入笠山・釜無山登山( 縦走中の最高峰は釜無山:2,116.5m ) 2007.05.04 登山



【PHOTO & 記録 入笠山・釜無山登山 3】


イレギュラーな林の中の道もやがて車道と合流することとなる。
釜無山への入口ともなる大阿原湿原は当然もっと先にあると思い、 車道を左に進もうとしたところ、右手 100mほど先の方に何やら看板らしきものが見えるではないか。

そんなはずはないと思いつつ、念のためにその看板を確かめに行ってみると、 何とそこは大阿原湿原の入口であり、釜無山へと続く車道との丁字路でもあったのだった。

危ない、危ない、看板が目に入らなかったら、車道を左に進み、 山を下ってしまうところであった。

大阿原湿原は先ほどの入笠湿原と同様、陸地化が進んでいる老化湿原なのであろう、草原にしか見えない。

この大阿原湿原を右にやり過ごし、車道を進む。
車道はかなり上っており、少々息が切れる。車道の周囲は見事なカラマツ林で、車道歩きであることが勿体ない。

きつい傾斜はすぐに平坦になり、後は釜無山登山口までほぼ平坦な道が続く。
面白いことに、舗装された道は途中で非舗装に変わり、再びまた舗装道路に変わるといった状況である。
車道周辺の木々にはサルオガセが目立つ。

大阿原湿原入口から車道を歩き続けること 丁度 30分。
車道の右脇に釜無山登山口と書かれた標識が見えてきた。

車道の途中にいくつか枝道があったため、 釜無山への入口を見落としたかと少々不安になってきたところだったので一安心である (8時56分)

標識に従って、ササをかき分けるようにして林の中に入る。
道は明瞭だが、所々でササがうるさい。

暫く進むと、登山道に残雪が現れた。
やはりこの時期雪は腐り始めていて、雪の上を歩くとズボッと足を取られる。
ただ、残雪はそれほど長く続かず、全体的には日当たりの良い雪のない道が続く。

一方で、ササがうるさい場所が数カ所ある。

林を抜け、斜面を横切る様に進んでいくと、やがてササ原が現れた。 右手には、これから登る釜無山と思しき山も見える。

このササ原もササが結構伸び放題でうるさいが、そんな中、ササ原の中に左へ進む道が現れた。
当然、まっすぐ進んだのだが、左への道は不思議である。

釜無山からの下山時、この道を少し進んでみたところ、道はそのまま林道へと下りるようになっていた。
しかし、林道は途中、ゲートによって通行止となっていたはず、 逆方向から来た人が使う道なのであろうか (尤も、林道のもう一方の先がそのまま町に繋がっているようには思えないが)



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