ツィタデル・ムッグ・アーク少将専用機

Illustration:無学、江神号

対空砲と厚い装甲を持つことでTUとしては初の「拠点防衛用機体」として完成した重量級TUツィタデル
その初期生産12機は重要拠点であるモソチェゾ要塞に配備されることとなった。モソチェゾの要塞は堅牢なことで有名であるが、これ以降この要塞は「12の動く城壁を持つ難攻不落の無敵要塞」と称され、歴史に名を
残すこととなる。

常時モソチェゾ要塞防衛の任につくのは第7要塞師団。この師団長を勤めるムッグ・アーク少将は、配備されたツィタデルを痛く気に入り、現地に開発スタッフを招来。12機のうち1機を要塞のメンテラボで自分用に改修させた。

まずムッグ少将が行ったのが対空砲の大型化である。守りの専門家である彼は、TUが拠点防衛と言う任務に就いた際、空からの攻撃に対して脆弱になるということを見抜いたのである。そして、近接戦闘武器である「ナッター」の大型化で、接近戦での絶対的な強さを誇示すると同時に、接近戦にかける時間を最低限に縮小することを目指した。これにより陸と空、遠距離と近距離の複数攻撃にさらされる時間を短縮しようというのである。彼はこの武器を、死のナタ……ダイ・ナッターと称した。(なお、写真は超高速で動くナッターの刃を再現したものである)

こうして『ツィタデル・アーク少将専用機』は完成した。城壁と同じ色に塗装されたこの機体には、ムッグ・アーク少将がこの機体、そしてモソチェゾ大要塞に持つ絶対的な自信を感じさせる。

<武装>
ダイ・ナッター
肩部大型対空砲×2門
頭部小型対空砲×1門


<モソチェゾ要塞案イメージ図>

Illustration:唐草丸

・モソチェゾの要塞は、とても古い古城。
・鉱山+何らかのマテリアルなりの生産工場。
・産物を宇宙に打ち上げる物資支給拠点。
・山岳地帯の高山台地部で谷の入り口みたいなトコにあれば発射場とか強襲されにくい。
・防衛用施設は山の中とか壁とかの中にTU移動装置とかが仕込んであり早く展開できる(水平移動で)。

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