Pablo Cruise
Lifeline
Hard Pop
Release Date: 1976
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 36:16
Index: 1822
Stereo;
Lifeline (1976) (10 tracks)  36:16
01  Crystal  03:41
02  Don't Believe It  03:14
03  Tearin' Down My Mind  03:58
04  (I Think)It's Finally Over  03:13
05  Lifeline  03:35
06  Zero To Sixty In Five  05:01
07  Look To The Sky  03:02
08  Never See That Girl Enough  03:28
09  Who Knows  03:37
10  Good Ship Pablo Cruise  03:27
1976
David Jenkins : Vocals, Guitars
Cory Lerios : Keyboards
Bud Cockrell : Vocals, Bass
Stephen Price : Drums, Percussion
Purchase Date: 1995/05/01
Store: Gyokkodo
Studio: The Sound Factory
Producer: Val Garay
Label: Polydor K.K.
Cat. Number: POCM-2006
Pablo Cruiseの第2弾で、1976年の作品。このアルバムは、彼らの実質的な出世作となっております。アルバムに収められている6曲目の"Zero To Sixty In Five"が、サーフィン映画の古典的名作とされている"FREERIDE"のテーマ曲として使われ、Pablo Cruiseの名前が全米に知り渡るようになったわけです。
で、
1曲目の"Crystal"はメロディアスなナンバーで、地元のサーファーから圧倒的な支持を受け、ローカル・ヒットした曲だそうです。
2曲目の"Don't Believe It"は、Davidのヴォーカルが聴ける若干ファンキーなナンバーです。
3曲目の"Tearin' Down My Mind"は、曲の始まりのサックスとCoryのピアノが素敵なナンバーで、かなりカッコ良い曲です。ここでのサックスですが、Tommy Bolin1976年のアルバム"Private Eyes"に収められている"Sweet Burgundy"でのサックスとソックリです(Tommy Bolinのこの曲も私は大好きですが)。
4曲目の"(I Think) It's Finally Over"も、Coryのピアノが最高です。
5曲目のタイトル・ナンバー"Lifeline"Pablo Cruiseの代表曲の一つですが、覚えやすいメロディーを持った曲で、DavidBudのダブル・ヴォーカルがいかしてます。Davidのギターも最高です。
6曲目の"Zero To Sixty In Five"は、このアルバムの中でも(というよりPablo Cruiseの発表した曲の中でも)最もいかした曲となっています。最高にメロディアスなインスト・ナンバーで、Coryの華麗といっても過言ではないピアノ・ソロから始まり、途中から曲がアップテンポになりDavidの流れるようなギター・ソロへと転調する、これぞ、まさにPablo Cruiseです。もう言うことなしです。
7曲目の"Look To The Sky"は、スティール・ギターの音色が効果的なナンバーで、Pablo Cruiseの産業ロックバンドに対するSurf Rock Bandというもう一つの面にスポットを当てた曲となっております。
8曲目の"Never See That Girl Enough"Davidの少し抑え気味のヴォーカルがとても良いメロディアスなナンバーです。この曲でも、バックのCoryのピアノは光ってます。
9曲目の"Who Knows"は、Budのヴォーカルによるソウルフルないかしたナンバーで、お薦めの1曲です。
10曲目の"Good Ship Pablo Cruise"Pablo Cruiseのテーマ・ソングともいうべきナンバーです。この曲は、ライヴではアンコールのラストを締めくくることが多かった曲だそうで、ラテン・フレーバーの曲です。