サイエンス及び日経サイエンス 論文情報 |
以下のデータは、サイエンスおよび日経サイエンスに過去に掲載された論文のデータの内、健康・老化等の本ページのコンセプトに関係するものを、
http://www.nikkei.co.jp/pub/science/page/ronbun-kensaku/ronbun-kensaku.html より、ピックアップしました。
各項目は,掲載年月ページ,論文名,著者名,内容の要約の順に並んでいます。 翻訳論文の場合,SCIENTIFIC AMERICAN誌での掲載年月は,原則として,その2カ月前の号になっています。
尚,「別**」と記載されているのは,論文を収録した別冊(日経)サイエンスの番号数ですが,最近のものについては必ずしも明記していない論文があります。
ここに掲載された論文を探す場合は,大学や地域の図書館をご利用下さい。
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1971.10.92
ウィルス感染を防ぐインターフェロン
M.R.ヒルマン/A.A.ティテル
組織細胞から作られた不思議な物質インターフェロンはウィルスに対して抵抗性が強い。
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1972.03.22 別44,90
健全な細胞はどうガン化するか
H.M.テミン
ある種のRNA動物ウイルスは寄生した健全な細胞のDNAを修正してガン化することがある。
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1972.04.20 別05
瞑想の生理学
R.K.ウォレス/H.ベンソン
ヨガの行者についての研究によると,瞑想状態では人体に明白な生理的変化が起きている。
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1972.05.9
食品添加物は安全か
G.O.カーモード
現在2500種余の食品添加物が使われているが,それらの安全性は,まだ確認されていない。
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1972.10.94
医者と患者の人間関係
B.M.コーシュ/V.F.ネグリート
医者と患者の意思疎通が不十分だと,双方に不満が生じ,医療上の大きな問題につながる。
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1973.03.22 別19
ウイルスと病気の免疫
A.L.ノトキンス/H.コプロフスキー
生体の免疫反応による防御機構は非常に複雑で,必ずしもそのすべてが有益とは限らない。
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1973.09.10,85.01再録 別17
免疫系の機能
N.K.イェルネ
リンパ球と抗体分子からなる免疫系は,異分子を識別して排除し,身体の恒常性をたもつ。
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1973.11.142
医療産業
J.L.ゴダード
医薬品や医療品の産業に対しては,適正で公正な統制が国によって強化される必要がある。
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1973.11.34 別38
老化
A.リーフ
長寿村の人々は,老人達も含めてよく働き,しかも1日の平均摂取カロリーは非常に低い。
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1973.11.66 別38
病気
J.H.ディングル
医学の進歩による寿命延長とともに,慢性疾患が死亡原因として目立つようになってきた。
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1974.01.48 別17
免疫における補体系
M.M.メイヤー
人体に侵入する病原菌は抗体が識別し,その破壊と生体の防御とは補体タンパク系が行なう。
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1975.01.42 別17
免疫系の発生と発達
M.D.クーパー/A.R.ロートン
外界からの異物に対し身体を保護する多様な細胞は,本来一種類の祖細胞から生じてくる。
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1976.01.46 別44
ガンは予防できるか
J.ケーンズ
ガンには多くの原因が考えられるが,食生活や喫煙といった環境因子がやはり主力である。
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1976.07.50 別44,91
ガンを誘発するTAF
J.フォークマン
腫瘍は宿主から血管を提供されると急激に増殖しガンになるが,TAFがこれを促進する。
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1976.11.152
日本人の食生活
田村真八郎
日本の気候風土や伝統を考えると,私たちは米食をもう一度見直すべきではないだろうか。
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1976.11.32
人間の栄養必要量
N.S.スクリムショー/V.R.ヤング
一個人の栄養必要量の設定には,環境因子,食事因子,生理的因子の全てが関係してくる。
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1977.06.8
抗生物質の大量消費と耐性菌
藤井良和
抗生物質の普及によって感染症の疾患は激減したが,一方では薬剤耐性菌が増加している。
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1977.07.46 別19,44,91
ガンの免疫学
L.J.オールド
ガン細胞は免疫系による破壊をうけないが,この機構がガン治療に利用できないだろうか。
