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新聞のテレビ欄・ラジオ欄に「BSデジタル各局」の番組表が出ています。民放は「無料」放送なんですって。で、地上波とBSと競合する部分も出てくるのですが、ちょっと見た限りでは 「だから何なの?」 というコンテンツです。 いや、うちではケーブルテレビのモニターでBS各局を分割画面で見られるのですが、きょうの番組表を見ても 「面倒だからいいや」 としか思わないのです。ケーブルテレビにお金を(月3,000円)払えば、BSアナログで見ることはできますが。 ☆双方向で楽しむことができます。 ――そんなの、インターネットでもできるもんね。 ☆美しいハイビジョン画面でご覧いただけます。 ――14型のテレビには関係ないもん。 ☆続々出てくるコンテンツにご期待ください。 ――コンテンツならCSの専門性のほうが上です。 というわけで、小さくなったラジオ欄を眺め 「そんなにラジオの存在って軽くなったの?」 と考えたのでした。 Up |
盛岡と仙台を結ぶ高速バス「アーバン」が14往復から、平日15往復・土曜休日20往復(1月1日を除く)という体制になりました。どちらかというと盛岡→仙台の利用者の方が多いと読めるダイヤで、盛岡の始発が5時45分(仙台は7時)、最終が仙台20時(盛岡は19時)という編成です。片道2,850円。往復だと5,000円(6日間有効)で、新幹線からシフトする乗客が増えることでしょう。――と思ったら、「仙台ショッピングきっぷ」で対抗してきました(年末年始を除き、2001年2月26日まで発売。有効期間3日)。5,000円の商品券がついて盛岡から12,000円で、実質片道3,500円で仙台に行けるわけです。 それはさておき、仙台行きのバスがなかった江刺・水沢にも3往復開設されました。2時間で2,000円(往復3,000円)。今まで在来線乗換えで移動していた層が、かなりバスにシフトすることでしょう(1時間1往復の列車に数人はいるみたいです)。そこで問題になってくるのが「青春18」の使い勝手の悪さです。 1枚11,500円のきっぷで5日間乗り放題。かつては切り離しができて、「じゃあなたは2枚、私は3枚」という使い方ができたり、住居がばらばらの5人が現地集合・現地解散ということもできました。それが ☆5回分を原則として1人で使い切らなければいけない。だめなら余った分は無効。 ☆「青春18」の持ち主にたどり着くまでは別途負担。 となったわけです。加えて在来線は走行距離が短くなって、あちこちで乗り換えを余儀なくされてますから(効率化、なそうです) ☆特急・急行列車を使え という姿勢がみえみえです。だから、人々は高速バスにシフトしたのですよ。 ――青春18を使ってもいいかな? 「いや、バスがあるんだから、バスで行ったら?」 という妻の見解が、盛岡市民の一般的感覚だろうと思います。 Up |
山形/秋田/宮城/岩手各県の高校再編をめぐる状況と総合学科高校の現状と課題と続きます。土曜の午後に行われたシンポジウムに行って、各県のさまざまな実情が報告されました。 ☆学級減を食い止めるために、総合学科にしようという考えがある。他校は専門科→総合科なのだが、本校は普通科→総合科となった珍しい例である(山形)。 ☆5年で高校を57学級減。男鹿・鷹巣・大館地区などで高校を統廃合する。また女子高の共学化も進める。ただし「30人学級」を進める意見書が、県議会全会一致で可決された(秋田)。 ☆1986年からの15年で仙台地区を除いて、県北・県南で学科改編(←単純に総合科を設置)を進める。来年から4年で4校統廃合が進む(宮城)。 ――おさらいします。生徒数の減少によって、各県の教育委員会は40人サイズでの学校の維持がむずかしくなったと判断。学校を統廃合することを考えます。その際、対象となる多くが専門(実業)高校なので、それらの学校を束ねるために「総合学科」を進めていこう、という考えです。もし「30人学級」が可能ならば、理論的には統廃合をしなくても学校を維持することができます。ただし、コストがかかります。ここから、各校が具体的にどう機能しているかという話になります。 ☆山形・庄内総合:地元の子は隣接する酒田・鶴岡の高校に流れていた。ところが学校名を変え、総合学科制を敷くことで部活動・進路等において活気がでてきた。その結果、志願者数も安定してきた。 ☆秋田・西目:かつては農業高校だった。その流れを汲む「地域の高校」という認知度が高く、進路に関して割とよい結果が出ている。ホームルームを学年単位でするようにしている。科目編成のために、講師を頼まなければならない。 ☆宮城・宮城野:仙台地区の受け皿として普通科・美術科・総合学科を設置している。ただし、総合学科は全県から募集し、進学志向である。総合学科に入学すれば、自分の進路に応じた科目を進んで取れるが、普通科だと科目の制約があり、学科によって意欲の違いが感じられる。委員会・クラブ制は取ってない。 ☆岩手・岩谷堂:3年次・各科目の成績伝票60枚。各自ばらばらな教科なので、2.3年次のクラス経営に教師の力量が問われる。進路・生徒といった課主導により、情報共有・共通理解は必至。生徒の85%が総合学科を評価しており、75%は「科目選択は成功」と言っている。 ――ここから壇上と会場のやりとりが盛り上がるのですが、 ☆学校統廃合→総合学科を進めることで解決になるのか? という疑問は、当然出てくるだろうと思います。そのことは 「理想の追求は金がかかる。事実、これからは『総合学科』ではなく『コース制選択』という形で進めるようだ」(秋田) というように、現実との落差がどうしても出てしまいます。当の生徒たちは 「『総合学科を出た』というよりも『高校を出た』」(岩手) という認識が先のようです。ただし、 「総合学科で必修となっている『産業社会と人間(進路選択のための授業)』を取り入れることは、生徒たちへのヒントになる」(山形) のは確かです。 「受け身で学校生活を送るのでなく、自己責任が求められる」(宮城) のも事実。ですから、ある参加者が ☆教員の『意識改革』が求められるのは恐怖だ と発言したのは、ごもっともなことなのです。しかし、現場から言わせれば 「それは、生徒と一緒にいろいろな物事をやっている」(岩手) ことに過ぎないのです。その実態があいまいだったのでシンポジウムが仰々しくみえたのでしょう。 他校の参加者から、 「いちばん大変なのは、現場にいる人だっていうのはよくわかってるよ」 という慰め方をされました。それはともかく、よその状況を知ることは勉強になってよろしゅうございました。 Up |
