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2018年の総括

2018.12.29. 掲載
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目次
 1.重点をおいたこと
 2.新しく始めたこと
 3.続いていること
 4.変わったこと
 5.サイトに載せた記事
  ●言葉 ●医療
 6.交流
 7.健康
 8.まとめ


2003年から、年末にその年の総括を載せてきたので、今回で15回目となる。

1.重点をおいたこと

●結婚50年のまとめ

私の人生で一番良かったことは、経子という伴侶に出会い、共に過ごした日々である。昨年11月に結婚50年を迎えた。それに因んで、金婚という節目までの、生きてきた時系列的記録を残すことにした。

誕生以来の自分に関係した静止画を、ファイルとしてPCに時系列で整理保存してきた。これを活用し、スライド・ショー形式の、デジタルフォトアルバムを制作することを思いついた。

方針として、簡潔で、分かりやすく、動画やアニメーションを使わず、BGMやナレーションを入れず、字幕(テロップ)を活用する。

この構想は今年の始めから持っていたが、1月の終わりに大腸がんが見つかり、2月に切除術を受け、術後の対処に時間を要して、実際に制作に取りかかることができたのは8月末だった。

術後の身体状態であることから、制作完了のタイムリミットを決めるわけにはいかなかったが、できれば年内に終えたいと思い、制作に没頭してきた。

しかし、12月19日になって、年賀状を作らなければいけないことに気づき、来年早期完了を目指すことに変更した。

年賀状を投函し、その後始末も終えたので、14年間続けてきたその年の総括「2019年の総括」の執筆を始めた次第である。

このデジタルフォトアルバム「結婚50年のまとめ」は、私のライフワークの一つにしたいと思う。


2.新しく始めたこと

●結婚50年のまとめ

重点をおいたこととと同じになるが、私にとって大事な記録となるだろう。

●毎日7000歩以上のウォーキング

大腸がんの手術を受け、退院後脚力の極度の低下とやせ衰えた大腿に愕然となり、その回復を目指してウォーキングを始めた。

最初は1日3000歩ほどだったが、5000歩、6000歩と増え、6月からは1日7000歩以上、8000歩、9000歩も珍しくなくなった。

雨の日、暑い日寒い日に適した歩行ルートを見つけ、ウォーキング歩数が天候に影響されることはない。

ウォーキングによる脚力の回復はスローだが、止めると迅速に低下する。これは年齢の影響だから致し方ない。少しでも歩ける日が長く続くようにウォーキングを続けるつもりだ。


3.続いていること

1.文書作成はMifesというテキストエディタを専ら使ってる。

2.サイト作成は、1996年8月15日以来 Mifes を使い、サイト作成ソフトは使っていない。

3.メーラーは2001年1月より、Becky!2を使っている。
  1996年より使っていたWindows添付のいくつかの無料メーラーのデータは、このBecky!2に移行さ
  せてあるので、インターネットをはじめてからの、すべてのメール・データを調べることができる。

4.夕食は家で、午後7時から9時頃まで、休肝日を設けずスーパードライを飲みながら食事をするのに
  変わりはない。ビールの量は350ml3缶より2缶の方が多くなった。

5.年賀状のスタイルは、2008年から変わっていない。ただし、海外旅行の夫婦二人の2ショットは
  海外旅行に今年は行けなかったので、国内旅行の家族全員の集合写真に変えた。

6.2014年から使用している補聴器は、1日8時間程度の装着を続けている。
  音色が悪く、音程が分かり難くいのは変わらない。話の理解がし難くいのは程度を増した。補聴器を
  外すと静寂にホットし、やすらぐ。来年は新しい補聴器に替えようと考えている。

7.マンションの大規模修繕工事は今年の年末まで続く。


4.変わったこと

●朝食がまったく変わった

結婚以来50年間、朝食は毎日うどんか蕎麦を、一味唐辛子を思いっきりかけて食べてきたが、大腸がんの手術後、パン食、野菜サラダ、牛乳、ヨーグルトに変わり、もう9ヶ月続いている。

入院中は給食を全て食べ、それぞれの味の評価を付けることを自分に課したが、実行してみると、思いのほか多くの種類で美味しく食べられることが分かったというのが、朝食の内容が変わった理由である。

私は気に入ったライフスタイルは変えないという習性のある頑固者で、頑固な私の総括に詳しく書いている。 しかし、思案することなく、即座に直感的に生き方を変更するという習性もあわせ持つのだから、ややこしい。

朝パン食の代わりというか、昼食は一味唐辛子に染まったうどんか蕎麦を食べることが多い。


5.サイトに載せた記事

今年サイトに載せた記事は、この「2018年の総括」を含めて5件で、サイト開設以来最少であり、その中の3件は大腸がん手術に関係したものである。

●言葉

私の人生の歩み方 (18/01/10) Google検索: 1位/約 18,900,000 件
大腸がん手術後をどう生きるか (18/04/10) Google検索: ?位/約 52 件
2018年の総括 (18/12/29) Google検索: ?位/ 23,200,000件

●医療

大腸がん手術体験記 (18/04/10) Google検索: ?位/約 1,050,000 件
大腸がん術後 中性脂肪が異常高値 (18/08/04) Google検索: 1位/約 81,800 件


6.交流

●小学4年庄野学級クラス会

敗戦の10ヶ月後から始まった小学4年庄野学級は、私の幸運の出発点であった。

当時10歳だったクラスメートが、56年後の66歳で最初のクラス会を持ち、以来、ほぼ毎年クラス会を開き、合わせて16回になる。恩師の庄野先生は、2014年に91歳でお亡くなりになるまで、ほぼ毎回出席してくださり、皆で庄野学級のころの思い出ばなしを、いつも夢中で楽しく語りあってきた。

聴力低下で会話に入れないことから、全ての同窓会・クラス会を今年で最後にする心づもりをしてきたが、小学4年当時の無二の親友だった山下哲男君が、通訳をしてフォローしてやると言ってくれたので、好意に甘えることにして出席した。ところが、運悪く当日朝、山下君は足首捻挫で歩行できず欠席した。出席者は男3名女4名で、これまでの最小数だった。


7.健康

1月に大腸がんが見つかり2月に切除手術を受けた。リンパ節転移のあるステージ3だった。詳細は、大腸がん手術体験記に記述した。


8.まとめ

1.昨年の総括で「人生の終わりに向かう時期」に移行したと書いた。

2.この時期に入ってから、思考と行動のパターンがずいぶんスローになったが、それまでのクイック
  だった時期と変わらない楽しさ・幸せを感じている。

3.この、迅速な思考と行動から、緩慢な思考と行動への移行は、人間の生命の自然な姿だと思う。
  人間の一生は、この「人生の終わりに向かう時期」が加わって完結する。

4.観点が違えば、物事の実体の把握に、違いが生じる場合があることを自覚するようになった。

5.他の人の生き方に寛容になり、それを評価できるようになった。

6.生きる価値の基本を、生きることを存分に楽しむことと考えてきたが、その考えは死ぬまで
  変わらないだろう。それは、私の生きるためのストーリーである。

7.82年間の人生全体をまとめた後で、「運不運は時による」「運不運は偶然による」ことを覚った。

8.今年は地震、台風と災害が多発し、人間は地球上に、仮住まいさせてもらっている存在であることを
  痛感した。

9.私の人生で一番良かったことは、良き伴侶と出会い、ともに人生を過ごし、思う存分したいことを
  することができたことである。したいことをする、しなければならないことをするという私の生き
  方につきあってくれた妻に心から感謝している。


<2018.12.29.>

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