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大峰 山上ヶ岳(1719.2m)稲村ヶ岳(1726.1m)・伯母谷覗 奈良県天川村・川上村

 五番関〜山上ヶ岳〜稲村岳  五番関〜山上ヶ岳〜伯母谷覗

I五番関〜山上ヶ岳〜〜五番関 J以降の記録 大峰奥駈道 「吉野〜五番関」
Fレンゲ坂谷〜山上ヶ岳〜レンゲ坂谷 G五番関〜山上ヶ岳〜稲村ヶ岳〜母公堂 Hレンゲ坂谷〜山上ヶ岳〜清浄大橋
Cレンゲ坂谷〜念仏山〜稲村ヶ岳〜レンゲ坂谷〜山上ヶ岳〜大峰大橋 D五番関〜山上ヶ岳〜阿弥陀ヶ森〜伯母谷覗〜山上ヶ岳〜五番関 E五番関〜山上ヶ岳〜稲村ヶ岳〜母公堂
@大峰大橋〜山上ヶ岳〜大峰大橋 Aレンゲ坂谷〜山上ヶ岳〜伯母谷覗〜山上ヶ岳〜レンゲ坂谷 B五番関〜山上ヶ岳〜稲村ヶ岳〜法力峠〜母公堂

I五番関〜山上ヶ岳〜五番関
日時:2019.9.25(水) 天候:晴 メンバー :単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ 使用方法

現地まで
自宅・広陵町4:46−−高田−−高取−−下市−−天川村役場−−洞川−−6:五番席トンネル西口
所要時間:1時間分 走行距離:63.5km
トンネル西口付近は道幅も広く、駐車するには困ることは無い。尚トンネルから先、川上村へは長期間通行止めとなっていたが、通行止めの看板がないことを見ると、開通しているようだ。

登山コースとコースタイム
五番関トンネル西口6:45−−(19)−−7:04五番関−−(31)−−7:35鍋冠行者堂−−(25)−−8:07今宿跡−−(48)−−9:03洞辻茶屋9:11−−(29)−−9:40鐘掛岩9:47−−(17)−−10:04西の覗10:17−−(16)−−10:33大峯山寺(山上ヶ岳)10:37−−(11)−−10:48日本岩11:22−−(10)−−11:32西の覗−−(36)−−12:10洞辻茶屋−−(65)−−13:25鍋冠行者堂−−(25)−−13:50五番関−−(12)−−14:02五番席トンネル西口
所要時間7:時間17分 歩行時間:約5時間40分 距離:約12km
累積標高:+974m/-952m 山で出会った人:5人

6:45
五番関登山口
7:00
五番関直下は急斜面
7:05
五番関女人結界門
7:36
鍋冠行者堂
7:50
美しい尾根が続く
8:10
美しい尾根が続く
8:18
大天井岳と金剛・葛城・二上の山並み
8:22
鞍掛の岩場
高低差はあるが、傾斜はきつくない
8:28
山上ヶ岳
9:03
洞辻茶屋に到着
9:31
辿って来た尾根(奥駈道)
上り登山道から
9:42
洞川の街並み
右下は登山口駐車場
鐘掛岩から
9:55
西の覗手前
9:59
西の覗
10:30
大峯山寺へ
10:34
竜ヶ岳、大普賢岳
大峯山寺から
10:36
23日に戸閉が行われた大峯山寺
10:42
最高点
10:44
稲村ヶ岳、後方は弥山
10:52
稲村ヶ岳
日本岩から
11:40
少し秋の気配が
11:51
下り登山道は階段が続く
13:31
鍋冠行者堂の先で古道に進む

五番関〜鍋冠行者堂
 この間の奥駈道は、尾根東斜面のトラバース道と、五番関から即尾根を辿っていく古道の2本がある。
トラバース道が今は本道となっているようで、特に危険と言うほどの箇所はないものの、何分急斜面を横切る道なので、表土が流され岩盤が露出した所や、足元が不安定な所もあって、通過に気を使うこともあった。
一方、古道(今回は下りに利用)は五番関からの上り始めこそ急だが、道は広く危険な箇所も無く、またテープも要所に有り、迷うような所もなかった。

Hレンゲ坂谷〜レンゲ辻〜山上ヶ岳〜洞辻茶屋〜清浄大橋(大峰大橋)
日時:2017年2月28日(火) 天候 : 快晴 メンバー :Tサン・私
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ
暫く降雪も無く、標高の高い大峰山系でも雪が締り、登り易くなっているのではと思い、冬季何度も大峰山系に出掛けているTさんに声をかけたところ、快く同行して頂けることになった。

現地までのアクセス
自宅4:00−−4:40高取4:50−−(R169) −−大淀−−下市−−(R309)−−黒滝−−(R309)−−天川村役場−−洞川温泉−−5:44母公堂
走行距離:約59Km 所要時間:約1時44分
ここ暫く降雪が無く、洞川の先ごろごろ水採水場まで、路面は乾燥し夏道と変わらず。しかしその先は全く除雪されておらず路面には雪が残り一部は氷結、母公堂駐車場は全面氷結状態。車道は母公堂の直ぐ先で冬季通行止めになっている為、我々はここに駐車する。既に先着2台あり。(到着時の気温は-5〜-6度)
駐車場にはせいぜい5〜6台しか停められないが、通行止め柵前にも若干駐車スペースあり。ただ通行止め柵は道の半分ほど塞いでいるだけなので、登山口方面に進入している車もあるようだ。但し日当たりの良い一ヶ所を除き、清浄大橋まで車道中央部は硬く氷結していた。