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1978.02.56 インフルエンザはなぜ流行するか
M.M.カプラン/R.G.ウェブスター
ヒトと動物のインフルエンザウイルス株間での遺伝的組み換えが大流行の原因らしい。
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1978.03.68 病原菌はどのようにして付着するか
J.W.コスタートン/K.J.チェン
病原菌はグリコカリックスという多糖類の繊維により不活性の表面や他の細胞に付着する。
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1978.04.18 別28,44,90
ガンは遺伝する
C.M.クロース/H.コプロウスキー
ガン細胞の起源には,ヒトの場合,その染色体の欠損が特に関係していることがわかった。
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1978.10.16
トマト
C.M.リック
トマトが現在のように普及したのは,絶え間ない遺伝子レベルでの品種改良の結果である。
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1979.05.74 別44,91
ガンの転移
G.L.ニコルソン
ガン細胞は血液とリンパで全身に運ばれ,特定の臓器を選んで新しいガンをひきおこす。
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1979.10.8 別44,90
発ガン物質の新しい検出法
R.ドゥボレ
発ガン物質を速やかに,かつ安価に検出する3種のバクテリアテストが新しく開発された。
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1980.03.80
老化の細胞生物学
L.ヘイフリック
人間の老化は,培養されたヒトの体細胞が無限には分裂・増殖できないことと関係がある。
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1981.04.54
自己免疫病とはなにか
N.R.ローズ
自己免疫のメカニズムの解明が進み,難治病に対する治療法に新しい道が開かれつつある。
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1981.11.62
食料品生産への微生物利用
A.H.ローズ
古くからあるパンやチーズ,酒類に加えて,単細胞のタンパク質という新顔も登場してきた。
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1982.05.48 別90
ガンをひき起こす遺伝子
J.M.ビショップ
細胞タンパク質のリン酸化を起こすレトロウイルス遺伝子が,ガン化で大きな役割をする。
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1982.07.106
ジャガイモのクローン栽培
J.F.シェパード
葉の細胞1個から,クローン法で高品質・高収量のジャガイモの新種を作ることができた。
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1983.06.58 別77
抑制T細胞因子の構造と機能
谷口克
免疫調節で中心的役割を果たす抑制T細胞因子の分子構成と各部の機能が明らかになった。
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1983.10.12
インターフェロンの量産と精製
S.ペスカ
発見後25年,つねに期待が先行してきたこのタンパク質も,ついに臨床試験段階を迎えた。
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1984.09.64 別91
ガンの“ミサイル療法”をめざして
R.J.コリアー/D.A.カプラン
正常細胞を傷つけずに,ガン細胞だけを効率よく殺してしまう治療法の研究が進んでいる。
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1984.10.78 別90
ガガンタンパク質の働き
T.ハンター
ガン遺伝子は,正常な遺伝子の一部が変化したもので,通常は,生体に重要なタンパク質を暗号化している。
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1985.03.80
ガ痴呆をひきおこすアルツハイマー病
R.J.ワートマン
中高年を襲うこの脳の病気には,今のところ治療法がない。その病因の解明をめざす研究が進んできた。
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1985.05.46 別90
ガヒトのガンをひき起こす染色体の転座
C.M.クローチェ/G.クライン
ある種のガンでは染色体の転座によって眠っていたガン遺伝子が活性化することがわかった。
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1986.01.11 別91
ガガンの治療と予防の効果
J.ケーンズ
私たちを脅かすこの病魔との戦いに勝つためには,有効な予防法の開発を急がねばならない。
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1986.02.46 別77,81
ガエイズの免疫機構
J.ローレンス
エイズウイルスは,免疫系で重要な役割を演じるT4リンパ球に感染し,免疫系は混乱に陥る。
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1986.07.9
ガ突然の心臓死を救う救急体制
M.S.アイゼンバーグ/L.バーグナー
突然の心臓死も,救急医やトレーニングを受けた人が直ちに処置をすれば救命できる。
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1987.03.102
