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桜井、宇陀
Sakurai, Uda
聖林寺から奈良盆地を見ると、いやいろいろありますね。ちょっと見にくいですが手前の鳥居は大神神社の大鳥居。
背後には箸墓古墳が横たわっています。さすがの奈良盆地 そしてコナカの看板は何とかしてほしい。
京都出張がたまたま金曜日までだったもので、東京には真っ直ぐ帰らず、土曜日に引っ掛けちょっと寄り道をしてみることにしました。京都はここのところ来ているから、奈良まで足を延ばすか、南下すれば桜井に行き着く。そうだ吉備津神社の所で触れた宇陀水分神社まで足を伸ばしてみるか、そんなことで1泊の旅というか、エクスカーション的に奈良を訪ねてみました。
最初の奈良は中学の修学旅行というありきたりだったのですが、薬師寺からの帰りに遠くに逆光の中に見えた大和三山の余りにも神々しい光景が忘れられず、はまってしまいました。すぐさま中学卒業の春休みに室生寺、飛鳥を訪ねて以来、機会ある度に訪れてきた奈良の寺々。主だった所は学生時代にほぼ訪問済みとなっていますが、その後だんだん疎遠になり、奈良ホテルに泊まったのは一体何時のことか、はっきり覚えていない位になってしまいました。
そして時が経つのはあっという間でして、行ける時に行きたい所に行っておかないといけないと感じるこの頃です。結構訪ねている奈良ですが、抜けがやはりあるのです。そんな中から今回選んだのは聖林寺の十一面観音と宇陀水分神社。当然のようにどちらも国宝です。さらに現地で気がつけば、安倍文殊院も直ぐに行けそう。快慶の仏がゴソゴソと安置されているのはさすが奈良の底力。どれだけ国宝があるのやら。更に八木を通るから今井町にも行こう。ひょっとして40年振りかもしれない。そんな旅になりました。久しぶりの一人旅、一泊二日の最小限の旅です。