母公堂前の新しく建替えられたトイレは冬季も使用可能で、建物内は暖房されとても快適だ。

清浄大橋手前の公衆トイレも新しく建替えられ、男女別各1ヶ所と多目的トイレがが有り、この内多目的トイレが解放されている。

登山コースとコースタイム
母公堂6:15---(26)---6:41清浄大橋(大峰大橋)---(27)---7:08レンゲ谷登山口---(120)---9:27レンゲ辻9:43---(50)---10:40周回路合流---(4)---10:44日本岩11:00---(11)---11:11頂上(大峯山寺)11:48---(18)---12:16西の覗12:32---(55)--13:38洞辻茶屋13:53---(22)---14:15お助け水---(31)--14:46-一本松茶屋15:03---(40)---15:43清浄大橋(大峰大橋)---(32)---16:20母公堂
所要時間:約10時間 歩行時間:約7時間15分 距離:約13.9km 歩数:約22000歩
累積標高:+1137m/−1021m

6:36
山上ヶ岳
清浄大橋手前から
新しいトイレは冬季も利用可能
7:08
林道終点がレンゲ谷登山口
7:33
左岸のトラバースが始まる、ここで12本爪アイゼン装着
8:08
右岸の雪崩跡
これから右岸のトラバースが始まる、高所を巻く事もあり、要注意
8:54
レンゲ辻に向け谷を詰めていく、次第に傾斜が増し、レンゲ辻直下は急斜面、滑落すればケガでは済まないかも
9:29
レンゲ辻
日が当たる箇所では霧氷は既に落下
9:51
鉄階段が続く
10:13
厳しい箇所を過ぎて
10:15
稲村方面を望む
10:23
日本岩を見上げる
10:32
急な尾根も終盤へ
10:37
頂上周回路直下
10:45
稲村の後方には弥山、更には仏性・孔雀・釈迦が
11:08
お花畑
三角点方面から
11:09
僅かに残った霧氷
11:14
大峯山寺
11:22
竜ヶ岳(手前)、大普賢岳(右奥)
11:53
大峯山寺を後にする
12:19
稲村と大日
西の覗から
12:19
遠くには金剛・葛城も、谷間に見えるのは洞川の街並
12:36
西の覗の岩壁
12:48
夏は下山路に指定されている南斜面のトラバース道、雪に隠れた場合、こんな所は歩きたくない
13:38
洞辻茶屋に到着
此処に至るまで北斜面の長いトラバースあり、トレースがあり、助かる
15:48
西日を浴びた山上ヶ岳
終日好天に恵まれ無事下山
 25日・26日の土日二日間で数人の方が入山していたようで、コース全般にトレースが残っており、コース確認に手間取ることはなかった。
登山口〜レンゲ辻
 レンゲ坂谷の序盤は左岸を、中盤は右岸、終盤は谷底を詰めて最後はレンゲ辻に突き上げる。今回予想どおり雪は良く締まり、アイゼンが良く効き歩き易かった。ただ右岸の高所の巻道と、レンゲ辻直下の厳しい急斜面は、もしバランスを崩し転倒でもすれば即滑落に繋がり、大事故に成りえる箇所でもある。歩き易い反面、危険も増す。
レンゲ辻〜頂上
 急な尾根前半は鉄階段が連続する。階段そのものには雪は殆どなかったが、朝の内は陽が当たらな所が多く、階段と階段の間には氷結も見られ、階段地帯を抜けるまでは気は抜けない。また途中一ヶ所夏道が尾根を巻く所があるが、そのまま尾根と直登した方が無難なようだ。
下山路(洞辻茶屋まで)
 鐘掛岩手前までは特に問題ないが、ここで夏道は二手に分かれる。一方は鐘掛岩から北側の油こぼしを通るルートで、もう一方は下山ルートとして表示された南斜面のトラバース道で、今回は日当たりの良い後者を下った。夏道の一部が露出しているところも多く、陽が当たり多少は雪も緩んではいたが、まだアイゼンがしっかり効き問題なく通過できた。ただトラバースが長い分、斜面全体が雪に覆われた場合、利用したくはない。
もう一ヶ所気を付けなければならないのは、洞辻茶屋手前の1523mピークの北斜面で、尾根に上がるトレースもあったが、北斜面にもシッカリしたトレースがあったので、このトレースを辿る。こちらも新雪に覆われた時は厳しいだろう。

G五番関〜山上ヶ岳〜稲村ヶ岳〜法力峠〜母公堂
日時 : 2016年10月7日(金) 天候:晴れ メンバー :Tサン・私
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ 使用方法

現地までのアクセス
自宅4:15−−高取−−(R169) −−大淀−−下市−−(R309)−−黒滝−−(R309)−−天川村役場−−洞川−−母公堂−−6:20五番関トンネル西口
走行距離:約64km  (母公堂まで60.4km) 所要時間:約2時間05分
母公堂前の駐車場は有料(500円)で、5〜6台は駐車可。一台を此処に停め、もう一台で五番関トンネルまで行く。トンネル西口付近は道幅も広く、駐車するには困ることは無い。尚トンネルから先川上村へは、4年前の台風の影響で路面崩壊した箇所が、未だ復旧されていないようで通行止のまま。
※母公堂前トイレが改修され、洋式になっていた。

