渡辺さんと神ノ田さん

武道の本 2003.2.5
渡辺さんから、武道の本を沢山借りました。
その中には、例えば、月刊誌「秘伝」などもあります。
10年近く前に発行された本もありますが、記事の内容は決して古くありません。
「古武道」だから、これ以上古くなりようがないのでしょうか。
その中に、甲野善紀氏の写真と記事もありました。
甲野善紀氏は、巨人の桑田投手を復活させた仕掛け人として、脚光を浴びている方です。
文芸春秋の2003年2月号にも、「失われなかった10年」特集の中の人物として取上げられています。
私は知りませんでしたが、古武道の世界では、名の売れた方だったのですね。

合気道に打ち込むようになってから、これまで知らなかった別の世界を知るようになりました。
世の中にはずいぶんいろいろな方がおられるのですね。
私は本業は別にあり、合気道で生きていくというわけではないのですが、合気道を知ったおかげで、別の世界を知ることが出来たことを感謝していま す。

渡辺さんは私よりも少し年上の方ですが、20年ほど前、山寺道場で練習していたそうです。
そのころは、渡辺さんも若く、神野田さんとともに、昼頃から夜まで練習したこともあったそうです。
そのころの練習は、かなり激しいものだったようで、入り身投げを受けて泡を吹いてひっくり返った方もおり、鈴木師範が青くなったこともあったと のこと。
激しい稽古で辞める方が増えて人数が少なくなり、渡辺さんは、「来てくれるな」と言われたとのこと。
そんな話をしてくれました。
今は、渡辺さんは決して無茶な教え方をしない方です。

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