過去の更新来歴と編集後記



2000年4月23日
Netscapeとかインターネット・エクスプローラにはS/MIMEと呼ばれる暗号化メールを送受信する機能があります。これはPGPなんかとは違って、CAと呼ばれる認証機関から発行される個人証明書(いわゆるデジタル署名というものです)と、その個人証明書が正当なものであることを保証するCA自身の電子署名を使用するものです。
PGPでは公開鍵を受け取った人間が公開鍵に対して電子署名をし、それを公開鍵の発行者へ送り返すということを繰り返して、公開鍵をやりとりした人間の信頼の輪で公開鍵の正当性を確保するという考え方ですが、S/MIMEでは個人証明書を発行するCAが個人証明書の正当性を確保するという考え方です。
アメリカあたりには、一般ユーザー向けの個人証明書発行サービスをやっている会社も結構あって、ベリサイン社あたりが有名CAなんですが、一般的にこの手のものにはお金がかかります。ただ、メールソフトに機能として組み込まれているものなので、個人証明書さえ手に入ればハンドリングは非常に簡単です。(メールを送信するときにパスワードを入力するだけ)
逆にPGPはソフトさえ手に入れれば(PGPのソフトは個人利用であれば無料、さらにPGPの別実装であるGnuPGは商用利用も認められているようです)、認証機関から証明書を発行してもらう必要がないので、完全にタダなんですが、使い方が結構面倒です。
つまり、タダで個人証明書とCAの電子署名が手に入れば一番うれしいんですが、実は方法があります。インターネットのWebでセキュリティを実現するSSL(Secure Socket Layer)というプロトコルがあるんですが、これを実現することができるOpenSSLというフリーソフトがあります。unixでもWindowsでも動かすことができるものですが、これを使うと自前でCAを作って個人証明書を発行することができます。
ソフト自体はソースコードの形で配布されているので、動かすためにはCコンパイラが必要ですが、先日Linuxでソースをコンパイルして実際にCAと個人証明書を作ってみたところ、以外に簡単にできてしまいました。自分宛に暗号化メールの送受信のテストもしてみましたが、不具合なくできました。ちなみに、うちのマシンにはVisual C++が入っているので、Windows2000上でも問題なくコンパイルはできました。
職場ではメールソフトとしてNetscapeを使っているので、職場のメールアドレス用に個人証明書を発行し、自宅と職場の間で暗号化メールが簡単にできるようにしてみようかな、と思っています。

2000年4月18日
先日、1年半ぶりにライブをやりました。しかも念願の都内でのライブです。演奏時間が1時間と、アマチュアバンドのライブの割には長い時間だったんですが、うちのバンドの持ち歌はどれもみんな長いので、演奏した曲数は全部で6曲。
そのうち音楽部屋でご紹介したいと思います。

2000年4月10日
昔シャープから発売されていたX68000というパソコンがあります。これはインテルのCPUを搭載し、オフィスユースのみ、もしくはオフィスユースとパーソナルユースの中間という中途半端な用途で作られた日本のパソコンの中では異色の、モトローラのM68000を搭載し、パーソナルユースをターゲットに作られたパソコンでした。
最近知ったのですが、Windows上で動作するこのX68000のエミュレータがあり、興味をそそられたのでいろいろと調べてみたら、このエミュレータを動かすためには、X68000の実機からIPL ROMのコードをデータファイルとして吸い上げて、さらにX68000用のOSが必要ということでした。
X68000は4年前の引っ越しの時に廃棄してしまい、持っていた100枚以上のフロッピーディスクもすべて捨ててしまったので、このエミュレータをテストしてみることすらできず、あきらめていたんですが、なんとX68000のIPL ROMのコード、およびOSがNifty ServeのFSHARP会員に限定して無償公開されたということをYahooニュースで知りました。
私はX68000を使っていた頃にNifty Serveに入会し、FSHARPにも会員登録しているので、早速FSHARPへ行って公開されているファイルをゲット、エミュレータもゲットし、動作させることができました。
X68000を使っていた当時は、X68000に移植されてたGNU Cコンパイラを使って色々と変なソフトを書いて遊んでいたんですが、400MHzjのPentiumII上でエミュレートされるX68000環境とオリジナルの10MHz M68000でのX68000環境と、どの程度パフォーマンスに差があるのか興味があるところです。
クロックスピードが40倍違うので、もしかするとエミュレーションの方が速かったりして...

