世紀末の退廃的な香りをまとったあなたの記憶(それは海馬の中に永遠に失われてしまった)に捧げる、辺縁系からの甘美な(交錯しつつ差異を生じる)誘い。それは天上からの天使の合唱(宇宙の結晶作用と呼ぼうか)のように六甲おろしを響かせながら、覚醒しつつ眠っているあなたの枕元にふと、立ち現れるのだ。
前回に引き続いて、今回の扉絵はTOM画伯による。あなたを怪しくも素晴らしい世界へと導きますよん。 最終更新 2005年2月3日