2001.4.20. | 前号までは ここ をくりっくしてください |
次女のL、2歳8ヶ月。
何とかトイレトレーニングを、成功させるべく新たな作戦に、出た。
”絵本作戦”
トイレへ、絵本持参で、付いて行き、読んでであげる。出るまで、、、。
大喜びで、トイレへ行くLに、”これは、いける。”と、
確信したものの、読んでも読んでも、出ない。
しまいに、足がしびれてリタイア。
ここは、ねばりどころと、椅子まで持ち出して、じっくり腰をすえて、読み出した。
しかし、、、![]()
どちらかというと、乗りやすい私。
すっかり絵本の世界に入り込んで、ひとり心から、読み進めていく。
トイレの事も、忘れて、、。
ふと、気が付くと、Lの冷たい視線。「ママー、お部屋でゆっくり読んだら?」
なんて言われて、あえなく失敗。
続いて始めたのは、シール作戦。
“おしっこできたよシール”と、“うんちできたよシール”(うんちの方が、ゴーカ版)を用意し、
シールを貼るかわいいウサギちゃんまで作って、張り切ってみた、、のだが、何でもすぐ飽きるL。
喜んで、シール集めを始めたのは、5歳のE.。
「うんちシール、こんなにたまっちゃったー。」と、大はしゃぎ。
これは、ダメだー。と、あきらめムードの、私。
結局、ブツブツ文句言いながら、おむつ替え。
「もー、トイレでうんち出来ないと、幼稚園行けないよー」
「うんち、おむつにしちゃうと、おしりに虫が来るからねー」、、なんて。
あまりうるさく言うので、Lも作戦に出た。
「もー、ママがうるさいから、Lちゃん、おむつにうんちしちゃったんだよー」
かわいい子供の作戦に、つい笑ってしまったのも、3回まで。
だんだん、彼女の責任転嫁にイライラしてきて、またもブツブツ、、、。
するとL、今度は、「おむつに、何したかー?」と、クイズ形式で、聞いてきた。
「おしっこー?」と、つい聞いてしまった私に、「はずれー。うんちでしたー」
と、すっかり調子に乗っている。
ある時は、
「うんち、しちゃったんでしょう。」という、私の答えに、
「せいかーい。はい、プレゼント。」、、と、当たりの景品まで、出す始末。
”そこまで知恵が有るのに、どうしてうんち出来ないのか、、、。”
馬鹿にされたようで、文句もなく、黙々とおむつ替えする私を見て、
「ママー、幼稚園行けない?」「虫、来ちゃう?」、、、と、しきりに、聞いてくるL。
これだ!!と、ひらめいた。
その日から、黙っておむつ替え作戦が、始まった。
いつものブツブツの無い私に、不気味なものを、感じたらしく、数日後、
「ママー、うんち。トイレ行く。」と、言ってきた。
1回成功すると、後は驚くはど、順調に事は運び、トイレトレーニング終了。
しかし、うんちをした後のLは、自信満々で注文が多い。
絵本読みから、シール貼りのフルコースは勿論、その上、
「ママー、バンザイの踊りしてー。」と、喜びの踊りまで、踊らされる。
まあ、何はともあれ、成功は成功?なのでしょう。
文とイラスト yun
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