2000/February

             
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Feb/1(Tue)
職場のネットワーク化
職員にもネットワーク化。全職員にコンピュータ1台ずつ支給し、メールを割り当て、使えない職員は面倒見ない−−。ちょっと前の新聞にそんな記事が出ていました。
(おーおー。ようやく公務員もそういう時代になったか。少しは民間に近づいたのぉ)
と対岸にいたわれわれは思っていたのです。ところが、先日の会議で
「指定校には、全員にメールアドレスを割り当て、ネットワークを使ってもらう」。
その後入った文書で
「教職員全員に情報処理に関する研修を3月までに60時間程度行い、コンピュータにさわって、もらう」。
追い討ちをかけるように
「教職員でコンピュータに触れる割合を提出するように」
という文書が入ります。さぁ、大変。
「私、機械音痴だから、コンピュータには触ってこなかったのよ」
「テストを作るにはワープロで充分だから、パソコンは要りませんよ」
という面々にも、容赦なく「ネットワーク」の波は襲ってきます。上司が言います。
「忙しくてパソコンを買わなかったのだけれども、これは買わざるを得ない状況になってきた」
と各社のカタログを私に見せます。
ここ数日で「ネットワーク」の黒船が現場にひたひたと近づいてきているように思います。全貌が明らかになったとき、現場はかなりの動揺を隠せないことでしょう。この点では、学校もようやく社会に近づくことになります。

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Feb/2(Wed)
15,000達成御礼
インサーバーのアクセスカウンタが15,000を超えてました(2月1日)。サイト開設3年目にしてこのペースは早いのか遅いのかわかりませんが、読んでくださった方がそれほどいることに、改めて感謝申し上げます。
ドメスティックで、とりたてて特徴もなく、日の目をあびることもなく、細々と続けてこられたのは、各地に広げたリンク網のおかげだと思います。
「相互リンクはよろしくない」
と、サイトの先達は記してましたし、こちらも関係者すべてにリンクをはっているわけではないのです。しかし、主なサーチエンジンで引っかかるように心がけたつもりです。
「今は検索サイトの基準が厳しくなっている」
と知人が言ってましたが、それ以前に登録を済ませたところが多く、その意味でもラッキーでした。
それからカウンタのそばにコラムを置いたこと。つまり
「絶えず新しいページにしないとお客は来ない」
とも先達は記してます。その教えは守ってきたつもりです。
実はサーバーを分割しているので、そこでのカウントがありません。DTIジオシティーズといったページを見た方々の分も入れると、もっと数が増えるだろうとは想像がつきます。それは(そうだったかもしれない)ということにしておき、ともあれ読者のみなさまに御礼申し上げ、今年中に20,000行ければよいかと妄想しております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

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Feb/3(Thu)
なお、チキンレース
:ねぇ、熊さん。チキンレースって何?
熊:車が双方向き合って「お前が先にどけよ」という我慢比べのことだ。
鯉:それって、傍目から見たらしょうもない争いのように思うのですけれども
熊:ところが「しょうもない」とばかりも言ってられない国会になってきた。
鯉:国会が野党欠席のまま進んでいることですね。気配りの小渕さんらしからぬ...
熊:「野党が悪い」と言って、事態打開を図らない彼の、どこが気配りの人かねぇ?
鯉:今回の「異常事態」の要因は何なの?
熊:自自公の「党利党略」に尽きる。
鯉:しかし、それだけで「定数削減」法案があっさりと通ってしまうんでしょうか?
熊:宮台真司がTBSラジオでこんな解説をしていた。
鯉:先週の金曜日夕方です。
熊:「与党に余裕があるときは、少数政党の要望も聞き入れてやってきた」
鯉:巨大与党だから、余裕があるじゃないですか。
熊:ところが、「自由党が政権離脱をちらつかせているために、法案の冒頭処理をする」。
鯉:定数削減法案のことですね。
熊:「それこそ、基盤が不安定なことを露呈しているようなものだ」と言っている。
鯉:あ、なるほど。しかし異常事態を打開するためには、さっさと解散をすればよいのに。
熊:怖くてできない。なぜなら、選挙をやっても与党は勝てない。
鯉:同じ見方を、週刊ダイヤモンドで山口二郎がしてました。
熊:で、与党も野党も展望がはっきりしないまま、チキンレースを続けている。
鯉:世論がどっちにつくかを見極めているのでしょうか?
熊:大阪府知事選挙・京都市長選挙が一つの資料になるだろうな。
鯉:それまで国会は動かないのですか。
熊:むずかしいねぇ。国民軽視だけれども。
鯉:昨日の採決で、1人だけ「反対」票を投じた議員がいました。
熊:西川きよし議員だけだ。奥さんの名前のように、清涼剤だ。
鯉:熊さん、勘違いしてませんか。奥さんの名前はヘレン。
熊:あぁ、カレンと勘違いしてた。
鯉:以上、カレントトピックスでした(__)。

