それなりのレベル希望

■ペンネーム「ぴよ」さんからの投稿です。

 こんにちは。
 毎度毎度お世話になっております。
 
 本日、また家庭教師のサークルを名乗る電話がかかってまいりましたので、ご報告申し上げます。
 
女性 「こんばんは、夜分恐れ入ります」
私 「はい」
女性 「中学生のお子さんのお母様でいらっしゃいますか?」
私 「そうですが、何を見て電話されました?」
女性 「えーっとですね、公開情報と言うものを見て…」
私 「は? 公開情報? それって何ですか?」
女性 「えー…一般に公開されてる情報というものがございまして…
 ご迷惑でしたらもうお電話いたしませんが…」
私 「(んなもんあるかいっ!)は? それはどう言った情報なんですか?」
女性 「いえ…あの…ご迷惑でしたら今後二度とお電話をおかけしませんので…」
私 「いいえ。迷惑じゃないですよ」
女性 「え? あの・・・・(しばし無言)」
私 「ご用件をどうぞ」
女性 「あの…家庭教師にはご興味ございませんか?」
私 「えー、ありますよ」
女性 「(気を取り直して)あのですね、私たち…(以下サークル系お決まり文句)」
私 「ところで、あなた大学はどちらですか?」
女性 「え? 私ですか? 私は…千葉工業大学です」
私 「へー。学部は?」
女性 「工学部です」
私 「専門は?」
女性 「あの…生命環境…です…」
私 「なるほどねぇ。じつはうちの子、日本の大学に入れるつもりはないんですよ。
 申し訳ないんですが、もっと上を目指していますので、指導してくださるなら、それなりのレベルの方が良いんですが…。ある程度のレベルの学校でしたら、両親とも教えることができるんで、必要ないですし…なかなかねぇ…(大嘘)」
女性 「あぁ…そうですか。お子様、頭いいんですか…」
私 「そりゃそれなりには…(含み笑いをしながら…勿論大嘘!)」
女性 「あの。うちのサークルには千葉大の学生もおりますが…」
私 「千葉大でしょう? …うーんちょっとねぇ。…というわけで、ニーズに合わないようですので、やはりうちのデータは削除して置いてくださいね」
女性 「はい…失礼しました」
 
 しかし、さっき不在着信履歴を見たら、同じ局番から始まる電話番号の多いこと多いこと。
 この先何軒色んなネタで断り続けなければならないのか、最近少々げんなりしてきたところです。
 
 ちなみに・・・うちの子の学力は、この間の定期テストであきれてモノも言えない程度のものです…(涙)

■ぴよさんから8回目の投稿です。いつもありがとうございますー。
 
■個人情報の出所を訊いただけで、イキナリ弱気になるテレアポさんがカワイイというかナサケナイというか。
 バイトだか社員だか知りませんが、まだ若いんでしょうね。
 法律違反の営業をかけて商売をする、ということが、どんなに惨めな事なのか、早く理解して欲しいものです。
 
 しかし・・・「ニーズに合わない」って言われると、普通は二の句が告げませんよ。
 流石、お見事!です♪

(2006.9.18)