2000年2月13日

最近職場でメールの暗号化に関する実験をやってます。それで、というわけでもないんですが、うちのPCにもPGP暗号のソフトを入れました。入れたのはPGP6.5.2というもので、日本語版ではないんですが、とりあえず日本語も扱えるようです。

PGPとは、公開鍵方式暗号の一つで、暗号をかける場合はその暗号文を受け取る人から事前にもらっておいた公開鍵を使って暗号をかけ、暗号を解読するときには受け取った人間が持っている秘密鍵を使わないと暗号が解読できない、という非可逆性の暗号方式です。

元々はNetscapeとかIEに付いているS/MIMEという暗号モジュールを使った暗号メールの実験だったんですが、あれはメールを暗号化するための「証明書」というものが必要で、これをしかるべき機関に発行してもらうためにはクレジットカードの年会費ぐらいのお金がかかります。

それに対してPGPは個人使用の場合はフリーで、認証機関から証明書を発行してもらう必要もないので、個人で使う分にはお手軽です。

ただ、メールの暗号化を行うための操作はS/MIMEの方が楽で、単に「暗号化」というチェックボックスにチェックを入れるだけでメール送信の時にメール全体を暗号化してくれるのに対して、PGPはメールソフトと別ソフトなので暗号化の操作に多少手間がかかります。

暗号というやつは時間とコストをかければいつかは解読できる代物なので、絶対安全ということはあり得ないものですが、平文よりは安全、というところでしょうか。まぁ、私なんかが出す与太話メールに対して、暗号解読を行うだけの時間とコストをかける物好きがいるとも思えませんね(笑)


2000年2月3日
昨日ページ全体のリフレッシュ工事を行ったのですが、昨日書いたMicrosoft Front Page98のウェブの中に作りかけていた恒例の年賀状図案ギャラリーの2000年版を取り込むのを忘れていました。
今までは、プリンターの性能を考えると年賀状の図案に写真を使う気にはとてもならなかったんですが、昨今のプリンターの性能向上のおかけで官製年賀はがきの「プリンター用」でも写真がかなり綺麗に印刷できるようになりました。
PC業界でここ数年一番変化が早いのが、このインクジェット式カラープリンターの世界ではないでしょうか。
去年まで使っていたプリンターはEPSONのMJ-900C、これは5年ほど前に買った当時で定価約9万円、720dpi X 720dpiの画像密度でしたが、これが当時素人が手を出せる範囲で一番高密度なプリンターでした。
去年導入したプリンターはやはりEPSONのPM−3000Cですが、A3サイズの紙が扱えて、印刷密度が以前の倍になり、印刷スピードも2倍以上速く、筐体の容積も小さくなり、それでいて値段も安いというのが驚きです。
以前レーザープリンターが一般に普及しはじめたころも急激な性能向上、価格下落がありましたが、その比ではありませんね。それにレーザープリンターは、プリンター自体の価格が下がっても、トナーカートリッジの値段が下がらなくて...
でも、一般家庭でレーザープリンターのトナーカートリッジを交換するほど印刷する人って、いたのでしょうか。私は2年ほどEPSONのLP−1000というレーザープリンターを使っていましたが、結局トナーはなくなりませんでした。GNUのフリーソフトの分厚いドキュメントを結構たくさん印刷したはずなのに...

