ゆったり腑抜け日記
〜それは河の流れのよオに〜
Diary of the cat wants to go so easy and dullard.
-It likes a gentle stream.-


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To the world of 'Dragon Hunter'開発中


★どうぞおあがり? おまかいですが。ねこでございます。
とうとう耐えられずに2、3日前からクーラーをばつけてしまっているのだけれど、いやもう、暑いですな! ちきゅうほんはんばーです。涼しいスタイルで仕事し効率化を計る=「クールビズ」なんてコトバが登場しているそうだけれども、国で推進するとかなんとか? まあ、ウチの会社の馬鹿人事みたいなにんげんがいる限り浸透はしないでしょうがね。

馬鹿っぷりというのは、まあ、例えば、ウチの部署あたりは結構服装自由なんですが、あるとき大阪にいるにんげんに対して急に関東にある工場への応援要請が出た。内容は、製品不良が出たので、出荷する前に梱包といて、全部修正しなおす、という、聞いただけでも結構手間なものなんだけれども、なにせ急な出来事だったのでみんな着のみ着のまま出張ってことになったわけ。まあ、ほとんどがそのまんまの服装でいったわけよ。そうしたら後から人事通達とやらで「出張はスーツが常識です!」って馬鹿なメール流してきてさ。緊急だからとひとがとるのもとりあえず駆けつけてみれば(しかも仕事の内容はスーツなんか邪魔なだけの肉体労働なのに)そんなことほざくのかお前ら、もうお前ら首でいいよ、ってなもんです。
現場を知らないにんげんが現場を指示するって怖いですよにゃ。
ま、こんな人事が平気で給料貰う会社がある以上、いくら「クールビズ」とか横文字でかっこつけても「人事通達! スーツが常識です!」で終わりだろうね。というわけで、あいかーらず今日も会社のエアコンは寒いと、ま、こういうわけだ。新聞の投稿欄にも、「いや、スーツはきっちり身につけて、それでクーラーは多少寒くするくらいでいいんじゃないか」なんて投書が(これも投稿者は脳みそ固まりかけのじいさんだよ!)あったりして・・・暑いのに厚着を推奨するって言うのはどういうことなんかね? どんだけメリットがあるのかきっちり説明してもらおうか。というか、ここまで頭が悪いって、もう半ば犯罪だよね。
個人的には、夏は夏で体を冷却する対策をしっかりやって、その上でクーラーの温度下げてくれと。省エネとかそういうんでなく、まずひととして頭脳で考えてくれと。そう思うのでありますよ。だから「クールビズ」って考え方自体も(お上が言い出したってのと横文字ってのが微妙な気もするが)悪いとは思ってないし、ネクタイの有無とかその程度でうだうだいうような企業はどうせ能率なんか考えてなくて省エネってのも掛け声だけに決まってるだろうし・・・。

ええ、大企業の「省エネ」なんてそんなもんですよ。言わないよりは言ったほうが立場的に見栄えがいいから言ってるだけ。観葉植物みたいなもんですよ。夢のない話ですが。本当に省エネなシステムなどの画期的な発明は、だから大企業よりもガチで取り組んでいる中小企業のどこかから発表されるんではないかな。オレ様としてはその方がプロジェクトXふうでドラマチックで美しいと思うのだがどうか。

しかしもうせみが鳴いているところがあるんだって? 素晴らしいですな。ちきゅうほんはんばー! もはや梅雨であるつもりはせみにはないらしいなー。個人的にはせみは好きではありません。なんか物悲しいところがあるので。あんなに情熱的に歌ってみても、夏の終わりとともに消えてしまうはかなさがたまらないのです。花火も物悲しい。どんぱちどんぱち鳴っている間はよいのですが、最後の一発が終わった後に戻ってくる静寂が寂しい。夏は情熱的に一途に燃える季節でもある反面、ふと訪れる静寂が秋を感じさせて寂しい季節でもあるのですよ。

