Pablo Cruise
Part Of The Game
Hard Pop
Release Date: 1979/06/30
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 40:04
Index: 1825
Stereo;
Part Of The Game (1979) (8 tracks)  40:04
01  Part Of The Game  03:44
02  I Want You Tonight  05:31
03  When Love Is At Your Door  04:31
04  Givin' It Away  05:18
05  Tell Me That You Love Me  04:54
06  Lonely Nights  05:23
07  How Many Tears?  06:15
08  For Another Town  04:28
1979
David Jenkins : Vocals, Guitars
Cory Lerios : Keyboards
Bruce Day : Bass
Stephen Price : Drums, Percussion
Purchase Date: 1995/05/01
Store: Gyokkodo
Studio: Studio 55
Producer: Bill Schnee
Label: Polydor K.K.
Cat. Number: POCM-2009
産業ロック度がかなり深まった彼らの第5弾。
プロデュースは、前
2作に引き続きBill Schneeが担当。
このアルバムは、本国アメリカではヒットこそしませんでしたが、いわゆる産業ロックのアルバムとして、日本ではそこそこ売れたアルバムです。
バック・ミュージシャンに、
David FosterMike PorcaroSteve PorcaroMichael Boddickerなど当時の売れっ子ミュージシャンを従え、産業ロック然としたサウンドのアルバムで、私としては、彼らのアルバムの中で最も好きなアルバムです。
中でも
2曲目の"I Want You Tonight"は、彼らのベスト・テイクだと思っております。とにかく曲がカッコ良い!この曲は本国アメリカでは、シングル・カットされ全米19位にチャート・インされ、当時、日本でもかなりの頻度で耳にする曲でした。メロディアスな産業ロック・ナンバーです。
1曲目のタイトル・ナンバー"Part Of The Game"前奏のピアノとギターのサウンドがかなりそそる曲で、アルバムの内容を期待させてくれます。これも優れた産業ロック・ナンバーです。ここでは、いつものグランド・ピアノをシンセに持ち替えたCoryと相変わらずカッコ良いギター・ワークのDavidがかなりいかしてます。お薦めの1曲です。
3曲目の"When Love Is At Your Door"1曲目同様前奏でのDavidのギターが最高にいかしてて、また、彼のソウルフルなヴォーカルも最高です。
4曲目の"Givin' It Away"はバラード・タイプのナンバーでとてもメロディアスな曲です。DavidのギターのカッティングとCoryの流れるようなピアノが効果的な曲です。
5曲目の"Tell Me That You Love Me"は、Davidのアコースティック・ギターとCoryのピアノが絡む前奏が長めの曲で、Pablo Cruiseらしい曲づくりのナンバーです。曲調もメロディアスでいかした曲です。
6曲目の"Lonely Nights"も彼らの本領発揮といった曲で、Coryのピアノも華麗でかなりメロディアスなお薦めの曲です。私としては、"I Want You Tonight"の次に好きな曲ですね。
7曲目の"How Many Tears?"CoryのピアノとDavidのギターが絡む前奏が長い曲で、メロディアスなナンバーです。なお、この曲の作者として、Pablo Cruiseのメンバーのほか、David Lasleyがクレジットされています。この曲もお薦めの1曲です。
ラスト・ナンバーの
8曲目の"For Another Town"は、抑え気味のDavidのヴォーカルと彼のちょっと軽めの流れるようなギターがいかした曲となっております。
このアルバムは輸入盤も出て無く国内盤のみですが、巷のCDショップでは最近みかけません。まだ、Amazonには在庫があるようですので、興味のある方は早めに購入された方がよろしいかと思います。産業ロック・ファンには、お薦めの1枚です。