登山コースとコースタイム
登山口・五番関トンネル西口6:32---(19)---6:51五番関---(32)---7:23鍋冠行者堂7:36---(22)---7:58今宿跡---(42)---9:00洞辻茶屋---(44)---9:49西の覗10:03---(15)---10:18山上ヶ岳・日本岩10:42---(28)---11:10レンゲ辻---(48)---11:58山上辻12:33 ---(42)---13:15稲村ヶ岳13:33---(27)---14:00山上辻 14:11---(62)---15:13法力峠15:23---(51)---16:14母公堂
所要時間:約9時間40分 歩行時間:約7時間15分 約15.6km 歩数:約26000歩
累積標高:+1334m/−1390m

6:51
五番関
8:11
美しく快適な尾根が続く
8:15
鞍掛の岩場
8:54
山上・稲村方面を望む
洞辻手前で
9:51
大天井岳の背後には金剛・葛城・二上も
10:16
大峯山寺目前
10:20
大峯山寺
10:37
稲村と大日
日本岩から
11:10
レンゲ辻
山上方向を振り返って
11:30
山上ヶ岳
念仏山トラバース道から
11:33
紅葉には未だ早く
11:59
稲村小屋と山上辻
12:40
大日山が近づく
12:48
ようやく色づき始める
12:51
大日山のトラバース道
13:16
観音峯山
稲村岳から
13:28
山上ヶ岳
稲村岳から
14:21
法力峠へ
山上辻近くは急斜面のトラーバース道

結界門から鍋冠行者堂手前まで尾根道が有るにも関わらず、巻道がメインルートとして利用され、悪路でも無いのに尾根道があまり利用されないのが不思議だった。
ところが同じように思っている方も居られるのか、2年振りに訪れた五番関結界門には、巻道と奥駈道(尾根道)を示す道標(私製)が設置されていた。私自身は前々回から尾根道を利用するようになっいたので、今回もその道標が示す奥駈道で鍋冠行者堂へ向かった。

コース全般についてはBを参照してください。

Fレンゲ坂谷〜レンゲ辻〜山上ヶ岳〜レンゲ辻〜レンゲ坂谷
日時:2014年12月27日(土) 天候 : 天候:曇り時々陽射しあり メンバー :Tサン・Fサン・Nサン・私
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ
 「年末までにもう一度と・・・」と思っていたところ、Tさんより山上ヶ岳のお誘いが入る。無雪期には何回か登っているが、冬季は今回が初めてだ。登るコースはレンゲ辻に上がり、山上ヶ岳を往復するコース設定だ。
四季を問わず何度も山上ヶ岳に上っているTさんによれば、冬季は積雪量にもよるが洞辻経由の本ルートより、危険な箇所は少なく安全に登れるとのこと。
実際、今回このコースを歩いてみて、ヒッヤッとするような所はなかった。ただ下山時のレンゲ辻手前の急傾斜の鉄製階段やレンゲ辻下の急斜面の下りは、一歩一歩足元を確認しながら慎重に足を運ぶ必要があると感じた。

当初予定の26日を前日夜になり、より天気の良さそうな27日に変更したが、期待していた青空は大きく広がることはなかった。しかし風は弱く穏やかで、冬の山上ヶ岳としては条件の良い方だったかも知れない。そして大きく発達した霧氷に大雪原と化したお花畑等・・・、素晴らしい体験をした。

現地までのアクセス
自宅5:10−−高取−−(R169) −−大淀−−下市−−(R309)−−黒滝−−(R309)−−天川村役場−−洞川温泉−−7:00林道終点・登山口
走行距離:約65Km 所要時間:約1時50分
国道309号線は、黒滝村に入っても雪は見当たらず、新川合トンネルを抜けて天川村に入っても雪も無ければ凍結も無い。雪は洞川の温泉街を抜けごろごろ水を過ぎてようやく現れる。路面は大峰山登山口まで圧雪状態で、その先の林道に入ると、それが凍結状態となり林道終点まで続いた。
後続車が来ることも想定し、Uターン場所を確保し路肩に駐車する。
トイレは川合バス停手前の天川村総合案内所、天川村役場(庁舎外)、観音峯登山口等が利用可能。

登山コースとコースタイム
道終点・登山口7:20---(130)---9:51レンゲ辻10:04---(70)---11:26周回路合流---(2)---11:28日本岩12:08---(17)---12:30頂上(大峯山寺)12:36---(10)---13:00レンゲ辻分岐---(40)--13:42レンゲ辻13:50---(75)---15:18林道終点・登山口
所要時間:約8時間 歩行時間:約5時間40分 距離:約6.5km 歩数:約10000歩

