松江市内あちこち
In Matsue
島根城の北、八雲記念館、旧居、田部美術館、八雲庵、武家屋敷の並び。
電柱がないだけで、こうも美しいし、江戸と現代が合体したような不思議な風景です。
塩見縄手・・小泉八雲旧居他(35 28 42.04,133 03 00.99)
東京にいるとあまり感じませんが、都市の変貌のスピードは東京が非常に速く、地方に行くに従って徐々に緩やかになります。大阪でさえも東京との速度の差を感じますから、それが松江まで来ると本当にゆったりとした都市のうつろいを目にすることが出来ます。 |
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八雲旧居。彼は武家屋敷を住むことを所望し、この場所を得ることが出来ました。ちょっとプレート類を整理してくれればと思ってしまいましたが、いいアプローチです。 | ||||||
八雲旧居の庭。枯山水といわれればなるほどそうです。実に居心地のいい縁側でした。 | ||||||
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武家屋敷の側面です。落ち着いたたたずまいのいい建物でした。白壁がいいですね。南北に結構長いため、屋根はご覧のような処理をしています。 | 武家屋敷の庭。八雲旧居より規模が大きなため、植えられている木々も豪快です。 | |||||
古墳の丘古曽志公園(35 28 51.64,132 59 25.66)
縄文人と弥生人の攻防、狩猟民族と農耕民族との攻防、それは例えば征夷大将軍の「征夷」の字は弓する人を表現する「夷」を「征」することから来ているとか、様々な論説が飛び交う中、この再現古墳は宍道湖をしっかりと見下ろす大地の上で、その存在感を示していました。当然観光客はおらず、時々地元の子供が遊びに来るだけの公園ですが、いやなかなか面白かったのです。 |
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再現された古曽志大谷一号墳。左も丸くなく角張っているため全方後方墳になります。これだけの石、そして埴輪を並べると存在感ありますね。全長46mあるそうです。 | ||||||||||
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公園の見取り図。薄茶色が公園エリア、赤色が見つかった遺跡の場所です。左の住宅地の中にある赤い前方後方墳が造成で無くなり、その代わりに右下の公園内に同縮尺で再現したのが上の写真になります。公園には現況保存された姥ガ谷古墳群(四角が三つ並んでいる)や大きな円墳である古曽志大塚1号墳を取り込んでその区域が設定されたのでしょう。いや充実の公園でした。 | ||||||||||
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方墳が綺麗に三つ並んでいる古曽志姥ガヶ谷古墳群。現況の上に保護のための土盛りをしています。ここも開放的だった。 | ||||||||||
古曽志大谷一号墳から見た開発された住宅地、そして宍道湖を見ています。元々はあの住宅地の中にあったのですね。それを一段と高い場所に復元した訳だ。 | ||||||||||
市内あちこち