アドリア海紀行  その2
  ヴェネツィア・スロヴェニア・クロアチア・サラエボを訪ねて 10日間
5月3日(土) トリエステ→ スロヴェニア国境→ ポスチ−ナ鍾乳洞→ ブレッド湖→ ブレッド城→ リュブリャナ
 トリエステはイタリアの東北部に位置し、オ−ストリア・ハンガリ−帝国のアドリア海に面した港として栄えていたが、第一次世界大戦後イタリア領となった。トリエステは町並みはイタリアよりもオ−ストリア風の建物が多い。
 8時30分ホテルを出発。運転手Y(スロヴェニア人)、スル−ガイドAさん(クロアチア人)の紹介あり。このスタッフとこのバスで最終日まで。
 およそ1時間でスロヴェニアのポストイナ鍾乳洞に着く。途中、イタリアからスロヴェニアに国境を越えるがEC同士でノ−チェック、フリ−パスと。

 鍾乳洞に近づくに、風景は石灰岩が露出したカルスト地形が目につく。カルストという用語はスロヴェニアの石灰岩地域の地方名カルストに由来している。
 

 ポストイナ鍾乳洞は世界で三番目の規模で、全長約25km。歩いて観光できるのは2kmくらい。
 
 トロッコで約10分走行。着いた地点から2kmくらいを歩いて観光する。坑内は8〜10度にコントロ−ルされている。しかし、それほどには寒く感じられなかった。
 トロッコはユニヴァ−サルスタジオさながらにスリルがあり速い。左右の奇景にビデオとカメラを振りまわす。トロッコ降りて暫く歩いた所で英語・ドイツ語・イタリア語・スロヴェニア語での解説があったが、パス。鍾乳石はその中に含まれる金属によって赤っぽい、黒っぽい、白っぽいもの。また、天井から下がっているもの、ニョキット太く立ち上がった石柱、石筍など。日本の鍾乳洞のようにポイント毎の説明板は無い。
 ジュチカ・ゴ−ラ、ロシア橋、レオティアナ、ロシア回廊、コンサ−トホ−ル。
 プロテウス・アンギヌスという盲目の人肌をした両生類が水槽に棲んでおり水槽に飼われている。四足でノソノソと歩く。
 コンサ−トホ−ルは高さ40mと広い空間で、実際にこの場所で音楽会が行われるとのこと。

 コンサ−トホ−ルの近くから、トロッコに乗り、出口に引き返す。洞内の観光は約90分

 
 
昼食は鍾乳洞からバスで少し走った所のレストランJARDANで。野菜ス−プ、鱒のムニエル。スロヴェニアの焼き菓子ギバニッツア。
ギバニッツァは「層になった食べ物」という意味で何層にも重なった生地の間にリンゴやチ−ズなどを入れてあり、少し甘すぎかなとの感じ。
ポストイナ鍾乳洞の前 鍾乳洞までの川
トロッコで入坑 ポストイナ鍾乳洞へ
 昼食を終えて我々はスロヴェニア随一の観光地ブレッド湖に。天候にも恵まれ快晴。高速路を走る。アルプス連峰の東端ユリアン・アルプスをバスの前方に見ながらの走行。ユリアン・アルプスは2500mくらいの標高で頂上には雪をかぶっている。スロヴェニアは添乗員Nさんによるとフインランド、スイスに次いで森林面積が多いとのこと。途中リュブリャナ市を横に見て約2時間でブレッド湖に着く。現地ガイドはビット氏。
 ブレッドはハプスプルグ家の人々もよく訪れており、今日では四季折々の風景をめで、登山、乗馬、ボ−トなどのスポ−ツや自然を享受したいヨ−ロッパの人々のリゾ−ト地となっている。
 氷河によりできたブレッド湖は湖の適当な広さ、そして教会を抱くブレッド島、湖畔のブレッド城のすばらしい点景。まさに絵になる風景といえよう。《アルプスの瞳》といわれている。水深は最深部30m、湖の周囲は6km。

 PLETANAと呼ばれる手漕ぎボ−トでブレッド島に行く。このボ−ト左右のバランスが大切で、船頭が二本のオ−ルを巧みに操っていく。島に着くまで、実にのどかなひと時であった。船を下りて98段の石の階段を上る。小さな聖マリア教会が待っている。この教会で結婚式をすることがトレンディで、伝統的には新郎は新婦を担いで沈黙を守り、この98段を上ることになっており、新郎はこれに備えてトレ−ニング。教会ではハンガリ−人の結婚式が行われていたので教会内には入れなかった。聖壇の前の白い紐を引き鐘を鳴らすと願いがかなうとの伝説。教会の前にはマグダラのマリア像。
 次にブレッド城に向かう。途中、チト−大統領の別邸(現在は30室くらいの高級ホテルになっており、昭和天皇、黒田清子夫妻もお泊りになったと)やブレッド駅舎、果樹園(リンゴ、サクランボ)を車窓より見る。木造家屋が多く、住民はガイドや簡易ホテルの経営を営んでいる。
 ブレッド城は11世紀にブリクソンの司教が建てた城で、現在ではレストラン、展望台、16世紀の礼拝堂、中世の武具や家具、湖の出土品を納めた開放的な博物館、ワインセラ−、印刷工房がある。展望台からは好天に恵まれ、ユリアンアルプスを眺望できた。     2236mのスト−ル山、スロヴェニア国旗に描かれているトリグラフ山峰も良く見ることができた。
 5時半、城の観光を済まして、およそ1時間くらいでスロヴェニアの首都であるリュブリャナに。旧市街から離れた新市街のに位置するM ホテルに着き夕食をとる。元気な人たちは自転車や徒歩で旧市街に。また、近くのス−パ−マ−ケットに買い物に。
ブレッド湖の 動画を見てください アンギウス(類人魚) 
 
 
 
 
     
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