注)その後、府知事選・京都市長選とも相乗り候補が勝って、事態は一応収拾されました。
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Feb/4(TGIF)
プロバイダの価格競争
ロバイダの価格競争が一段と激化するらしい、と何かの雑誌(もしくはメール)で読んだのが今年に入ってからのことでした。現在は
☆入会金無料は当たり前(オンラインサインアップもできる)
☆「切り替え手数料」(価格・利用時間・ホームページの容量など)も無料
☆2,000円で30時間程度
というように主流が移ってきてます−−というのは1月のこと。現在は「デイプラン」の競争にさらに軸が移ったようです。
★5時から22時までは近くのAP接続可。その時間はいくら利用しても月1,300円(ただしアクセスポイントまでの電話代は別)というODN
★6時から21時まではいくら利用しても1,200円(APまでの電話代は別。それ以外の時間帯は1分=10円)というBIGLOBE(ただし3月から)
★6時から21時まではいくら利用しても年12,000円というDTI(APまでの電話代は別。それ以外の時間は接続不可)。
BIGLOBEの説明によれば「SOHOなどでの日中の需要が増えた」とありますが、なぁに。他社が仕掛けた価格競争に乗っただけのことです。
ここからは素人の予想ですが、まだプロバイダの価格は下がると思われます。会員数を増やして、コンテンツを増やし、有料部分(=音楽・画像の配給)も増やし、それができる大手が価格競争を繰り広げる。できない中小が淘汰される。ですから、プロバイダの乗り換えはその辺も見極める必要があると思います。これもまたがまん比べ、チキンレースの一種と言ったら怒られますか。

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Feb/5(Sat)
信頼関係の構築
じ手なのですが、授業中にぼやいてしまいました。内容は伏しますが、
「先生はいつもよりよくしゃべっていた」
と生徒に指摘されます(=学習日誌)。なんですが、ふだん私あてにメッセージを書かない生徒からも
「先生、がんばって」
と書かれます。もっとも、テストの範囲も示しましたから、そのことへのごますりもあったのでしょうが。
さて、同僚で担任をしている面々は、極力生徒の立場に立って、根気強く接しているように見受けられます。それでもいろいろな出来事が起こります。日ごろの関係を見ていない人に限って、高圧的に生徒と接しようとしたり、評論家ぶったり、自分の考えのみを押し通そうとします。で、ひとたび事件が起こると担任は暴風雨にさらされるわけです。そうだとしても、ある担任は言います。
「根気強く指導していくしかないんでしょうね」
と生徒に向かいつづける姿があります。
「担任はそれほどみんなのことを思っているの。気づかなきゃだめだよ」
と生徒には言いました。壊すのは一瞬ですが、信頼関係を築くのには時間がかかります。それが担任がする最大の仕事だと思います。