7:13
林道終点・登山口
路面は凍結
7:33
新雪の谷筋を行く
8:39
沢を離れ、右岸斜面をアイゼンを利かして・・・
9:26
霧氷が現れ、雪も次第に増える
10:00
急斜面を九十九折れに上がり、レンゲ辻に到着
10:10
この先、急傾斜の鉄製階段が連続する
10:43
小ピークを越え、一旦緩やかに
10:46
再び上りが
雪は更に深く、時には膝まで潜ることも
11:00
立派に成長したエビのシッポ
11:09
一瞬ガスが晴れ、日本岩が視界に入る
11:13
頂上間直
11:20
頂上間直
11:24
頂上周回路目前
11:31
日本岩近く
11:32
日本岩
11:43
稲村ヶ岳は姿を見せず
12:20
一瞬の青空
12:26
山門
洞辻からの先行者のトレースあり
12:31
大峯山寺
12:32
大普賢岳(右)と竜ヶ岳(左)
12:41
お花畑は広い雪原に
12:52
レンゲ辻に下る尾根
13:33
大天井岳

登山口〜レンゲ辻
 レンゲ坂谷の道は上りで3回下りで2回、過去利用しているが、積雪時は今回が初めてだ。目印となるテープは必要最小限しか無く、無雪期なら何とかなるが、雪が積もり夏道が隠れると、コース取りは難しいように思えた。流石はTさん、このコースは何度も歩き、地形も頭に入っているようで、そのうえ2日前にはレンゲ辻まで下見をしてくれていたので、順調にレンゲ辻に到着する。尚、レンゲ辻直下は急傾斜で、スリップしないよう注意が必要。
レンゲ辻〜頂上
 レンゲ辻から直ぐ、険しい岩稜が立ち塞がるが、急傾斜の鉄製階段が連続して設けられている。またステップが凍っていても、しっかりした手摺があるので、安心して通過できる。ただ下り時の階段はアイゼンの爪を引っ掛けないよう慎重さが必要だ。
連続した階段を抜けると、無雪期なら笹の尾根道になるのだが、今日は全て雪に隠れている。そのため時折、雪を踏み抜き膝上まで潜ることも。夏道も殆ど尾根通しに付いているが、一箇所ある小さなピークでは、右を巻いている。ただ今日はこの巻き道は吹き溜まりとなっていたため、尾根に上がり通過する。
以降、尾根を忠実に進み、頂上手前で尾根左を巻くと、程なく頂上周回路に合流する。右に行けばお花畑から大峯山寺へ、左に行けば展望に優れた日本岩に至る。

同行者 F氏の”ヤマレコ”もご覧ください

E五番関〜山上ヶ岳〜稲村ヶ岳〜法力峠〜母公堂
日時 : 2013年10月18日(金) 天候:曇り メンバー :Tサン・Fサン・私
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ 使用方法
先週、釈迦ヶ岳の紅葉は期待外れだったこともあり、同じ大峰山系の山上・稲村に、再度紅葉を求め五番関から歩く。
標高の低いところでは未だ紅葉には早かったが、釈迦ヶ岳同様、猛暑の影響か台風の風によるのか、既に葉が少なくなった木も、可也見受けられた。
紅葉は西の覗きから頂上付近で丁度見ごろだったが、昨年のような鮮やかな色づきは余り見られず・・・。とは言っても、釈迦のことを思えば、贅沢かも知れない。

現地までのアクセス
自宅(4:00)−−高取−−(R169) −−大淀−−下市−−(R309)−−黒滝−−(R309)−−天川村役場5:23−−洞川−−母公堂−−五番関トンネル西口(6:09)
走行距離:約54.5Km(天川村役場まで) 所要時間:約1時間23分
走行距離:約11.8Km(役場〜五番関トンネル西口) 所要時間:約25分
母公堂前の駐車場は有料(500円)で、5〜6台は駐車可。一台を此処に停め、もう一台で五番関トンネルまで行く。トンネル西口付近は道幅も広く、駐車するには困ることは無い。尚トンネルから先は、昨年の台風の影響で未だに通行止となっており、川上村には通り抜け出来ない。

登山コースとコースタイム
登山口・五番関トンネル西口(6:20)---(16)---6:36五番関---(34)---7:10鍋冠行者堂---(70)---8:42洞辻茶屋---(53)---9:45西の覗---(13)---10:04山上ヶ岳・日本岩10:34---(35)---11:09レンゲ辻---(42)---12:07山上辻12:36 ---(35)---13:13稲村ヶ岳13:23---(30)---13:55山上辻14:07 ---(60)---15:16法力峠---(44)---母公堂(16:00)
所要時間:9時間40分 歩行時間:約7時間10分 約16.0km

7:34
紅葉には早く
P1448(今宿跡手前の奥駈道)
8:11
山上ヶ岳
9:20
鐘掛岩近くで
9:35
西の覗き
9:46
西の覗き右手の岩壁
鮮やかさは昨年に及ばない
10:07
竜ヶ岳
山上ヶ岳から
10:08
大峯山寺
人影は全く見られず
10:19
日本岩左斜面、頂上付近は見ごろだが、葉も少なく、昨年より見劣りする
10:21
日本岩右斜面の紅葉
10:24
日本岩左斜面上部の紅葉、尾根筋では台風のせいか、葉は少ない
10:40
日本岩下の岩壁
鮮やかさは今ひとつ
10:46
山上ヶ岳−レンゲ辻間で
11:54
レンゲ辻−山上辻間で
12:58
大日のキレット
13:13
稲村ヶ岳頂上のサラサドウダン
ガスで展望は無し