気がつけば、サイトを5つ以上抱えていたのでした。「以上」というくくり方は、他にも隠れサイトがあるので、その子を起こすと数はもっと多くなります。 その1:このコラム。ここが基本なので、すべてに優先しての更新となります。 その2:ゲストブック(一般向け)。「オフライン・ボード」と課しているきらいはあるのですが(^^;)、事故があったときにはここに出没します。 その3:岩手・高校演劇の小部屋。そういうサイトを作ってしまったのが運の尽き。徐々に回転が速くなってます。 その4:クリスマスページ(注・本体の中に構築してます)。ごめんなさい。今年は例年よりも密度が薄くなってます(他が回転していて手が回らないのが正直なところです)。 もっとごめんなさいが その5:盛岡探偵団。探偵さんがずーっとお休みしているのもあるのですが、よその掲示板の回転にはとても及ばない閑古鳥具合(;_;)。 その他にあのBBSやそのサイトもあるのですが、草ぼうぼうです。 「5つある」 と妻に口走ろうものなら 「とてもじゃないけど、私にはできない」。 と言われてしまいます。というわけで、妻のサイトを心待ちにしている皆さま。彼女のサイト構築はまだまだ先の話です。 Up |
昨日、職場近辺では雪→雨と変わったのですが、紫波から北では雨→雪だったのだそうです。車窓から路面状況を確認し、思わず悲鳴を上げます。盛岡で10数センチになった雪に、夏物の靴では太刀打ちできません。たまらずトレッキングシューズを買って帰る羽目になります。 ――正解(←みのもんたの声で)。 盛岡駅バスプールやバスセンターといったところ、雪かきしていない歩道は圧雪状態でだめです。いくら盛岡人といえども、モバイル持ち歩き状態ではバランスが取れません。 さて、きょうの職場への上り坂をどう攻略するかという問題があります。去年はそれを見てバス通勤を決断するのですが、今年はそうも言ってられない状況が出てきます。 理由その1)何せ、今年は担任。バス時間で切り上げられるほど優雅でなくなりました。 それは、仕事をやりくりするなり、乗るバスを変えれば済むことではあります。 その2)土曜日、バスが走らない。 なぜか土曜ダイヤだと、駅と職場を接続するバスが10分早くなるのです。そのことを意識しないと利用できないダイヤというのも、不便です。 というわけで、今年は車で職場通いになりそうです。しかし、朝の霜付き状態・路面状態を駅に降りて瞬時に判断し、次の瞬間バスが待ってくれるかどうか怪しい状況です。「車で行く」と言い切れないところが、冬道初心者の弱さです。 Up |
NHKラジオ英会話。この時期になると、歌で1年を締めくくる企画となります。今年は "John Lennon-Before the Turn of the Century" ということで、ジョン・レノンの曲が1週間流れてます。ラインナップを見ると 4(Mon) Imagine 5(Tue) Mind Games 6(Wed) Stand by Me 7(Thur) Whatever Gets You Thru the Night 8(Fri) Woman 9(Sat) (Just Like)Starting Over と続きます。各局では8日前後に集中的にレノンを流すのでしょうが、NHKラジオ第2が1週間英語番組でかけつづけるところに意味があります。 通勤電車で"Imagine""Mind Games"を何度も聞きます。テキストを見、解説を聞き、口ずさみ(あまり大きな声を出せないのがつらいところです)、 「シンプルなメロディに、彼の特徴が出ています」 というのに納得します。Mind Gamesの詩を書き直したとか、さりげなくFO(フェードアウト)のところに元の歌詞を入れたり(←聞きづらい!)、そんなところにも「らしさ」がでているように思います。60年代後半から70年代にかけての「平和運動」の気分。それだけでいいの?という彼の問いかけと、私は解釈しました。それも、20世紀を振り返るにはよいか――。 学生のころ、仙台・東一番町で 「ジョン・レノンの曲で何が一番好きですか?」 というアンケートに答えることになり、実にちんぷんかんぷんな答えを発した、その程度の関わりしかレノンに持てなかったのが正直なところです。むしろ、息子の顔のイメージが強かったり、"Starting Over"がCFで使われていることぐらいしか思い浮かばないのですが、シリーズが終わるころには、しっかりレノンにはまってそうな感じです。 ラジオ英会話。月曜から土曜の昼3時25分〜、夜7時25分〜、夜10時20分〜。それぞれ20分番組です。2コーラス(もしくは3コーラス)かかります。 Up |
ジョン・レノンが暗殺され、一方でボーナス支給日(ただし、今年に限って)と浮かれ、そういえば「大東亜(太平洋)戦争」開戦日だと、私の12・8に関する引出しはそれでおしまいでした。それにここ2,3日の降雪・圧雪の対策をどうするか考え、車が修理から戻ってくるかどうか。そして家に車で戻り、温泉に行って、おいしいもの食べて...。こちらは、そのように脳天気なありさまでした。 メル友にご機嫌伺いを立てます。返信を見て、ちょっと考え込んでしまいます。 「12月8日は父の命日なので、休みをもらいます」。 彼女は冷静に物事にあたり、人前では弱気なところを見せません。仕事が山積みになっても、とことん職務に励み、遅れをみせまいとします。こちらが 「もう、その程度にしたら」 と言っても、それでも黙々と仕事をする彼女。義理人情を嫌っているように見せかけて、実は嫌ってない部分があります(本人は否定しますけど)。遊んでいるように思わせておいて、実はポイントはしっかりと押さえてます。 そっかぁ。ちょっと浮かれていたメールを送りすぎていたな。と反省のメールを送ると(←だから、それが浮かれているんだってば)、用件だけ返信したり、むだがないというか、愛想がないというか。でも、返事があるだけいいのか。 12月8日。あちこちからレノンが流れる中、 「きょうは太平洋戦争の開戦日」 とニュースの項目となることでしょう。彼女と家族がお父さまに思いを寄せているのだということを、レノンの曲を聞いて私も思い起こすのかもしれません。 Up |
