2025 10月 October 神無月 時雨月
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* 2025/10/17(金)晴
朝起きして伊通公園まで空を眺めながら散歩。
今日も晴で厳しそうだけれど、雲もあり昨日よりはましかな位。
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写真:ハイカー集団(双渓口)淡蘭吊橋手前の広場には平日にもかかわらず大勢のハイカーが集まっていた。
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09:25 松江南京→南京復興→木柵
10:00 木柵NO666→双渓口10:25
10:30 ・・双渓吊橋・・外按古道・・11:30・・川脇の遊歩道・・
12:00 親水歩道・・12:10 河原で休憩ランチ
13:00 福田居先の川辺でハナダカトンボ・交尾産卵 13:30 バッテリ切れ
・・烏塗歩道出口折返し(14:00)・・石碇
14:50 石碇 バスNO666 景美行き 15:30 木柵
15:35 木柵→南京復興→松江南京・・ホテル
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写真:淡蘭吊橋(双渓)
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(淡蘭古道)10:30
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先ずはハナダカトンボを目指して石碇に向かった。
双渓口で降りると淡蘭吊橋の手前の広場に30人を超えるハイカーの団体。
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写真左:ルリウラナミシジミ(外按古道)
写真右:ガ・調査中(外按古道)枯れ葉か何かと見間違いそうな擬態。
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先にやり過ごそうとしたが、集合写真だとかでもたもたしているので先に橋を渡った。
橋を渡ったところでコナカハグロが1ついたが遠いので先に進む。
クズの花にウラナミシジミが舞っていた。
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写真左:リュウキュウミスジ(外按古道)
写真右:ダイミョウセセリ系(烏塗渓)
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高速道路下を歩くとキチョウやコミスジ系が舞った。
しかしトンボは見当たらず、チョウも数が少ない。
そのまま外按橋を過ぎ淡蘭古道入口と書かれた石を通過。
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写真:ハナダカトンボ♂(外按古道)崖崩れで修復工事された歩道の近くで漸くハナダカトンボを見つけた。
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この先、通行止めで迂回路かと思っっていたが、休憩所先の道が修復されていた。
ここのポイントは崖崩れで消失したが、新たに修復された崖脇の遊歩道は見晴らしがよく東屋も設置されていた。
単なる修復ではなくプラスアルファの道に作り替えたのは感心。
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懐かしい歩道を進むと間もなく枝先にハナダカトンボの♂を見つけた。
210oで丁寧に撮った。
更に進むと枝先に止まるハナダカ♀も見つかった。
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写真左:ハナダカトンボ♂(外按古道)
写真右:ハナダカトンボ♀(外按古道)
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♂♀ともに1尾だが、記録は撮れたので気分は落ち着いた。
大石近くの橋から川を見ると浅い場所にいろんなトンボが川面の石などに集まっていた。
リュウキュウハグロ、コナカハグロ、アカスジベッコウ・・産卵行動だろう。
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写真左:リュウキュウハグロトンボ♀(外按古道)
写真右:リュウキュウハグロトンボ♂(外按古道)
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無理すれば河原に降りることもできそうだがリスキーなのでとどまった。
遠くから数枚記録撮りして先に進んだ。
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11:30出口に到達、結局ハナダカは♂♀各1尾しかみることができていない。
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写真:渓流浅瀬のポイント(外按古道)歩道から浅瀬を見たらいろんなトンボが産卵のために河原に集まっていた。リュウキュウハグロ、コナカハグロ、アカスジベッコウ、ハラボソ・・。産卵日和らしい。
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出口から河原に下りて川辺の遊歩道を歩いた。
カワビタキやナガサキアゲハが舞った。
河原の石の上にアカスジベッコウやコナカハグロが止まって縄張りを見張っていた。
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写真:石碇渓脇の遊歩道(石碇)外按古道を出て石碇渓脇の歩道を歩いた。河原を見るとここにもハナダカトンボなどが縄張り行動をしていた。
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あちこちでトンボが小競り合いしていた。
黒い小さなトンボが石の上を舞った。ハナダカ♂だった。
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河原で出張るハナダカを数個体見たが遠かった。
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写真左:ハナダカトンボ♂(石碇渓)いつも止まっている木陰道には姿はなく、河原の石の上で縄張り見張りをしていた。
写真右:ハラボソトンボ♂(石碇渓)他のトンボも皆河原の水辺で見張りをしていた。
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(烏塗歩道)12:00−
河原から道路に上がり小学校の脇を抜けて親水歩道へ。
河原に降りてチョウを探したが何も舞っていない。
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写真左:コフキショウジョウトンボ♂(石碇渓)
写真右:アカスジベッコウトンボ♂(石碇渓)
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この時期、ミカドアゲハはいないのだろうか。
