水源地近くの廃棄物処分場建設のごり押しやめよ
小沢・赤嶺両議員が久留米処分場問題で質問主意書提出
日本共産党の小沢和秋・赤嶺政賢衆院議員は、三月一日、連名で衆院議長に対し、福岡県久留米市杉谷地区で建設が予定されている廃棄物処分場に関する質問主意書を提出しました。
久留米市は、水源地の中の軟弱地盤の谷間に廃棄物処分場を建設しようとしていますが、防災と環境面などから問題があるとして、地元住民は「高良内住民の生命を守る会」を組織し、建設に反対しています。市は住民の同意のないまま、二月二十七日未明に重機を搬入し、取り付け道路建設工事を始めようとしましたが、同会の連日の阻止行動により作業が中断した状態が続いています。
久留米市の計画では、最初に建設する第一処分場を廃棄物によって埋めながら、続いて第二処分場を建設することになっています。しかし、第二処分場の隣接地は土砂流失防備保安林に指定されていて、その建設のためには、前提として保安林の解除が必要です。
土砂流失防備保安林の解除の権限は農水大臣が持っているにもかかわらず、久留米市長はあたかもこの保安林の解除がすでに終わっているかのようなことを、市議会や市の広報などを通じて公言しています。
質問主意書では、国は保安林の解除をすでに許可しているのか。災害の恐れのある場所や水源地の中での廃棄物処分場の建設は許されないのではないかなどについて、国の見解を求めています。| トピックス | 国会レポート | 九州・沖縄レポート|交渉・陳情|小沢さん紹介|
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