ゆったり腑抜け日記
〜それは河の流れのよオに〜
Diary of the cat wants to go so easy and dullard.
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To the world of 'Dragon Hunter'開発中


★ねこでございます。
行ってきましたよ、花火大会に。ってまあ、歩いて10分ってとこなので、「行ってきました」というほど行ってきてないのですが。
とりあえずは夜店だよなー、ってことで、花火大会の30分くらい前に出て行って、まず300円のからあげを一つ。もごもご食べた後、どんな夜店があるのか見て回ることにしました。実家の近所の公園で結構スケールの大きな花火大会をする、と、前回の日記で書いたけれども、実は打ち上げ会場まで行った事がないのです。だって、あの公園まで5kmくらいあって歩くには結構遠いし、かといってくるまで行くと絶対混んでいるので、渋滞に巻き込まれて花火大会どころではないのはわかっているから。公園に行く途中に小さな原っぱがあって、事情を知っているにんげんはみんなそこまで歩いていって、そこから数km先で打ち上がる花火をながめてわーわーいってたものです(一発一発が大玉なのでそれでも十分迫力があった)。くるまで行って渋滞に巻き込まれて苦労して花火を眺めるのは事情を知らないにんげんの行為で、だものですから、事情を知っていたオレ様は実際に公園には行ったことがなく、よってどんな夜店が並んでいるのか見たこともないわけ。
やっぱり実家の近所にある神社の盆踊りでは、わたがしとかやきそばとか、2〜3の夜店が出ているだけで、規模的にはそりゃ小さなものだったので、それもなんか夜店を語るには物足りない感じで。
そういうわけで、規模の大きい夏祭りの現場に参加するというのは、今回が初めてっぽかったりするのですよ。見ると、せんべい、やきそば、たこ焼き、わたがし、からあげ、カキ氷、ミニかすてら、フランクフルト、お好み焼き、金魚すくい、亀すくい、鯛つり、水ヨーヨーつり、かにすくい、あてもの(くじ引き)、射的、スーパーボールすくい、おもちゃ販売などがありまして、最近はLED光源が内蔵されたブレスレットやネックレスなんかも売っていてぴかぴかとまばゆいのです。
たぶん、あれはお祭りの会場内で、夜だからまばゆく見えるのであって、お祭りが終わって昼間に見たらしょぼいのだろうと思いますが、ほたると同じで、それが最高にきれいに見える期間というのがやっぱりお祭りのその瞬間なのだろうなと思います。
驚いたのは鯛つりで、20〜30cmくらいの鯛が本当にいけすを泳いでいて、1回1000円で釣るのだそうですが、これは大人向けですな。そんな狭いところに詰め込まれて生きた心地のしない鯛が、目の前にえさを落とされて食いつくかどうかはかなり微妙ですが、そんなのでも商売になるのです。すごいことです。
あと、かには沢がになのですが、すくって持って帰ったとしてもどうやって飼っておくのでしょう。オレ様沢がにが何食って生きているかよくしりません。小学生がすくってもって帰っても、たぶんそんな感じでしょう。とすれば、オーソドックスなのは金魚とかめです。みどりがめ(みししっぴあかみみがめ)は、あれはうまく育てると結構でかくなってしまうので、やっぱり無難なのは金魚でしょうか。
おもちゃは、くじを引いて対応する番号のがもらえるというのが多かったです。鉄砲とゲームソフトが多いのが、ああ、なんか男の子相手の商売だなって感じでした。きらきら光るアクセサリは、せっかく夜明かりの乏しい中でお祭りをしているのに、ぎらぎらと視認性がよすぎて、ちょっとふさわしくないなと思いました。
そうこうしているうちに、花火が始まりました。打ち上げ会場が小さいので、実家の近所のでかい公園みたいな、何kmも先から見えるような巨大なものは打ち上げませんでしたが、きらきらぽんぽんと真上に打ち上がるたびに歓声が上がって、それはそれできれいなのでした。本当に20分くらいで終わってしまったので、あっという間という感じでしたが、久しぶりに見た打ち上げ花火はやっぱりいいなあ、と思ったわけですよ。

さて、ウチの市のHPで事前確認したのですが、お祭りは土日の2日間、花火は土曜だけなのですが、日曜に気になる企画があったのです。「ふれあい動物園」と書いてありました。つまり、うさちゃんとかモルモットとか、触り放題の企画なのだと思いました。きっと、さわられ上手のプロのうさちゃんとかがいるはずなのです。これは行かなくてはいけないと思いました。
それは午後からだったので、その前に、守口でやっている「山田卓司」氏の展示会を見に行きました。このヒトは以前テレビ東京の「TVチャンピオン」って番組で、ジオラマを作って優勝したヒトで、つまり模型のプロです。その作品が展示されるというので見に行ってきました。
模型雑誌で写真が掲載された有名な作品とかが並んでいて、その場面の切り出し方とかすげーなーと思いましたが、同時に、こういうジオラマでは「いかにもっともらしくうそをつくか」というのも重要なんだなと思いました。例えば樹木なんかは、そのまま縮尺して小さい葉っぱとか作ってもいいけれども、杉みたいのはそのまんま実物を置いてもかまわないということです。当然オーバースケールになるのですが、作り方によってそれが違和感なく感じられるということで、なるほどなあと思いました。子供向けになのか、会場にはガンダムのジオラマとかもありました。が、それはよく見かけるので、あんまりしっかり見てこなかったです。というか、ガンダムの場合、プラモデルがすでに完成度がある程度高いので、ジオラマにしても、なんか誰が作っても同じっぽく感じたので。
「パトレイバー」のジオラマを眺めていた親子が「あ、警視庁のマークが入ってるよ、デカレンジャーだ」と言っていたのがやや悲しかったです。みんな、大昔のガンダムはわかるのに、それより新しいパトレイバーは知らないのか。勉強不足です。
人間の情景ジオラマはスカルピーを使っているようでしたが、どうやればあんだけ表面がきれいになるのか。不思議です。