トンボはアカスジベッコウ、オオシオカラ系など定番しか見当たらない。
河原を上がり川辺のポイントを見たがハナダカやコナカは見当たらなかった。
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写真:親水歩道(烏塗渓)ミカドアゲハの姿はなく、河原の石の上にはコナカハグロが見張っていた。
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この時期はみな河原に移っているのだろう。
少し進んだ場所に河川敷脇で休憩ランチ。汗だくのチョッキを脱いで立木に掛けた。
川の石ころの上にはコナカハグロが止まっていたがハナダカは見当たらなかった。
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写真:産卵ポイント(烏塗渓)岸辺にハナダカトンボが集まり、間近で♂の縄張り争い、交尾、産卵が見られた。
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さて午後の部、せっかく持ってきた500oに付け替える。
福田居を過ぎ川辺に沿って続く遊歩道に降りた。
歩き始めたとき、直ぐ足元の水辺にハナダカが舞うのが見えた。
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写真左:キイロハラビロトンボ(烏塗渓)歩道脇に止まっていたがすぐに飛ばれてしまった。
写真右:コナカハグロトンボ(烏塗渓)コナカはあちこちの河原に止まっていた。
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2尾の♂がホバリングして向き合いながら縄張りから相手を追い出そうとしていた。
近くの石の上や岸辺にもハナダカトンボが見つかった。
この一帯に集合して産卵行動しているらしい。
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とりあえず石の上に止まっていた個体を撮った。
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しかし石の上に爪楊枝が置かれている程度の写真しか撮れない。
そのうちに別のハナダカがすぐ近くに降りて2匹が睨めっこした。
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写真:ハナダカトンボ♂(烏塗渓)♂同士の縄張り争い。時々3頭が三つ巴で争った。
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数秒から10秒くらいしてから♂が♀にとびかかり交尾した。
交尾は石の上に止まったままハート形を作ったが10秒程度で終わる。
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やや逆光だが500oで丁寧に切った。交尾を見たのも撮ったのも初めてだ。
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写真左右:ハナダカトンボ♂(烏塗渓)♂同士のバトル。ある角度で翅先が構造色でキラキラ光る。これが優雅で美しい。
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川辺に浮いた細い流木を見ると♀が直接流木に腹端を押し付けて産卵していた。
その♀のところにも♂が舞いホバリングした。
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写真左右:ハナダカトンボ♂(烏塗渓)頻繁に追い出し行動が見られた。
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♂同士の追い払い行動はずっと続いていた。
この様子が面白いので何とか撮れないものかと、マニュアルフォーカスで何回も試みた。
水面から10−20p位の空中を向き合って動き回る。
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数打たなければ撮れそうにない。
突然シャッターが切れなくなった。
バッテリー切れだった。
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写真左:ハナダカトンボ交尾(烏塗渓)石の上に止まった♀の上に♂が舞い降り尾繋がりになった。♀が誘ったように見える。
写真右:ハナダカトンボ交尾(烏塗渓)交尾時間は短く30秒‐46秒で離れた。
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予備は持ってこなかった。
このカメラは前機種よりも電気を喰うことは分かっていたが迂闊だった。
カメラを置き、肉眼でハナダカの行動を眺めた。
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写真左:ハナダカトンボ♀・産卵(烏塗渓)水辺の流木に産卵した。
写真右:産卵する♀の周りを舞う♂(烏塗渓)産卵中の♀の周りを♂が舞った。
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13:20、ハナダカはまだ舞っていたが最後に烏塗歩道の出口まで行ってくることにした。
双眼鏡一つで歩いたが、チョウもトンボにも出会えなかった。
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何もいなかったから結果的にカメラが使えないことは大したダメージでもなかった。
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写真:ハナダカトンボ交尾(烏塗渓)交尾時間は短くあっという間に離れてしまう感じだ。
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歩道出口で折り返し、再びハナダカのポイントに立ち寄った。
石の上に止まるハナダカがいたが♂同士の縄張り争いは見られなかった。
石碇まで戻ると直ぐにNO666 の景美行きバスが来た。
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写真:産卵中の♀を見張る♂(烏塗渓)防衛なのか交尾狙いなのか府営だが、後者ではないかと思った。
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木柵に向かう途中、もう一度ハナダカを見に来ようかとぼんやり考えた。
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写真:石碇老街入り口前広場(石碇)
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(民権自助餐)
肥前屋に行ったが建物改装工事中で休業。
仕方なく民権西路に移動し自助餐。
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帰り道、今日も晴光夜市に寄った。
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