結局のところ一番得をしているのはぼとぼと落っこちたせみ=ごちそうにありつくありんこですかね。

ありんこといえば働き者ってイメージがありますが、実はかなりの数がだらだら意味のない行動をしていて、真剣に働いているのは20%程度と数的にはそんなにいないんだとか。で、その、あんまり働いていないやつらばっかりを集めてくると、そのうち20%ほどが、突然働き者に変身して猛烈に働き始めるそうです。じゃあ、と、働き者ばかりを集めてくると、やっぱり20%ほどしか働き者ではなくなって、残りはだらだら怠け者に変身してしまうそうです。
俗に「80:20の法則」ってのがありまして、「製品の80%は労働者の20%が生産する」とか「技術の80%は20%の技術者が開発する(=残り20%を)」とかいろいろな局面でこの比率がいわれるのですが、ありんこも「労働の80%は20%のありんこが行う」わけで、個人的には、どうせ同じ給料なら、できれば80の方に入りたいなあとか。20の方で散々苦労して体壊したから、後はもういいのです。80の方でのんびりやらせてくださいよ。

そんなかんじ。

(2005/06/29)



毛がりをして、「いかつい」「病人」「修行僧」などと散々の言われようをしているねこでございます。
暑くてしかたがない日が続いておりますな。
梅雨というわりには雨も少ない。買ったばかりの新車を雨でぬらすのはいやだから、梅雨の時期はあんまり乗って歩けないなー、なんてしょんぼりしていたのだけれどもとんでもない。
気分はもう夏です。冷夏になるかもーといっていたニュースの話もなんかあてにはならなそうですヨ。
しかしなんだ、買って初めて気がつく事実というかそのー。CBR1000RR 熱いわ。まあ、熱いのは前に乗っていた ZZR400 も熱いのだけれど、熱い場所が違うというか。ZZR400 は、直四らしく素直にエンジン、特にふともも辺りが熱くてしょうがなかったのだけれど、CBR1000RR はなぜかその辺よりもむしろふくらはぎの辺りが激しく熱い。しかも左側。排気管の取り回しは右から中央に抜けているので、本来どっちかっつーと右のすね辺りが熱くなるはず・・・なのだけれども、この辺はよくわからない。
センターアップマフラーってことで心配していた、しりの熱さは今のところそんなにない。おそらくもっと苦しいのはタンデムシートに乗ったやつのしりに違いない。しかしそもそもスーパースポーツモデルなんてタンデムを前提にはしておらんし乗せる相手もおらんのでまあどうでもよろしい。