2000年2月2日
このホームページを初めて公開したのが1998年12月25日なので、昨年の年末で1周年を迎えていたんですね。気が付きませんでした。(笑)
これからもよろしくお願いします。
今までホームページの作成に使っていたMicrosoftのFront Page、このソフトのホームページアップロード機能は相手のサーバーがFront Page Server Extensionをサポートしていないと使い物になりません。Front Page Server Extensionのサポートがないサーバーに対しては、本当は更新されたファイルだけをアップロードして欲しいのにディレクトリ内にあるファイルを常にすべてアップロードしようとします。
仕方がないので、フリーのftpクライアントを使ってファイルを個別にアップロードしていたんですが、一番最初にホームページをサーバーに転送したときに、ディレクトリ構造ごと一気に転送したので、使っていない無駄なファイルが結構サーバー上にあって、これを整理したいと常々思っていたのでした。
今度、IBMのホームページビルダー2000を使うことにしたんですが、これにはファイルの更新来歴や、リンク情報から必要なファイルだけをサーバーに転送する機能があるので、ディレクトリ内に余計なファイルがあっても使われていなければ転送されません。
この機能を利用して、サーバー上のデータを一度すべて削除し、データのアップロードをやり直しました。
また、MS-DOSやWindowsではファイル名の大文字・小文字を区別しないのですが、ウェブサーバーの世界で多く使われているunixというOSでは大文字・小文字を厳密に区別します。この辺に関しても、ホームページビルダーはちゃんとチェックしてくれて、大文字・小文字の違いがあるとリンクが切れていると認識します。
それでも心配なので、家で余っているPC98NoteにFreeBSDを入れて、その上でApacheというウェブサーバーを走らせ、このPC98Noteにデータを転送して、不具合がないかどうか確認してからアップロードしています。

1999年12月14日

ずーっと更新をさぼっていたら、あっという間に3ヶ月近くたってしまいました。もう12月ですね。やはり定期的に更新するのは結構難しいと思っています。ほかの人たちはよくできるなぁ、と感心してしまいます。

いろいろとやりたいことはたくさんあるのですが、まず第1に時間がない...


1999年9月26日

今年の「関東の駅百選スタンプラリー」が、先週の金曜日にやっと終わりました。最後の駅は三軒茶屋、東急世田谷線の終点です。今年は5月連休にスタンプラリーを開始し、西はJR中央本線「勝沼ぶどう郷」から東は鬼怒川温泉からさらに先の栃木・福島県境「上三依塩原」まで、結構広範囲でしたが、比較的余裕を持って回ることができました。

去年は8月末からスタートして締め切りの10月10日までの約1ヶ月半、ほぼ毎週末スタンプを押しに出かけていました。ほとんど意地で回っていたような感じ...


1999年9月5日

最近14.4Gバイトのハードディスクを増設し、WindowsNTをインストールしました。特に環境的に困っていたことがあるわけではないのですが、通常使うのはWindows98、ソフトを作ったりすることがある場合はWindowsNT、という風に環境を使い分けたいと考えたのです。

というのは、使うわけでもないのにインストールだけはしてあるVisual Studio 6、これがくせ者で、これをインストールしたとたんに画面表示のパフォーマンスが落ちる、という問題があり、フライト・シミュレータなどが遅くなってしまったのでした。

今はWindowsNTのインストールが終わって、アプリケーションのインストールをこれからするところですが、今回はWindowsNTから使うディスクはすべてNTFSでフォーマットし、アプリケーションをインストールするつもりのディスクとスワップファイルが置かれるディスクはストライピングをしてアクセスの高速化を図るつもりです。(どの程度の効果があるかは謎(笑))

環境改善作業も一段落したのでそろそろスペイン旅行記の作成を始めようと思っていますが、7時間半分のDVテープから画像を落とす作業を考えると...かなりヘビーかも(笑)


1999年8月22日

学生時代に一番つきあいの深かった友人が3人いますが、そのうちの2人とはここ5年ほど音信不通になっていました。5年前青森県五所川原市に住んでいた頃、独身寮の私の部屋で私を含めて4人でだべったのが最後で、それからみんなバラバラなんですが、先日そのうちの1人とやっと電話で連絡をとることができました。

なんでも、3年ほど前にそれまでつとめていた会社を退職し、実家のある岩手県T村に戻って2年ほど会社員生活をしていたらしいんですが、そこも退職。今はアルバイト暮らしだそうです。

