• 誰がなんのために作っているのか？
• オンラインソフトの種類
• オンラインソフトを使うメリット
• オンラインソフトを使うデメリット
• オンラインソフトを使うにあたっての常識・注意点
• オンラインソフトの入手方法

■■動作が軽い■■
オンラインソフトは、名前が示す通りインターネット等を通じて入手します（詳しくは「オンラインソフトの入手法」）。ソフトの作者のホームページからソフトをダウンロードすることを考えると、ソフトのサイズをそんなに大きなものにできません。大抵のオンラインソフトのサイズは数百KB、大きくてもせいぜい数MBが限界です。ソフトのサイズが小さいということは、インストールするときにハードディスクの容量を使わないということですし、なにより動作が軽いというのが特徴となります。動作が軽いというのはソフトのアイコンをダブルクリックしてから、ソフトが使えるようになるまでの時間が短いということです。市販のソフトを使うのに比べて、スピーディな操作が可能となるのです。

■■使い勝手がいい■■
ソフトの作者がホームページを公開していたり、電子メールアドレス等を公開していたりするので、ソフトの利用者(ユーザー)はソフトの作者と直接コミュニケーションをとることができます。そのため、ユーザーの意見を取り込みやすく、ユーザーの要望に応えた使いやすいソフトができあがります。ソフトの作者にとっても、自分の公開したソフトの感想等をすぐに聞けるというメリットがあります。有名なオンラインソフトともなると、多くのユーザーの要望に応えてきたために、鍛え上げられており、使い勝手がとてもいいものに仕上がっていることが多いです。オンラインソフトはユーザーが育てるといっても過言ではないでしょう。
また、ソフトのバグが報告されるとすばやくソフトをバージョンアップするなど、市販ソフトに比べて開発に小回りが効くことが多いのも特徴です。

■■かゆいところに手が届く■■
オンラインソフトはソフトの作者が必要性にかられて作ったものが多いため、小回りが効いた、かゆいところに手が届くものが多いのが特徴です。逆にいえば、万人向けのソフトとはいえないものも中にはあります。そういうソフトでも、使う人によっては大変ありがたいソフトになります。実際に使ってみて、はじめてありがたさに気が付くようなソフトも多いのです。

■■安い■■
オンラインソフトは安いということが最大のメリットとなります。フリーウェアーは無料で使えることができますし、シェアウェアといっても数百円程度がメインで、高くても5千円もしないのがほとんどです。フリーソフトの中にも市販ソフト顔負けの高機能なものもあり、安いからといって市販ソフトに劣るとはいえません。「安かろう悪かろう」は当てはまらないのです。また、たとえ高価なシェアウェアがあったとしても、試用期間を使って自分にとって必要かどうか見極めることができるので、市販ソフトのように「高い金を出して買ったのにまったく使っていない」というようなことはないでしょう。

次は、オンラインソフトを使うデメリットについて述べます。