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サイパンとロタへの旅は、折りからのSARS騒ぎの中、ガラガラの成田空港を出発、サイパンに1泊、ロタに2泊の、5月15日(木)から18日(日)までの4日間の日程で行いました。 数種類を除いてこの地域に生息するほとんどの鳥が見られたのですが、植物班はラン 類や各種のプラメリアなどの花がたっぷり楽しめ、昆虫班はオオカバ マダラやシロオビアゲハなどの蝶やアシナガバチ類などの熱帯性の蜂、そ して水棲生物班はオヤビッチャやコバルトスズメや青い巨大なヒトデなど を見、皆大いに満足していました。 特に約2名居た虫屋さん達は、すっかり昆虫少年に帰って、体力の衰えか らなかなかネットに入れることができないものの、それでもブッシュの中 に突進したりして皆の笑いを誘っていました。 | |
(右の写真の説明)1.記念撮影ロタ島のというより、北マリアナ連邦での最高地点 標高496mで記念撮影。皆の見て居るカメラの背面から、スコールが近付いてきているので気が気でない。シャッターが下りたとたんあわてて休憩所の屋根の下に逃げ込んだ。中央はガイドのデビッド氏。 2.火焔樹とナンヨウショウビン火のように赤い花が咲き始めたばかりのホウオウボク(火焔樹)に、白とブルーのコントラストが美しいナンヨウショウビンがやってきた。(サイパン空港前の広場で)3.ココナツ・ビレッジ・ホテルココナツヤシに囲まれたホテルの食堂前のテラスで、プルメリアの花のレイ(製作はマメなT君)を掛けたY女史の隣で、神妙に立つ昆虫少年ハッチ。4.プルメリア(左)と昆虫少年プルメリアにはいくつか種類があるが、この大きい白花が最も香りが良いという。右は、KEEP OUTの表示に向かって足取りも軽く?蜂を追うハッチ。 5.自然のタイドプールスイミングプールと呼ばれる、ロタ島の大きなタイドプール。オヤビッチャやチョウチョウウオなどの熱帯魚が泳ぎまわっていた。6.群舞するアカオネッタイチョウ最初にバード・サンクチュアリに着いたときは、アカオネッタイチョウ10羽あまりが舞い、青い海の色に映えて美しかった。7.カツオドリ目の前にやってきたこのカツオドリは、首をいっぱいに曲げて我々を観察しながらゆっくり飛びすぎて行った。ロタ島はアカアシカツオドリなどのコロニーがあり、ネッタイチョウやオオ グンカンドリが飛来するバードサンクチュアリがバーダー仲間で有名で、 今回もそこがメインでした。 ロタに到着した午後に早速バードサンクチュアリに行きました。 ところが,その着いた時が最高で、オオグンカンドリが頭上を舞い、何と 10羽以上のアカオネッタイチョウがサンクチュアリの上を乱舞していて、 シラオネッタイチョウも4羽の編隊で通過したり、シロとクロのアジサシ や2種のカツオドリも混じり、皆から「あれは何だ?」といっせいに聞か れて私のほうがパニックになりかけました。 結局、サンクチュアリにはあと2回、その日の夕方と、最終日の早朝に行 っただけでしたが、3回目くらいには鳥にはシロウトの人達も皆ちゃんと 識別していて、カツオドリなどそれぞれ自分の好きな鳥を決めて観察して いました。 参加者: 竹川, 横倉, 岩瀬, 奥村, 高野夫妻, 山村, 佐藤, 小林 詳しい記録は ロタ旅行の頁へ |
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2002年度の旅行会は、利尻・礼文・サロベツ国立公園をまわりました。 季節はずれの連続台風の襲来と重なり、利尻富士は全く拝めなかったうえ、今年は以上に花期が早く寂しいお花畑でしたが、レブンウスユキソウを始めとする花々やノゴマなどの鳥も皆で観察でき、楽しい旅となりました。 実施日時:7月11日(木)夜〜7月14日(日) | |
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礼文林道のウスユキソウ群生地で |
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これだけは満開だったレブンウスユキソウ |
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民宿の玄関脇の立て札に乗って盛んに囀っていたノゴマ |
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「日程」 7月11日(木) 羽田空港19:15==>20:45 新千歳空港-->札幌駅 札幌駅23:00--(特急「利尻」)-->06:00 稚内駅 7月12日(金) 稚内港発06:30〜(フェリー)〜08:10利尻島・鴛泊着 (利尻島内レンタカーで周遊:鴛泊発着 鴛泊発13:15〜(フェリー)〜13:55礼文島・香深着 (14:00〜レンタカーで礼文島周遊) 7月13日(土) 終日、レンタカー&徒歩で礼文島周遊 7月14日(日) 礼文島・香深発08:45〜(フェリー)〜10:40稚内港着 (レンタカーでサロベツ原野、ノシャップ岬周遊) 稚内駅発13:45-- (特急「サロベツ」)-->17:33 旭川駅着 旭川空港19:30==(JAS 198)==> 羽田空港21:15 . |