まあそんな具合で、展示会から帰ってきて、またお祭りの会場に出かけていったら、「ふれあい動物園」は大人気で、お子様連れが長い行列になっていたので、オレ様はサイドから眺めるだけだったのですが、モルモットとか全然いなくて、ヤギとかラマとか、ポニーとか、でけーのばかりだったのでちょっとがっかりです。うさちゃんは5,6匹いましたが、さすがプロ、あんだけヒトが押しかけているのにのんびりごろごろしていました。個人的には、うさちゃんとかモルモットがぎゅうぎゅうにいて、そいつを触りたい放題にしてくれるかと思っていたので、ちょっと残念です。あと、動物を触った後に、お客さんが厳重に消毒スプレーで消毒されていたのが興ざめでした。「ふれあい」なんだから消毒なんか関係ないのです。動物触った手でもの食べて、それで腹壊さないような、そういう丈夫なにんげんに育つべきなのです。消毒はやりすぎだと思いました。まあ、思うだけは自由で。
あと、市民団体が、デモンストレーションを中央でやっていたので、それを見て帰ってきました。ちびっこ相撲のクラブ紹介とか、バトントワリングクラブとか、某宗教団体のブラスバンドとか、いろいろやってました。
帰ってきて疲れたので居眠りしたら、夜になったので、晩御飯を食べて寝ました。
そんなかんじ。

(2005/08/29)



★ねこでございます。
そういえばセブンイレブンって営業時間が AM7:00〜PM11:00 だからセブンイレブンだったんじゃなかったっけ? とか、どうでもいいことを考えているのですが、しかし24時間営業というのは考えてみればすごい話ですよなぁ。駅前のコンビニとか、終電過ぎても営業しているってことですぜ。終電過ぎたあといったいどんな客が来るのか、考えると面白いですな。
昔なつかしの「11PM」なんてテレビ番組(オレ様も名前だけで実際に見たことはないのだけれど)のタイトルでもわかるように「午後11時」といえばもう子供は寝る時間、大人の時間よ、って時代が確かにあったはずなのだけれど、それももう過去のことなのですな。いまどき午後11時といったら、ゲームで遊んでる子供もいるかもしれないし、塾から遅い帰途につく子供もいるかもしれない、そんな時間になってしまったわけで、そうするとコンビニが24時間営業になったのは時代の必然だったのかもしれません。

ま、それはおいといて、まだ8月だというのに、最近急に秋らしい気配が漂ってまいりましたなあ。せみもいつのまにかいなくなってしまったし。
夏といえば花火ですが、実家の近所にはでかい公園があって、そこでは毎年夏に花火大会をやっており、家が建て込む前は実家のベランダからもその様子が眺められたのです。いやまったく、あの住宅地が、昔はオフロードラジコンのレースができるくらい広い畑地だったなんて、今の景色からは想像もできません。ラジコンというのも時代を感じますな。オレ様はそんな高級品もっていなかったけれど。
今はもうみっしりと住宅が建ってしまったため、花火はほとんど見えずに、火薬のにおいと音だけ聞こえてくるような感じらしいです。らしいというのは、微妙に花火大会の開催と会社の夏休みがずれているのでここ数年実家で花火大会を眺めるということがないからなのですよ。

ああ、花火がみたいなあ・・・

と思ってぼんやりしていたら、あなた、今度の土曜、うちの町内のでかい緑地で花火大会がありますよ! これは見に行かなくてはいけません。しかし、去年の人出14万人って・・・すごいよなあこの人数は。1万4千人の間違いだとしても相当多いですよ。でも、実家の近所の花火大会は今年の人出が60万人だったそうですから、もしかしたら14万人ってのもうそではないのかも。
しかし気になるのが、花火大会のHPでは開催時間が20分になっていることです。20分で700発の花火を打ち上げるというのはなんかの間違いではないかという気がしますが。

まあ、歩いていって、飽きたら帰ってくればいいのです。混雑している場所に車とかで行くのはおろかものの犯行です。あー、出店とかあったら楽しいなあ。金魚すくいとかな!
とにかく、今年こそは花火を見よう。見なければならない理由は全然ないのだけれど、しいていえば夏だからな!
そんなかんじ。

(2005/08/26)



★ねこでございます。
さてそろそろ学生生徒諸君も宿題にとりかからないとやばいんじゃないかと思うが、まあ前向きな考えかたでは後7連休あるわけだから、新聞の4コマ漫画みたいに親兄弟に頼って宿題片付けなくてもなんとかなるだろー。
というか、最近夏休みの宿題というのはえらく少ないそうじゃないですか。聞くところではプリントが数枚とかそんな感じだそうで、毎日数ページやらないと絶対終わらない計算ドリルとかを何冊も宿題に出されていたオレ様世代から考えるとちょっと信じられないのですが、そのしわよせはどこかにいくような気もするわけね。どこかは知らないけれども。
んでもって、漫画なんかでは自由研究でなんか工作したりって宿題があるようなのですが、実はオレ様にはそういうのをやった記憶ってのはあんまなくって。親に聞いても要領を得ない返答しか返ってこないので、やるにはやったけれどもたいしたことがない量だったのかもしれない。
その代わり漢字の書き取りや計算はもういやってほどやった記憶がある。小学生のころは毎日午前中はそれでつぶれていた気がする。書くのが遅いのともともと宿題が嫌いでだらだらやってなかなか終わらなかったせいもあると思うのだけれども、あれはとにかく量が多かった。何のための夏休みなんだ、そうか学校職員が休むための休みなんだ、と子供心に思ったっけ。
だから実は「そんなに休めるんなら学校の先生になるのもいいなあ」と思っていたのだけれど、悪いことをした生徒を叩くことすらままならないという現状を知って、だめだ、初日に生徒殴って首になる、と直感したオレ様は教師になるのを諦めたのだったよ。いや、オレ様の時代は悪いことをした生徒は遠慮なく教師にひっぱたかれていたものだが、いったいいつのまにそれが「教師が悪い!」ということになってしまったのやら。
言って理解できないのなら叩いてでも悪いことは悪いと教え込まなければろくな大人にならない、というのは、電車の中とか見回しても簡単に理解できることなのにな。そういう具合で、今世の中にはろくでもない大人や若者がうようよしているわけだよ。

あ、思い出した。絵を描いて提出するという宿題はあった。実家の二階にあるベランダから外を眺めて、隣の家の屋根越しの風景を描いたんだった。ベランダに出て、太陽でじりじり照らされて、汗がべらぼうにでるから塩分とりながらってことでおしょうゆをなめながら描いた。おしょうゆが自然に蒸発して塩の結晶が出てくるくらいだったから、相当暑かったはず。当時はクーラーなんてなかったから、よく耐えていたなあとも思う。それがこないだ実家に行ってみたら、あんなちっこい部屋なのに、生意気にも各部屋に1つずつクーラーがついていて(オレ様のウチにはクーラーのない部屋もあるのに!)、時代は変わったなあってぼんやり思ったものです。
っていうか、工作したりって別に「研究」ではないよなあ。朝顔の成長記録とかならともかく。

