平成11年の旅行会「早池峰山と陸中海岸の旅」

** 平成12年 1月 23日更新 **
日時: 平成11年(1999)7月2日〜4日
参加者:横倉,浜田,竹川,水口,高野,鈴木夫妻,山村,吉田,小林,佐藤,赤石
99年度の旅行会は、岩手県の早池峰山麓で民宿を営む、S61年卒の井上祐治君の渓雲荘を中心に行いました。3日間とも井上君の案内で、民話の里・遠野、エーデルワイス咲く早池峰山、海鳥の舞う陸中海岸を巡りました。
早池峰 早池峰山登山口の小田越で記念撮影
左から横倉,浜田,竹川,水口,高野,山村,鈴木夫人,井上,
佐藤,小林,鈴木
井上君の民宿は早池峰山の東麓の、住民十数人の小さな集落タイマグラにあり、今回は会えなかったものの付近はクマタカやイヌワシの採食場所で、夜はすぐ裏の林に数十匹のヒメボタルが舞い、薪ストーブを囲んでイワナにかぶりついたり、桶作りを学んだりと、もう少し時間があってもよかったと思ったことでした。
また2泊目の陸中宮古国民休暇村はビジターセンターが併設され、海岸の岩場や近くの島ではウミネコやクロコシジロウミツバメなどが繁殖するという素晴らしい環境でした。
梅雨明け前だけに案の定お天気には今一つ恵まれませんでしたが、自然界の最も活気にあふれた時期でもあり、充分楽しむことができました。

渓雲荘 渓雲荘内
左上:渓雲荘
左上:渓雲荘内で語らう
右:ハヤチネウスユキソウ
薄雪草
(行動日程) 
7月2日(金) やまびこ 5号 東京発8:36 盛岡着11:14 
       途中、大宮で横倉、水口が合流。
       盛岡で鈴木夫妻と合流して車で遠野へ。
      13:00「道の駅・風の丘」井上君と合流後 昼食。
       遠野観光は、千葉家曲がり家と、カッパ淵。
      17:00 川井村タイマグラ 山岳民宿・渓雲荘着
       夜は、ヒメボタルの光の舞いと、奥畑さんの早池峰山の話
7月3日(土) 早池峰山登山後、宮古へ の予定であったが、朝6:15にいざ出発
      という頃から激しい雨。予定を急遽変更して、登山は明日とする。
      9:00頃から南部桶正の奥畑宅の作業所で桶の作り方を教えてもらう。
      11:00頃出発、川井村の産直市場に寄り、弁当昼食後宮古へ.
       魚菜市場で土産や明日の朝飯を買い出し。
      14:30頃 陸中宮古国民休暇村着 
       ここも濃霧のため全く見通しはきかず。それでもビジターセンター
       や断崖のウミネコやウミウのコロニーを眺めに遊歩道を歩く。
7月4日(日)前日に頼んでおいた弁当を受けとり、5:30発、再びタイマグラへ。
    6:40タイマグラ着、昨日仕入れたパンで朝食。
    7:15 出発。江繋発7:30のシャトルバスで荒川乗り換えで7:57小田越着
     早池峰山登山は、小田越(標高1250m)より小雨と霧の中を頂上を目指すが
     歩き始めて30分ほどで森林限界を超えてまもなく、ハヤチネウスユキ
     ソウを含めた高山植物がでてきて、登ってもあまり花の種類は変わらず、
     雨と霧と風は強くなるようなので、四合目あたりで引き返す。
    12:10 タイマグラに戻り昼食の弁当。井上君が手早く作ってくれたみそ汁
     が冷えた体に実にうまい。
     昼食後、ハチやカミキリを求めて出かける人、昼寝をする人、山荘の中を
     せっせと磨き上げる人、など出発までの時間をそれぞれ過ごす。
    14:45 再度、記念撮影後、小田越経由で盛岡に向かう。マイカー規制は
      通過車両には適用されないとのこと。
    16:45 盛岡駅着 鈴木夫妻と別れ、冷麺を食べ、土産を仕入れる。
      やまびこ 22号 盛岡発18:03 東京着20:29