リポソーム投薬法
M.J.オストロ
リポソームという脂質膜の微小な球に薬剤を封入して投与すれば,副作用の心配がない。
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1987.06.22
抗ウイルス療法
M.S.ヒルシュ/J.C.カブラン
ヒトの細胞とウイルスとの分子レベルにおける違いに基づいて,薬剤の開発が進んでいる。
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1988.03.56 別106
キラー細胞はいかにして細胞を殺すか
J.D-E.ヤング/Z.A.コーン
キラー細胞は標的細胞にしっかり結合し,パーフォリンというタンパク質を放出して殺す。
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1988.05.95
肥満と生殖機能
R.E.フリッシュ
女性が,ダイエットや過激な運動によって脂肪を限度以上に減らしてしまうと不妊になる。
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1988.06.26 別106
自己免疫が果たす役割
I.R.コーエン
自己免疫疾患は免疫系が自己の組織を攻撃する疾患であるが,免疫系が自己を認識すること自体は健康体にとっても重要な働きである。
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1988.07.18 別91
ガン壊死因子TNFの働き
L.I.オールド
マクロファージから分泌され,ガンを壊死させるものとして発見されたTNFは,実際には,炎症や免疫反応に広範にかかわっている。
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1988.09.8
年をとるとなぜ老眼になるのか
J.F.コレツ/G.H.ハンデルマン
近くが見えにくくなるのは,眼の構造の幾何学的変化により水晶体の調節がしにくくなる上に,水晶体の屈折率が減少するためである。
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1988.10.65
白血病の光化学治療
R.L.エーデルソン
8-MOPを含んだ血液を紫外線で照射することにより,皮膚T細胞リンパ腫という白血病の治療に画期的な効果をあげることができた。
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1988.11.20 別90
ガン抑制遺伝子
R.A.ワインバーグ
細胞中のガン抑制遺伝子の欠失がガンを引き起こすという,新しいガン発生機構が,網膜芽細胞腫の研究により,明らかになってきた。
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1989.01.26 別91
ガンは何によって転移するのか
M.フェルドマン/L.アイゼンバック
マ ウスでの研究によれば,転移しやすいガン細胞とそうでないガン細胞は,2種の主要組織適合抗原の発現している割合が違っている。
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1989.01.62 別106
新しい免疫抑制剤FK506
落合武徳
茨城県筑波山山麓で見つかった放射菌が作り出すFK506は,現在最も有効な免疫抑制剤であるサイクロスポリンの100倍の効果がある。
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1989.05.16 別91
ガンの薬剤耐性
N.カートナー/V.リング
ガンが複数の薬剤に対して同時に耐性をもつようになるのは,毒素を細胞外へ排出するP糖タンパク質の働きによるものと考えられる。
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1989.11.124 別96
人類が生き残るために
W.D.ラッケルズハウス
持続可能な世界への具体策を実行するには,情報収集や関係機関の調整を行なう権威ある国際組織が不可欠である。
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1990.01.58
においと味のメカニズム
栗原堅三
嗅細胞や味細胞は,外界からやってくる化学物質をどのようにして感知するのか。その仕組みが,分子レベルで明らかになりはじめた。
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1990.04.15
ガンの痛みを取り除く新しいモルヒネ投与法
R.メルザック
モルヒネは麻薬常習の危険があるため,不十分な量しか使われなかった。しかし,投与法を変えればガンの痛みを鎮めることができる。
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1990.07.8
培養リンパ球を使ったガン治療
S.A.ローゼンバーグ
患者の血液やガンの結節から取り出したリンパ球をインターロイキン2で増殖し,再び患者の体内に戻す免疫療法の研究が進んでいる。
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1990.09.18
糖尿病を引き起こす自己免疫作用
M.A.アトキンソン/N.K.マクラーレン
インスリン依存型の糖尿病は,自分の免疫系がすい臓のベータ細胞を冒す自己免疫疾患であり,そのメカニズムが明らかになってきた。
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1990.12.66
ガンの選択的放射線療法BNCT
R.F.バース/A.H.ソロウェイ/R.G.フェアチャイルド
ガン細胞にホウ素を取り込ませておいたあと弱い中性子線を照射すると,正常細胞を傷つけることなく,ガン細胞だけを破壊できる。
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1991.02.88
解明が進む自己免疫疾患
J.レニー
自己免疫疾患の病因は免疫系が自らの体を攻撃するためだが,なぜ“敵味方識別機能”が狂うのか,その原因解明が進んでいる。