というわけで話は工作とか絵とか、まあ美術関係に移っていくのだけれども、自慢ではないが美術の成績というのはあまりよろしくはなかった。話によると美術教師にもいくらかの流派(?)があって、それにあわない作品を提出していると、いくらよくできていても覚えめでたくなく、つまり成績が下がるという。極端な話、シュールレアリズムが好みな美術教師の下でいくら上手に写実派な絵を描いて提出しても、いい成績はつかないってこと・・・らしいのだけれど、本当かどうかはしらん。あくまで噂だからねぇ。
小学校のころはそれなりに「上手だねぇ!」とほめられていたのに(まあ、みんなほめられるのだろうが・・・)、中学生高校生になるとどすんと成績が下がった。別に故意に手抜きをしているわけではないというか、むしろ絵を描く作業自体は嫌いではなかったはずなので、一生懸命やっていたと思う。それでも結果として出てくる評価は低いのだからへこむわな。それともうひとつ、内申書といういやなやつがいて、偏差値を計算するのに、国語や算数は1.0の重みなのだけれど、音楽や絵画、体育なんかはなぜか1.5の重みがかけられて計算された。つまり、普段馬鹿でも運動が得意だったり歌が上手ければそれだけで偏差値が上にくることがあるということで、実際不公平な話なのだけれども、まあ、入試では普通は音楽とかは加算されないのでしかたないともいえよう。
で、その、美術とかの成績の悪さゆえにオレ様は志望校のランクを下げなければならなかったという事実もあり、ぶっちゃけ美術、音楽、体育の「授業」は嫌いなのだ。
そこまで重みをかけて子供の人生を操作しているのだから、さぞそういう科目というのは後々の人生で重要になるんだろうな? え? とすごんでみるけれども、当然ながら実はそんなに役立つわけでもない。世間一般の大人にとっては、せいぜいカラオケで主役になるとか、自分の子供とキャッチボールをするとか、その程度なんだろう。それにああいう授業で、いるかもしれない一握りの天才たちの才能がぐーんと伸びるとも思えない。「オレは絵を描くのがすきなんだ!」と天才がある日目覚めてみても、「はい、あなたは5段階中3ね」と、凡才教師に成績を決められて、絵を描くのが嫌いになってしまったら、それはなーんにも意味がないのではなかろうか。
まあ、大半の人間にはそれはあてはまらないのだけれども、そういう、一握りの才能を隠し持った人間にとってみれば、その才能を発掘してやる能力というのが教師には必要で、しかもそういう能力というのは単に教職課程を卒業したから身につくというものでもなさそうで、これもなかなか難儀な話だと思うのだが。
まあ、ダイヤの原石を見落とすことがないように、教職員はがんばってくれたまえよ、とか思ったり思わなかったり。考えてみれば結構重要な仕事なんじゃないか? まあ、今みたいにあちこちからつるし上げを食らってしまい、無難に平均的な性能の生徒を卒業させられればOK、みたいな教育体制では、あんまりそういう重要さというのも感じられないだろうし手腕の発揮もできないのではないかと思うが。
そんな按配だから、まあ、夏休みの宿題の結果から意外な才能が露見したりすることもないとはいいきれないので、みんな宿題は(特に自由研究とかは)親兄弟に頼らずに自分でやるといいかもしれないよ。
そんなかんじ。

(2005/08/24)



★ねこでございます。
いやなんだあな、最近、Oリングテストを採用する歯科医って結構増えてんだな。Oリングテストがなんだかわからんやつは検索すること。
あんな科学的根拠に乏しいことを大真面目に治療に取り入れるというのは、そんだけ自分の科学的技術に自信がないってことなんだろうかね? オレ様はそんな歯医者かかりたくもないです。
といったけれど、実は昔そんな歯医者にかかる羽目になったことが確かにあります。会社の寮にいたころに寮母から紹介された歯科医で、その寮母というのが「あんたは前世で悪いことをしたからいま体を悪くして苦労しているのよ」とかオカルトチックなことを面と向かって平気でいうようなちょっと電波受信中アレな人だったので、そういうにんげんが推薦してきたって時点でおかしいと気づくべきだったのだけれどね。
で、結局その歯科医の腕前にも信頼が置けなくて、治療がひと段落着いたらさっさとよその歯科医にいきましたがね。そもそも、インターネットで「Oリングテスト」で検索してみればわかるけれども、その科学的根拠について証明しているサイトなんて皆無。「私どもの医院ではOリングテストを採用し・・・」なんて医者のページもあるけれども、証明がない以上採用してたって意味がないですわいな。

「私どもの自動車は、超安全なパーツを使っておるのです!」
「安全ってどんくらい安全なん?」
「いや、証明はできませんが、安全なのは確かです」
誰が買いますかそんな車。

そんな感じで、今あのオカルティな歯科医はどうなってるんだろう、とか久しぶりに思い出してみたところですよ。ただ、もしこれから万が一、そのOリングテストの有効性が科学的に実証されたら、そんときはオレ様もその価値を認めてやってもいいとは思っておりまぅす。
こんなことをいうと「ガリレオの地動説も最初は無知な人々に迫害されたんだ、Oリングテストも同じで今にその真価が証明されるんだ」なんていう人もいるかもしれないけど(いるのか?)、地動説の場合はなんつーか、科学の積み重ね、研究の結果その事実を証明するだけの情報を得られて、まあ必然的に証明されたって歴史的流れがあるわけで、しかしOリングテストに関してはその科学の積み重ねが全然証明される方向には積み重なってないというか、まあ、証明しようって人もおらんのだろうなあと思うわけよ。たぶんかなり永久的になって感じで。
率直に言ってしまえばそんなもん治療の一環に取り入れている医者リストを公開してくれ! そこには絶対行かない! ってな感じですか。

で、なんでそんなことを急に言い出したのかというと、ある掲示板で「Oリングテストを実施している医者を紹介してください」という記事があったからなのだが。たぶん、なんかこー、テストを受けて、自分の心情的に納得して治療を受けたいんだろうなー、とは思ったのだが、ガラス球をダイヤと信じて高いお金払って買うひとみたいで、ちと見ていて気の毒な気がしたわけ。でも忠告はしてやらないがな。そういうヒトに限って聞く耳なんかありゃしないんで、いくら科学的証明がされてないとかなんとか言っても、それはきっとただのうるさい煽りか荒らし程度に思われてしまうんだろうと。
あるいはオカルトはオカルトを呼ぶ、で、Oリングテストになんか並々ならぬ執着があるんだろうなあ。
不思議なもので、にんげん好きなものには目が曇る。オカルト好きは普段いくら論理的なことを言っていても、オカルトに対しては判断が鈍る。鈍るのか疑う余地もないほど信じているのかはわからんが、磁石のSとNみたいにかちっとくっつくんだよな。あれは面白い。つまり普段理屈っぽいのは実は理屈なんじゃなくて、単に論理オタクで、言葉を並べ立てるのが好きなだけで、自分で真に理解しているわけではないということなのだろうな。
しかし、この程度を冷静に判断できなくて、「義務教育を受けてきた」と胸を張っていえるのだろうか。そういう「おかしいことはおかしい」と判断できる最低限の知識を身につけるのが義務教育ではないのか。違うのか。

