Android端末でのwebブラウザは 昔から Dolphin を愛用しているのだが,たまにヘンな表示をする。半角英字が左に詰まって重なってしまい,読めなくなるのだ。何を言っているのかわからねーと思うが右図の上段のように映る。中段がその元の文章。奇っ怪なことに英小文字に限って表示不正となる。
しょっちゅうなってる気がしてたんだけど,落ちついて調べてみたら, Zenpad 10 の Dolphinブラウザ(つまりタブレット版)で Dolphin
Jetpack (表示加速プラグイン?)を OFF にした状態で,<html>タグに lang="ja" 指定をしているペイジをひらくと再現できる。lang="ja"の有無については1年前にわかっていて,有り体に言えば自分の頁が壊れるのが嫌でわざわざ外したのをいま思いだした。右図の下段はniconico動画のペイジの例であり,ばっちり
<html lang="ja"> が記述されている。
Dolphin Jetpack は Flash のプラグインを兼ねており――Zenpadで観ることはなかろというのでたまたま切ってた――ジツはChromeブラウザでもこの英小文字不正表示は起きる。するってえと
Flash 絡み? いやまさかね。そこは偶然だろう。
ブラウザのバグであることは確定的として,当面の回避策としては <html>タグに lang を指定しないということになる。lang属性は必須ではないからそれでいいちやいいんだけれども,如何にも現物合わせで糊塗してる感じだし
Validate でワーニングの出るのはおもしろくない。
ここは <html lang="ja"> にすべきだよね……。指定しておけば将来的に AI がクロールしたり読みあげたり訳しあげたり晒しあげたりするときに,まぁ何て好いたらしいおペイジでしょうと感激し,引いては著者のおれを厚遇してくれるに違いない。過去ぶんを直すのは措いても今年の日記頁からはつけとこう。
おれの閲覧環境では Dolphin Jetpack ON で済む(Chromeは使わない)。後は野となれカバトット。