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ホームページビルダーの初期設定

HTML + CSS でのページ作りに活用させるためのホームページ・ビルダーの設定

HTML + CSS のための初期設定

ホームページ・ビルダーを実際に使い始める前に、初期設定をしてみましょう。エディターズスタイルを使うにあたって、より使いやすくするためです。

使い勝手を向上させるには、いくつかの設定が必要になります。

1..ビルダーのメニュー 「ツール」 → 「オプション」 で以下にあげる5つのタブで、設定を変更する必要があります。これらのタブの内容については、それぞれのリンクを参考にしてください。

2.ツールバーを設定する。

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一般タブ

初期値は次のようになっています。

ビルダー15では、[修正プログラム確認]が無くなっています。「ヘルプ」から「最新版へのアプデート」を選択して修正プログラムの確認をする必要があります。

ビルダー16と17および18では、「操作の取り消し/やり直し」 有効回数が設定できるようになりました。

おすすめ

HTMLソースを自動整形しないようにする

HTML構文エラーの自動修正をやめる

背景色の規定値はそのままにしておく。

通常使うイメージマップの形式はCSIMのまま。

ページ作成モードは標準モード。

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編集タブ

設定の[表の属性]グループで、[空白セルに空白コードを自動挿入する]にチェックが入っています。空白セルに何もないと表が崩れるとのことで、空白文字を入れるようにするのが初期設定のようですが、そのセルに文字を入力すると空白文字の分だけずれることになります。文字を中央揃いなどにすると中央に揃わないで、結局空白文字を消去することになってしまうのが多々です。

おすすめ

[空白セルに空白コードを自動挿入する]のチェックを外す。

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表示タブ

初期値は次のようになっています。

ビルダー15以降では、[プレビューの表示モード] の選択は、「その他」 タブへ移りました。

代わりに [表示モード] が新たに加わった。

ビルダー18のデフォルトでは、フォントサイズは[12]となっている。一方、[ステータス表示領域]の[ページのパス]が外れている。

おすすめ

フォントサイズを12へ変更

ページのパスを表示

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ファイルタブ

設定値は次の通りになっています。

一方ビルダー17以降では、変更があります。

おすすめ

「出力漢字コード」 を設定する

「HTMLソースにGENERATORを組み込む」 のチェックを外す

「バックアップファイルを作成する」 のチェックを外す

「自動保存を行う」 のチェックを外す

「文字エンコードを META タグで指定する」 のチェックが入っているのを確認する

「基準スタイルシート言語をMETAタグで指定する」 のチェックが入っているのを確認する

「LANG属性を指定する」 のチェックが入っているのを確認する

ヒントのアイコン

文字化けを防ぐための文字コードの宣言

制作者が HTML ファイルに HTML の保存形式と同じ文字コードを指定することにより、HTML 文書がブラウザで表示される際に文字化けを防げます。このためには、「ファイル」 タブの次の二か所で適切な指定がなされていなければなりません。

「出力漢字コード」を設定する

  • ページを保存するときに使う漢字コードをここで指定しますが、「文字エンコードをMETA タグで指定する」 の指定コードに合わせます。

「文字エンコードを META タグで指定する」のチェックが入っているのを確認する

  • 文字エンコードを選びます。通常は Shift_JIS あるいは UTF-8 を選びます。「出力漢字コード」 もこれに合わせます。

この結果、head 要素の中の meta 要素のタグ内で以下のように宣言が作成されます。(大文字・小文字の区別はない)

  • Shift_JIS の場合
    • <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset="shift_jis">
  • EUC-JP の場合
    • <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset="euc-jp">
  • UTF-8 の場合
    • <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset="utf-8">

おすすめ: XHTML で Web ページを記述する場合

[白紙から新規作成する場合のフォーマット] は HTML4.0 / XHTML1.0 をチェックする。(V17の場合)

「新規ファイルを作成する場合のフォーマット」 は XHTML 1.0 (V16までの場合)、あるいは XHTML (V17の場合)をチェックする

DOCTYPEを変更する

おすすめ: HTML5で記述する場合

[白紙から新規作成する場合のフォーマット]

[新規ファイルを作成する場合のフォーマット]

 

用語解説のアイコン

文書型宣言(Document Type Declaration) あるいは文書型定義 (DTD: Document Type Definition) とは?