といえば、小学校のときから学校に行ってなくて、それで「学校にいかなくてもいい!」と主張しているというにんげんがNHKの公開討論番組に出演していたのだそうだが、彼は「小学校のとき、学校に行く必要がないと感じた」といい(すげぇ悟りっぷりだ・・・)、親もそれで賛成納得して、以来学校に行ってないそうで、えー・・・若い現在はバイトでなんとかしているそうだけれども、これから10年20年経って、漢字でなんぞかの書類も書けない30、40代の男を、いったいどこの企業が雇ってくれるのだろうか。今や「義務教育」でひととおりの教育を受けたにんげんですら「中卒」というくくりではなかなか職にはつけないのが現実だというのに。だからみんな高校、大学を目指すんだね。しかし、彼にはもう後戻りはできないから、自分で生き抜いてくれとしかいいようがないわけだが。
でも、高校大学を出ていて「知識と教養」をかなり蓄えても、オカルトチックな根拠なしのものに問答無用ではまってしまうひともいるわけで、あー、これはどうしようもないのかもしれないなあ。人間が理性とか感情というのを持ってしまった時点で、科学的でないものにさえ心引かれてしまうようになるのは、しかたがないのかもしれない。
何が言いたいのかよくわからなくなってしまった。
まあ、自分の目で見抜けと。その結果微妙にありがたい品物をありえない高額で買ってしまったりひと悶着あったとしても、それはそれ、自分の判断でしかないと。当たり前の話なんだけれど。そういうことですかね。
関係ないが100円ショップの品は微妙にどこか役不足だね。狙ったかのように。

・またおかしなやつがでてきた。
通りすがりに鎌で切りつけた通り魔が捕まったという話なのですが、なんか例によって「昔自分の漫画をけなされたこととか思い出して」と、被害者とは全然関係ないところで動機を主張するイタいヒトだったわけです。自分のホームページで猟奇的な内容の小説を書いていたという報道もあり、もしかしてその流れで漫画やらインターネットやらが叩かれたりすんのかなーと思っているのですが。
個人的にはそういう犯行をするというのは個人の資質(?)の問題であり、漫画とかインターネットとは関係なくやるにんげんはやる、という風に思っていたのですが、こうも「そういう」関係の趣味を持ったにんげんの事件が出てくると(たとえそれがマスコミの恣意的な判断による掲載の偏りに原因があったとしても)、ひょっとしてそういうにんげんと漫画やインターネットというのは親和性が高いのではないかとも思ったり思わなかったり。
つまりオタクは犯罪に走りやすいという結論が統計的に有意な水準で出されてしまうのではないだろうか、と、心配に思ったなりよ。誰かが魔法みたいにそんな数字を出してしまう可能性もないとは言い切れない。事件という意味では、こないだのどこぞの高校みたいに喫煙事件起こして甲子園出場辞退ってのも1件であり、この通り魔犯行も同じ1件であるのだが。
世間には猟奇的な内容のホームページを作ってるにんげんも確かに大勢いて、「うーん、これはよぅ・・・」とか、頭をかかえたくなることもあるのは事実なので、こういう事件が起こるたびに結構判断に迷ってしまうのだけれども、いわゆる「オタク趣味」が、良くも悪くも「物事にのめりこみやすい」にんげんを集めやすいのは、確かにそうなのかもしれません。いやもともと「オタク」って「のめりこんでる」ひとだし。
ただなんかなあ・・・なんかすっきりしないというか。
何がすっきりしないのかいまひとつわかっていないのが、余計にすっきりしなさ加減を増しているのかもしれないけれども。犯行の動機とか、犯人がそれまでにやってきたこととか、いったいどのあたりまで報道するのがいいのか。例えば別れ話を持ち出されて逆上した男が猟銃をぶっ放した、以前にもそんなことをやった、と報道するのはいいのか、その男が小学生のころモデルガンで動物を撃っていたことまで報道するのはいいのか、などとね。どこかに、「こういう事実がありました」から、「こういうことする人物ですから、事件起こしても仕方ないですね」とか「こういうタイプのヒトはやばいですね!」とか、記事を読んだにんげんを無意識にせよ(ミス?)リーディングしてしまう一線、境界があるのではないかと。
その一線というのは記事を読んだひとそれぞれが違う位置に持っているだろうから、同じ記事でも印象が違ってきてしまうだろうしね。どこらへんまで記事にするかは、文字通り記者のさじ加減でしかない。そして受け取るほうも同じ印象を持つとは限らない。
今回はたまたまオレ様的にすっきりしない位置で記事を書かれてしまったと、まあそういうことなんだろうね。このすっきりしないという印象をいったい何人が持つかはわからんけれども、短絡的なオタク弾圧につながったりすることがないように願いたいものですな。