鯉:田中・長野県知事にとっての初議会でした。 熊:メディアがちょっと騒ぎすぎじゃない? 鯉:いや、議会に集まる人も劇的にふえたそうです。 熊:けど『田中効果』って、何なの? 鯉:「人目にさらされていることを意識する」ということだろうと思います。 熊:まえ、さきがけに田中さんという経済企画庁長官経験者がいたよなぁ。 鯉:エコノミストですね。長野出身でした。 熊:羽田さんが強いんだよ、あそこは。 鯉:それで、彼も当選できなくなった。で、彼が何か言っているのですか? 熊:「人目にさらされていることを困る人もいるから、そのことを配慮してほしい」 鯉:あっ、なるほど。でも、今までえらそうにしていた人の素性がばれる意味では 熊:彼はいいかもしれない。長野はその実験場所という見方もできる。 鯉:それは地方でのレベルなんですが、国レベルで「さらされる」ことをわかってない人が 熊:いるなぁ。 鯉:では、皆さんご一緒に。 熊・鯉:もりさぁぁぁん。 鯉:彼を支えている人々っていうのは、何なの? 熊:総理をヨイショしておけば、いいことがあるからじゃないの? 鯉:反戦平和をうたっている創価学会が母体の党は、本気で森さん支持なの? 熊:だから、誰のための反戦平和なのかってことがある。 鯉:森さんに総理が変わってから、何かいいことありました? 熊:携帯が安くなった(苦笑)。 鯉:確かに(^^;)。でも、それは森さんにはあまり関係ないと思うんですけど。 熊:森さん、ドコモが好きだからなぁ。 鯉:よその国に行って、「携帯はいいよぉ」と得意になってました。 熊:電源の確保という点に気づかない。 鯉:あとは、パソコンもインターネットも安くなったのかなぁ。 熊:「IT革命」を推進した......のは、森さんなの? 鯉:本人は、そう思っているんじゃないんですか? 熊:うーん。でも『流行語大賞』の席には呼ばれなかったなぁ。 鯉:慎吾ママ、間に合ってよかった。 熊:あの「おっはー」は『おはスタ』からもらったんだろ? 鯉:でも、慎吾ママ、隠してないから。 熊:今年を振り返る時、隠した隠さないがキーワードになるかもな。 鯉:隠さなくて〇:モー娘。のメンバーチェンジ、レッズ(official)の監督更迭。 熊:キムタク+静香のできちゃった婚、田中知事の日常...。 鯉:隠して×:雪印の製造工程、森総理の選考、演劇・県大会の代表校...。 熊:あなた、こんなところで恨みつらみを言わなくても。 鯉:だから、ガラス張りっていう考え方があちこちで求められると思うのですよ。 熊:そのことに対して、どう対処するかってことが問題なんだろうな。 鯉:というわけで、21世紀に向けての展望でした。 熊:んな、大げさな。 Up |
知人から 「TOEIC受けない?」 と言われ、今までだったら理屈をつけて断ってただろうと思います。例えば 「英検だったらこれこれこうだっていうのがわかるけど、どうもね」 というように。しかし、TOEICはスコアが具体的に出ます。逃げようがない。文法がむちゃくちゃだというのはわかってますから、そこで打ちのめされたらかえって自信をなくすんじゃないかと。 しかし、知人から「英会話の友」とまつりあげられ、しかもこちらは数年前に教壇に立っている『実績』もあり、とりあえず10数年前に取った英検2級もあります。「面倒くさい」のと「義理」をはかりにかけると、義理の方が重かったわけです。 さぁ、受けると決めた。申込要項の入手方法も聞いて、書店に行った。なんだ、インターネットで申し込みできる(13日午後11時59分まで)じゃありませんか。じゃ、お金は後回しにしていくつかのTOEIC本を見て、3ヶ所目に回った書店で『たった3カ月でTOEICテスト905点とった』という吉村達也の本を見つけます(ダイヤモンド社)。この本、 「何点取ろうかなぁ」 とうだうだ迷っている私に刺激を与えるには、十分な内容を持ってます。腰巻きだけ紹介します。 第1章■ここを読んだだけでスコア100UP! 第2章■英会話信仰をぶちこわせ 第3章■逆転の発想!カタカナがあなたの発音を改善する 第4章■聞き取りの秘密兵器はテレビにあり 第5章■パソコンとEメールで文章力を鍛え上げる 第6章■檻の中の英会話から抜け出そう ――えっ、それだけじゃよくわからない?じゃ、もうちょっと。 ☆社会人は毎日勉強できるほど暇じゃないから、ある時期に集中してやらなければいけない。しかし、ちまちまとやって効果がでるほど甘くない。それなりの覚悟をせよ。 ☆「英会話」は「英作文」を頭でやるようなものだから、一番高度なこと。それを一番最初にやろうとするから「英語嫌いが多くなる」。われわれの頭は、子どもの頭とは違うのだ。 というトーンです。おっ、いいぞ。やれやれ......って、自分がやるのか。 他にも、具体的に何をどうすればいいのか記されているので、この本は買いです。妻を説き伏せて、ケーブルテレビの手続きに入ります。前回、CNNやらBBCはコソボ問題のオンパレードだったのですが ☆それこそ、英語学習の絶好の教材 だと吉村は言います。いまならアメリカ大統領選挙ですか。要するに、日本人の記者が聞かないことを知るには、英語が理解できないとだめだということなのだそうです。 前回、とある試験を受けると決断しておきながら、直前で断念したことがありました。今度は逃げられません。だって、知人も受験するのですから。700点は行きたいなぁというのが願望ですが、どこまでできますやら(この項、随時続く)。 Up |
わが高校では、生徒が履修科目を「自由」に選ぶことができます。ただし、各自の進路(大学・医療系・公務員・就職・専門学校...)に応じた科目を取る原則がありますから、それを間違えるとあとで苦しむ羽目になります。 さて、科目選択も調整に調整を重ね4回行いました。生徒が希望しても施設・スタッフは限られていますから、やむを得ない面があります。進路目標がはっきりしている生徒は、無難に作業します。問題は、迷っている生徒。『産業社会と人間』の中で学校見学・会社見学・講演などにより動機付けをしているので、迷いが減っているような気もします。しかし、そこは15,6歳。すんなりと決められない部分もあります。 科目選択を出し終わってから「進路変更」を口頭で申し出てきた生徒がいて、昨晩電話口で保護者・本人から事情を聞きました。彼は、変更の余地を残している授業の取り方ですからまだいい。例えば就職→進学というコース変更を1年後に申し出てきた場合対処できるか?――できないのが大原則です。そこで「自己責任」が問われるわけで、軋轢は相当なものです。 他県他校のように 「進路変更はあり得ない」 と突っぱねて、そのまま履修・卒業させる手もあります。けれども、わが校の実情は生徒に合わせて便宜を図ってます。そうでないと、宙に浮く生徒が多数出てくるからです。 Up |