13:46
稲村ヶ岳−山上辻間で
13:55
稲村小屋

過去2回、五番関から山上ヶ岳に上がっている。
結界門から直ぐ尾根道が分かれいるのは確認していたが、今は荒れているものと思い、2回ともに踏み跡がはっきりしている巻き道を利用した。
3度目となる今回、またもや同じ巻き道を歩くのも・・・と思い、鍋冠行者堂手前まで尾根道を利用する。
上り始めは急なものの、以外にも荒れた箇所も無く、道も明瞭でテープも適度に打たれており、大雨でも降れば崩れやすい巻き道より、よほど安心して歩ける。今後はこの尾根道を活用したいと思う。

鍋冠行者堂から先のコースはBを参照してください。

同行者 F氏の”ヤマレコ”もご覧ください

D「五番関〜山上ヶ岳〜阿弥陀ヶ森〜伯母谷覗」往復
日時:2013.8.14(水) 天候:快晴 メンバー :単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ 使用方法

現地まで
自宅・広陵町4:52−−高田−−御所−−下市−−天川村−−洞川−−6:37五番席トンネル西口
所要時間:1時間45分 走行距離:63.5km
トンネル西口付近は道幅も広く、駐車するには困ることは無い。尚トンネルから先は、2年前の台風の影響で未だに通行止となっており、川上村には通り抜け出来ない。

登山コースとコースタイム
五番関トンネル西口6:53−−(16)−−7:09五番関−−(72)−−8:36洞辻茶屋−−(39)−−9:15西の覗−−(20)−−9:40山上ヶ岳−−(42)−−10:22小笹ノ宿−−(27)−−10:54柏木分岐−−(18)−−11:18伯母谷覗11:41−−(20)−−12:02阿弥陀ヶ森−−(32)−−12:34小笹ノ宿12:44−−(46)−−13:30山上ヶ岳13:54−−(30)−−14:25洞辻茶屋−−(75)−−15:50五番関−−(15)−−16:05五番席トンネル西口
所要時間:9時間12分 歩行時間:約7時間30分 距離:約19.2km

6:51
五番関トンネル西側登山口
6:55
五番関へ
7:33
鍋冠行者堂
7:46
いい雰囲気の奥駈道
9:03
大天井ヶ岳と四寸岩山(右)鐘掛岩展望台より
9:04
鐘掛岩
9:31
日本岩にて
9:33
稲村・弥山・釈迦方面
日本岩にて
10:28
小笹ノ宿
猛暑が続くが、水は涸れてはいなかった
10:46
阿弥陀ヶ森へ
11:07
美しいブナ林
11:20
大普賢岳
伯母谷覗から
11:22
伯母谷覗
11:55
阿弥陀ヶ森頂上へ
12:00
阿弥陀ヶ森頂上
12:01
阿弥陀ヶ森頂上
13:11
山上ヶ岳が近づく

五番関トンネル西口〜五番関
 植林の中の石がゴロゴロした涸沢状の道。
五番関から洞辻茶屋
 
国土地理院の地形図では、五番関から登山道を示す破線が急な尾根を直登しており、歩く方も居るようで踏み跡も確認できたが、道が明瞭な東斜面の巻道を行く。このため急坂と言えるのは、鞍掛の岩場くらいだろうか。
当初は比較的植林が多いが、鍋冠行者堂を過ぎると植林は減り、自然林へと変わってゆく。
この間唯一の岩場である鞍掛の岩場は、下から見ると高度差もあり可也急に見えるが、取り付いてみると固定ロープを頼らなくとも登り切ることができた。
ここを過ぎ山上ヶ岳が大きく見えてくれば、洞辻茶屋は近い。

洞辻茶屋〜山上ヶ岳
 
此処で山上ヶ岳のメインルートの洞川道と合流する。日曜日ならここから登山者も多くなるが、今日は平日でもありすれ違う人も僅かだ。
西の覗はこの時期、覗きの行は行われていないが、ここからの眺めは素晴らしい。
 山上ヶ岳頂上の笹原からは、稲村ヶ岳・弥山・行者還岳・大普賢岳等大展望あり。ここから見る大普賢岳は穏やかな山容。また日本岩からの眺めはこれまた素晴らしい。

山上ヶ岳〜伯母谷覗
 柏木分岐までは、起伏の少ない奥駈道、周囲は大峰らしい美しい森が広がる。途中の小笹ノ宿には避難小屋があり、水の流れもある。柏木分岐からも美しい森ガ続く。標高差数十メートル下ると間もなく伯母谷覗に着く。
伯母谷覗
 谷底まで標高差にして800m位はあるだろうか、崖際に立つと足が竦む。
ここから見る大普賢岳は、山上ヶ岳で見た穏やかな山容から一遍し、近寄りがたいくらいに険しい姿をみせている。

Cレンゲ辻〜念仏山〜稲村ヶ岳〜レンゲ辻〜山上ヶ岳〜大峰大橋
日時:2013.6.23(日) 天候:曇り時々小雨 メンバー :単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ 使用方法
昨年12月レンゲ辻から稲村ヶ岳に登った際、念仏山西斜面のトラバース道の冬季通行の危険性を体験した。それ以来念仏山を尾根通しで通過出来ないものかと考え・・・、ようやく今日確認のため出かけた。
結果は頂上尾根後半に非常に痩せた尾根が有り、「冬季雪が積もり雪庇でも出来れば通行は困難では・・・」と思えた。