ところで、今はちょっと沈静化しているようだけれども、福知山線の事故があってからというもの、ちょっと前まで、電車が所定の停車位置を通過して停止する、いわゆる「オーバーラン」について、マスコミは鬼の首を取ったように騒ぎ立てておったけれども、あれは恥ずかしくないのかと。思うわけであります。
ウチの CBR1000RR には「ラジアルマウントブレーキ」っちゅう、レース業界でも最新のブレーキシステムが搭載されていて、これが非常にというか異常に効きがよろしい。簡単に言えば進行方向に対して垂直な方向にネジ止めされていた従来のブレーキと異なり、進行方向に並行にブレーキをマウントすることで、ブレーキをかけたとき発生する、進行方向への強大な力をまっこうから受け止めてしまおうという力技のブレーキシステムなのだけれども、これがあるので、いささか無茶な進行速度でも赤信号になればぱきっと停止線で停止することができる。
さすが高性能! といいたいけれども、いやいや、普通の乗用車と普通のブレーキでもいいのだが、いったいこの世界のどれだけのにんげんが、毎回毎回赤信号で停止線でぴったり止まれているのだ? 止まれているわきゃないわな。かっこつけてマフラーいじってたりするやつとか、運動神経切れてそうなおばちゃんとか、そろそろ運転は孫にやってもらえってなじいちゃんとか、停止線を1mもオーバーして停車したり平気でしているわけだ。ゴムのタイヤ4つで接地して、鉄の車輪なんかよりはるかに制動性能のいい車でそんな体たらくの連中が、例えば1mオーバーランしたからって列車の運転手を責められるのかコラ、とかオレ様はいつも思うのだな。
そりゃ、大阪モノレールのようにホームに柵があって、扉と柵の切れ目が1mずれると人が乗り降り不可能になってしまう、ってんならわからんでもないが、普通の電車だぞ。1mずれたって乗り降りに支障はないだろう。それをぎゃあぎゃあ騒ぎ立てて、おまえら潔癖症かキチガイか、といいたい。いや、日本のマスコミはもうすでに何年も前からキチガイなんですがね。
まあ、このオーバーランによって、かならず引き戻す時間がかかる=運行が遅れる=ダイヤが乱れる=客が文句いいまくる、という悪循環があるために、鉄道各社もオーバーランにぴりぴりしてる、という話なのはわかるんですがね。数分遅れただけで「授業に遅れた、遅延証明書よこせ」とかいう馬鹿学生がいっぱいいたりするっていうし。そんなもん、ぎりぎりまで家を出なかったお前が明らかに悪いんじゃないのか? どーせ授業ったって出席稼ぐのだけが目的で内容なんかろくすっぽ聞いてないくせに。だから最近の大学生は頭からっぽだっつーんだ。お前みたいのは授業でなくていいよ。そういう馬鹿が大勢居たために、遅刻とかそういうものに対して厳格にならざるを得なかった鉄道が起こしたのがこないだの福知山線の事故なんですから、多分一番悪いのは乗客なんだと思うヨ。オレ様はね。真犯人と言い切ってもいいかもしれん。
それなのにマスコミは「オーバーランだ! 来た来た!」と騒ぐだけでちーとも考えてない。その辺もダメダメ。
乗客の態度がもっとダメダメ。こないだなんか人身事故で電車が遅れているとアナウンスしているのに駅員に食って掛かっているおやじがいたよな。いい年してマジギレかよ。おやじは「だからJRは!」とか吠えていたが、オレ様はおやじに向かって「だから馬齢を重ねただけの馬鹿おやじは!」とのどまででかかったコトバを飲み込んだのだった。いや、世の中、本当に(社会的な地位がどうとかはおいておいて)しょうもないやつというのはいるものだよ。
いや、むしろ、社会的地位がある程度あって、「世の中がある程度自分の力でどうにかなる」ようなやつが、そういう駄々ッ子みたいな発言をするケースが多いようにも思う。にんげん、偉くなっちゃうと、偉くなかったころのことなんか忘れちゃうんだね。困ったものだ。
まあいいけれどね。
ねるかー。

(2005/06/28)



というわけで、信楽3度目の挑戦。
午後から出かけて渋滞に巻き込まれ、結局時間不足でゴールにいけなかったこれまでの経験を踏まえ、朝っぱらからスタートですよ。
2時間で目標地点であった「陶芸の森」に到着。・・・50kmを2時間ってやっぱり結構時間かかってるよなぁ? 18号線がいけないのです。混みすぎ。
で、なんで信楽かというと、実はオレ様陶芸に興味が・・・全然なくてねぇ。まあ、目標地点としてわかりやすかった・・・ってのが一番かな。そういうわけで、これ、「陶芸の森」の陶芸パビリオン? みたいなの。中に入るとせとものしか置いてなくて、ウチのぱぱねこ、ままねこなんかはなんとか焼き、うんたら焼きって詳しいらしいんだけれど、全然オレ様はわからなくて、んー、まー、よく焼けているねと。そんな感じで。
これだけの広大な施設に一体平日に何人観光客が訪れて、どんだけ収入があって、村おこしになっているのか・・・と。周りを見回しても山ばっかりだし、娯楽施設があるわけでなし、住んでいる人は例えば電化製品一つ買うのでもえらい大変だな、車がないと生きていられないよな、って感じで。
まあ、多分、そうやって生活できる人が住んでいるのだろうけれど、このパビリオンの受付おばさんとか暇だろうなー時給いくらかなーとか下衆に思ってみたり。
で、せっかく行ったのにもかかわらず20分くらいで引き上げてきてしまったのだけれど、オレ様とちょうど同時にオートバイでやってきたおじさんがいて、まあ多分この人もツーリング気分で来たはいいけれど意にそぐわなかったんだろうなあ、オレ様のちょっと前に引き上げていきました。後、子供の団体がバスでやってきて、「はーい、ここはなんていう場所だか知っていますか!?」「しりませーん」なんて引率のおばちゃん(先生?)とやりとりしていた。まあ、自分もせっかくの休みに妙なところきちゃったなーとか思ってるのかもしんないなーと思ってもみたり。