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Feb/7(Mon)
与党が支持されたわけじゃない
阪府知事選挙・京都市長選挙と、「相乗り」候補が大差で当選しました。もともと民主・社民といった野党は
「中央と地方の構図は別」
と言ってました。もし共産候補が勝っていたら
「府民は与党を見放した」
ということではなく
「民主・社民党も見放した」
ということになったのです。選挙結果を都合のいいように利用する各党なんて、とっくに見透かされていました。
しかし
「自自公連立政権が支持された」
というのも違うと見るべきでしょう。なぜなら、選挙予測報道でこういう分析がされてました。
「もし大阪・京都双方、共産候補が当選すれば解散は遠のく」(朝日など)。
大阪は「相乗り」「共産」両者が「接戦」、もしくは「相乗りリード」という予測でした。京都は「相乗りリード」という予測。ならば、キャスティングボードを握っている無党派層は「相乗り」に働くか、「棄権」という行動を取ったように思うのです。
選挙結果は出ました。
「野党よ、国会に出なさい」
という表れなのでしょう。ただし、このまったりした選挙結果が、総選挙にそのまま作用するかとは、また別問題だと思います。なぜなら、選挙は全国が対象になるからです。

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Feb/8(Tue)
体重が減っている
こ数年、70キロ前後あった体重が62.1キロ(一昨日)になり、一瞬わが目を疑いました。ちなみに身長は178センチあります。
予兆は出てました。1年ぶりに履いたズボンが緩くて、おなかに握りこぶし半分のすき間ができたこと。ベルトで上げないと、お尻がすかすかで何か気持ち悪い。
「でも、体調はいいんでしょう?」
うん。悪くない。風邪も瀬戸際で防いでいるし(もっとも去年、インフルエンザにかかって免疫ができてます)。
妻がそれらの様子を医者に伝えたところ
「玄米の摂取で体細胞が動き出し、作用している」
ということらしいのです。そのため、一時的に尿酸値が上がったり(=12月の診断で引っかかりました)、血液に異常が出るのは、過渡的な症状なのだ、と。
「あとは1週間に1度、息子さんとプロレスごっこをすると、運動不足の解消になりますよ」
ととどめを刺されてきたそうです。これらの報告を一通りした後
「でも、目の充血は減った」
と妻がつけたします。さて、今後どうなりますことか。

注)その後の報告で「目の充血は糖分の取りすぎが原因」らしいとわかります。「酒断ち2週間」ですって。
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Feb/9(Wed)
ターゲットは中1?
ジオでパーソナリティが言っていた話。
人が一生聞きつづける音楽の傾向は中1のころにほぼ決まってしまうのだそうで、売れ線の曲は彼ら彼女らがターゲットだと。今のチャートを見ると
サザン・モー娘。・ミスチル・ラルク・GLAY...、
中学生が聞きそうな曲が並んでます。で、われわれ(注・筆者は30代半ば)の中1のころというと
沢田研二・アリス・山口百恵・ピンクレディ・野口五郎...
となるわけです。もっとも秀樹・ひろみといったところは、ついこの間(2000.2.6)渋谷でキャンペーンをやったそうですが。
その理屈でいうと、10代に「ビートルズがよい」と思って過ごしたプロデューサーが今、ビートルズをFMで流すようになり、20年後の昼下がりにはマライア・キャリーがローカルAM局のリクエストでかかるようになるのでしょう、きっと。
しかし、こうやって歌手の名前を見ると、サザンとか秀樹・ひろみって長いキャリアなのですね。うちの息子(4つ)がヒロミ・ゴーの新曲を覚えに入ってますから、こっちも年取ったのか(^^;)。

