ゆったり腑抜け日記
〜それは河の流れのよオに〜
Diary of the cat wants to go so easy and dullard.
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あーえっと
新年おめでとうございます。
また前回の日記から結構な時間たってしまいましたな。
まあ見る人もおらんわけで、忘備録でしかないのですけれど。
去年は何もゲーム開発に関することはしなかった感じですな。
一つは格ゲーに変わって作るゲームは何かと考えてたら何もしないで年を越しちゃったと。
格ゲーはね、あれ、もう駄目ですわ。
ダメというのは、一つはコンボゲーばっかりになっちゃって、ルートを覚えてるやつが
強い、最適解を持っているゲームばかりになっちゃったこと。
何にも知らない一見さんがぱっと入るには敷居が高くなりすぎた。
というより、格ゲーやってたやつでさえ、もうその最適解を探すこと以外にプレイする意味を
見出せなくなった時点でジャンルそのものが終わったわけです。
メーカーは今のゲームデザインを思い切って変えるようなことはしないでしょう。
しないので、同じようなモノは何種類か出るかもしれないけれど、どれも楽しませようと
するメソッドは一緒で、Aじゃ面白くないからB、Bが向いてないからC・・・という選んで
プレイすることができなくなってるわけです。
つまり、AいってもB試してもCに逃げてみてもメーカーがプレイヤーに要求することは同じ。
こっちの方がプレイしやすい、システムが好み・・・そういうものが一切無視されて、 現状です。
だから、e-スポーツの観覧する人は増えてもプレイヤーは増えないだろう=個人が格ゲーを
作っても売れませんね、ってことです。
あと一つ、格ゲーは作るのに工数が異様にかかります。
そんな長い時間一つのゲーム作るより、小規模なゲームを連打した方が、お小遣い稼ぎや
名前を売るにはいいってことです。
自分の例で言えば、開発に4年かけたWindows用格ゲーより、20日で作ったAndroid用ミニゲームの
方が稼いでます。
まあモノの見方はいろいろですけど、自分とこはそういう結論に達したので。
で、なんかゲーム作ろうにもネタがない、でも何かしないともったいない。
ということで、ペンタブ使ってお絵かきやアニメーション作る練習してました。
この辺はツイッターでちょこちょこ成果を披露してるけれどあまり反応もなく、
やってる意味あるのかなとも思うのですが、まあもうドット絵をポチポチ打って
ゲーム開発でもないということで、デジタルお絵かきをやってみてはいるわけです。
成果が出るかどうかは知らん。

ウサも自分のホームページ持ってたりするわけですが、個人でホームページを持つ
意味合いもそろそろなくなってきましたかな。
ログを見るしかないんですけれど、ユーザーが見るの、大体1ページ10秒とかそんなもんですよ。
自分に必要がない情報はどんどん飛ばす。
自分が読むべき情報があっても、観て脳に入ってこなければスキップ。
ここら辺、家電品の取扱説明書が付属してるのに読まないのと似てますな。
で、こっちは1ページ10秒と見ていないページを力入れてメンテしても収入にはならないので
やる気はなくなる。
ホームページという文化的な形態が終わる。
まあ当たり前の流れですなあ。
SNSとかで水洗便所のうんこみたいにさっと流れていってしまうよりも必要な情報を置いて
おくにはいいと思うんだけれど、これまで盤石だと思ってたプロバイダが運営停止したり
するのでホームページも永久に記録を残せるわけではない。
なんというか個人的な記録の残し方が変わってしまい、何年かして振り返ってみたら
空白の時代ができていた・・・って感じになるんではないかと思ってたりしますよ。
スマホのガチャゲーが増えたけれど、運営が終了してサーバーや実行環境が失われて
しまえば復元する手段はない。
今も半年で終了したゲームとかすでにあるけれど復元も記録もない・・・ってことに
なりつつあるわけで、いい時代だとも言えなくなってきたなってことです。
といって、普通の人は「今のサーバーがつぶれたら次のサーバー探してデータ転送して」
というほど強いモチベーションがあるわけじゃない。
後の時代でそんなに自分のページにあったことが重要か?とは思わないからです。 古代の、なんかのかけらに書いた請求書みたいなのが今となっては貴重な資料だったりする
のと一緒です。
ゲームメーカーが気づいたときには手遅れなんだと思うけれど。
まあそんな感じで。 実生活の方が不安な状況になってきたので、これからもいろいろモノを作っていけるかは
わからんけれど、そんなことを思ったりはしたのです。 そんなかんじ。

それでは。

(2020/01/01)


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