土曜に髪を切ったのがいけなかったか、日曜の午後にファストフードに行ったのがいけなかったか、どうも風邪らしいです。子どもたちは峠を越えましたが、のどが痛く、痰が絡みます。葛根湯系の風邪薬を飲み、タオルを首に巻いて寝ることで何とか凌いできました。 ☆風邪がよくなる兆候は、汗を出して寝ること という説で行けば、月曜ゆっくり寝られたのでよし。昨日もそこそこ仕事をこなした。さて、ちょっとだけよくなった昨日、調子に乗ってビールを飲んで寝たところだめ。眠りが浅かったのでした。しょうがないので未明に葛根湯を飲み寝たところ、すんなり眠れました。葛根湯侮れずです。 いや、まだのどの痛みは取れず、のど飴の世話にはなっているのです。でも眠れたということだけでも、精神的にずいぶん違うものです。 Up |
鯉:いつもなら真っ当に書くのですが、風邪で頭が回りません。 熊:真っ当に書いても、わかりづらいプロセスだぞ。 鯉:たまたまフロリダ州の一件が問題になったわけですが... 熊:得票総数でいえばゴアの方が多かった。 鯉:どっちが勝っても「小粒大統領」と言われるゆえんです。 熊:納豆は小粒が好きだ。 鯉:誰もそんなこと聞いてませんって。で、民主主義って面倒だと思ったのですよ。 熊:民主主義って面倒だったって知らなかったの? 鯉:わかりやすさが民主主義だとおもってました。 熊:民主主義は田中康夫から長野県議会の各会派、日本共産党まで口を揃えて言うよ。 鯉:田中の場合は「はい、わかりました」とあっさり身を引いた>県議会 熊:「潔くないゴア」という印象が強いんだよなぁ。 鯉:昨日の朝日に「民主主義は水平線のようなもの、 熊:ただ(アメリカも)近づいているだけ」という演説のことか。 鯉:そう。アメリカの姿が決して「理想の民主主義」じゃないということはわかりました。 熊:選挙が「終わっ」て1ヶ月近く「あーでもない、こーでもない」とは、 鯉:「20世紀の幕切れにふさわしい」できごとです。 熊:鯉ちゃん、冴えてるね。 鯉:いや、早くクリスマスに専念したいんですよ。 熊:世紀末には、世紀始めの出来事を見よ、ってことか。 鯉:神さまは、この2000年の12月をどう思っているんでしょう。 熊:わかんない。ただ、「こっちにも目を向けてほしい」って思ってるんじゃないの。 鯉:まぁ、あと1週間。クリスマスに集中できるように頑張ります。 熊:今年(24日)の教会での仕事は? 鯉:昼はパーティの司会。夜は受付です。 熊:その前に、風邪治そうよ。 鯉:あ、えぇ。まぁ。 Up |
風邪ネタが3日続きますが、ご了承ください。 薬を飲んで、必死に症状の緩和を図っているのですが、鼻詰まり・鼻水が止まらないのはどうしようもなく、マスクを余儀なくされます。大げさなんですが、でも、鼻近辺はこれでずいぶん楽になります。ところが、マスクをして通勤・仕事をするとおおよそ3つの反応をされます。 1)マスク姿を見て、避ける人 2)マスク姿を見て、喜ぶ人 3)マスク姿を見て、同情する人 このパターンです。知人は私のマスク姿を見るなり、逃げるようにいなくなりました。生徒たちは遠くからげらげら笑い出します。何か文句あるのかよぉ。 「だって、おかしいんだもん。あははは」。 同僚は、とりあえず3)のパターンなんですが、そんな、マスク姿って変ですかねぇ。 ちなみに、昨日は忘年会に出て、熱燗を飲まされました。その時、もちろんマスクは外してます。その後、マスクをした時の楽だったこと(寝るとき、咳がひどくて寝付けないありさまでしたが)。 Up |
昨年の覇者石川(福島)、名門校小名浜(福島)、津軽の雄・青森中央、地元の期待・湯沢(秋田)を蹴散らして最優秀を勝ち取ったのはノーマークの古川女子(宮城)でした。演劇では、感想を模造紙に自由に書いて出演校(そして観客に)読んでもらう状況があるのですが、公演前に 「この作品は最優秀を取る価値のあるものです」 という書き込みがありました。それがどういうことだったのか、舞台を見て納得します。 77歳のばあちゃんが、孫から「昔に戻る」というプレゼントをもらいます。80・90年代の踊り対決、70年代のオイルショック、60年代の安保闘争、50年代のヒーロー・ヒロインを振り返り、ここまでは架空の世界だったのが、40年代の戦争の時期に祖母の実体験(空襲で妹と死別したこと)と重なります。高校生が再現するにはむずかしかったであろう「過去の世界」を綿密な考証で舞台に再現し、戦争だけでは暗くなる、振り返りだけでは軽くなる劇をうまく仕立てて感心しました。 ――この脚本は誰が作ったの? いや、生徒みんなで作ったんです。いろいろと意見を出し合って、何度も直しました。 ――顧問の先生は直接書かなかったの? 「これはこうしたらいいんじゃない」と演出などで言いましたけど、私たちで書きました。 なお聞けば、インターネットなどで資料を求めて、何度も何度も書き直し、昨日の舞台があったのだと言います。劇は1人で作るのじゃない。みんなで作り上げていくものだ――ということを、彼女たちが示したような気がします。 最優秀・優秀校(湯沢・小名浜・青森中央)の4つのうち、顧問創作が2、生徒創作が2。こちらは生徒創作の虚構におかしさを感じ、顧問創作の計算された脚本につい引き込まれてしまうのですが、ある審査員が言った 「等身大の世界を描くことの限界。もっと巨大な爽快な嘘を」 という可能性を秘めていたのは、実は生徒脚本の方にあったのです。 古川女子の劇は、 ☆これ、うちらにもできそう という部分を多く残してます。戦争シーンの回顧だけならもっとうまい学校を知ってますし、 ギャグを散りばめるということなら、それに長けた学校も知ってます。それが「最優秀」に昇華したのは、生徒たちの熱意の賜物と宮城県大会などで彼女らの演技を見た、観客の肥えた批評眼があったからだと思います。 20世紀の最後、そういう劇を通じて世紀末を振り返ることが許され、大変幸せでした。 注)この後、1日目と2日目の劇評を記すつもりです。何分にも内容が濃いので、実際に書く時間がとれるかどうかわからないので、期待半分でお願いします。 Up |