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Feb/12(Sat)
「建国」の会の持ち方
2月11日は蘇民祭(水沢)の日であり、全日本わんこそば大会(花巻)とか大原水かけ祭り(大東)の日でもあるのですが、それらは恐らく「紀元節」に端を発しているのだろうと思います。で、昨日はそのことを考える集会があったはずなのですが、どこで誰が講師だったのかはっきりしないまま終わったように思います。
昨日までに確認したのは
☆岩教組や高教組、護憲連盟(社民党系)の学習集会(午前)
☆キリスト教系の2.11集会(午後)
これに共産党系の集会があったはずなのですが、朝日しか購読していないうちでは、「反対系」の集会の全貌がわからないままです(事実、きょうの地方版には県集会の様子は取り上げられてません)。
大前提として、私が行事をチェックしなかったということがあります。しかし、それにしても。
高教組の一員である私ですら「学習集会」がどこであって、誰を呼んだかわかってなかったのです。わかっていたら、足を運んだかもしれないというのに。つまり、「集会」というのは内向き・メディア向きのもので、市民対象じゃない。だから事前告知もなしに等しいと。
で、かくなる私はキリスト教系の2.11集会に行かないでしまったのですが、そのへんの様子(=他団体との関係)もいまひとつはっきりしなかったので、足が向かなかったのです。例えば仙台地区のように2.11集会を束ねて講師を呼べば、それなりに人も集まることでしょうに。もし、キリスト教系のってことであれば、前後に集まればよいのです。何の世界でもそうですけど、「反対」系の分派が多くて、それぞれガス抜きをしたところで、「賛成派」の方が組織力では上回っているのです。賛成派が大々的に「奉祝式典」をしたことが、こちらまでわかっていたのです。反対派は、もっと足を向けてもらえるような集会の持ち方を工夫しなさい。以上。

注)翌日「組織でなく、個人がどう『賛成』『反対』を考えるのか。それも自分の頭で」という説教をされました。ごもっとも。

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Feb/15(Tue)
盛岡にないショッピングモール
末仙台に出かけて、ショッピングモールを覗いてきました。ヨーカ堂の仙台店はこの前行ったので、ジャスコ中山店とザ・モール(=西友)仙台長町店を覗きます。特に何を買ったというわけではないのですが、両方の巨艦ぶりに驚きます。
ジャスコの方は、山の上に(確かに北環状線のそばで、住宅地も近いのです)あって、
「どうして、こんなところにこんなものがあるの?」
と思うのですが、しかし1号館から離れたところに2号館があり、そこそこ賑わっています。元祖巨艦のザ・モールも2号館建築中で、駐車場に向かう車で渋滞してました。あまりの混雑に娘がショッピングカートと衝突するおまけまで付きましたが。
さて、盛岡に向かう車の中で、妻とひとしきり
「岩手でこういうモール(=車がそこそこ置ける大規模のショッピングセンター)があっただろうか?」
と考えます。東北道沿いでいうとSATY一関店・ジャスコ前沢店・ジャスコ江釣子店。45号線沿いでいうと大槌のマスト、宮古のマリンコープドラ...。しかし、あれらはモールというのでしょうか?北上の街中にビブレができます(3/3)が、駐車場が1000台そこらしかないのが問題です。
秋田にはモールがあるらしいと聞きます。青森にも存在しているという噂はあります。かつては盛岡近辺に3つ計画があったと聞きますが、最近とんと噂になりません。なぜなのでしょう(この項、続く)。

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Feb/16(Wed)
コンサバな風土
。仙台のモールを覗いたときに新鮮だったのは、赤いコートを着ている面々が珍しくなかったことでした。ところが盛岡になるととても珍しい光景になります。なぜか?
「古い街並みがあちこちに残っていて、その外観の中で赤系統の色は浮いてしまう」
というのがズームイン!朝!!(NTV)による検証結果です。この考え方が、形を変えると次のように表れます。
☆盛岡と合併対象になるであろう滝沢・矢巾は中学で「完全学校給食」を実施しているが、盛岡は「牛乳のみ」である(注・都南地区は「完全」)。
☆盛岡でのしをつけた贈り物は、同じ品物であっても菜園のデパートのものが一流とされる。
前者について言えば、
「完全給食もできない市と合併する意味はない」
と言い切っているのが滝沢・矢巾。明快です。対して盛岡側は
「設備の関係でなかなか...。」
もごもごです(注・アトピーなどのためには現状がいい、という論もありますが、ひとまず置きます)。
後者については、だからモールが盛岡に来ない理由となり得ます。つまり
「いまですら大きなデパートがあるのに、これ以上大きな店が来る必然性があるの?」
という考えが、盛岡では多数を占めるわけです。もちろん、もともとの道路が狭い問題もあります。
14日、盛岡・矢巾・滝沢の3首長が会って「合併問題」について協議したそうです。盛岡側の一方的求愛だったようですが、矢巾・滝沢はもごもごな盛岡のペースには乗らなかった。
「大型店を呼んで、風土を一新したい」
と市長が言うこともなく、
「それじゃ、また」
ということでした。

