入笠山・釜無山登山( 縦走中の最高峰は釜無山:2,116.5m ) 2007.05.04 登山



【PHOTO & 記録 入笠山・釜無山登山 5】


さらに先へ進むと、やがて林が切れ、目の前に明るいササ原が現れた。

道は明瞭に続いており、先へと進む。
ただ、この先、もはや高みは見えないことから、頂上が近いことを感じさせる。

結局は、 道の先に見えた残雪部分に頂上の標識は立てられていた。しかし、いかにも取って付けたような感じは否めない。

そこで、家に帰ってから調べたところ、1989年に出されたガイドブック (東京周辺の山) には、釜無山の頂上について、「釜無山の最高地点は狭くて展望はないが、 その先は明るいササ原で気持ちが良い」 と記されていた。
やはり、さっき見た林の中にあった場所が昔の (というか本当の) 頂上に違いない。

時計を見れば、時刻は 9時34分であった。

頂上付近は気持ちの良いササ原となっている。
今回、展望は全く得られなかったが、本来はこのササの斜面の向こうに、 八ヶ岳が見えるのかもしれない。

気持ちの良いササ原といっても、たった1人で休むのはどうも落ち着かない。
また、腰掛けるようなものもないことから、5、6分ほど居ただけで、9時40分、引き返すことにする。

右の写真は、林の中の一部だが、苔むした岩が深山の趣を感じさせてくれる。

快調に下り、再びササ原へと戻ってきた。
ササ原の中に別の道があった所である。

時間に余裕があったので、その別の道を辿ってみる。
道は斜面を下るようになっており、下には林道が見えた。
上を見やれば、樹林の間から 八ヶ岳がうっすらと見える。

再び元の道に戻る途中、釜無山のなだらかな山容を目にすることになる。


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