その流れでふと思ったのだけれども、日中のテレビというのはいったい誰のものなのだろう?
ウチの部署の仕事はテレビ関係なので、日中にテレビのスイッチがはいることは時々ありますが、しかし、普通に考えれば、昼間のテレビというのは少なくともサラリーマンやOLのように日中働いているひとのものでないことは確か。だって、仕事中に見られるわけないからね。せいぜい、昼休みにどこかの食堂にでも入って、ついているテレビを見るでもなく見てご飯を食べるとか、その程度でしょう。それは積極的に「テレビを視聴している」という雰囲気でもない。
ちょっと考えると、じゃあ日中のテレビというのは主婦のためにあるのではないか、と、そういう感じに思えてしまうのです。ラーメン屋さんが一日中つけているとか、昼夜逆転のひとがその時間に見ている、というのはあるかもしれないけれど、それは一般的に比率としてはかなり少ないのではないかと。そうすると、残りは主婦、それも多分赤ちゃんで手が離せない年代ではなくて、子供が小学校に行っているとか、もっとすっ飛ばして大人になりウチを出て行ったとか、そういう年代で、なんとなく手がすいている主婦のためにあるのではないかと思うのです。
が、それにしてはあまりに番組が多すぎやしないか。
会社に出ているヒトが帰ってきて、さあご飯食べた風呂も入った、テレビでも見て一杯やるか、ってな時間から・・・いわゆるゴールデンタイムから・・・番組が増えるのならそうでもないですが、要するに一日中、制作費を使って、電波や電気も使って、テレビが放送されているわけです。
これはかなり無駄ではないのか。まあ、「テレビがなきゃ退屈でしんじゃう!」てぇヒトもいるわけですから、ニーズがあるといえばあるのでしょうが、もっとこう、省エネになる方法はないのか。とまあ、こう思ったわけですよ。
んで、考えたのが番組の圧縮。1時間に20分とか放送時間を決めて、3倍速で放送を流す。視聴者側には、1/3倍速再生機能をそなえたビデオデッキとかがあって、それで録画しておいて、暇なときはそれを見る。暇でないときはビデオは動かさないから省エネになる。これ、どうかね。
もっといえば、朝のうちに圧縮した番組を流す。午前中いっぱいくらいで。午後は放送停止。見たいヒトはビデオで録画しておいてくださいと。東京タワーなんかが半日電波の出力をとめるわけだから、結構な省エネになるんじゃないかと思ったのだけれど、だらだらするヒトはそれでもビデオとって一日中垂れ流しをやりそうなので、あんま省エネにはならんのかも。
ただ、チームマイナス6%とかが「クールビズ」とか懸命に宣伝こいているわけだから、例えばある日一日、全面的に国民が一致団結して「この日はテレビを見ない!」といって、いっさいのテレビのコンセントを引っこ抜くとか、そういうのもあってもいいんじゃないかと思う。秋葉原の打ち水イベントで美女がまく風呂の残り湯に浮かれてる場合じゃないぞよ。
まあ、一致団結とかいったって、従わないやつはいるだろうし、大して効果は上がらないかもしれないけれどね。と、職場の冷房でぶるぶる震えながら言ってみるのだったよ。

だるいからねる。

(2005/08/22)



★ねこでございます。
なつやすみがおわって、いきなりばててますよ? いったいどうしたというのですか。いやどうもしないのですが。ばてているというか、もともと5月くらいから力が入らなかったのが続いているというか。
毎日一本、栄養ドリンクでかろうじて乗り切っているのですが、なんつーんですか、会社について、10時くらいになるともう、エネルギー切れって感じで目の前が暗くなってくる。それで、購買に行って栄養ドリンク買って、休憩室で飲んで。15分くらいすると、なんか少し頭が晴れたような気になってくる。それで、また戻って仕事。そんな感じなんです。午後も同様。
どこか悪いんじゃないかと思うのだけれども、3ヶ月に一回の検診では特におかしいところは見つからず。
そんな具合なので、「オレ様ってこんなに無能だったのか!」と思うほど仕事もはかどらず、ほとんど給料泥棒みたいな日々が続いていたりして。あーあ。

・またオーディオが壊れたよ。今度はポータブルMDプレイヤーだ。MDつっこんでも再生してくれなくなった。聞いていたら突然音がぶちっと切れて、それ以降何のMDつっこんでも「ERROR」表示ですよ。わけがわかりません。まだ買って1年しか経っていないのに、どういうこっちゃ。先代のプレイヤーは引越しのどさくさで、 ZZR で高速移動中におっことして木っ端微塵になったので、ちょうど1年ですよ。やっぱり薄型軽量ってうたい文句の製品を、ウエストポーチにぎゅうぎゅうつめこんで放り投げたり長時間オートバイの振動で痛めつけたりしたのがまずかったのか。
しかし1万円ちょいの品物を修理して何千円も取られるのはしゃくだなあ。また新しいのを買わないといけないのかなあ。やだなあ。金欠なのに。
といえば、こういう、壊れてしまった家電製品を、いったいいつごみだしすればいいのかわからん、ってことで、自分とこのまちのHPを眺めてみたよ。いやもうすごいね、なんでもインターネットだ。パソコン持ってないやつはどうすんの? って感じ。
で、結局、今月はもう4週に1度の、そういう家電ごみだしの日が過ぎてしまっていたわけで、捨てるもへったくれもないわけなんだけれども。まあしょうがないね、ああいう精密機械は、もう、なんかの奇跡で突然また動くようになるのを期待するか、諦めてポイするか。あんな細かいものを修理ったって、おそらく基板ごととかユニット単位の交換になるわけで、それも電気屋さんに預けて何週間もかかるわけで、えー、どうなん? エコロジーな立場から見たら、捨てたほうがいいのか修理の方がいいのか。単に企業の「買い換えてねペース」に巻き込まれているだけなのか。
まあ、使いまくっての1年だから、十分にもとはとったと思うのだけれども、なんか釈然としないが。
しゃーないですな。
今日はそんなかんじ。

(2005/08/17)



今日で夏休みも終わりですよ。
今日はバターとジャムを買いに出たついでに、日本橋初というところの、ロボット専門店にいってまいりました。時代は流れたというか、ロボットの専門店なんてものが出来るとは。いやはや。
しかも、ロボットとは名ばかりのタイヤでごろごろ走るリモコン戦車みたいのとはわけが違います。ちゃんと、二本足で歩くやつです。オレ様が行ったときには残念ながらモーションを入力している最中で、動くところはみられなかったのですが、あんなロボットが10万円台で買えるというのは驚きです。
まあ、オレ様オートバイ買っちゃったからお金ないし。
なんか、この夏休みも、使わないはず、使っていないはずが結構なお金が出て行ってしまったし。そういうわけで、当分緊縮財政モードなのです。で、なければ、衝動買い、しているかもしれん。しかしそこはオトナ、衝動をこらえるところが「ご利用は計画的に」の真に意味するところなのです。
いやね、電車のサラ金のつり広告にムカついてたから。
いろいろ書いてあるんですよ。「合コンがあるんだ!」とか「妹の誕生日だった!」とか「先輩の結婚式だ!」とか、その、急にお金が出て行くシチュエーションっつーの? ずらずらっと。若いにいちゃんが叫んでいる感じに書いてあるんだな。肝心のお金が入るあてのほうは「そろそろ次のバイト入れないと」って書いてある。つまり、今バイトしてないんですよ。で、右下に、「そんなにあわてなくてもいいのにね」とおねいさんたちが小さく掲載されていて、まあつまりそれがサラ金の広告で、あわてなくても簡単お手軽に借金できますよと。
そんな金の出て行くばっかりで入るアテのないにいちゃんの情けない表情に、「おいおい、若いのに情けない・・・」とため息をついているのはオレ様だけではありますまい。
というか、ご利用は計画的に、ですから。最初から合コンだ誕生日だと計画にあるはずのお金を用意してない計画性のないやつはサラ金を利用してはならないという、なんかこう矛盾した広告なわけですのだ。が、まあ、サラ金としては、そういう計画性のない若者を地獄に落としてこその商売なわけで、そんな商売が銀行と手を組んだり、堂々と電車に釣り広告打っていて、それに乗せられてお金借りるやつはホンマモンのバカだろうなー、などと思っていたのでありました。
後は特に書くことない模様ですよ。
そんなかんじ。