参加者は10名。 竹川、奥村、 柳、山村、 大場、吉田、 横倉夫妻 高野夫妻 |
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2001年度の旅行会は、西表・竹富・与那国・石垣と八重山の島々をまわり、学生時代の思い出にひたりながらオオコウモリやカンムリワシなどが舞う豊かな自然を満喫し、珊瑚礁のエメラルド色の海の色を楽しみました。 実施日時:3月30日(金)〜4月3日(火) | |
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西表・浦内川上流のカンビラの滝付近で |
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西表・浦内川上流の風景(ヒカゲヘゴ) |
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デイゴの花に飛来したヤエヤマオオコウモリ(左)と カンムリワシ(右) |
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竹川, 岩瀬, 横倉夫妻, 高野, 佐藤, 福地, 山村, 吉田,大場,服部 |
参加者は11名。 |
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| 日時: 平成12年(2000)7月2日〜4日 | |
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参加者:竹川,水口,岩瀬,鈴木夫妻,高野夫妻,佐藤,小林,福地,柳,山村,吉田 | |
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2000年度の旅行会は、青森県弘前市に単身赴任中の鈴木君の案内で、白神山地から津軽半島を一周、最後に縄文の都・三内丸山遺跡を見学しました。 事前の天気予報では、土日は雨に会うことを覚悟していたのですが、幸い降られたのは車で移動中と宿で寝ていたときだけ。白神の自然の大きさの一端と、美しい日本海の景色と味、そして想像以上に豊かな縄文人の生活にふれることができました。 実施日時:8月25日(金)〜27日(日) |
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1999年度の旅行会は、岩手県の早池峰山麓で民宿を営む、S61年卒の井上祐治君の渓雲荘を中心に行いました。3日間とも井上君の案内で、民話の里・遠野、エーデルワイス咲く早池峰山、海鳥の舞う陸中海岸を巡りました。 井上君の民宿は早池峰山の東麓の、住民十数人の小さな集落タイマグラにあり、今回は会えなかったものの付近はクマタカやイヌワシの採食場所で、夜はすぐ裏の林に数十匹のヒメボタルが舞い、薪ストーブを囲んでイワナにかぶりついたり、桶作りを学んだりと、もう少し時間があってもよかったと思ったことでした。 2泊目の陸中宮古国民休暇村はビジターセンターが併設され、海岸の岩場や近くの島ではウミネコやクロコシジロウミツバメなどが繁殖するという素晴らしい環境でした。 梅雨明け前だけに案の定お天気には今一つ恵まれませんでしたが、自然界の最も活気にあふれた時期でもあり、充分楽しむことができました。 | |
| 7月2日(金) |
やまびこ5号で盛岡着11:14。鈴木夫妻と合流し車で遠野へ。 「道の駅・風の丘」で、井上君と合流、千葉家曲がり家とカッパ淵を遠野観光後、タイマグラへ。17:00山岳民宿・渓雲荘着 夜は、ヒメボタルの光の舞いと、奥畑さんの早池峰山の話 |
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| 7月3日(土) |
早池峰山登山は激しい雨のため明日とする。 南部桶正の奥畑宅の作業所など見学し、11:00頃出発、川井村の産直市場経由で宮古へ.魚菜市場で土産や明日の朝飯を買い出し。 14:30頃 陸中宮古国民休暇村着。濃霧の中、ビジターセンターや断崖のウミネコなどのコロニーを眺め遊歩道を歩く。 |
| 7月4日(日) |