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1991.09.52
脳卒中を治す
J.A.ジバン/D.W.チョイ
脳卒中のメカニズムを調べてみると,発作で死ななくてもすむ脳神経細胞までが,まきぞえになっていることがわかった。
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1991.12.50
免疫系はなぜ自己を攻撃しないのか
H.フォン・ベーマー/P.キーシロウ
リンパ球の1つT細胞は,胸腺で寛容を学ぶ。自己を攻撃する細胞や役に立たない細胞は除去され,有用な細胞だけが成長する。
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1992.02.72
培養幹細胞がひらく新しい治療法
D.W.ゴルディ
免疫を担当する細胞はすべて造血幹細胞からつくられるので,これを体外で培養できれば,ガンやエイズなどに効く免疫療法が実現するだろう。
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1992.04.48
ガン転移のメカニズムと阻止物質
L.A.リオッタ
ガンの転移にはメタロプロテイナーゼという酵素が深くかかわっている。この酵素の阻害剤は転移阻止薬として使えそうだ。
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1992.09.110
病気がわかる呼気検査
M.フィリップス
肺で血液とガス交換をした呼気の中には,病気を診断するための貴重な情報が入っている。最近の呼気検査は,消化器疾患や肺ガンを検出できる。
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1992.10.56
免疫系を活性化する毒素エンドトキシン
E.T.リーチェル/H.ブラーデ
バクテリアがもつエンドトキシンは,深刻な病気をもたらす一方で,マクロファージに刺激を与えて免疫系を活性化するという有益な働きがある。
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1992.11.136
脳の老化と心の老化
D.J.セルコー
老化によってニューロンは変性したり消滅したりするが,こうした脳の老化が,私たちが恐れる“心の老化”すなわち知性の低下に結びつくことはない。
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1993.05.44
ガンの免疫療法
T.ブーン
ガン細胞でも表面に特殊な分子がでて,免疫系の攻撃対象になる。このガンの表面抗原の研究は,ガンの治療につながるはずだ。
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1993.10.58
新しい免疫寛容機構「T細胞アナジー」
R.H.シュワルツ
免疫担当担当細胞はなぜ自己を攻撃しないのか。その仕組みを説明する,新しい機構が見つかった。この機構は,自己免疫疾患の治療などにも応用できそうだ。
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1993.11.116
エイズと免疫系
W.C.グリーン
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)がT細胞の中で行う複製過程がわかりつつある。各段階を阻止するような薬の開発が進められている。
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1993.11.128
自己免疫疾患
L.スタインマン
発病の仕組みがわかってくると同時に,病原体に対する免疫力を低下させることなく,悪さをしているT細胞だけを抑える治療法が開発されつつある。
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1993.11.140
アレルギーと免疫系
L.M.リヒテンシュタイン
アレルギーの発症メカニズムは症状の軽微なものから致死的なものまで共通しており,その詳細が明らかになってきている。
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1993.11.152
免疫系の働きを利用する治療薬
H.ビグセル
自己免疫疾患や臓器移植時の拒絶反応を抑えたり,エイズやガンや糖尿病を治療するために,免疫系の働きをうまく制御して利用する薬の開発が進められている。
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1993.11.16
生命の複雑さを明かす免疫学
G.V.J.ノッサル
ポリオや天然痘が過去の病気となりつつあることからもわかるように,免疫学は輝かしい成功を収めてきた。その進歩は,生命の深い理解にも貢献している。
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1993.11.164
免疫系の果てしない闘い
A.ミチソン
免疫系は病気をもたらす病原体と闘い続けてきたが,今後は,寄生虫と宿主が共存するような方向に進化していくだろう。
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1993.11.28
免疫系はどのようにして作られるか
I.L.ワイスマン/M.D.クーパー
免疫系の多彩な細胞群は,すべて骨髄中の「幹細胞」から分化・成熟して作られる。この事実は,各種の免疫不全症やリンパ系の悪性腫瘍を治療する可能性をひらく。
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1993.11.46
免疫系はどのようにして侵入者を認識するか
C.A.ジェンウェイ
免疫系の細胞は,未知の外来タンパク質に対応するために,1億種類もの異なる抗体を生み出す能力をもつだけでなく,感染細胞をキャッチする特別なレセプターを備えている。
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1993.11.58
