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大峰 稲村ヶ岳(1726m) 奈良県天川村


B母公堂法力峠〜山上辻稲村ヶ岳〜レンゲ辻〜レンゲ坂谷〜母公堂
日時:2019年9月15日(日) 天候 : 晴 メンバー :単独
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ 谷筋でログの乱れ有り
暑さもようやく先が見え、そろそろ再始動せねばと思い、以前から気になっていた稲村岳の宝剣を探しに出かけることに・・・。
今回こそ確実に見つけたいと思いネットで検索し、 ほぼ確実な場所の情報得る。

現地まで
自宅5:10−−高取−−大淀−−下市−−(R309)−−黒滝−−(R309)−−天川村川合−−洞川−−6:35母公堂
走行距離:約59km 所要時間:約1時間25分
母公堂前の駐車場は満車の為、数十m先の路肩に停める。

登山コースとコースタイム
登山口6:55---(61)---7:56法力峠8:03---(37)---8:40登山道外れ---(76)---9:56山上辻10:12---(47/内宝剣往復10分)---10:58稲村ヶ岳11:17---(27)---11:44山上辻12:13---(50)---13:03レンゲ辻---(67)---14:20林道終点---(42)---15:02母公堂(駐車地)
所要時間:8時間7分 歩行時間:約6時間45分 距離:約16km
累積標高:+1120m/−1108m 山で出会った人:数十名

6:56
登山口
7:56
法力峠
8:04
法力峠を過ぎると自然林が目立つようになる
8:42
この斜面を上がり尾根(狼尾)へ
8:47
狼尾
倒木等で歩きにくい箇所もあり
8:52
山上ヶ岳
9:15
時々シャクナゲが行く手を遮る
9:26
約1630mピークの尾根
9:49
抜けたと思ったらまたシャクナゲが
9:52
シャクナゲ帯を抜け、笹が美しい尾根を山上辻へ
9:55
山上辻が見えた
9:57
山上辻
10:28
大日山直下のトラバース
10:43
宝剣
10:46
大日山
宝剣の後方から
11:01
山上ヶ岳〜竜ヶ岳の稜線

頂上から
11:02
弥山方面

頂上から
11:02
金剛葛城もクッキリ

頂上から
12:37
山上辻−レンゲ辻中間付近の尾根
12:51
レンゲ辻手前のトラバース、こんな箇所が数ヶ所あり
12:58
眼下にレンゲ辻が見えた
日本岩も見える
13:01
日本岩に人影が
13:39
レンゲ坂谷
113:52
レンゲ坂谷は未だ緑一色
14:21
林道終点

母公堂〜山上辻
 法力峠までは植林された北斜面の緩やかなラバース道で、展望は無い。
法力峠を過ぎると今度は南斜面のトラバース道に替わるが、引き続き傾斜は緩い。それと共に自然林が徐々に目立つようになる。今回途中から狼尾に上がったため、山上辻手前のの状況は不明だが、小さな子供も上がって来ていたので、通行に支障は無いのだろう。

狼尾
 宝剣と共に気になっていたのがこの狼尾で、一度は歩いてみたいと思っていた。この尾根には幾つかのピークがあるが、今回は法力峠に近い白倉山と約1630mピークの鞍部に取付き、約1630mピークを越え山上辻へ下ることにした。法力峠から30数分で尾根が一番低くなった地点に到着、登山道脇の立木にテープが撒かれている。冬季、山上辻手前の雪の急斜面を避けるため、此処から尾根に上がっているのだろうか?。斜面は若干急だが、足場の良さそうな所を選び尾根に上がる。尾根には所々に微かな踏み跡があり、テープは新しいものは全く無く、古いものが少しあるのみ、そのうえ経年劣化で落花したテープも散見された。尾根上には倒木もあったが、それよりも約1630mピーク前後のシャクナゲの群落、特に後半(約1630mピーク下り)のシャクナゲの群落を抜けるのに少々手こずった。テープを上手く見つけていれば、スンナリ抜け出せたかも・・・。
宝剣
 ネットで仕入れた宝剣の位置は・・・、キレットを過ぎ、稲村ヶ岳への上りに有る最後の木製階段を上り詰めた地点から、右手の斜面を上がる、となっていた。
この情報をもとに階段を上がり切った右手に踏み跡を見つける。それと同時に上から声がし、斜面を下って来る二人の登山者が目に入った。二人が下り切るのを待って斜面を上がると、2分ほどで宝剣に到着。
地形図上の位置は・・・、GPSログがキレットを過ぎて西側に飛び出ている所がそれである。