でも、サラリーマン生活の頃よりも表情は明るくて、彼からすれば現在の生活の方が精神的には健康でいられると言うことでしょう。

彼は元々マンガを描くのがうまくて、以前はよく出版社に売り込んでいたとのこと。印刷されて発売されたこともあるんですが、また描き始めようと思っているんだとか。そのうち彼のマンガが書店に並ぶ日が来るかも。


1999年8月19日

のぶやの夏休みも残すところ今日1日。今年の夏は暑さがこたえました。

実は夏休み前に休暇をもらって、スペインへと8日間の旅行に行ってきたんですが、スペインもまさに夏真っ盛り。気温は40度近くまで上がり、とても日差しが強かったんですが、湿度が非常に低いので直射日光に当たらない限り暑さをさほど感じません。マドリッド、セビリア、バルセロナと移動しましたが、バルセロナでは多少湿度が高くて蒸し暑かったものの、東京の蒸し暑さに比べればとても快適です。


 

1999年8月13日

前回の更新時に書いたIDOの電話機デジタルミニモ534Gですが、7月上旬にゲットしました。なかなか薄くて軽くて使いやすい電話機です。おまけにcdmaOneほどではないまでも、通話音質が非常にいいですね。

IDOもNTT DoCoMoも基本は同じPDC方式、音声圧縮方式もVSELP(フルレート)/PSI-CELP(ハーフレート)というアルゴリズムを使っているので、通話音質に関しては同じようなものだろうと思っていたのですが、そうでもないようです。

NTT DoCoMoは通話チャネル数不足を補うために、現在ハーフレートでの運用となっているそうですが、そのせいかもしれません。NTT DoCoMoは、通話音質は従来と変わらないと言っているようですが...

電話代はIDOの方が幾分安めなので、DoCoMoを残すかIDOを残すか検討中です。メールサービスはIDOが1通5円なのに対して、DoCoMoはメールセンターに接続している時間分の通話料がかかるので、結構割高になります。しかし、メールサービスを活用しようと思うと、同時にみちこの電話機もIDO製に代える必要が出てくるので頭の痛いところです。

なんで各業者相互乗り入れが簡単にできるようにしてくれないのかな?(ちなみにツーカーセルラではSky Messageを使うとインターネットにE-mailを出すことができますが)

 


 1999年6月30日
全然関係のない話ですが、わけあって待ち望んでいたIDOの携帯電話デジタルミニモ534Gの発売がIDOのホームページでアナウンスされました。ソニー製の電話機ですが、重さ68g、厚さ12mmで待ち受け時間280分、連続通話時間120分というものです。ただ、ヨドバシカメラ八王子店に問い合わせたところ、月末の発売を予定していたが商品が7月上旬にならないと入荷しない予定とのこと。早く店に並ばないかな。

1999年6月28日

 

1999年6月15日
ボーナスが出たので、A3対応のプリンターを入手しました。これでやっと壁掛けカレンダーを自宅で作ることができるようになりました。今まではどうしていたかって?それは秘密です(笑)

 

1999年6月12日
日頃からご訪問いただきありがとうございます。これからもがんばりますので、よろしくお願いします。

1999年5月5日
しばらく更新をさぼっていましたが、ゴールデンウィークで時間がとれたので、やっと更新することができました。

1999年3月14日


 

1999年3月4日


 

1999年2月28日


 

1999年2月21日


 

1999年2月16日


 

1999年2月14日


 

1999年2月10日


 

1999年2月8日


 

1999年2月1日


 

1999年1月30日


1999年1月28日


1999年1月25日


1999年1月23日


 

1999年1月21日



1999年1月16日

なんか、最近毎日更新しているな...(笑)


1999年1月15日

”はやくつくってよぉん”というリクエストに応えて、みちこのページをアップした。納得行くまでにはまだまだ時間がかかりそう...(みちこ談)



1999年1月14日(My Birthday!)


1999年1月10日



1999年1月8日


1999年1月6日


1998年12月26日


1998年12月25日


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