高校演劇・東北大会の感想を大急ぎで書いて、Web上に流すまでチェックをかけてました。鮮度があまり落ちないうちに、プログラム順に感想を書きます。「小部屋」にはもっと整理した形で出します。 上演1(宮城県代表)泉松陵「fractional……」亀歩作(生徒脚本) 物事を人に決めてもらわないと次に進めない男、それにむかつく女を軸に話は進みます。セット・SEともシンプルです。明日出てくる石川高校の作りと似ている感じです。 ケータイがダイヤル式固定電話だったり、SEのタイミングはばっちり(おなじ宮城の古川女子のセンスに通ずるものがあります)。透明人間の見せ方、恋を寄せる女の子が舞台に出てこなかったこと、一つの演じ方だと思います。そのような作りには好感が持てるのですが、舞台に出る3人がずーっと後ろ向きでセリフを言わなければいけなかったのかどうか、1人2役をする芝居の間が開かなかったかどうか、ちょっと気になりました。 しかし初日のトップバッターで体も演技もコチコチになってしまいそうなところを、無難にこなしました。 上演2(秋田県代表)湯沢「次の詩」高橋征也作(生徒脚本)=優秀賞・優秀脚本賞 勢いに支えられた生徒脚本のよさが出た作品です。自作の歌を最後に絶唱し、カッコよく終わる。キスシーンも入れ、親の思いと反する方向での決断。踊りはまぁまぁ。舞台も広く使っていてよいです。 キャストの存在に軽さが目立つのが難点です。家出に反対する父・医者......軽いなぁ。最後、あっさりと息子の言い分を許す場面の、何と軽いことよ。S&Gの「明日に架ける橋」を持ってきた後に自作の曲を持ってくるなら、S&Gを使う効果が薄れる感じがします。そこが世代間の違いかな。 ――でも、いくら親がカッコ悪いからといって、あんなにものわかりがよろしいか?家出するからと言っておきながら、「最後はもどってくる」と彼女に言う主人公。そんな無責任な男を故郷の彼女は待っているのか?と、アラを探せばきりがないのですが、脚本賞を取ることができたのは、チームワークの勝利でした。 上演3(岩手県代表)不来方「病気」別役実作 県大会よりはわかりやすい芝居になってます。女1の声にバリエーションが出てます。しかし、不満がいっぱい残ります。 男1の滑舌、よくないです(「練習してないです」と観客に言うと、他の演劇部員が黙ってないよ)。脂汗にリアリティを感じません。男2の「苦しいです」、苦しくなさそうです。 客席を意識しないで芝居する場面が多いです。誇張をすればそれでよいのか。そうでもないということを他校は教えてます。で、最後に神が登場するのですが、何となく出てきて、何となく消えましたよね。あの出方でよかったのかなぁ。別役作品を消化できないままだったという感じです。 上演4(福島県代表)小名浜「シャドー・ボクシング」石原哲也作(顧問脚本)=優秀賞 舞台の使い方に数々の工夫が見られます。引き割幕を広くしたり狭くしたり、シルエッあります。ト・夕焼けのシーンがきれいだったり、かなり優れた技術を持ってます。全編に流れるS&Gの「ボクサー」、ばあちゃんのリアリティある芝居。「いじめ」について、かなり訴えるものがあります。 ただし、相当なインパクトのため、抵抗も感じます。なぜ、教師にあれほどの高圧的な物言いをさせるのか、主人公の優柔不断さをあそこまで強調することが必要だったのか。主人公に自殺をさせ、あだ討ちをばあちゃんにさせるところに、ちょっとだけ救いがあったのですが、この切なさが現実のいじめより軽いことを願うものです。 上演5(山形県代表)酒田東「SAVE ME〜二千年の孤独〜」酒田東高校演劇部(責任:田中惠子)作(顧問脚本) HOTEIのSEがかなりの大音響。ミュージカル仕立てで声量・足の高さなど、しっかり鍛えていることはわかります。おまけをこれでもか、これでもかと入れているのは、たぶん「キレイ」の影響だろうと思います。その仕立てはわかりますし、努力していることもわかりますし、パワーも伝わってきます。しかし、おまけが多すぎて印象が薄くなっているのが損なところです。状況説明のセリフをキャストに言わせてますが、聞いていて追いつけないところがあります。観客の好みはフルコース派より懐石料理派が多そうだということです。「テレビゲーム的」だというのは、私はそんなに抵抗を感じませんでした。 上演6(青森県代表)田名部「風に立つ人よ」村元督作(顧問脚本) 全編津軽弁のオンパレードで、青森放送が全県下に放送すれば、納得する代物だと思います。問題は、青森県民以外にこの作品がどの程度伝わったかってことで、客席から「何しゃべっているんだかわかんない」と言われた点です。そこが県内で上演する場合と他県で上演する場合の違いになると思います。翌日上演する青森中央との違いはどこにあるかというと、津軽弁をどの程度効果的に使ったかということです。それが評価の対象になったとすれば、不幸なことでした。オーソドックスな筋立て、演技というのはもっと高く評価されてもよかったと思います。 棟方志功ら偉人たちをなぞっただけに見えたのが損なところです。暗転も長かった。 ――はい、むちゃくちゃ言ってましたねぇ。2日目に最優秀が出るのですが、どうなるんでしょうねぇ。怖いですねぇ、すごいですねぇ。明日が楽しみですねぇ。それでは、また明日お会いしましょう>サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。 Up |
