余命3ヶ月の告知を受けてすぐに身辺整理をはじめました。経営していた会社も売却し、個人的な整理もつけました。ところが余命はどんどん延びます。
そのころ、全国から声をかけていただいて講座や講演会に招かれ、自分の体験談を話させてもらいました。当時の移動中の新幹線の中で心に浮かび上がってきた詩です。
心の詩
生きるって 何だろう
幸せって 何だろう
生き甲斐って 何だろう
今 私は 生きている
今 死んで当たり前の私が
今も 生きている
末期ガンの宣告で ゼロから おまけの人生へ
私は大きく転換した
腹の立たない人になった
その気になればできる人になった
ありがとう と感謝できる人になった
心が 健康に なったから
心が 素直に なったから
心が 無我執に なったから
私は 多くの仲間ができた
私は 明るく笑える人になった
私は 一緒に喜べる人になった
今 私の心も身体もストレスがとれて
幸せいっぱいで浮いている
今日一日は人生の積み重ね
“その日”が来るまで
明るく 楽しく 思いっきり 生きます
(1998作)
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