5:30発、再びタイマグラへ移動後朝食。 7:15出発のシャトルバスで小田越へ 小田越(標高1250m)より小雨と霧の中を頂上を目指すが、森林限界を超えてまもなく、ハヤチネウスユキソウを含めた高山植物を見、四合目あたりで引き返す。 12:10 タイマグラに戻り昼食の弁当。 14:45 小田越経由で盛岡に向かう。 16:45 盛岡駅着。やまびこ22号盛岡発18:03 東京着20:29 |
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早池峰山登山口の小田越で記念撮影 左から横倉,浜田,竹川,水口,高野,山村,鈴木夫人,井上,佐藤,小林,鈴木 |
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詳しい記録は 岩手旅行 のページへ | 参加者は12名。 横倉,浜田,竹川,水口,高野,鈴木夫妻,山村,吉田,小林,佐藤,赤石 |
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10月16日(金)夜-18日(日)の週末に八ヶ岳山麓の「八蝗山荘」で、浜田君主催の臨時同期会を開催 台風10号接近の報に実行を迷ったが、金曜夜に雨の中を出発。 浜田車は府中本町で、横倉車は拝島で参加者を拾って中央高速の八王子料金所で落ち合う。 翌土曜日は終日雨と霧。雨の中をハーブガーデンや八ヶ岳倶楽部をのぞいた後、昼寝。夕方、東沢に紅葉を見に行くが濃霧で全く見えず。 日曜日の未明に台風は日本海に抜け、急速に天気回復。天女山山頂の展望や、東沢渓谷の紅葉、吐竜の滝などをあわただしくまわり、帰京。 | |
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参加者: 浜田、横倉、高野、 山村、服部、大場 八蝗山荘にて 10月19日11:30 |
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98年度の旅行会は、世界自然遺産に登録されて人気の高まった屋久島を、8月28日から30日までの3日間訪問した。 日本列島は前線が台風で刺激されて、各地で豪雨が続いていたが、屋久島は天気に恵まれ、行動中は2日目の縄文杉を見て下る途中に、屋久島名物の雨にみまわれた程度で済んだ。 縄文杉まで往復10時間歩く登山には2日目に全員でトライし、一人の落ちこぼれもなく縄文杉を見ることができた。縄文杉、大王杉をはじめとする巨木の森に、皆圧倒される。 屋久杉だけでなく、ヒメシャラの大木や滝の流れ落ちる花崗岩の一枚岩など、島とは思えないスケールの大きな景観の連続であった。 久しぶりの長時間の山歩きの結果、縄文杉にもめぐり会え、自分の体力にも自信がもて、充実感いっぱいの旅となった。 | |
| 8月28日(金) |
11:40 屋久島空港到着 レンタカー3台で、志戸子のガジュマル園、弥生杉などの屋久杉がある白谷白雲峡をまわる。 レムリアアイランドリゾートH.泊 |
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| 8月29日(土) |
5:20出発で縄文杉見学登山に皆で参加。 6:35から歩きはじめ、トロッコ道、三代杉、ウィルソン株、翁杉、夫婦杉、大王杉などをみながら縄文杉へ。縄文杉に着く直前から降り始めた雨にびしょぬれになりながらも、往復10時間強の歩きで無事往復。 レムリアアイランドリゾートH.泊 |
| 8月30日(日) |
松田賀子の美術館などを見た後、10時半頃出発。 豪快な大川の滝、西部林道、チョウチョウウオイなどが泳ぐ栗戸海岸のタイドプールなどを回り、屋久島イワサキホテルでモッチョム岳の豪華な展望を楽しみながら昼食をとり、15:40頃空港到着。 16:20発のJACで鹿児島へ、空港近くで夕食後、遅れて20:00発のJASで羽田へ飛び、解散。 |
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縄文杉にて 8月29日12:30 |
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参加者(9名) 詳しい記録は 屋久島旅行 のページへ | 参加者は9名。 岩瀬隆志、水口喜之、高野凱夫、竹川昭三、 佐藤良江、小林佐智子、福地昌子、山村和代、志知和子 志知さんは服部・山村の同級生で、服部さんに誘われて参加したが、誘った本人は参加できず |
「根室にマサル夫人を訪ねる旅」
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「シンガポールに浜田義治君をなぐさめる旅」
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「佐渡にトキと近辻氏を観察する会」
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