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Feb/18(TGIF)
ネットワーク雑談
Windows2000が出るねぇ。鯉ちゃん、買うのかい?
鯉:結論からいうと、買います。いらないと思ってましたが。
熊:決め手になったのは?
鯉:いずれ、2000がスタンダードになることがわかってますから、潮時かな、と。
熊:あれは個人向けじゃないと言われていたよなぁ。
鯉:試用版ではドライバの対応が遅れてます。そこをクリアしないと乗り換えられません。
熊:職場ではどうなの?
鯉:様子見という雰囲気です。入れて仕事できなくなっては元も子もありませんから。
熊:しかし、世の中がどんどん進んでも、予算がつかなければどうしようもないからなぁ。
鯉:ところで、「Niftyを抜いたプロバイダがある」と聞きました。
熊:ドコモのiモードか。パソコンに比べて画像は見づらいんだけどねぇ。
鯉:でも機動性に富んでいるのと、コンテンツの多さでNiftyを抜きそうです。
熊:iモード対応のページって見たことある?
鯉:本物のiモードでは見たことがないのですが、要はテキスト対応です。
熊:何か、派手なページ作りが主流の世に逆行している感じもあるんだけど。
鯉:いや。iモードで処理できることが限られてますから、情報を絞らないとだめです。
熊:わがサイト。iモードで見ている人はいるの?
鯉:いなさそうです。ここもjavaを飛ばしてますから、そこでアウトだと思います。
熊:javaもセキュリティの問題が出てきているなぁ。
鯉:そうすると「最終更新から×時間」という表示がでなくなって、不親切です。
熊:不親切というのは劣悪な環境でネットをやっている人に対して、負荷をかける方が
鯉:もっと不親切です。確かに。でも、わがサイトはテキストがメインですから
熊:「負荷は少ないほうだ」という評価もあるなぁ。
鯉:まじめにiモード対応にするなら、相当整理の必要があります。
熊:ところで、本物のiモードを持つ予定はあり?
鯉:うっ。そこを聞かないで下さいよ。持ちたいんですけどね。
熊:君んとこは、お金がかかる条件が揃っているからなぁ。
鯉:道楽とみなされているんですよねぇ>携帯。「その前にFAX」と言われてます。
熊:「ネットが最大の道楽」と認知されているだけましなんじゃないの。
鯉:熊さぁん(;_;)。
熊:泣きつくなら、奥さんに泣きつこうねぇ。
鯉:くまさぁぁん(T_T)。

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Feb/21(Mon)
Windows2000を入れる(1)
Windows2000を入れました。各誌で言われているように「98」と「2000」の共存にしておけばよかったのですが、2000単独にしてしまったためにかなり厄介になってます。
2000導入のあらましを記しておきます。
☆「RC2」をインストール。OSを2つのハードディスクに入れます。その際、「RC2」ではモデム・プリンタなどのドライバが対応せず、結果として「棲み分け」を選択します。「RC2」の恩恵はほとんどありませんでした。
☆しかし「いずれOSの標準は2000になるだろう」ということがはっきりしているので、2000製品版を導入することを決断します。
☆通信販売で「2000」を購入。プリンタのドライバCD-ROMがついてきたので、それはよし。パソコン製造業者のホームページでドライバを確認し、それらを全部更新してからインストールします。具体的に言うとBIOS(これが最重要なそうです!)・モデム・ディスプレイが問題だったようです。
☆さて、雑誌のガイドに従い2000をインストールします。前の「RC2」が残っているばかりに、コンピュータは「棲み分け」インストールを選びます。そのうちに「98」と「2000」を行き来するのが面倒になって、「2000」をメインにすべく調整をします。
☆一応「2000」である程度動くことがわかり、「98」のファイルフォルダを削除する手段に出ました。ところがこれが裏目に出ます。「98」時代のソフトで動かないものが続出し、「Office」「一太郎」などの再インストールを強いられます。一部シェアウェアは暗証を認識せず、「問い合わせ」を求める画面が出ます。
というわけで、「ホームページビルダー」もアップグレード必須です。とりあえず今日は、久々の「HyperEdit」で作成でありました。(この項続く)

