江戸料理百選タイトル   

江戸時代の料理を現代に!

 料理文化の豊かさは、その国に住む人びとの心の豊かさを示すものです。
古来、日本人は食に関しても極めて繊細な識別力をもち、甚だ審美的な造型力に富んでいました。
食べ物は腐敗を免れないため、過去の料理は文献の上でしか知ることができず、審美的な造型力も想像するほかありませんでした。
そこで、福田浩氏と島崎とみ子氏らは江戸時代の料理本を教科書にし、これを忠実になぞることによって、当時の料理を再生し現代に甦えらせることに成功しました。
ここに初めて、当時の人々の心を実感することが可能になったのです。
江戸の籠や
■ 江戸料理百選 ■
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001 木の芽田楽/浅茅田楽 (2位)
002 ハンペン豆腐(4位)
012 玲瓏とうふ(4位)
019 雪消飯(4位)   
021 渦まき豆腐
028 霙蕎麦(みぞれそば)
036 酢烹(すしに) 
046 林巻大風呂吹大根
060 道味魚飯・鯛飯(1位)
066 葱めし(3位)
085 磯菜卵
100 鯛丸あげ煮

■目でも味わえる古典料理
料理写真界の第一人者が撮影した力作は、古典料理を目で鑑賞することを可能にしました。

■原典に忠実な料理法
当時の技術を忠実に解釈し、現代生活にも応用できるよう作り方に工夫を加えて解説しました。

■健康食・自然食として
材料の持ち味を十二分に生かした料理は健康食・自然食の原典です。
江戸料理百選2

     江戸料理食べる人


 ■著者
  福田  浩   なべ家主人
  島崎とみ子   女子栄養大学

 ■寄稿
  川上 行蔵   料理書原典研究会
  神保 五彌   早稲田大学名誉教授
  平田萬里遠   青山学院大学
  原田 信男   札幌大学
  薄井 恭一   随筆家

 ■写真撮影
  佐伯 義勝   FOOD
          PHOTOGRAPHER

 ■装丁
  田村 義也



発行元 2001年社
〒350-1317 埼玉県狭山市水野458-55
TEL:04(2950)1021 FAX:04(2950)1022

 

◆料理編

■ 豆腐(40点) ■ 大根(12点) ■ (27点) ■ (11点) ■ (11点)

◆解説編
日本料理のこころ
「料理」ということば / 料理本の誕生 他



江戸後期の料理本
料理本と料理書 / 料理本の時代 他



江戸の料理屋
料理屋の出現 / 「高級料亭」の登場 / 競合する料理屋 / 「升屋」の繁栄 /   高級料亭「升屋」の献立 他



心に残る江戸料理
大根料理の佳品二種 / 最も重要な蔬菜 他

玲瓏とうふ  砂糖づけ

料理本解題
料理山海郷 / 卓袱会席趣向帳 /    豆腐百珍 / 豆華集 / 万宝料理献立集 / 万宝料理秘密箱前編 他



◆資料編
料理の下準備
江戸時代食生活史関連略年表

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