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地上人の意識は、自覚できない潜在意識(インディビジュアリティ)と顕在意識(パーソナリティ)から成り立っています。
そして「潜在意識」と「顕在意識」が混在したものが、1つの心(自覚意識)として認識されています。
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画像クリックで拡大表示脳から発せられた低次元意識である「本能」は、顕在意識となります。その意識は日常においてそのまま“欲求”として自覚されるようになっています。
一方、顕在意識の中には、脳を通過して自覚されるようになった「霊的意識の一部」も含まれます。
このように顕在意識は、脳に由来する「本能的意識」と霊の心からもたらされた「霊的意識の一部」から成り立っています。この顕在意識が一般的に言われている「心」のことなのです。
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身体構造から見た意味、関係性、および意識の流れる経路について解説します。古代霊は、人間を「肉体を携えた霊」と定義し、地上の私たちが自覚している意識は、本来の巨大な意識のほんの一部分にすぎないと説いています。
1. インディビジュアリティとパーソナリティの意味
インディビジュアリティ(潜在意識): これは「真の自我」であり、宇宙の大霊(神)の分霊です。古代霊はこれを「無数の側面を持つ大きなダイヤモンド」に例えています。時間と空間を超越した無限の可能性と記憶を秘めた広大な意識体であり、地上へ誕生する前から存在している永遠の本性です。
パーソナリティ(顕在意識): これは地上生活を送るために一時的にまとっている「仮面(マスク)」のようなものです。インディビジュアリティという巨大なダイヤモンドの一つの「相(側面)」が、肉体というフィルターを通して表現されている限定的な姿です。古代霊によれば、それは本来の自分全体の「ピンの先ほど」の断片にすぎません。
2. 身体構造から見た関係性と意識の流れ
意識が地上で「自分の心」として認識されるまでには、高次元から低次元への段階的な「変圧」プロセスが存在します。
a.霊(インディビジュアリティ)からの放射: 生命の核である霊から、強烈な霊的エネルギー(意識)が放射されます。
b.精神(マインド)による変圧: 精神は霊が肉体を操作するための「コントロールルーム(操作室)」であり、一種の「変圧器(トランスフォーマー)」として機能します。霊そのもののバイブレーション(振動数)は地上(物質)の脳には速すぎるため、精神がそれを物質レベルで感知できるまで「波長を下降」させます。
c.脳(レシーバー)での受信: 物理的な脳は意識を生み出す場所ではなく、精神から送られてきた信号を受け取る「不完全な受信機(レシーバー)」あるいは「小さな袋」にすぎません。
d.顕在意識(パーソナリティ)の形成: 脳という容量の限られた器に届いた「潜在意識(霊)の断片」が、肉体が持つ「動物的本能(進化の名残)」や五感からの情報と混ざり合うことで、地上の私たちが日常認識する「顕在意識」としての心になります。
3. 意識が「混在」する理由
古代霊は、肉体に宿っている間、本来の巨大な自覚(インディビジュアリティ)が通常意識に上がってこないのは、「肉体の鈍重さ」と「脳という器の小ささ」による制約のためであると述べています。
睡眠中の分離: 睡眠中、霊は霊体をまとって肉体を離れるため、脳という「小さな袋」の制限を受けずに広大な体験ができます。しかし、目覚める際にその体験を脳へ詰め込もうとすると、形が歪んだり断片化されたりして、わけのわからない「夢」となります。
覚醒の触媒: 人生における苦難・悲劇・病気などの危機的な体験は、肉体の奥深くで眠っている「神の火花(潜在意識)」に点火する触媒となります。これによってインディビジュアリティの光が顕在意識へと流れ込み、人間は「自分は肉体以上の存在である」という真理に目覚める(霊的覚醒)ことができるようになります。
結論として、身体構造から見れば、霊(インディビジュアリティ)が主人であり、精神という操作室を経て、脳という道具を使い、地上で「パーソナリティ」という限定的な自己を表現しているというのが古代霊の教えの根幹です。