鎌倉五山

鎌倉には昔から鎌倉五名水鎌倉七口鎌倉七福神鎌倉十井鎌倉十橋鎌倉三十三観音のように名数で数えた史跡が伝えられている。これらの名数は、鎌倉が江戸時代に観光地として繁栄した頃に称えられたといわれている。鎌倉五山はすべて臨済宗である。京都にも臨済宗の五山があるが、鎌倉が先である。

禅宗は悟りを開く事が目的とされており、知識ではなく、悟りを重んじる。 禅宗における悟りとは「生きるもの全てが本来持っている本性である仏性に気付く」ことをいう。 仏性というのは「言葉による理解を超えた範囲のことを認知する能力」のことである。 悟りは師から弟子へと伝わるが、それは言葉(ロゴス)による伝達ではなく、坐禅、公案などの感覚的、身体的体験で伝承されていく。 従って臨済宗には経がない。ただ葬式には一般向けに般若心経を読む。

建長寺

円覚寺

寿福寺

浄智寺

浄妙寺

鎌倉の地図

January 27, 2008

Rev. February 19, 2015


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