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Feb/22(Tue)
Windows2000を入れる(2)
。ハードはとりあえず動くようになったのですが、問題は動くソフトと動かないソフトが出てきていることです。ソフトの反応を分けると、おおよそこんな感じになります。
(注・あくまでも筆者の主観ですので、単なる目安と思ってください。動作保証までしませんので悪しからず)。
☆デスクトップに呼び出せば、問題なく動くもの。
→なし(;_;)。
☆再インストールで無難に動くもの。
(例)メールソフトのEudola、表計算の1-2-3など
☆再インストール後、アップデートをすると動くもの。
(例)ワープロの一太郎IBMホームページビルダーなど
☆再インストール後、暗証番号を認識しなくなったもの。
(例)秀丸エディタなど
☆再インストールを拒絶するもの。
(例)年賀状ソフトの筆まめなど
なぜ再インストールかというと、98のシステムを使えなくしてしまったので(注・FAT32をNTFSに変えました。もう自棄です)、「再インストールしてください」と出てくるのです。筆まめは「10」が2000対応なのですが、手元のアップグレード版では以前のものが認識できなくなります。秀丸はなぜか暗証を突破できず、暗証の問い合わせをすれば、
>昔のメールアドレスに送ります。
となってて不可。この原因は2000だからでしょうか?
さて、「2000は初心者にやさしいOSかと思ってました」というメールをもらいました。同僚との会話した限りでは、機種・環境によりけりということです。結論。「98」でストレスを感じなければ、アップグレードの必要はないでしょう。面倒ですもん。(この項終了)
注)OSが変わったので、各ソフトとも再イントールが必要です。23日に裏を取って「再インストール不要」がないことを確認しました。
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Feb/23(Wed)
積雪23センチ
:鯉ちゃん。盛岡に久々のまとまった雪だぞ。
鯉:うーん。盛岡のわだちを久々に見ました。
熊:「わだち」を読者に説明しないと。
鯉:道路の雪が踏み固められて、タイヤの跡が残る状態を言います。
熊:今シーズンは、なかなかわだちができなかった。
鯉:区界の圧雪は何度も見てますが、盛岡の圧雪を体感したのなんて、
熊:久しぶり。今日は冷え込んでもいるから、場所によってはアイスバーン化している。
鯉:わだち状になるには、車が走った上にもっと雪が積もらないとならないものですが
熊:しかし、中央通り前ですら雪が踏み固められている。除雪車でも追いつかない。
鯉:23センチから車を出すのに、難儀しました。
熊:通勤時にその作業があるから、車の運転をためらってしまうのだな。
鯉:熊さん。何か、きょうはとってもうれしそうなんですけど。
熊:いいや、雪は大変だよ。
鯉:何か、生き生きと話しているように思うのですが。
熊:いいや。除雪は時間も体力も使うからねぇ。なかなかどうして。
鯉:うーん。目が笑っているように思うんですが。
熊:だって、これが冬の本来の姿じゃないの。
鯉:まぁ、それはそうです。きょうの渋滞が早くなりそうですが。
熊:盛岡の渋滞って、何時に始まる?
鯉:国道4号のサティ盛岡南店前で7時ごろ。
熊:30分早くなるな。まぁ、身支度しようや。
鯉:では、どちらさまもお気をつけて。