Aレンゲ坂谷〜稲村ヶ岳〜法力峠〜母公堂
日時:2012年12月7日(金) 天候 : 曇り→快晴 メンバー :Tサン・私
地理院地図地理院地図上にGPSデータを表示 GPSデータ : Trackデータ 
 12月に入り気温の低い日が続いているが、奈良の山はまだ雪は少ない筈で、今のうちなら稲村ヶ岳も可能ではと判断、そして今シーズン初の霧氷を期待し出かけることに・・・。
冬季は母公堂から法力峠を経由するルートを往復するのが一般的なようだが、雪が少なければレンゲ辻ルートも可能ではと思い、車2台で出発する。
ただレンゲ辻から始まる念仏山西斜面の巻道には、急斜面で岩が露出した所やざれた所があり、無雪期なら問題なく通過できるが、雪が付いたときや凍結すれば、通過できるのかが気がかりだった。
幸い、登山道の存在が認識できる程度の積雪であったため、一部は凍結してはいたが数箇所ある急斜面のトラバース箇所は、一歩一歩足元を確認することにより何とか通過できた。とは言っても、今回のルートなかで一番緊張したのはこの箇所だった。
来期に備え、巻き道を使用できない場合を考え、尾根通しで念仏山を越えるルートを、無雪期に歩いて確認しておきたい。
期待していた霧氷は想像以上のもので、特に稲村小屋から大日山手前にかけての尾根上の霧氷は特に見事で、今シーズン中にこれ以上のものが、「もう一度見れるのか」と思うほど素晴らしいものだった。

現地まで
自宅(4:50)−−高取−−大淀−−下市−−(R309)−−黒滝−−(R309)−−天川村川合−−洞川−−登山口(6:40)
走行距離:約64km 所要時間:約1時間50分
車は母公堂前の有料駐車場に一台停め、もう一台でレンゲ辻登山口のある林道終点まで行く。路面は一部凍結あったが雪は殆どなく、なんら支障なく林道終点に到着。

登山コースとコースタイム
登山口(6:55発)---(95)---8:52レンゲ辻9:12---(75)---10:38山上辻11:17---(55)---12:22稲村ヶ岳13:00---(50)---14:08山上辻---(80)---15:32法力峠---(48)---母公堂(16:30着)
所要時間:9時間35分 歩行時間:約6時間40分 距離:約11km
累積標高:+952m/−1084m 山で出会った人:

7:06
薄っすら雪化粧したレンゲ坂谷
3/1程上った所で、山上ヶ岳に行く単独の若い男性に抜かれる。
レンゲ辻までアイゼン無しで登る
8:55
レンゲ辻
積雪は10cm程度
ここでトラバースに備えアイゼンを着ける
8:55
レンゲ辻から東を望む
9:23
山上ヶ岳

レンゲ辻を過ぎて
9:30
急斜面のトラバース、数箇所あり。
何れも一歩一歩慎重に足元を確認しながら通過する
10:18
山上辻手前で
10:44
稲村小屋
足跡はあったが、誰とも会わず
有料トイレは使用不可
11:30
山上辻を過ぎて
11:47
大日山東面のトラバース

難なく通過
11:58
霧氷をまとった大日山
稲村の上りから
12:26
大普賢岳
稲村ヶ岳から
12:26
山上ヶ岳
稲村ヶ岳から
12:29
弥山
稲村ヶ岳から
12:43
大日山
13:26
大日山南面の霧氷
大日山中腹で
13:49
山上辻手前で
14:16
山上辻を過ぎて
14:16
法力峠への道

@母公堂〜法力峠〜稲村ヶ岳〜レンゲ坂谷 日時:2005年6月21日(火) 天候:晴れ→曇り
メンバー:単独
梅雨の晴れ間と休日かうまくかみ合い、29年振りに稲村ヶ岳に出かけた。
29年前は早朝東大阪の自宅出、バス・鉄道・バスを乗り継ぎ、洞川に着くのは昼近くで、当然日帰り登山は出来なかった。しかし今では道路も格段に良くなり、奈良に住んでいるとは云え、マイカーを利用して日帰り可能な山となった。
今日は平日でもあり前回の桧塚同様、稲村の頂上で山上ヶ岳の宿坊で働いているという3人の男性に出合っただけで、静かな山を楽しむことができた。