というわけで、3回にわたって挑戦してきた信楽への旅も、中心部の攻略を果たしたので、ここでひとまず終わりということで。307号線に入ってからのコースは CBR ですっ飛ばすにはいい道なのですが、そこへいくまでがだるくてなぁ。まあなんですよ、実家の車とか 1200cc の普通乗用車で、「登坂車線・・・遅い車はこっち」の、遅いほうをトロトロ上るしかないわけなんですが、CBR は同じような排気量でも間違いなく「速い車」なので気持ちよくスッコーンと上っていけました。なにしろ10年前なら改造しなくてもプロのレースで優勝狙える性能だけんね。そんな車両が一般人にも手に入るというのは素晴らしいことではないですか? そうですか。

・今日の新聞の書物紹介で、三遊亭円丈氏が、J.R.R.トールキン氏のファンタジー「ホビットの冒険」を紹介しておりましたが、円丈氏の紹介文に「落語家」とだけ書いてあって、おいおい、円丈氏といったらあのRPG大作「ZAVAS」を忘れてはいかんだろ、ファンタジーRPG作家としてもひとこと書いてくれよ、とか思ったのはナイショです。ZAVASを知らん? そうですか。
メーカーページでX68用のディスクイメージがダウンロードできるので、X68エミュレーターがあれば動かせると思うのでお試しあれ。X68エミュレーターはシステムイメージもSHARPから提供されているおそらく唯一のハードウェアメーカー公認(?)エミュレーターなので、堂々と遊んでやってくださいまし。
そんなかんじ。

(2005/06/19)



★ねこでございます。
最近憂鬱度が高く、なんにもしておりませんが、まあ、日記だけはつけておこうかと。
唐突にある曲を聴こうと思って古い CD を探したら、何枚かなくなっていました。ないわけはないのだけれど、ないものはない。これで後日出てきたらそれはそれで嫌なのだけれど、しかたがないので中古 CD 屋で古いのを探してきましたよ。最近はもう 8cm シングル CD なんてないのだねぇ。たぶんコスト的に同じサイズのほうが安くつくようになっちゃったんだろうけれど、シングル CD もみんな 12cm になってしまったようです。使ってる容量を考えたらなんかもったいない気もするのだけれど、それはかつて1バイトを削る生活をしていたゆえの考え方なのでしょうかね。
で、どうしても見つけられなかった一個は、Amazon で検索してみた。・・・プレミアがついて高くなっていた。とはいえ、まあ、ウチから日本橋あたりまで出て行って買うことを考えたら、まだ通販の方が安くつくのだけれど、なんかこう、マイナーゆえに再販もかからずに苦労しているようで。今度はなくさないように、バックアップをとって、そっちを聴くことにしました。オリジナルの方はきっちりしまいこむのです。それでしまった場所を忘れたら本当におばかですが。