高校演劇・東北大会の2日目。上演7から12までを記します。 上演7(福島県代表)石川「無伴奏のセロ」いしいみちこ作(顧問脚本) 2日目の朝1。他校と比べてコンディションが立ち直るのが早かったように思われましたが、審査員には「等身大の脚本に限界を感じた」と酷評されます。でも、生徒たちはがんばったんです。今年の全国公演に出た2人(=カルチャーキャンプで演じた2人)美人じゃない主人公と後輩(男)を軸に、恋敵・美人の子との絡み。舞台を広く使っていて、うまく出ていたように思うのですが。トモコの垢抜けないところ、吊るしていた窓枠など出色。ずっと前に同じ脚本を1度東北大会でやっていたこと(←これは小名浜も同じです)=既成脚本という解釈をされてしまったのかなぁ。 等身大の脚本だと、嘘がつけない苦しさがあります。楽長の棒振り・ヴァイオリンとセロの大きさが同じ、弓裁きの細かいところ......よく見ると、嘘っぽいです。 不本意な結果だと思いますが、次のような作品のパワーの前に散ってしまったということでしょうか。 上演8(青森県代表)青森中央「推薦の王者」畑澤聖悟作(顧問脚本)=優秀賞 この作品は「いかにも」という嘘で満ち溢れています。仰々しいセット3段。わざとらしいポーズを取り続ける助教授。その中に男5人女3人の受験生を配置し、なお1人受験生を追加するという、計算された作品です。3段のセットに固まったり、広がってみたり、はけるのが早かったりで、ドリフのような綿密な脚本でした。 権威を振りかざす助教授對馬の陰謀で、大学の推薦入試合格者がゼロ。さぁ、30分以内に俺を「感動」させてくれぇ。だめなら不合格だ。んな、むちゃくちゃな。津軽弁がほどよく標準語化されているので聞き取りやすい。8人のキャラもうまくわけてあるのでGood。たぶん、どこかの学校が来年この劇をやることになるでしょう。見せるときに、テンポが求められるのと、キャラクター・視覚上の変化も求められ、要求水準は決して低くないはずです。じゃ、最優秀と優秀をわけたのは何か。それは、上演11をご覧下さい。 上演9(秋田県代表)秋田南「土曜日の風」三浦基作(顧問脚本) セットが大作。暗転なしで、淡々とした芝居を続けるのは集中力が必要だったことでしょう。その中で日常を表現する際に、状況説明が多いと、見る方は困ってしまいます。間もいま一つ乗り切れない。いろいろと理屈がこねてありますが、なかなか伝わりにくい感じがしました。一関一「水の中の月」を顧問に書かせると、こんな感じになるのでしょうか。 おばちゃんがキャストになりきってません。ワカの軽いセリフも滑ってます。勢いで押す学校が多い中で、地味な芝居はきつい感じです。 上演10(山形県代表)新庄北「緑のレクイエム」近江正人(顧問脚本) 環境破壊・親子愛。森を守ってきた父の働きを理解できなかった子が、最後の最後に父を理解することができた。環境破壊を進める側の人間描写がにくにくしいほどよくできています。しかし、高校演劇のエンターテインメント化が進む中でこのような劇を貫くことはむずかしい。例えば、エマージェンシーコールの出し方が大きすぎて台詞が聞こえなかったり、深刻さ一辺倒で押そうとしても、よそが笑いあり、涙ありで作ってくると、平板な物語にしか写らなくなってしまいます。 リアリティのなさ。でっかい葉っぱ、ビニール製はないでしょう。工事業者のヘルメットと靴も新品で、劇のパワーを弱めてます。夕焼けシーン、終演直前の緑色など、技術はあるのですから、ちょっとした工夫があればもっと評価されたことでしょう。 テーマの重たさで行けば小名浜と最優秀を争ったと思います。しかし、会話があまりにもステレオタイプ。「県の決めたことですからね」「カラオケとシャワーがないと泊まれない」...。湯沢の脚本よりは現実味がありましたが、どうも聞いてて耳障りなのです。 上演11(宮城県代表)古川女子「BANKA」古川女子高校演劇部作(生徒脚本)=最優秀・全国大会出場 30秒に一度ギャグを入れ、その間・効果がバッチリ、外さない。しかも脚本が新しい・生徒が考え出したもの(日常をうまく切り取ってます)。舞台には10代から70代まで。エンターテインメント性の中に「1940年代・太平洋戦争」のシーンを入れ、そこだけはしっかりとシリアスさをまとめている。岩谷堂の「紫苑」、一関二「ボランティアごっこ」の脚本を近い筋といえば近いのですが、それは彼女たちのエッセンスの一部でしかなく、材料の密度・部員の意気込み・正確な考証・落ちないテンポ・垢抜けた構成など、最優秀にふさわしいものだと思います。この学校の県大会を見ておきたかったと今にして思います。演技力で言えば、もっと抜けている学校はあったと思うのですが、全員が一丸となって創作するパワーを作品から感じ取ることができました。 苦言をいくつか。「戦争」を扱うなら、全編そのシリアスタッチで押すことはできなかったのかどうか。60年代の「東洋の魔女優勝シーン」、サーブはソ連でなくてニッポンから。最後、姉がスイカを渡さないシーンの冷蔵庫オチは、すっかり読めてしまいます。――とはいえ、舞台でのアンサンブル、色の使い方、音のタイミングなど、場内を大爆笑に引き込んだワザには、いや、恐れ入りました。何となくできてしまいそうな脚本なんですが、そこまでの努力もものすごかったと聞いてます。 上演12(岩手県代表)岩手女子「飛ぶ教室」結城翼作 よくやったと思います。台詞も聞き取りやすくなっていて、表情が県大会よりも数段よくなっていたこと、場面も整理されていたこと。前回は61分あとちょっとだったのですが、今回は58分台で終了します。しかし、それが「安全運転」と解釈されたらしく、「表現を犠牲にしている」という評をもらいます。ナナシが猫に残る決断をする場面の夏子先生とのやりとりの切迫感が増し、終わった後目頭が熱くなるのですが、上位校との差があったとすれば、自分たちの学校の(創作)脚本じゃなかったこと。東北大会で「なんでやねん」というのは、空しく聞こえるものです。 上演とは直接関係ないことですが、今回あちこちで携帯が鳴った音が聞こえました。1ベル5分後にすっと出した舞台進行が気に入っていただけに、この無神経さにちょっとがっかりです。ということで、12月16日と17日に大曲で行われた大会の報告でした。 Up |
熊:おかえり。忘年会はどうだった? 鯉:なんだか、みなさん芸達者で、かすんでしまいそうです。 熊:去年の忘年会と比べてどうだったの? 鯉:去年は幹事で、あちこちお酌しているうちに終わってしまいました。 熊:「パラパラ」はどうだった? 鯉:「踊っている姿見たい」ってメールに書いてきた知人がいましたが... 熊:怖いもの見たさか(--;)。 鯉:「ワンテンポずれて踊るところがよかった」と妙なほめられ方をされました(;_;)。 熊:くくっ(^^;)。 鯉:そんなこんなで、岩手唯一の「高校演劇掲示板」Webマスターになりつつあります。 熊:あれ、そうじゃなかったの? 鯉:投書が来てます。 ★ごぶさたしてます。最近、このページを見て、マスターは吹奏楽をやってない ★ことが判明し、びっくりしてます。 ――というのが、1通2通じゃないんですよ。 熊:人事は当人の意思だけで決められないからねぇ。で、気に入っているんだろ? 鯉:演劇をですね。まぁ、はめられつつあることも原因の一つなんですが。 