PABLO CRUISEは、1970年代に活躍したアメリカのロック・グループで、サーファーから大きな支持を受けたバンドでしたが、彼らのサウンドは、いわゆる産業ロックにカテゴライズされるものでした。
オリジナル・メンバーは、CORY
LERIOS (Key), DAVID JENKINS (Vo, G), BUD COCKRELL (Vo, B), STEPHEN PRICE
(Dr) の4人で、特に、CORY
LERIOSのキーボード・プレイが魅力的で、彼のキーボードが大々的にフィーチャーされた曲が、彼らのヒット曲・代表曲になっているものが多く、彼がサウンドの要になっていることに異論はないところだと思います。
彼らは、1975年から1983年までの8年間で、計7枚のアルバムを出しておりますが、1stから6thまでの6枚は、1995年に日本でもCD化されましたが、1983年に出された"OUT
OF OUR HANDS"は、未だCD化されていません。
最近、CDを整理してて、このPABLO
CRUISEのアルバムを聴き直してみて、「PABLO
CRUISEってやっぱいいじゃん」と思ったことと、この暑い夏の季節こそ彼らの音楽を存分聴きたい、聴いて欲しいということで、今回の特集となったわけであります。
また、インターネットで検索したら、彼らのオフィシャルのホームページを見つけ、オリジナル・メンバーの3人(CORY,
DAVID,STEPHEN)と新メンバーの4人で活動を再開していることを知りましたので、その応援と、"OUT
OF OUR HANDS"のCD化を祈願するという意味合いも兼ねております。
日本ではあまりメジャー扱いをされることのない彼らですが、本国アメリカではヒット曲も多く、ウエスト・コースト・ロックの代表格でもあります。
これを機会に大ブレークということはないでしょうが、彼らが正当に評価されればと願っています。
2 LIFELINE
8 THE MILLENNIUM COLLECTION - THE BEST OF PABLO CRUISE