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がんを明るく生きる-前立腺癌の末期から生還した伊藤勇のサイトのホーム

末期癌より生還した伊藤勇から患者さんに贈る励ましの詩

患者さんに贈る励ましの詩6『心の詩』

余命3ヶ月の告知を受けてすぐに身辺整理をはじめました。経営していた会社も売却し、個人的な整理もつけました。ところが余命はどんどん延びます。

そのころ、全国から声をかけていただいて講座や講演会に招かれ、自分の体験談を話させてもらいました。当時の移動中の新幹線の中で心に浮かび上がってきた詩です。

心の詩

生きるって 何だろう
幸せって 何だろう
生き甲斐って 何だろう

今 私は 生きている
今 死んで当たり前の私が
今も 生きている

末期ガンの宣告で ゼロから おまけの人生へ
私は大きく転換した

腹の立たない人になった
その気になればできる人になった
ありがとう と感謝できる人になった

心が 健康に なったから
心が 素直に なったから
心が 無我執に なったから

私は 多くの仲間ができた
私は 明るく笑える人になった
私は 一緒に喜べる人になった

今 私の心も身体もストレスがとれて
幸せいっぱいで浮いている
今日一日は人生の積み重ね
“その日”が来るまで
明るく 楽しく 思いっきり 生きます

(1998作)

川柳へ 

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