(2005/08/15)



という状態だったので、まあ、あんまりのんびりしてないのですが。
実家に戻ったら、家族が「さあ、温泉いくのだ!」といって、どっかの温泉宿まで連れて行かれて。それはいかったのですが、むかつくことがありおり。さあ二度風呂だ! といって、のんびり風呂につかろうと思って入っていったら、お子様連れのバカな親がいまして、で、お子様が「おしっこー」とかいいだしまして、こともあろうに洗い場のところでおしっこさせやがって。いや、自分とこの風呂場でいくらおしっこさせようがかまいませんよ? でもここは公共の施設ですよ? ドアを開けて脱衣所に出ればトイレがあるのに、そこへ連れて行きもしないでその場でおしっこさせるってどんなバカですか。
ちょっと神経を疑います。というか、親であるべきにんげんが子供だからそんなことを平気でするのです。ガキがガキをこしらえてはいけないのです。
それでもう気持ち悪くなって出てきてしまって、顛末を家族に話したら、おとうとねこが「そんなバカ親は殴れ!」と大激怒しまして、でも、殴るのはいくないので、フロントに文句言って、あんまりすっきりしないけれども、小泉首相の解散話とかテレビで眺めていました。
その後は、あんまりすることもなくまったり。でも、はなまるがホテルに預けられていて、あまりのんびりもしていられないのです。で、温泉から帰って、ちょっとぼーっとして、そうすると今度は大阪に戻ってくるのです。
するとおとうとねこが「オレもいくぞ」と言い出して、なので、ZRX1100C と CBR1000RR でロングツーリングということに、急遽、なってしまったのです。なぜか、そうなったのです。途中で事故渋滞とかあったりして、あー暑いーとか、油圧クラッチはきついーとか、そんな感じで、まあ休み休みってせいもあったのですが、9時間もかかってしまいました。高速道路なのに、全然高速道路じゃ、ないのです。
で、ウチについたら、おとうとねこが、こいつはたばこを吸うので、部屋がやに臭くなってしまいました。コーヒーも飲むので、ごみの産出量がすごいです。でも、そんなおとうとねこも、今日東京に向けて帰っていきました。そういう感じで、夏休みもあっという間に明日で終わりなのです。
そんなかんじ。

(2005/08/14)



まあそういう具合だから、夏休みで、実家に向かったわけですよ。はなまるは、ペットホテルに預けました。オートバイで、大阪から、東京に戻るのです。高速道路使って。まあ、100km/h オーバーで運転というのは別にいかったのですが、高速道路というのが初体験でして。
とりあえず 100km ごとに給油と休憩ってことで、最初はテンポよく進んでいたのですが、そのうちけつが痛くなってきて、100km ごとが 50km ごとになって、最後はなんかうやむやになってましたな。CBR1000RR というのは、追い抜かしてトップとるためのオートバイの血を引いているので、追い抜きとかはすごい楽でした模様。というか、普通に運転していると、あんまり安定して走るので退屈になってくるのですよな。安全という面ではどうかと思うのですが。まあ、何時間も同じ姿勢というのは大変ですよ。
新幹線と比べて価格的にどうかなあ、と思ったのだけれど、単純に移動の費用だけなら、高速+ガソリン代で安く上がる、ことがわかりました。が、休憩のたびに「ジュースを飲もう、アイスを食べよう」となるので、そうするとどっちが安いのか微妙。
なんかパーキングの二輪置き場には BMW ばっかりで、外車品評会のようでしたよ。お金持ちめ! 他には V-Max 3台、CBR1000RR 1台、ZX-12R 2台、隼2台、ハーレー4台、ドゥカティ 996 1台。珍しいトコでは MV アグスタ F4 が1台。それ以外は BMW。10台くらいの集団がどこどこ走って行ったりして、えーたいしたもんだなーえー。と。
あと、高速の出口で、ゲートのおっさんが「あーた、そんな、入場券そんなとこ(=ジャケットのポケット)にいれとかないでくださいよ、雨降るとぬれて読めなくなっちゃうんですよ!」と、やたらと文句いってきたので、ムカついて思わず「じゃあ、ぬれても大丈夫な材質でつくれ!」と怒りそうになってしまいましたよ。高い料金とっているのにそういうところ改良もしないで何年も運営してるのですか発展性のない安定ばっかりのいい会社ですね、と。
ぬれて困るという課題が明らかなのならば改良すれば経営に貢献できるというのが普通の社会というか会社の考え方ではないのですか違うのですか。困ったものです。
まあそれはそれで。しばらくあそぶ。

(2005/08/07)



★ねこでございます。
いや驚いた。
どーもうちのHPの日記を見て、その批判をしているサイトがあるということを知りました。
わざわざ。
まあ、去年くらいの情報みたいなんですがね。つるしたつもりで自分正義の断罪をやって調子に乗ってるみたいヨ。というか、一個人の、それもメインコンテンツでもない日記に絡んでくるなんてなんかの私怨ちゃんですかね。別に恨みを買うようなことはしとらんのだが。
「クソつまらない」なんて批判するくらいなら見なければいいのに、そのうえ批判ですか。お手数ご苦労さまとしかいいようがないですが、なんか、「長い」ところでまず不評らしいです。後、暴言が多いと不評らしいですが、「ばかをばかといえない」世界はごめんですな。暴言もなにも根拠なく吐いてるわけじゃないし。
そもそも見てくれと頼んでるわけじゃないんだから見るなよ。

というか、この程度を長いといっている人は小説なんか読めないでしょう。文章としては長くなんかない。・・・「つまらないのに長い」といわれたらそれはしかたがないが・・・。こちらとしては「読むな」としかいえないよね。
それでも文句あるのなら短くしよう。mixi の方も長いと不評なのでこれから短くしようと思うわけ。
まあそういうかんじ。

(2005/08/04)



★ねこでございます。
いやなんですな、夏休みに向けて地図を見ていて、この年になってはじめて気がついたんですが。東京の八王子市って立川市の南側なのな!
いままでずっと八王子市は立川市の北側だと思ってました。
だってたぬきとか出るっていうしな、奥多摩桧原村に近いと思ってたんだヨ。長い間東京に住んでいたのに、結構いい加減だね。そもそも23区とか知らんしな。渋谷とか原宿、六本木がどこにあるのかも知らん。というかな、そこに住んでいると、「まーそのうち一生に一度くらいは行くことあるっぺよ」と思って結局行かないんだよ。まさか大阪に就職して東京に縁がなくなるとは思わなかったしね。

