2023 10月 October 神無月 時雨月
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*23/10/11(水)曇り
予報はこれまでよりはましだったが朝から暗い空。 烏来・陽明山は諦め石碇・烏塗溪に初挑戦。
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写真:淡蘭古道(台北)外按橋から淡蘭古道出口まで通常は小1時間かけて歩くが、天気悪く出会いもないため15分で通過した。
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09:30 MRT松江南京→南京復興→木柵・・BUS666 木柵→外按橋
10:35 外按橋・・淡蘭古道・・
11:20 親水歩道入口・・烏塗溪歩道・・・出口(折返し)13:00
13:15 烏塗溪?道・・35分福田居・・14:30親水歩道入口・ルリモンアゲハ給水・・14:45バス停
15:05 BUS666石碇→木柵 15:35MRT木柵→南京復興→松江南京16:00
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写真:ヒメアサギマダラ(淡蘭古道)道脇のタチアワユキセンダングサにキチョウ、キマダラセセリ他が吸蜜していた。
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(淡蘭古道)10:40−
NO666BUS 外按橋で下車し淡蘭古道に向かった。
今にも雨が降りそうな不気味なくらい空。
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一昨日とは大違いで、歩道には誰もおらずひっそりしていた。
休憩所で一服後、歩道を進んでいったがコナカも見当たらない。
明るく開けた橋の欄干にマルハシが2羽止まった。
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写真左:マルハシ(淡蘭古道)
写真右:ハゴロモSP(淡蘭古道)
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欄干の上に何か黒っぽいトンボが止まったので記録。(後から、ハナダカ♂と判明)
淡蘭古道出口付近でタチアワユキにヒメアサギマダラ、キチョウ、キマダラセセリがいた。
ほとんど写真は撮れずに淡蘭古道を終了した。
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写真左:トゲグモSP(淡蘭古道)
写真右:ハナダカトンボ(淡蘭古道)手すりに黒い虫が止まり直ぐに飛び去った。暗いのでその時は分からなかったが、写真を見てハナダカトンボ♂だと判明。
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(烏塗溪歩道)11:20−
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川沿いを歩き、石碇小学校脇の親水歩道入口に着いたのが11:20。
前回同様、川辺の道に降りて上流に向かった。
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写真:烏塗溪歩道(石碇)石亭で合流する烏塗溪脇を約2KM遡った。
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足元から次々にハンミョウが跳び出すので何枚か撮った。
間もなく川辺の道が終わり、川沿いの林道に上った。
前回はここで折り返したのでここから先は初めてなので少しときめく。
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写真:ハナダカトンボ♂(烏塗溪歩道)前回下見に来て折り返した場所でいきなりハナダカトンボに出会った。。
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道脇にある植栽の鋭く尖った葉先に前回と同じくコナカハグロがいた。
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他にいないか探したら、いきなりハナダカトンボ♀が見つかった。
さらに近くに♂もいた。
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写真左:ハナダカトンボ♀(烏塗溪歩道)♂♀比に関し若干♀の方が多いかなという印象だった。
写真右:ハナダカトンボ♂(烏塗溪歩道)淡蘭古道にもポイントがあるが、烏塗溪歩道には数か所あり出会う確率が高い。
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こんな天気にもかかわらず、いきなりハナダカが達成できるとは思わなかった。
烏塗溪歩道は烏塗溪に沿った林の中を進む。
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烏塗溪が見え隠れしせせらぎの音が爽やか。真夏はここを歩くのがベストと思える。
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写真:ハナダカトンボ♀(烏塗溪歩道)
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林が途切れると草原のタチアワユキにいろんなチョウが舞っていた。
タチアワユキの周囲にはキチョウが多くキマダラセセリ、アオスジアゲハ、ヒメアサギマダラ、シロオビアゲハなどが舞っていた。
ミスジチョウやキミスジもいたので次々にカメラを向けた。
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写真左:リュウキュウハグロトンボ♀(烏塗溪歩道)
写真右:リュウキュウハグロトンボ♂(烏塗溪歩道)