尚、今日はレンゲ辻から稲村ヶ岳往復して帰る予定だったが、レンゲ辻に戻った時点でまだ12時前だったことから山上ヶ岳に上り、久振りに洞辻茶屋経由で下山した。

現地までのアクセス
自宅(5:25)−−御所−−(R309) −−大淀−−下市−−(R309)−−黒滝−−(R309)−−天川村役場−−洞川温泉−−林道終点・登山口(7:02)
走行距離:約63Km 所要時間:約1時間37分
林道終点には2〜3台駐車可能だが、後続車がUターンできるスペースを空け駐車する。
なお下山時、私の車の後ろにもう1台停まっていた。

登山コースとコースタイム
登山口P(7:18)---(78)---8:42レンゲ辻---(20)---9:09念仏山---(13)---9:30念仏山南側鞍部---(19)---9:49山上辻 ---(31)---10:28稲村ヶ岳10:46---(25)---11:11山上辻 ---(39)---11:50レンゲ辻---(31)---12:29山上ヶ岳13:01---(12)---13:13西の覗き---(33)--12:48洞辻茶屋---(16)---14:04お助け水---(55)---14:59大峯(清浄)大橋---(22)---登山口P(15:21)
所要時間:約8時間 歩行時間:約6時間30分 距離:約16km

7:07
林道終点・登山口
7:54
渡渉箇所
8:21
険しいが、美しい谷
8:43
レンゲ辻
8:54
登山道と別れ、急斜面を念仏山へ
踏跡が有る様な無い様な
9:05
笹の綺麗な尾根
9:09
山名板を探すが、目に付いたのはこれだけ
9:12
痩せ尾根
冬季雪が積もれば厳しそうだ
9:30
登山道に合流
9:49
ひっそりした山上辻
10:28
頂上はガスで展望なし、小雨もパラつく
10:45
展望台下に、誰かが置いたのか落ちたのか、オオヤマレンゲが・・
11:38
念仏山急斜面のトラバース道、このような箇所が数箇所あり、冬季の通行は危険
12:01
小稲村下の階段を塞ぐ落石
12:20
サラサドウダン
12:26
山上ヶ岳頂上のお花畑
12:29
三角点
13:31
大峯山寺
13:13
西の覗きから
13:48
洞辻茶屋で奥駈道と別れ、左に下る
14:04
お助け水
14:59
大峯(清浄)大橋・登山口
女人結界門はこの先に

B五番関〜山上ヶ岳〜稲村ヶ岳〜法力峠〜母公堂 日時 : 2012年10月14日(日)
天候 : 曇り メンバー : Tサン・私  GPSデータ : Trackデータ    使用方法
 Tさんから”五番関〜山上ヶ岳〜稲村ヶ岳〜母公堂”のお誘いのメールをいただいた。私自身、五番関〜洞辻茶屋間は今まで歩いたことは無く、即座に同行させていただく旨、返事する。
「紅葉は少し早いのでは・・」との思いで出発したが、日頃の行いが良いのか?、例年にない鮮やかな紅葉を見ることができ、充実した一日を過ごす。

現地までのアクセス
自宅(4:45)−−高取−−(R169) −−大淀−−下市−−(R309)−−黒滝−−(R309)−−天川村川合−−洞川−−母公堂(6:22)−−五番関トンネル西口(6:32)
走行距離:約61Km(母公堂まで) 所要時間:約1時間47分
走行距離:約3.5Km(母公堂〜五番関トンネル西口) 所要時間:約10分
母公堂前の駐車場は有料(500円)で、5〜6台は駐車可。一台を此処に停め、もう一台で五番関トンネルまで行く。一台先着あったが、トンネル西口付近は道幅も広く、駐車するには困ることは無い。尚トンネルから先は、昨年の台風の影響で未だに通行止となっており、川上村には通り抜け出来ない。

登山コースとコースタイム
登山口・五番関トンネル西口(6:46)---(16)---7:02五番関---(103)---9:22洞辻茶屋---(52)---10:21西の覗10:34---(14)---10:48山上ヶ岳・日本岩11:10---(28)---11:38レンゲ辻11:45---(45)---12:31山上辻13:03 ---(40)---13:44稲村ヶ岳14:08---(35)---14:44山上辻14:53 ---(60)---16:04法力峠---(49)---母公堂(16:53)
所要時間:10時間7分 歩行時間:約7時間20分 約15.7km

6:47
登山口(五番関トンネル西口)
7:06
五番関
8:03
奥駈道
8:30
鞍掛の岩場
8:36
山上ヶ岳
9:23
洞辻茶屋
9:53
金剛山・葛城山
手前右は大天井岳
9:59
鐘掛岩
10:17
西の覗
10:22
岩壁の紅葉
西の覗から
11:00
稲村ヶ岳・大日山
山上ヶ岳から
11:03
日本岩左斜面の紅葉
11:05
山上ヶ岳から稲村ヶ岳に続く尾根
日本岩から
11:16
日本岩下の紅葉
12:13
稲村ヶ岳・大日山
12:55
稲村小屋(山上辻)
小屋前では中高年より若い男女が目立った。
13:16
大日山
13:49
山上ヶ岳
稲村ヶ岳から
13:50
大普賢岳
稲村ヶ岳から
14:22
稲村ヶ岳北面岩壁の紅葉・後方は弥山
大日山中腹より
14:41
稲村小屋手前で