免疫系はどのようにして自己を認識するか
P.マラック/J.W.カプラー
T細胞やB細胞が未熟なうちに自己抗原と反応すると死んでしまう。この機構を逃れて成熟した自己反応性T細胞を不活性化する仕組みもある。
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1993.11.72
感染症と免疫系
W.E.ポール
細菌やウイルス,病原体など,生態に潜む不法侵入者を追い出すために,免疫系はさまざまな巧妙な手段を講じる。
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1994.07.30
インターフェロンはどのように病気と戦うか
H.M.ジョンソン/F.W.ベイザー/B.E.センテ/M.A.ジャープ
インターフェロンはうつ病などの副作用が懸念される一方,感染症やある種のガンの治療に効果を発揮しており,その作用の仕組みも詳しくわかってきた。
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1994.09.16
血管と老化。
年をとるにつれて確実に増えていく血管の病気。これは器官としての劣化による,避けられない結末なのだろうか。血管の加齢と老化のメカニズムを,血管を構成する細胞を手掛かりに解き明かす研究が進んできた。
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1994.09.19
血管の発生と老化
中村裕昭
血管は,血液を循環させるために人体のすみずみまで張りめぐらされた管である。一見,単純な中空の管であるが,1つの器官であり,始まりと終わりがある。
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1994.09.26
内皮細胞の増殖制御と老化
加治和彦
困難とされていたヒト内皮細胞の培養方法が確立され,血管内皮細胞の老化の研究が前進しつつある。![]()
1994.09.66
固形ガンにはなぜ薬が効かないのか
R.K.ジャイン
生体内の多くの腫瘍は抗ガン剤の侵入に対して強固な障壁を作っている。この抵抗性を克服するさまざまな方法が考えられるようになってきた。
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1995.03.102
健康な100歳老人の謎
T.T.パールズ
95歳以上の老人は,80代や90代前半の人々よりはるかに健康的で活動的のように見える。彼らは多くの障害お克服できる“選ばれし人々”らしい。
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1995.05.32
遺伝子変異の蓄積がガンを引き起こす
W.K.キャベニー/R.L.ホワイト
細胞内に遺伝子の変異が蓄積するにつれて,正常な細胞はガン細胞に,さらには悪性度の高いガンへと変わっていく。
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1995.09.74
細胞移植による糖尿病の治療
P.E.レーシー
移植したランゲルハンス島を免疫系の攻撃から守るためのアイデアが次々と出ている。この治療法は近い将来,日常的に行われるようになるだろう。
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1995.10.82
HIVはどのようにして免疫系を破壊するのか
M.A.ノワック/A.J.マクマイケル
エイズウイルスは人の体内で限りなく変異し続ける。さまざまな変異株に攪乱された免疫系はやがて戦力を低下させ,エイズが発病する。
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1995.11.102
医療は人間を幸福にするか
A.カプラン
医療の進歩は生きること,死ぬこと,人間らしくあることの思想に挑戦する。
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1995.12.114
乳ガンと環境中のホルモン様物質
D.L.デービス/H.L.ブラッドロー
多くの乳ガンの発症には,有機塩素化合物など環境中に残留しているホルモン様物質が関与している疑いが濃くなってきた。
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1996.3
カロリー制限が老化を遅らせる
R.ヴァインドルッヒ
人類の永遠の夢の一つの若さを長く保つ方法が見つかった様なのだ。
その方法とは,健康法として古くから知られている“腹八分”,すなわち,必要な栄 養素は十分に取りながらも総カロリーを少なくすることである。
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1996.7
分子疫学で発ガンのリスクを知る
F.P.ペレーラ
「分子疫学」という研究分野は,発症以前に体内で起こる変化(前ガン病変)を突き止め,これを生物学的指標(マーカー)として用いることによって,将来の発ガンの危険性をいち早く発見することを目指しており、一般にはまだ馴染みの薄いが、ガン予防に対する新しいアプローチに興味を持つ研究者にはとっては,将来有望な分野として期待が集まっている。
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1996.7
どんな人が幸福と感じているか
D.G.マイヤース/E.ディーナー
どんな人が自分は幸福だと感じているのだろうか。幸福な人には何か共通点があ るのだろうか。差が出たのは結婚に関してであった。人間を幸福にするのは,収入でも若さでもなく,良きパートナーとその人自身の性格らしい。
以上の項目は、http://www.nikkei.co.jp/pub/science/index.htmlから抜粋しました。
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徐福伝説 メッセージ ニブロンって? 「ニブロン」を推薦する方達の一言 読売新聞「医療ルネッサンス」のページへLink