマチュア無線技士取得をはたしました。
ゴールデンウィークのさなかに無線従事者免許証の申請をしました。
第二級受験時には少しはまじめに書いていたんですが、第一級受験時には
まったくサボッテしまいました。内容的には第二級レベルのままです。
無線工学偏
法規偏
- 第1章 国際法規
- 第2章 無線局の免許
- 第3章 無線設備
- 第4章 無線従事者
- 第5章 運用
- 第6章 監督
参考図書
- 「上級ハムになる本」(大塚 政量 著、CQ出版社、改訂版第8版、1,553円+税)
- 「第1級ハム 解説つき問題集(野口 幸雄 著、CQ出版社、平成9年4月まで収録、2,700円+税)」
- 「第1級ハム 国家試験問題集(野口 幸雄 著、CQ出版社、平成14年8月まで収録、2,400円+税)」
- 「第2級ハム 解説つき問題集(野口 幸雄 著、CQ出版社、平成9年4月まで収録、2,500円+税)」
- 「CQ ham radio 1アマ、2アマ国家試験の新問題対策」(CQ出版社)
- 「絵ときでわかる 無線技術」(高橋 寛 監修、山崎 靖夫 著、Ohmsha)
モールス符号も忘れてしまったので
- 「CQ ham radio 1999/9号」(CQ出版社、657円+税)
- 「CQモールスカセット - 1級国試編」(CQ出版社、1,900円+税)
- 「CQモールスカセット - 2級国試編」(CQ出版社、1,456円+税)
- 「モールス通信」(CQ Ham Radio編集部 編、CQ出版社、1,900円+税)
練習順に並べた
モールス符号
段階 | 文字 | モールス符号 |
1 | E | ・ |
T | − |
A | ・− |
N | −・ |
2 | H | ・・・・ |
R | ・−・ |
M | −− |
I | ・・ |
3 | S | ・・・ |
U | ・・− |
D | −・・ |
K | −・− |
4 | W | ・−− |
G | −−・ |
O | −−− |
F | ・・−・ |
5 | C | −・−・ |
J | ・−−− |
P | ・−−・ |
V | ・・・− |
6 | Q | −−・− |
L | ・−・・ |
B | −・・・ |
Y | −・−− |
7 | X | −・・− |
Z | −−・・ |
昔の免許証は高級感がありました
電話級・電信級に合格したはるか昔の免許証です。
今の機械的大量生産ものとは違い持つ喜びがあります。
電話級の時は写真屋さんで撮ってもらったせてか今でも色あせずきれいな写真です。
簡単手軽もいいですが、うん十年後に見直したりしますから、こういったものはちゃんと撮っておきたいですね。
と言いながら、上級資格申請では道ばたの証明写真ボックスにしてしまいました。
だって、免許証ががパウチッコですからネ。
| Home | アマチュア無線のコーナー |