五番関トンネル西口〜五番関
 植林の中の石がゴロゴロした涸沢状の道。
五番関から洞辻茶屋
 
国土地理院の地形図では、五番関から登山道を示す破線が急な尾根を直登しており、最初の15分ほどは急坂を覚悟していたが、以外にも東斜面を巻いている。このため急坂と言えるのは、鞍掛の岩場くらいだろうか。
当初は比較的植林が多いが、鍋冠行者堂を過ぎると植林は減り、自然林へと変わってゆく。
P1448付近には今宿跡があるようになっていたが、気が付かず通過してしまう。
この間唯一の岩場である鞍掛の岩場は、下から見ると高度差もあり可也急に見えるが、取り付いてみると固定ロープを頼らなくとも登り切ることができた。
ここを過ぎ山上ヶ岳が大きく見えてくれば、洞辻茶屋は近い。

洞辻茶屋〜山上ヶ岳
 
此処で山上ヶ岳のメインルートの洞川道と合流する。日曜日でもあり登山者も多くなるが、女人禁制のため男性ばかり。中高年が大半かと思っていたが、今日は若い男性を多く見かけたのは以外だった。
西の覗はこの時期、覗きの行は行われていないが、ここからの眺めは素晴らしい。
 山上ヶ岳頂上の笹原からは、稲村ヶ岳・弥山・行者還岳・大普賢岳等大展望あり。ここから見る大普賢岳は穏やかな山容。また日本岩からの眺めはこれまた素晴らしい。

山上ヶ岳〜山上辻(稲村小屋)
 山上ヶ岳直下の急な岩稜には、頑丈は鉄製階段が何本も架けられ、安全に通行できる。
振り返って仰ぎ見る日本岩岩壁の紅葉も素晴らしい。
レンゲ辻の先には比較的大きなピークが2つあるが、手前のピークは右(西斜面)を、2つ目のピークは左(東斜面)を巻いていて、アップダウンは少ない。
山上辻には清潔なトイレと稲村小屋がある。

山上辻(稲村小屋)〜稲村ヶ岳
 小屋から稲村ヶ岳の上りが始まるが、急坂は少なく比較的緩やかだ。周囲の森は紅葉も進み、木々の間から望む大日岳岩肌の紅葉に足が止まる。
稲村ヶ岳東斜面の崩れて細っていた道は修復され、新たに木製階段も架けられでいた。
頂上は360度遮るものは無く、帰りの時間を気にしながらも山上ヶ岳・大普賢岳・弥山・遠くには金剛葛城等素晴らしい展望を楽しむ。また帰路大日山中腹まで上り見た、キレット越しの景色もまた素晴らしいものだった。

山上辻(稲村小屋)〜母公堂
 
急坂は全く無く、緩やかな下りが延々と続く。暫くは自然林だが、次第に植林が現われ、法力峠からは完全に植林の中を行く。当然展望は無く、母公堂まで随分長く感じられた。

A洞川〜レンゲ辻〜山上ヶ岳〜伯母谷覗 日時:2012年9月5日(水) 天候:晴れのち曇り
メンバー:Tサン・私  GPSデータ: Trackデータ            使用方法
今日、ご一緒したTさんは6月桧塚で知り合い、「近い内に一緒に行ましょう。」と約束していたもので、今回ようやく実現した。
今回のコースはTさんお勧めのひとつで、登山口から目的地まで植林のない、美しい森の中を歩くコース。
私は山上ヶ岳から先は実に40年振りだったが、改めて大峰の良さを認識した山行となった。

現地までのアクセス
自宅(4:30)−−高取−−(R169) −−大淀−−下市−−(R309)−−黒滝−−(R309)−−天川村川合−−洞川温泉−−林道終点・登山口(6:35)
走行距離:約63Km 所要時間:約2時間
通常山上ヶ岳に登る場合、大峰大橋の駐車場に車を置き女人結界門を抜け、洞辻茶屋経由の道を辿るのが一般的だ。だが今日は女人結界門を左にやり過ごし、林道の終点まで行く。
林道終点には2〜3台駐車可能だが、後続車がUターンできるスペースを空け駐車する。

登山コースとコースタイム
登山口P(6:45)---(105)---8:37レンゲ辻8:49---(43)---9:32山上ヶ岳9:50---(50)---10:41小笹ノ宿10:55---(36)---11:31阿弥陀ヶ森11:40 ---(29)---12:09伯母谷覗13:00---(29)---13:29阿弥陀ヶ森13:36 ---(39)---14:15小笹ノ宿14:26---(55)---15:21山上ヶ岳15:31---(28)---15:59レンゲ辻16:08---(74)---登山口P(17:27)
所要時間:約10時間40分 歩行時間:約8時間 距離:約13.7km