現地まで
自宅6:30−−大和高田−−御所−−(R309) −−大淀−−下市−−(R309)−−黒滝−−(R309)−−天川村川合−−7:48洞川温泉
走行距離:約55KM 所要時間:約1時間18分
当初車は登山口近くにある洞川エコミュージアムセンターの駐車場に停めようと思ったが、営業時間内(10時〜18時)のみ駐車可のようなので、引き返して洞川温泉駐車場に止める。

登山コースとコースタイム
洞川温泉8:10---(15)---登山口(名水の里前)---(15)---登山口(母公堂横)---(12)---合流点---(40)---法力峠 ---(66)--- 10:50山上辻(---(30)---11:30稲村ヶ岳12:08---(9)---大日山取付点 ---(7)---大日山 ---(7)---大日山取付点---(15)---山上辻---(35)--- レンゲ辻---(60)---林道終点---(20)---大峰大橋 ---(55)---16:13洞川温泉
所要時間:8時間3分 歩行時間:約6時間26分

法力峠〜レンゲ間で
母公堂登山口 法力峠 大日山 稲村小屋 山上辻の森 大日山(稲村より)
山上辻〜レンゲ辻間より
山上ヶ岳(稲村より) 大日山の登り 大日山頂上 稲村(左)と大日山(右) レンゲ辻 レンゲ辻の下りで

洞川の旅館街を抜け、一番手前の登山口から入るつもりだったが、五代松鍾乳洞付近の工事のため、母公堂の登山口から入山するようとの看板があり、仕方なく車道を母公堂まで歩く。登山口から法力峠までは人工林のなかの緩やかな道で、法力峠で観音峯山からの道が合流する。ここから先は次第に広葉樹も増え、山上辻手前からは美しい森の中の道を歩く。
山上辻には稲村小屋があるが、人が居る気配はなかった。またソーラパネルを備えた清潔なトイレが新設されていたが、なぜか女子トイレは使用不可で、小屋のトイレを使用するよう張り紙があった。
頂上までの途中、大日山の東側の岩壁の下当たりが切れ落ちているので、ここさえ注意すれば後は危険な箇所はない。頂上は樹木に覆われているが、展望台があるので、山上ヶ岳・大普賢・弥山それに観音峯等360度の大展望が楽しめる。
帰路頂上のすぐ北に有る岩峰の大日山に立ち寄る。要所には橋・梯子・階段が設置されているので、難なく頂上に至たる。約15分位で往復出来るが、展望は頂上直下から稲村ヶ岳が望める程度である。
山上辻からレンゲ辻はほぼ平坦で美しい森のなかの道だ。レンゲ辻には山上ヶ岳周辺に4ヶ所有る女人結界門の内の一つがあり、これから先、山上ヶ岳方面への女性の入山は禁止されている。
レンゲ辻からは急な谷筋の下りで、下りとして使うには迷うことは無いと思うが、下るに従い左右から幾つもの沢が合流してくるので、テープが要所に有るとは云え、登りに使うと間違ってルート外の沢に入り込んでしまいそうである。
レンゲ辻から約1時間で林道に出ると、後は山上ヶ岳登山口を経て車道を歩き、洞川温泉駐車場に戻った。日帰り登山としては久し振りのロングコースだった。

その他・みどころ・関連山行
他の稲村ヶ岳・山上ヶ岳の山行 ’99.10.1大天井ヶ岳  '04.11.21岩屋峰〜大天井ヶ岳

山上ヶ岳・稲村ヶ岳・弥山・八経ヶ岳等登山/みたらい渓谷探勝・鍾乳洞見学/洞川温泉・天の川温泉/ 天川大弁才天社等みどころも沢山あります。
また村営のキャンプ場(洞川キャンプ場・南日裏家族旅行村 ・天ノ川青少年旅行村)をはじめ民間のキャンプ場も多くあり、四季を通して天川村の 自然を楽しむことができる。

天川村ホームページ

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