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川沿いの林が途切れて明るい疎林になると、枝先などにハナダカトンボやリュウキュウハグロ、コナカハグロなどが止まっていた。
林、草原、疎林と代わる代わるに変化し、それぞれにトンボやチョウがいるのでとにかく忙しい。
淡蘭古道の比ではない。
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写真左:キアシイトトンボ未熟個体か(烏塗溪歩道)
写真右:コナカハグロトンボ(烏塗溪歩道)渓流系のトンボではこれが一番多かったが、リュウキュウハグロやハナダカトンボも密度が濃く、飽きない場所だ。
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烏塗溪の対岸には車道があり烏塗壁に行くバスが通っている。
所々に歩道から車道に続く橋が架かっていて休憩場所にもなっている。
ランチ休憩した後、さらに進むと直ぐに福田居というレストランに着いた。ほぼ中間点だ。
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そこから歩道は再び川辺に沿って続いていた。
タチアワユキにクロテンシロが止まって吸蜜。なんとキチョウと同数いる。
タイワンモンシロチョウが道端のイヌガラシのような草の蕾に産卵していた。
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写真左:タイワンモンシロチョウ(烏塗溪歩道)翅脇の黒点が印象的な蝶。イヌガラシに似た草の蕾に産卵していた。
写真右:クロテンシロチョウ(烏塗溪歩道)ふわふわ舞う姿が目立ったがタチアワユキに止まって吸蜜した。かなり密度が濃かった。
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クロテンシロやハナダカトンボを撮りつつ進んでいくと、遂に歩道は終点になった。
歩道最終地点には青い橋が架かり車道に続いていた。
道路は広く欄干が明るいブルー。近くに公衆トイレがあった。
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写真左:リュウキュウミスジ系(烏塗溪歩道)渓流系のトンボや林縁からこぼれてくる昆虫などが入れ替わり現れるので飽きない歩道だ。
写真右:キミスジ(烏塗溪歩道)
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15分休憩後遊歩道に戻り折り返した。
直ぐにハナダカトンボやウスイロコノマに出会った。
コナカハグロやリュウキュウハグロがいてもきりがないのでスルー。
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写真左:シロオビアゲハ♂(烏塗溪歩道)
写真右:シロオビアゲハ♀(烏塗溪歩道)
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それでもハナダカトンボやクロテンシロがいると立ち止まって2回ずつ切って進んだ。
ほぼ中間点の福田居迄35分、橋で小休止後、約30分で石亭の出口に着いた。
階段下の河原に水溜まりがあり、ベッコウトンボが舞っていた。
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写真左:ウスイロコノマ(烏塗溪歩道)
写真右:ルリモンアゲハとクロアゲハ(烏塗溪歩道)河原の水溜まりで吸水していた。
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<水溜まり脇にキチョウが10頭位かたまって集団で給水した。
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さらに水溜りのぬかるみに何種類かの黒いアゲハ蝶fが降りて吸水。
その中にルリモンアゲハも混じっていた。
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写真:サナエトンボ・調査中(烏塗溪歩道)Lamelligomphus formosanus 大型サナエトンボで台湾固有種のようだ。
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最後に遊歩道てゃちがうチョウやトンボを撮って終了。
階段を上ってバス停に向かおうとしたら、行きに途中で出会ったおじさんに再開。
片言英語と片言日本語を交えて暫く歓談した。
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写真:地元のハイカーとお別れ(烏塗溪歩道)途中ですれ違ったハイカーに出口で再開。カタコト日本語・英語を駆使して仲良く話した。この友人は烏塗窟に車を置いてあるので再び戻っていった。
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橋を渡り停留所に向かって渓流脇を歩いたとき、手すりの上に大きなサナエトンボ系が路舞っていた。
手すりに伏せて動かないので、写真を撮った後そっと触ってみたら、ふらふらと舞っていった。
バス停では25分くらい時間があったがベンチに座って休憩しながら撮った写真を眺めてバスを待った。
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写真:石碇老街(石碇)
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もっと早くこの道を知っていればとつくづく思う。
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写真:肥前屋(中山)
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8肥前屋)19:00−
以前のように行列での順番待ちは見られなかった。
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