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Feb/24(Thu)
アクセス解析の途中経過
クセスカウンタを解析機能付きに変えて、毎日データが出てきます。その日のデータが次の日に見られないのが残念ですが、ともあれデータは正直に出てきます。おおざっぱな傾向を出します。
☆このページにくる人は1時間=1人の割合。
更新直後にアクセスが殺到するかというわけでもなく、1時間に1人というペースを守ってます。読者は律儀な方がそろってらっしゃいます。
☆プロバイダはばらばら。
当たり前といえば当たり前なのですが、筆者が「朝日ネット」に属しているにも関わらず、朝日ネットからの来客が多くもない(だいたい1日2〜3カウント)のが面白いところです。
☆ブラウザ・OSもばらばら。
IEが7、ネスケが3という割合です。がんばってます>ネスケ。Windowsとマックだと8:2〜9:1になるのですが、WinのOSが95あり、98あり、NTあり、2000あり(ちなみに全体の1割)で、マイクロソフトが煽っているほど、みなさんOSを乗り換えていないことがわかります。
ということで、今後のサイト運営の参考にしたいと思ってます。

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Feb/25(TGIF)
持ち上がらない担任
任をどうしようか。次年度へ持ち上がろうか、クラス替えをしようか、という話が学年団に下ろされ、管理職の意向は学年団と違うらしいと伝わります。この時期にクラス替えうんぬんということを、ある同僚は
「きちんと方向付けをしてほしい」
と主張しますし、何より、保護者にクラス経営をどう説明するのかという疑問が出てきます。そのことを別の同僚は
「総合学科で、2年生から選択授業で動くので、一斉授業という発想ではないのだ」
と説明します。よくわかんないなぁ。
細かいところを省いて「コース別クラス」「均質クラス」「持ち上がりクラス」の3つの方法のどれを取るかということになり、わが方の意向は「均質クラス」ということで出しました。持ち上がらないの?
「担任としては、持ち上がりが楽だし、そのように持ちたいけれども、担任の色がついて、よろしくないんじゃないか」
「担任としてはずっと持ち上がりたいが、自分の手のひらに収めてしまう感じが進んで、他のクラスの子たちに同じように接することができないのじゃないか」
「他のクラスの子たちが『自分のクラスはあそこと違う』と言ってきたとき、持ち上がりじゃ抑えられないんじゃないか」
という発言が担任から相次ぎ、どうも何らかの形でクラス替えが入りそうです。当の担任がそう言っているのですから黙ってましたが。
さて、私は担任を3セットやって来ましたが、2セットまでは3年間持ち上がりでした。3セット目は転勤に伴い委ねてきたという初めてのパターンです。しかし3セット目にしても、4クラス中3クラスは持ち上がりで来ていて、「担任は持ち上がるものだ」という考えが染み付いているのです。ですから、前回の持ち上がりは「担任の色がつい」た典型的なパターンでした。それが許されたのは、各クラスとも別カリキュラムを取っていたからで、今回のように「各生徒が別カリキュラム」ということとは事情が違います。
でも、今度はどっちにしてもクラス替え。うーん。1年生のシマと管理職だけで方向付けしていい問題ではありますまい。
「どっちにしても、全体に図って考えを浸透されたし」
というのがわが学年が出した結論でした。