一言でいうと XHTML 文書のバージョンを宣言するための記述です。

XHTML の書式に従って記述されている文書でも、文書型宣言がないものは正式な XHTML 文書とはいえません。また文書型宣言を省略すると、一部のブラウザにおいて表示が変わってしまうことがあるので注意しましょう。

文書型宣言は、マークアップを行った結果として、その文書 (X)HTML の DTD に適合するものであった場合に、はじめて宣言できるものです。(X)HTML のマークアップは文書型宣言ありきで行うものではなく、あくまでマークアップの結果として文書型宣言を行います。また、特定の DTD に適合していない文書に対して文書型宣言を行ってはならないとされています。

用語解説のアイコン

XHTMLの文書型宣言には以下の3種類があります。

  • XHTML 1.0 Strict (仕様通りに論理的なタグのみで記述する場合)
    • <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
  • XHTML 1.0 Transitional (仕様では非推奨とされる要素や属性も使用して記述できる場合)
    • <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN""http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
  • XHTML 1.0 Frameset (フレームを使用する場合)
    • <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Frameset//EN""http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-frameset.dtd">
ヒントのアイコン

DOCTYPE宣言の種類を変更する

「ページ編集」 中に DOCTYPE 宣言を変更することで、ブラウザー側で適切なレンダリング判定が行われるようになります。(ホームページビルダー15以降)

① メニューバー [編集]から[ページの DOCTYPE 宣言] を選択します。

[DOCTYPE の変更] ダイアログボックスが表示されます。

  • DOCTYPEの変更ダイアログ

② [DOCTYPE] で、DOCTYPEの値を選択します。

選択したDOCTYPEの値が 「標準準拠モード」 「後方互換モード」 のどちらになるかが、右横に表示されます。

  • 標準モード(標準準拠モード):
    • CSSやHTMLの仕様に準拠した厳格な表示モードです。
  • 後方互換モード:
    • CSSやHTMLの仕様に準拠していない古いブラウザーとの互換を目的とした表示モードです。「過去互換モード」とも呼ばれます。

③ [OK] をクリックします。

DOCTYPE 宣言の種類が変更されます。

[ページ編集]タブの左側に表示されるモード変更アイコン アイコンをクリックして、DOCTYPE 宣言の種類を変更することもできます。

おすすめ別ソース編集画面

上記 「ファイル」 タブでの推奨設定の結果、新規ページ作成でのソースは次のようになっています。

HTML4.01 の場合:

XHTML1.0 の場合:

HTML5の場合:

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ソース編集タブ

初期値は次のとおりになっています。

おすすめ

タグ、属性の出力文字を小文字に

行数表示にチェック マークを入れる。

文字下げ(インデント)の設定は、インデント量を半角スペースいくつにするかを指定します。

ショートハンド可能なセレクターのチェックを全て外す。

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ビジュアルサイトビュータブ

おすすめ

展開レベルで「エラーのあるページまで展開」にチェックを入れない

ビルダー15以降では、[ツリー表示]、[サムネイルの大きさ] の設定が無くなっています。

ビジュアルサイトビューの表示が大きく変更されました(下図)。

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その他タブ

プレビューの表示モードを設定します。

ビルダー18の初期設定では[Internet Explorer 8]が設定されています。HTML5でのページ作りをする場合はInternet Explorer 10 以降が必要です。

おすすめ

ビルダー18以降の場合は、表示モードを Internet Explorer 10 以降に設定します。

以上で、[ツール → オプション] の設定は完了です。編集画面の ツールバーの設定 に進みます。

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