熊:吹奏楽を離れてから1年8ヶ月以上経っているのにねぇ。 鯉:今の職場では、たぶん吹奏楽はできないでしょう。 熊:どうして? 鯉:うーん。私の志向がクラシックでなくインディーズ系統なんですよ。 熊:「日本史」より「政治・経済」ってことか? 鯉:んな、わかりづらい例え。まぁそうです。新しさを求めることを考えると 熊:かのバンドはクラシックを自由曲としている。こなたの劇団は創作志向。 鯉:私。顧問が一から十まで手出しするのはおかしいって思っている一人なんですが、 熊:劇部の面々も、かなり第一顧問頼りのように見えるぞ。 鯉:でも、全部顧問が部を抱え込むのはどうかって思うんですよ。 熊:で、どちらかというと「気分は演劇だ」と? 鯉:まぁ、そういうことです。どっちの部も大変は大変なんですけどね。 熊:鯉ちゃんは「外の世界にも目を向けよ」ってこと言ってるよな。 鯉:だから、例えばちょっと離れた学校と合同練習なり発表なりしたら、って考えです。 熊:第一顧問に話したの? 鯉:えぇ。彼女はZホールで公演、という野望もあるようです。 熊:あの人の「もりげき」公演には負けているような。 鯉:「あの人はあの人よ」とも言ってますけどね。 熊:結局、君。演劇をしばらくやっていそうだね。 鯉:どうも、そんな感じです。ということで、吹奏楽はしばらくおあずけになりそうです。 熊:演劇の、何がそんなによいの? 鯉:クリスマスを落ち着いて過ごせそうなことです(^^;)。 熊:吹奏楽は、この時期。アンコンがあるからなぁ。 Up |
クリスマスやイースター(復活祭。3月下旬から4月中旬の日曜日)というのは、ばらばらになっていた家族が再開する時だといいます。そのことを祝ってカードの交換を行い、その種類が相当多いことを旅行先で知ります。例えば「父親向けのカード」「子ども向けのカード」「離れて暮らしている家族へのカード」...というようにです。ですから、家族そろって団らんの時を迎えるのは正しいクリスマスだと言えます。 今年は日曜日がイブだったので、全般的におとなしめのクリスマスだったように思われたのですが、 ☆私、クリスマスも忙しくてそれ(←パーティ?デート?)どころじゃなかったの ☆来世紀に賭けてます(←何がじゃ) というコメントを見ると、クリスマスって 「恋人(仲間)と楽しく過ごすひと時」 とも解釈できます。それも正解。では、そういう時を持てない、共有できない人にクリスマスってあるのでしょうか? イエスが生まれた場所は、馬小屋でした。住民登録のために移動中、マリアが産気づき、宿屋はすでにいっぱい。ここならば、と通されたところが馬小屋だったのです。 「なんでぇ。馬小屋のようなところしか空いてなかったのかよ。俺たちを何だと思っているんだ。救い主のとうちゃんとかあちゃんだぜ」とヨセフはぐれなかった。あったのは飼い葉桶しかなかったのに、 「飼い葉桶があるじゃないか!」 と感謝した。イエスはそのような場所に生まれてきたのです。 「とぅちゃん、かぁちゃん。俺、どこで生まれてきたんだよ?」 ――飼い葉桶だよ。 「やだぁ。俺、とぅちゃん、かぁちゃんの子どもじゃない。うわぁぁぁぁん」 とイエスがぐれていたら、今日のキリスト教はありえません。 「わたしはいつもあなたと共にいる」 と彼が言い切れるのは、もっとも弱い境遇の中に生まれ、もっとも残酷な死に方(←「十字架」は極悪人に対する処刑で、生殺しのようなものだったそうです)をしたから。彼が救い主と呼ばれるのは、そこからよみがえったから。 ☆私、クリスマスは嫌いなんです。私の居場所がわからなくなるからです。 いいえ。イエス・キリストも居場所がなかったんですよ。でも今は、教会に行けば彼の存在を確認することができるんです。来年といわず、次の日曜日に行ってごらんなさい。あなたが見るのはぐれてるイエスじゃなくて、 「わたしのところにおいで」 と言っているイエス・キリストです。 そのころ、皇帝アウグストゥスから全領主の住民に、登録をせよとの勅令が出た。 これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。 人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。 ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。 身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。 ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、 初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。 (ルカによる福音書2章1〜7節) 聖書 新共同訳:(c)共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation (c)日本聖書協会 Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988 Up |
一気に話は現実に進みます。 各方面から頼まれていた印刷作業を、何としても終えなければいけませんでした。それを片づけないと、うちの年賀状に取りかかれないのです。まだ文面の構想・印刷が100枚以上済んでないのです(特に、子どもバージョン)。 今年は285枚(妻子分を含みます)、4バージョン。久々に「仕事」用の文面を100枚作成し、それは割と早い段階で完成したのです。で、昨日強引に「もっと地味」パターンを50。あとピーターパンが50、写真つきが残りなんですが、その写真を撮りおえてないのです。業者に頼んで写真入り年賀状を作る話もあったのですけれども、ばたばたとしているうちに、ほら、26日だよ。もっとも被写体が元気すぎるので、フレームに収まらなかったのが理由ではあります。 逆算して、今日中に文面印刷(願望は宛名にも入りたい)を終了。仕事が入ってなければ楽勝ペースなのですが、今年は28日までしっかりと仕事(アフターも1件入るかも)。もしかして発送が28にずれ込むかもしれません。仕事と両睨みで、一気にスパートをかける――なんてことは、受け取ったみなさま>忘れてください。それは20世紀の遺物です。 Up |