注)このことについて、昔のコラムにコメントがあります。

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Feb/26(Sat)
総合学科への悩み
日のある会議で「高校再編をどうとりくむか」という話題が出て、わが校に話題が振られたらどうしようかとびくびくしてました。既に総合学科になっているわが校の状況を説明し理解を求め、再編の渦中にある学校を励ますことが、私本来の立場でした。しかし、職場では「形の定まらない総合学科」であれこれやるのに精一杯で、とても外に向けてあれこれ発信できる状況ではないのです。現に昨日の会議は「代理出席」の立場でした。
それでも外に出る度思います。わが校の状況を、縷々話さなければならないのではないか、と。
「総合学科をどう評価するのか?」
という再編対象校からの質問に
「(中には金髪で授業を受けている生徒が多い)総合学科校だとしても、それを『教育の対象だ』と言い切る学校もあり、各校の姿勢を評価すべき。だから『総合学科になることがだめだ』というのは当たらない。教委ではなく現場が生み出した総合学科校にするのが、対象校に求められることだ」。
そう、執行部は答えました。
当該校の先生は、その答えにかなり悩んでました。
「総合学科は不要と現場で言っている場合、執行部はどう対応するのか?」
いや、地域が理解を示している以上、総合学科で進まざるを得ない−−。悩みは深くなります。
総合学科に改編されるのは、元が職業学科だったところ、もしくは普通科と職業科が統合されるところで、いわゆる「進学校」はそのままなわけです。ですから、当該校と職業学科にいるメンバーは危機感があるわけですが、渦中にないメンバーは何のことがピンと来ないわけです(現に、1日中電子手帳と戯れていた会議出席者もいました)。
「現場で対応してくれ」ということだけだったら、当該校の苦悩は深まるばかり。何とか手立てを立てられないものか、というのが一晩経った現在の感想です。

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Feb/28(Mon)
託されている時間
勤・引越しをしてから間もなく1年になり、何が何だかわからなかったという魔法が解けようとしています。頭では
「4月から、忙しくなるだろう」
とうすうす感じてましたが、その兆しが徐々に現れてきます。
「今まで何もしなかった分、懸命にやります」
と表では言うものの、疑似体験をするにつれ
「本当に大変らしい」
ということがわかってきます。先人たちの努力に畏敬しつつ、さて、今度はこちらが表舞台に立ってあれこれする時期となります。
今のレベルを落とさずあれこれするのなら、通勤時は勉強に当て、ちょっとした時間も勉強。直行で帰宅していたのをスケジュールを1つ2つ入れ、家でなおやりくりする。自己管理ができなければ、公私多忙を乗り切れないでしょう。
熊坂・宮古市長とは何度となく会い、そのフットワークの軽さに敬服しています。彼が「介護保険」の資格を持つことになったのは、もともと医師だったことに加え、行政を担当するものの責任として試験を受ける必要を感じたからだと言います。東京への往復する車中で勉強を欠かさなかったという話を聞くにつれても、彼もまた時間の使い方を知っている人です。
魔法が解けます。その時、
「時間は誰にも24時間平等に与えられている」
ということを実感し、
「どうして自分だけが忙しいのだ」
と呟くかもしれません。しかし、忙しい人ほど時間の管理に長けている。その業を見習う時期が迫っています。忙しくなる現実が「不安」を「決意」に変えつつある。そんな2月末です。

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Feb/29(Tue)
2月29日のカウントについて
日の日経「春秋」にあったうるう年の数え方についてです。
☆1年は365日ちょっとあり、そのちょっとの分を4年に1度「うるう年」にして調整する。
☆ただし西暦下2桁が「00」の年はうるう年にしない。
☆それでも誤差が出るので、400年に1回はうるう年にする。
今年が400年に1度のうるう年パターンです。私が知っている例ですと、なお誤差が出るので「うるう秒」を随時入れて対処しているというのが今日の事例です。テープで時報を出していた局は、時報のタイミングを少しずつずらして、うるう秒の日にぴったりと合わせるという芸をしたこともあったと聞いてます。
さて、20年以上前の中学での話題。1人「2月29日生まれ」の同級生がいて、「彼の誕生日は4年に1度しか来ない」ということになり、「K君はまだ3歳」という言いふらされます。その数え方で行くときょうが9歳の誕生日ということになるわけですが、どんなものなんでしょう。親によっては
「本当は29日生まれなのだけれども、『誕生日がない』と言われるのも何だから、28日(もしくは3月1日)生まれで届けを出す」
という人もいるやに聞いてます。でも、どうなんでしょうね。
ということで、この2つについて教えてください。整理します。
★2月29日生まれの人の誕生日の正しい数え方。
★2月29日生まれの人が、実は28・3月1日生まれにされている例。
メールでも掲示板でもかまいません。反響があれば、続編で取り上げます。

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