ただ、これはなんともしがたいのだけれど、やっぱり情報の発信は東京が中心だってことは最近感じますな。ときおり「地方発」のものがニュースになるってことはそれだけ東京が「東京発」であるのが当たり前のように思っているってことで、「お、地方が珍しく情報を発信しているぞ!」とかいう感じなんだろうからね。
かくいうねこの会社なんかも、でかい発表は東京でやることが多い。展示会とか、ほら、コミケも東京でやるじゃん。情報の発信も、オタクの中心も、やっぱり東京なんだ! いや別にオタクの中心が大阪でも扱いに困るんだがな。
良くも悪くも、口火を切るのは東京である、ような気はする。
といって、若者が東京にあこがれる気持ちというのはいまだにわからない。確かに、なんか品物を手に入れようとするのならば、東京が一番手にいれやすいとは思う。便利だとは思うけれども、でも今はネット通販とかあるし、情報もネットでほとんどタイムラグなしに伝わるわけで。つまりそこが「東京にあこがれる」ことの本質ではないということだ。もっとこう、あこがれるにふさわしい理由があるはずなんだな。
ひょっとしたら東京に最初からいる人間にはわからん理由なのかもしれんが。
オレ様はどっちかというと、補給線さえ確かなら、思いっきりずんどこな田舎に住みたいクチなので(補給線が確かなのは田舎ではないか・・・)、なんつーか、朝起きてきつねさまに、夜はたぬきさまに挨拶しておやすみ、そんなんでいいやって思うわけで、都会の雑踏っぷりとかがあんま好きではなく。

と、まあ大した話題もなく、去年の日記を見直していたら、去年はちゃんときもすいつきのうなどんを食べていたようです。とすると880円のパックうなを食べたのはおととし・・・?
いかんなあ、どんどん記憶がいい加減になる。
しかも去年は夏休みを仕事の関係で一週間遅れでとっていて、そんで自宅の引越し、部署の引越しを立て続けにやってかなりハードな夏だったようです。っていうか自分で体験したことなのに「ようです」もないもんだ。なんかもうすげー大昔の出来事のようだけれど、まだ1年経っていないんだね。そんでもって初めてオートバイでコケている。そのすぐ後、ぱぱねこの車に同乗していて事故に巻き込まれた。で、引越し早々先行き非常に不吉だってんで、神主さんをお呼びしてお祓いをしたんだった。
そうだそうだ、思い出した。
やっぱり日記って大切だね。特にその日に起きた出来事を書いておく日記というのは、結構後で読み返してためになるというか、参考になるというか。同じ轍を踏まないための。
雑感みたいなのは、あんまり役に立たない。まあ、当時はそんな馬鹿なことを考えていたんだ、ああ恥ずかしい、と、頭を抱えるくらいで。それもまあ、人生ねこ生なのだけれども。Web 上で日記を残し始めて通算で50ヶ月くらいにはなっているみたいで、それはそれですごいな、と思う。最近は雑感ばっかりで、特記すべき出来事もないのが平和でもありつまらなくもあるのだけれど。
まあそんなかんじ。

(2005/08/03)



★うよー。ねこでございます。
もうすぐ夏休みですなぁ! 学生諸氏はとっくに夏休みを満喫しているわけですが、オレ様たち社会人はこれからですよ。まあ、お盆が明けてみんなが休み終わってからが休み、という職業も世の中にはあるわけで、世の中いろんな休みのパターンが存在するわけでございます。
個人的にはもっと夏休みを長くしてほしいとこでございますが、まあ、大学のときよりは長いのでよしとしなくてはなりますまい。あ、大学生が休みが長いというのは迷信ですヨ? 世の中にはろくすっぽ休みなんかないような学科も、あることはあるのです。
そんな学科いって必死に勉学にはげんだからって、社会に出てからそれが報われるわけじゃないのが人生ねこ生のアレなところですが。あー、どうせ役に立たなくなる知識だとわかっていれば、もっと大学時代はぐだぐだ遊んで暮らしたかったかもー。まあ、好き勝手に生きられるような環境でもなかったってことで。
ソフト屋をやめてわかったんだけれど、別に人生ねこ生、そんなにきゅうきゅうしなくても生きてはいけるのだよね。もともとソフトで食っていくのには向いてなかったんだろうなあとは思うのだけれども、体を壊してみるまでそれがわからなかったのだからばかばかしい話ですよな。
終電乗り遅れそうな(いや、乗り遅れた)時間までキーボードとにらめっこしたり、何ヶ月も缶詰でデバッガと向き合ったりしなくても、ごはんは食べられるし、おもちゃで遊んでいられる。なんつーかね、そういうビシビシに追い詰められた生活していると、自分までコンピュータの一部になってくるようというか、ギスギスしてくるというか機械の一部になるというか・・・まあ、あんま生きてる実感がなくなってきちゃうわけで、半ば追い出されるような転属の話に飛びついたのはそれがいやだったからかも。

