CSS+(X)HTML で Web ページ作りをするのに適切な、ビルダーの編集画面の構成を設定します。
ホームページ・ビルダー16以降、初回起動では [スタンダード] スタイルで起動し画面が表示されます。
ホームページ・ビルダーを起動して、[エディターズ] スタイルを選択すると、次の画面になります。
エディターズスタイルの強みは、編集画面・ソース表示画面とも幅広く使えることにあります。
また、画面が他のスタイルよりかなりすっきりしているのも特徴的です。
操作はメニューバーを使って行います。
「タグ一覧」 「ページ一覧」 などは画面右側に折りたたまれており、必要に応じて広げて使うことができます。
編集中にスタイルの切り替えもできます
ページ編集中に編集スタイルを切り替えるには、メニューバーから 「表示」 → 「編集スタイルの切り替え」 をクリックし、[かんたん]、[スタンダード]、[エディターズ] のいずれかを選択します。現在のスタイルは、画面右下のステータスバーに表示されます。
初めに HTML ページの新規作成を行います。その場合、ページ作成モードは [標準モード] で行います。
ページ作成モードは、[ツール] → [オプション] → [一般] タブの [ページ作成モードの選択] で指定したモードになります。ここの設定が [標準モード] に設定されている場合は、次のようにします。
① ツールバーにある (HTMLの新規作成) ボタンをクリックすると、ページ編集画面が表示されます。
一方、[ツール] → [オプション] → [一般] タブの [ページ作成モードの選択] で指定したモードが、[標準モード] でない場合は、以下の方法にて変更します。
① ボタンの右にある▼をクリックすると以下の選択メニューが表示されます。
② ここでは、標準モードを使用しますので、[標準モード] をクリックします。
「どこでも配置モード」を使うと、自由なレイアウトのページを作ることができます。
ただし、デメリットもあります。古いバージョンの Intenet Explorer やそのほかの Web ブラウザでは 「どこでも配置モード」 で作ったページを正しく表示できないことがあります。どんな Web ブラウザでも見られるページを作りたいときは 「標準モード」 を使いましょう。
モードの選択が終われば、次のような画面になります。
「エディターズ」 スタイルでは画面右側に折りたたまれた 「ページ一覧」 「素材ビュー」 など 9 個のナビメニューがあり、必要に応じて広げて使います。
編集領域を広くした、編集しやすい画面構成にしましょう。
直接ソース編集を行う場合は、[かんたんナビ] の機能や [編集] の機能はほとんど使わないので、これらを表示する必要がありません。ツールバーは [標準] [書式] と [スタイル クラス] のみを表示します。
① メニューバーの [表示] で、[かんたんナビ] のチェックを外し、[ツールバー] は [標準] [書式] と [スタイル クラス] だけにチェックした画面を表示する。
エディターズとスタンダードの中間的な画面構成にするには、エディターズスタイルで [かんたんナビ] を表示すると良いでしょう。
① メニューバーの [表示] で、[かんたんナビ] をチェックし、[ツールバー]は[編集][書式][ズーム][スタイル クラス] にチェックを入れた画面にする。
アウトライン
ビルダー16から、編集画面の表示モード (編集優先/表示優先) に 「アウトライン」 が加わりました。色やデザインなどスタイルを表示せず、タグの構造や記載内容(語句や文章)だけを表示します。スタイルを排除することで、HTMLの構成を把握しやすくなります。
アクセシビリティメータ
ホームページ・ビルダーでは、ページを編集しながらアクセシビリティ レベルを解析することができます。
作成しているページが設定したレベル(初級:初期設定、中級、上級とあり、「ツール」>「アクセシビリエィチェック」>「設定」でセットできる)に合わせて評価され、ステータスバーの右下にアクセシビリティメータとして以下の画像が表示されます。
(低:大いに問題あり)
(中:問題あり)
(高:良好)