キャラ図鑑「マ」


マティアス・ドゥプラ

連合議会軍の少尉。士官学校を出たエリート。

Illustration:おやじ


Mr.Q

Qクオリティーズことクインティリオン・クオリティーズ、いわゆるオレンジヘッドの設立を提案した人物。パス製作所や運輸連盟とのコネクションを持つほか、自らもTUパイロットとして戦闘行動に参加し、陣頭指揮を執る。統一国家連合議会の与党国における有力者であるらしいが、本名はじめその個人情報は部隊の同僚たる他の七幹部にさえ伏せられており、単に「ボス」あるいは「ミスター・キュー」と呼ばれる。

 

 

 

<オレンジヘッド七幹部シルエット>

Illustration:武者


ムッグ・アーク

所属:統一国家連合議会軍
階級:少将
乗機:ツィタデル・ムッグ・アーク少将専用機

・第7要塞師団長。モソチェゾ大要塞の防衛を任される。本土にいるより拠点防衛。現場主義。

・指揮下に12機のツィタデルを擁す。新しいものでも古いものでも、使う価値のあるものはどんどん手に入れるタイプ。

・専用のツィタデルを開発。頭に対空砲。 専用機もあくまで実用重視で。性能のためなら外見的に多少問題があろうと関係ない人なのか、それともカッコイイと思っているのか。

・「鉄壁将軍」という二つ名で恐れられる。
「こんな城、落とせるわけがねえ!! なんて堅牢なんだ!!」
「くそっ!どうなってやがる!? 城壁までたどり着くことすら出来ないなんて!!」
「グハハハハ! 壁が遠かろう!? それが戦術と言うものだ若造!!」

・最近娶った若奥様には、いろんな意味で弱いようだ。

・テーマソング
俺のムソチェゾ要塞をスクラップになどさせるかよ〜♪
守れ守れ守れ〜♪ 対空砲火だ一・斉・射・撃〜♪
持久戦こそ男の戦! 装甲強度に抜かりなし!!
制空権ハッ! 補給線フンッ!
備え、あれば憂いなーし!! ハッハッハー!!
「俺のダイナッターの一撃を受けるがいい!!」(←セリフ)

ヴァル・ヴァサーゴとは、お互いを認め合い、情報を交換しあう間柄のようだ。離反したヴァサーゴが、軍に戻れるように彼が手を回したのだという噂もある。

Illustration:おやじ


メリル・メイル

ライオットの秘書を勤める天才少女。見た目は10代だが、達観した態度と物言いは大人のそれを遥かに凌駕する。

翡翠色の吸い込まれそうな瞳がこちらを見つめ、さくら色の小さな唇がそっと動き、小鳥のさえずりのような音で、歌うように声を出す。
「さっさと働いてください」
「……」
一瞬、何を言われたのか分からなくなってしまった。そして、少女の形の整った細い眉は、少しだけ端をつり上げ、
「さっさと働いてください」
と、もう一度言った。この娘の名前はメリル・メイル。僕の秘書兼オペレーターだ。見てのとおり、顔立ちはいいし、能もある。極めて優秀な秘書…なんだが、
「なにボサっとしてるんですか」
かなりの毒舌家である。
「若。聞いているんですか」
「ああ、聞いてるよ」
「それでは、早急に仕事に戻ってください。今日の書類は山ほどあるんですよ」
僕は自分のデスクをちらっと横目で窺った。一体どれほどの書類があれば3mある天井ほどまで積もるのだろうか?そもそも、これだけの量の書類を、この少女は一体どうやって運んだのだろうか?そんな疑問が脳裏を霞め、やる気だけが失せていく。
「この書類って一体何枚あるんだい?」
「ざっと2万は超えますね」
「………」
「さあ、お早めに書類に目を通してください。いつも若がスケジュール通りに働いてくれたら、こんなにも溜まらないんですから」
たった一日休んだだけで二万もの書類が山になるのもどうかと思う。
「お父君はいつもこれの何倍もの量の書類を処理してるんですよ。ですから、若ももっとがんばれば―」
「ああ、もう分かった分かった。片付けるよ」
そう言って、僕は自分の椅子に座り、デスクに着く。山ほどある書類は視界を遮り、メリルの顔も見えなくなる。
「ハァ…テスト運転なら楽で良いんだがなあ」
陰鬱な気分を振り払いながらも、書類に目を通し始める。
「お言葉ですが、若。テスト運転の翌日のほうが、交換部品などの配備要請の書類が増えますが」
世の中ってのは理不尽だ。

Illustration:RR

Illustration:おやじ


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