いや、世間には現実にそうやってビシビシ自分を追い詰めて、ソフト仕上げている人がいるわけで、そのおかげで携帯電話でもパソコンソフトでも世の中に出てくるわけなんだがね。オレ様はそうやって追い詰められるのには不向きだったと。それだけのことです。ストレスに強い弱いというのは、こればっかりは現場でトレーニング積んだところでどうなるものでもないからにゃー。
しかし多かれ少なかれ、どんな仕事にもストレスというのはついてくる。とすれば、ストレスばっかりの日本というのはホントに生活しやすい国なのかな? とか思っていたりして。ファミコン(古い)がなくても、携帯電話がなくても、もっとストレスの少ない生き方のできる国があれば、そっちへ行って永住してしまうのもひとつの生き方なのではないかと。
それのスケールの小さいやつで、田舎に入って暮らすというのがちょっと前にはやったことがあるようですが、あれは実際どれだけ成功したのだろう。脱サラとかいったっけ? きちんと食べていく手段があるのであれば、あれはあれで悪くはないと思うのだけれどどうなのか。
テレビでまるでサラリーマンの永遠の憧れのごとくに映し出されていた脱サラの人々が、今現在ちゃんと幸せに暮らしているのかどうか、聞いてみたい。やっぱりこれにも向き不向きがあるだろうしね。むしろサラリーマンだったころの方が楽だったという人もいるかもしれん。この辺の、仕事と暮らしの折り合いがどうつくか、なんてーのは、どの大学にいるとか、どういう学科専攻しているとか、そゆ、学生さんではわからない部分だと思うのですよねー。んなこといってるオレ様にもわからないが。
まあ言ってみれば世間の大概の人間はサラリーマンなのだから、「当たり前のそこ」から抜け出すというのは容易ではないわけで。やっかんで足を引っ張ってくるやつもいるだろうし、世間のしがらみっつーやつもあるだろうしな。
愚痴をたれながら結局は会社に飼ってもらわざるをえないオレ様あたりからすると、そういう、脱サラなりなんなり、新しいルートを開拓して当たり前の世界からよその世界に出て行ったひとというのは、やっぱり尊敬に値するかもしんない。ただ、開拓して出て行っても仕事しながら毎日愚痴ばかり、サラリーマン時代とあんま変わらないってのは勘弁だがなー。
まあ、そういう、抜け出すだけのスキルを身につけられたというのは見習うべきではなかろうか。普通に考えたら仕事だけで手一杯のはずなので、そういうとこ、うまくやったなあ、オレ様にもなんかコツ教えてくれよ、という感じだね。・・・スキルを手に入れたからといってサラリーマンを抜け出す根性があるのかといわれると多分ないとおもうのだが。
たとえばサラリーマンをやめて他のなにかそういう脱サラな新たな仕事に就くことで、それまでは持っていた「給料が安定してもらえる」「ボーナスがある」「きちっと休みがある」という部分を放棄してしまうことにもなるわけだからにゃー。それと引き換えにできる仕事かどうか、そういう「賭け」な部分がある。
オレ様はそういう賭けごとに関してはむしろまけいぬぐみなので、やっぱり安定志向に行ってしまうのかなー。むしろ賭けに勝った、かちねこぐみの意見を聞きたいところですにゃ。
って、どういう職業がかちねこなのかよくわからんですがな。ゲーム開発だってれっきとした企業のサラリーマンだし、漫画家だって出版社に対するサラリーマンといえなくもないし、「クリエーター」といわれる人も世間で思われるほどに自営業でもなくサラリーマン色が濃いのではないかと思うのだがどうなんか。
じんせいなぞだらけ。
そんなかんじ。

(2005/08/02)



★ねこでございます。
いやーもーすげーっつーかなんつーか、ですわ?
オレ様の担当商品が、本社のお偉いさんの手により勝手に「気合い入れて売っていこう製品」に指定されたらしくて、まあなんつーか、それだけならば別になんともないのですが、「気合い入れる」ってことは製品の完成度が厳しくチェックされるわけで、ということは(普段は手ぇ抜いているってわけじゃないけれど)よりいっそう、製品自体の品格っつーか完成度っつーか、まあ、本体だけじゃなく、梱包も、取説も、トータルで激しく厳しくチェックされるって具合になったわけです。
まあそういうわけで、とりあえずのオレ様の仕事は本来なら今日、終わっているわけで、事実完成したブツを関係部署に発送して「ハイ終わり!」のはずなんですが、そういう製品に指定されたことで、また何重にもチェックがかかってきたり手直しがあったり・・・というのが、9月末まで続くのが予想されるのですわ。ええ。
ただでさえこの部署では新入社員扱いなのだから、さっさと仕事の種類をこなして経験値を稼がないといけないのですが、まだこいつから離れられないのかと。えー。やんのかこら。えー。

後、面倒なのがパソコン関係。オレ様が来る前までは、全部セットアップは業者に頼んだってーんですね。だから、設定はどうなん? とか聞いてもわかんねーのよ。新しいパソコンを買うたび、新しいソフトを導入するたび、なんか手探りでやんなきゃならん。
大型複合機のドライバを入たりしたときとかね。「いや、このCD使ってインストールしてたで」と言われて調べてみたら、どう考えてもそのCDには単なるプリンタドライバしか入ってない。肝心のユーティリティが入ってないのね。物理的にはもう1枚くらいはCDがないとつじつまが合わないのだけれど、「業者が」っていう。仕方ないからインターネットからドライバを拾ってくるわけなんだけれども、まあそれはいいとして、複合機のネットワークへの接続状況がわからん。
どの枝にどうぶら下がってるのか知ってるのは業者だけだっつーので、手探りで入れる。もう何がなんだか。企業というのはこういうもんなんだろうか? 前の部署ではネットワークへの配置からなにから全部自前だったので、ドライバ入れるにしても必要な情報というのはすぐに手に入ったわけなんだが、部署が変わると、そういう部分というのはあっちゅうまにどっか行ってしまって、外注丸投げって感じです。
まあだから外注さんがごはんを食べるネタがそこにある、という話ではあるのだけれど、実際、なんしか知識のある管理者が一人社員にいて全部やってしまうのと、外注さんに丸投げてしまうのと、どっちがコストがかかるのか。まあ、外注さんに投げても、それでも社員さんには他の仕事をやってもらいたいとか、そういう感じなのかもしれない。するとそんなことをやっているオレ様の立場は微妙に微妙なのだけれど。
なんかこういう細かい仕事ってのも、給料のうちなんですね、そうなんですね。
仕事があるうちが華ですよー。ホントかな。どうかな。どうだろう。
身近に、いろいろ仕事という面で不遇なひとが大勢いて、その苦闘(してるひともしてないひともいるが・・・)を見ているので、まあ無難に正社員なのは本当に無難なのではないかと、最近はそう思うにょろ。お給料をもらえていなければ、おもちゃも買えませんからな!

おもちゃといえば、えー、SDガンダムの最新作「ガナーザクウォーリア」とかいうのを買って組んだのだけれど、・・・なんだな、やっぱりガンダムSEEDのロボットは、かっこわるいよな? とか思ったりしたわけですよ。だってかっこわるいじゃん! というか、オレ様のセンスが古くて、今はああいうのがかっこいいになってしまうのか? にんげんのキャラクターも(もにょり)だし、なんか「SDガンダム」ってブランドで買ってしまうけれど、個人的にはこいつらガンダムじゃねえやと思うし。
噂ではシナリオで視聴者にそっぽ向かれ、おもちゃの売れ行きでおもちゃ屋さんからそっぽを向かれ・・・という状態らしいですが、なんかこー、なに? 新型ロボットが、旧型に存在感とか活躍っぷりで食われてるって話だそうで、そいつぁ駄目だー。
個人的には「ザク」とか「ドム」とか、過去の資産に手ぇ出した時点でお陀仏だと思うのですが、模型雑誌とか見てもあいかわらずガンダムメインっちゅーか半分以上ガンダムSEED関連記事ってのはもはや一種の信仰か何かですか? みたいな。雑誌は躍らせようとしてる、ってことですかね。踊ってしまうか笑ってしまうかはひとそれぞれだけれども。
そんな具合で最近の模型雑誌はつまらん! と言ってみた次第。

(2005/08/01)





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