6:44
林道終点・登山口
Uターン場所を確保し駐車
8:30
レンゲ辻直下
8:42
レンゲ辻
9:01
金剛・葛城・二上の山並み
9:11
美しい尾根道
9:55
大峯山寺
10:44
小笹ノ宿
11:36
女人結界(柏木分岐)
11:39
美しい阿弥陀ヶ森
11:51
心が洗われる美しいブナ林
12:08
伯母谷覗
写真では伝わらないが、かなりの高度感あり
12:11
大普賢岳
伯母谷覗から
12:15
和佐又山
後方左は又剣山・荒谷山
15:25
弥山・稲村ヶ岳
山上ヶ岳から
15:26
大普賢から行者還岳
山上ヶ岳から

登山口〜レンゲ辻
 レンゲ辻までは緑が美しい沢沿いの道で、出水時には登山道も消えてしまうような箇所が一部あるようだが、テープが要所に打たれているため、迷うことはなかった。
レンゲ辻〜山上ヶ岳
 膝の高さの笹に覆われ、昨日の雨でズボンも濡れる。山上ヶ岳直下の急な岩稜には、頑丈は鉄製階段が何本も架けられ、安全に通行できる。展望も次第に開ける。
山上ヶ岳
 頂上の笹原からは、稲村ヶ岳・弥山・行者還岳・大普賢岳等大展望あり。ここから見る大普賢岳は穏やかな山容。
山上ヶ岳〜伯母谷覗
 柏木分岐までは、起伏の少ない奥駈道、周囲は大峰らしい美しい森が広がる。途中の小笹ノ宿には避難小屋があり、水の流れもある。柏木分岐からも美しい森ガ続く。標高差数十メートル下ると間もなく伯母谷覗に着く。
伯母谷覗
 谷底まで標高差にして800m位はあるだろうか、崖際に立つと足が竦む。
ここから見る大普賢岳は、山上ヶ岳で見た穏やかな山容から一遍し、近寄りがたいくらいに険しい姿をみせている。

@洞川〜洞辻茶屋〜山上ヶ岳 日時:2005年7月18日(火) 天候:曇り
メンバー:単独  GPSデータ:                    使用方法
大峰山系には大峰山と云う名前の山は無いが、通常はこの山上ヶ岳を指す。未だに女人禁制を守っている修験道の山で、登山道の途中にも鐘掛岩や西の覗と云った行場も有り、大峰山寺本堂の戸開けから戸閉めまでの間、修験者や登山者が多く訪れる。(尚、日本百名山の大峰山は女性でも登れる近畿最高峰の八経ヶ岳を指す。)

前日までの3連休で約2000人程入山したようだが、今日は平日でもあり登山口の駐車場はガラガラで、出発時には私の車を含め2台だけ。前回の稲村ヶ岳同様静かな山行となったが、ただ天候が今ひとつで、楽しみにしていた展望は殆ど得られなかった。

現地までのアクセス
自宅(8:00出発)−−大和高田−−御所−−(R309) −−大淀−−下市−−(R309)−−黒滝−−(R309)−−天川村川合−−洞川温泉−−登山口(9:35着)
走行距離:約59KM 所要時間:約1時間35分
洞川温泉の旅館街を抜け、大峰山公園線の終点まで行けば駐車場が有り、そこが登山口となっている。
駐車料金は日帰りで普通車1000円。

登山コースとコースタイム
登山口(9:55発)---(37分)---一本松茶屋---(27分)---お助水---(23分)---洞辻---(18分)---鐘掛岩下 ---(17分)--- 西の覗---(17分)---大峯山寺・頂上(12:30−13:15)---(43分)---洞辻 ---(1:03分)---登山口(15:01着)
所要時間:5時間6分 歩行時間:約4時間05分

9:55 女人結界門
山上川を渡り、数十メートル行くと女人結界門があり、是より先は女性の入山は禁止されている。
しばらくは杉林の中を歩く。
11:30 洞辻
ここには洞辻茶屋があり、吉野からの奧駈道が合流する。
鐘掛岩の手前で道は三本に分かれる。この日は油こぼしのルートを採る。岩場には鎖も有り、危険は感じない。
帰りは平成新道を利用。
11:53 鐘掛岩
宿坊
頂上直下には立派な宿坊が五軒ある。
西の覗
岩壁から身を乗り出す行で有名
12:12 西の覗から
ピラミダルな姿の大天井ヶ岳。
奧駈道はこの山を越え吉野まで延々と続く。
12:30 大峯山寺
頂上の一角にある大峰山寺。
境内では浄化槽?の設置工事が行われていた。
頂上
頂上一帯は笹原で展望は良いはずだが、あいにくの天候で稲村岳が何とか見える程度。
稲村岳と大日山

その他・みどころ・関連山行 このページのTOPへ
大普賢岳〜伯母谷覗  他の稲村ヶ岳の山行 ’99.10.1大天井ヶ岳  '04.11.21岩屋峰〜大天井ヶ岳  

山上ヶ岳・稲村ヶ岳弥山・八経ヶ岳等登山/みたらい渓谷探勝・鍾乳洞見学/洞川温泉・天の川温泉/ 天川大弁才天社等みどころも沢山あります。
また村営のキャンプ場(洞川キャンプ場・南日裏家族旅行村 ・天ノ川青少年旅行村)をはじめ民間のキャンプ場も多くあり、四季を通して天川村の 自然を楽しむことができる。

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