鶏の餌(飼料の公定規格) |
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鶏の餌となる飼料の公定規格(鶏の抜粋版)の一覧表を作成してみました。 また、飼料の公定規格の別表では、原材料の栄養価を見ることが出来ます。
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飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律(昭和28年法律第35号)第3条第1項の規定に基づき、
飼料の公定規格を次のように定め、昭和44年3月1日農林省告示第252号(飼料の公定規格を定める等の件)
を廃止する。 |
飼料の種類 | 成分量の最小量(%) | 成分量の最大量(%) | 代謝エネルギーの最小量(Kcal/Kg) | ||||
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粗たん白質 | 粗脂肪 | カルシウム | りん | 粗繊維 | 粗灰分 | ||
ア)幼すう育成用配合飼料 (幼すう(ふ化後おおむね4週間以内の鶏で肥育用以外のものをいう。)の育成の用に供する配合飼料をいう。) |
18.5 | 2.0 | 0.70 | 0.55 | 6.0 | 8.0 | 2,800 |
イ)中すう育成用配合飼料 (中すう(ふ化後おおむね4週間を超え10週間以内の鶏で肥育用以外のものをいう。)の育成の用に供する配合飼料をいう。) |
15.5 | 2.0 | 0.65 | 0.50 | 6.0 | 9.0 | 2,700 |
ウ)大すう育成用配合飼料 (大すう(ふ化後おおむね10週間を超えた産卵開始前の鶏で肥育用以外のものをいう。)の育成の用に供する配合飼料をいう。) |
12.5 | 2.0 | 0.55 | 0.45 | 8.0 | 9.0 | 2,600 |
エ)成鶏飼育用配合飼料 (成鶏(産卵開始後の鶏で種鶏以外のものをいう。)の飼育の用に供する配合飼料をいう。) |
14.5 | 2.0 | 2.70 | 0.50 | 6.0 | 14.5 | 2,700 |
オ)種鶏飼育用配合飼料 (産卵開始後の種鶏の飼育の用に供する配合飼料をいう。) |
14.5 | 2.5 | 2.70 | 0.50 | 8.0 | 13.5 | 2,650 |
カ)ブロイラー肥育前記用配合飼料 (ふ化後おおむね3週間以内の鶏の肥育の用に供する配合飼料をいう。) |
20.5 | 3.0 | 0.80 | 0.60 | 5.0 | 8.0 | 3,000 |
キ)ブロイラー肥育後期用配合飼料 (ふ化後おおむね3週間を超えた鶏の肥育の用に供する配合飼料をいう。) |
16.5 | 3.0 | 0.70 | 0.55 | 5.0 | 8.0 | 3,000 |
飼料の種類 | 成分量の最小量(%) | 成分量の最大量(%) | その他の事項 | ||
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粗たん白質 | 粗脂肪 | 組繊維 | 粗灰分 | ||
ア)とうもろこし・魚粉二種混合飼料 (とうもろこしと魚粉(粗たん白質の成分量が50パーセント以上のものに限る。)とを混合した飼料であって,魚粉の配合割合が2パーセント以上であるものに限る。) |
9.0 | − | − | 2.5 | − |
イ)フィッシュソリュブル吸着飼料 (フィッシュソリュブル(いか又はたこのソリュブルを含む。)を米ぬかその他の農産物加工かす若しくはピート粉末又はこれらの二種以上を混合したものに吸着させた飼料をいう。) |
45.0 | 14.0 | 10.0 | 18.0 | 水溶性窒素の含有量は,窒素全量の65パーセント以上であること。 |
飼料の種類 | 成分量の最小量(%) | 成分量の最大量(%) | その他の事項 | |
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粗たん白質 | 粗脂肪 | 粗灰分 | ||
ア)魚粉 | 50.0 | 12.0 | 27.0 | − |
イ)フェザーミール | 80.0 | − | 3.0 | ペプシン消化率は,75パーセント以上であること。 |