禄剛崎

 いよいよ能登半島の最先端「禄剛崎(ろっこうざき)」へ。
 ここには遠くてなかなか寄ることが出来なかったので、今回寄ることが出来てとても嬉しい。

 意外(?)な事なのだが、最近まで交易というか、海の交通の中心は日本海であった。
 その日本海で、交通の要所といわれるところが何カ所かあって、禄剛崎は今も昔もその内の筆頭とも言うべき存在である。


 昭和6年、イギリス人の設計士によってデザインを興し、フランス製の鏡面を使って、この灯台は建てられた。

 高い崖の上に建てられているので(たどり着くまで、結構大変!)、灯台なのに、イメージより全然低い。
 灯台内部へと続くドアの大きさ(高さ約180cm)から比べていただいてもお分かりかと思うが、灯台の付け根から見上げると、それは2階建ての建物くらいの高さしかない。

 非常にサイズ的にもデザイン的にもかわいらしい灯台であるが、実は実はとっても偉いのだ!
 何と、日本で唯一、菊のご紋をいただいている灯台なのだ!

 …それがどうしたって? どうしもしないけどさ…。


 今日宿泊の和倉温泉「加賀屋」へ向かいます。七尾湾編に突入です。

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