もしや雪がないまま年越しか、というのは幻想でした。一夜にして地面を真っ白にし、アイスバーンにさせ、さらに日中もしんしんと雪が降り続くのですから、まったく油断もできません。 帰り時間が遅くなるだろう、という予感があり、1時間早く帰宅しました。ところが、新幹線が古川のポイント故障で動かず。さらに一ノ関では通過列車を先に行かせるため遅れて発車。結局ダイヤの30分遅れで到着することとなり、そのまま30分遅れで盛岡に着きます。寒波が猛烈だというのは、次の現象で明らかになります。 盛岡駅でMaxのドアが凍って開かないのです。乗り降りを左側でしていたので、使ってなかった右ドアが開かなかったのです。車内清掃員がドアを5、6回蹴ってわが方のドアは開きましたが、前方のドアがまだ空かなくて、乗客が取り残されていた車両もありました。もう一つ、高速列車通過待ち合わせの際、風圧が強いのはいつものこととしても、粉雪が列車通過後30秒ほど飛んできて、処理に困ったありさまでした。――盛岡を降りてからの道路の混雑、バスダイヤの乱れは言うまでもありません。 一夜明け、すわ。氷点下2ケタ台かと覚悟を決めていたのですが、そんなことはなかったようです。しかし、車のエンジンスタートが悪い。覚悟の出勤が続きます。 Up |
鯉:何とか、鬼門の木曜日を脱出できそうです。 熊:脱出は微妙だぜ。編集時間が20分しかない。 鯉:本題。本日、官公庁は御用納めです。 熊:28日にきっちりと終われる職場の方が珍しいんだろ? 鯉:らしいです。29〜3まで休めるだけありがたいと思ってます。 熊:というと? 鯉:受験生は学校に出てきて勉強するのですよ。 熊:ということは、番をする同僚も? 鯉:います。まぁ、「進学校」はそうだっていいますけど。 熊:さて、鯉ちゃんのところの御用納めって何するの? 鯉:その昔は、あちこちで昼食を取ったといいます。 熊:今は? 鯉:「食料費がない」から、いいところ茶菓が出ておしまいのようです。 熊:昔は午前中仕事で、午後が忘年会という職場もあったようだけど 鯉:午後、職場から追い出された記憶もあります。その辺は年々簡素化が進んでいて 熊:今は「1日平常勤務」。残業も珍しくないらしいねぇ。 鯉:行政職から来た上司も「ここの御用納めがどうなっているのかわからない」って。 熊:忙しくなってきたから、お金の使い方にうるさくなってきたからか。 鯉:「まっ、今年もお疲れさまでした」という儀式があってもいいと思うんですけどねぇ。 熊:逆に「何、それ?」って聞かれること、最近多いのかなぁ。 鯉:「私は御用納め、結構ですから」という同僚もいました。 熊:ところで、本日の仕事は? 鯉:月並みに身辺整理をして、あと時間があればホームルームも整理したいです。 熊:ちょっと汚かったね。ホームルーム。 鯉:休みに入って数日しか経ってないんですがね。まぁ、普段もゴミだらけですが。 熊:管理の手をちょっとでも抜くと、すぐ荒地になってしまう。 鯉:だから勉強も同様、というのが進学担当者の考えです。 熊:「休みましょう。でも面倒も見ましょう」ってことか。 鯉:だって、面倒を見るのが仕事ですもん。 熊:さて、御用納めに入れる方も、年またぎで仕事の方も。 鯉:われわれの出番は、たぶん、最後でしょう。 熊:どちらさまもよいお年をお迎えください。 鯉:職場でのあいさつも、そうなりますね。 熊:じゃ、君はもうちょっとサイトの更新をがんばって。 鯉:年内は30日まで営業予定です。 注)岩手県庁のように「数年前から御用納めをやめた」ところもあるようです。 Up |
今年のコラムをチェックして、さて2000年を振り返ってみようと思い立ちます。1回で2000年を振り返ろうというその考えが甘かった。コラムが濃いのです。しょうがないので、2回にわたって振り返ろうと思います(←正確に言うと、半年分で飽きてしまった)。 1/5 未来日記3の結末 1/11 青春18で仙台まで 1/15 悪事は世にはびこらない 1/21 バスカード読み取り不能事件 1/24 きんさんの死 この未来日記から数々のヒット曲(「TSUNAMI」「桜坂」)が出て、それを息子が歌ってしまうのですから、世の中です。 2/2 アクセスカウンタ15,000達成 2/4 プロバイダの価格競争 2/9 ターゲットは中1 2/16 コンサバな風土 2/29 2/29のカウントについて アクセスカウンタはその後1日=20ペースで来てますから、22,222が12月というのも納得。ネットへの課金も安くなりました。ターゲットというのは音楽市場。コンサバなのは盛岡、2月29日は4年に1度なのですが、誕生日をどうカウントするか、謎でした。 3/7 床屋の選択 3/8 4歳の鉄レベル 3/15 悪あがきだったとしても 3/25 松川温泉の坂、上れず 3/29 なおかつパソ通への思い入れ 現在は2ヶ所の床屋を気分で使い分けてます。「鉄は熱いうちに打て」ってことか。3つ目は入試について。5番目、採算が取れなくなったようです。 4/3 タッチタイプのテキストがない 4/8 4倍忙しい 4/10 食べ放題の店に行く 4/18 せめてもの楽しみ 4/21 高給取り、なのかなぁ タッチタイピングを知らなくても、とにかく打てってことですか。2つ目は仕事の密度(もう、慣れましたが)、3つ目はヨーデルにも歌われました(^^;。4つ目は壁紙。5つ目はは某上場企業の社員なんですが、同僚たちの彼らへの評判はよくないです。 5/2 情報処理能力の違い 5/6 「小さな留学生」を見る 5/13 行事が苦手な子どもたち 5/26 職場見学なの 5/30 オーケストラの経営努力 1年前と、生徒のタイピング能力がまるで違う。2つ目、再放送されました。3つ目、そういう子たちが多くなってます。4つ目、学生はからみたがり、5つ目、あのオケとそのオケの合併話です。 6/1 この超人類ったら 6/5 子どもの撮影会 6/16 毎年変わる行事日 6/20 無党派層の見えざる手 6/21 メールでしか話せないこともある 教育実習生にあるまじき態度(←いや、本人気づいてないかも)、授業参観にあるまじき態度(←確信犯かも)。歳時記が毎年変わるのは勘弁、公約が毎度変わるのは勘弁を通り越していることか? 5つ目、私より若い人が「メールって何?」と言っているのに着目です。 あぁ、今年のコラムの総括をどうするか。明日強引に入れるか、31日も更新するか。考え中です。 注)実は(下)も作ったはずなのですが、更新の際に闇に葬ってしまったみたいです。 Up |