・はげ遺伝子は女性方から遺伝・・・とかなんとか。

唐突に関係ない話が始まってしまうのがこの日記のいいところなんだが、ともかく、わかはげ人のX染色体上に変異があるのが確認されたって話で、ホルモンの増殖が関係しているらしい・・・とのこと。X染色体はかあちゃんのものをもらってくるわけで、つまり母方の先祖がはげてたりするひとは要注意・・・・・・ってウチかよ!
ま、そういうことらしい。現在の研究段階ではね。しかし、男性諸氏のかなり大きな問題とも言える「はげになるかならないか」のかぎを、むしろ関係なさげな女性が握っているというのはいささか皮肉な話ですなぁ。
ここでぽっと思い出したのは、昔テレビでやってた「はげは嫌い!」って女性へのインタビューでね、「え・・・だって生まれてくる子供がはげたらかわいそうじゃないですか」と、いかにも「自分としてははげは嫌いじゃないんだけれど、でも・・・」みたいな、自己弁護の塊のようなイヤな感じの答えを出していた女性がおったのだけれど、どうなんだろね? 「いや、はげるのは女性方に原因が・・・」とか言われて同じようにインタビューされたら、今度は「いや、生まれてくる子供とか関係ないです、あたしがはげ嫌いなんです!」と、ホンネをいうだろうか。
で、オレ様なんだが、別にはげててもいいじゃんなあ? って思う。夏場にオートバイとか乗って、汗で前髪ぺったりになってんのを考えると、うぁー、切り落としてえ! とか思うもんな。直接の関係はないのだけれど、大学時代の部活動で、角刈りの女子がウチのクラブにいたりしたので、案外髪の毛というのは男性が思うほど「女性が男性を選ぶ要素」としては重要でもないのかもーと思っている。
もちろん、表面にふけが浮いていたりする、におい立つような「不潔」なのは、はげだろうがふさだろうが基本的にダメだろうがな。あと、バーコードなんぞやらかして往生際の悪いのとかね。オレ様ぁはげる家系だから今後どうなろうが知らんが、バーコードだけはすまいと思っておる。そんくらいなら上司にお伺い立てて、許可が出次第スキンヘッドにすらぁね。
世間的には天然のヘルメットっつーか、まあ大事なところだから毛が生えて守っているのよ、という按配なのでしょうが、じゃあはげてるひとの頭は大事じゃないのか、とか、おとこのちくびはそんなに大事なのか、むしろおんなのほうが大事だから毛がもっさり生えるべきじゃないのか、とか、疑問は感じる。

まあ、世の中不条理ってのは往々にしてあるもので。

しかし、遺伝子が相手となっちゃあ、世間の製薬会社もかなり分の悪い勝負になってんじゃないかなーと。相手はにんげんだけでなく、いぬねこうさぎ、大概の生き物の内部の挙動をコントロールしているわけですから、そいつを相手に「絶対確実、強力無比な毛生え薬」なんてできるものじゃあないってことです。自ら勝手に分泌するホルモンをなんとかしなきゃならんのだから、本格的にやるんなら最低でも頭皮の遺伝子ごと交換というか修理って騒ぎになるわけで、しかも現在のところその遺伝子だけが原因ではないのではないか・・・ということだから、一筋縄ではいかないのですよ。

ちょっと昔、お肌にコラーゲンって大騒ぎもあったけれど、結局いくら肌にコラーゲンを塗りたくっても肌から吸収されることはありえないって「科学的に」解明されてしまったため、女性諸氏にとって光明と思われたコラーゲン入り化粧品もぽしゃってしまった過去があるわけで(ぶっちゃけ毛穴に化粧なんか練りこんだりしないのが肌の生活サイクルにとっては一番いいのだが)、ま、にんげんの考えることなんざそうそううまくいくわけないってことですな。
・・・今ちょろっと検索してみたら「コラーゲン=塗る」から「コラーゲン=飲む」になってるな・・・宗旨替えとはさすがだな業者・・・。多分吸収されるときに大部分別の物質に変化するとか直接肌の方にはいかないとか、また問題が出てくるんだろうが、そういうのが解明されたら今度はどう言って売りつけるのだろうね。

ただ、一昔前と現在の女性の肌を見比べると、明らかに今のほうが綺麗ではあるので、まったくうまくいってないということでもないようにも思う(栄養状態がよくなったとか、化粧でごまかす技術が発達しただけという見方もあるが)。多分、飛躍的ではないにしろ、少しずつ進歩はしているんだよね。そうでなきゃ面白くもないし。オレ様がヨイヨイになったころにゃ、もしかしたら注射一本でしみそばかすが脱色できるような時代になっているかもしれんし、はげが絶滅してるかもしれん。ま、みなさんできるだけ長生きして、この世の技術の行く末を見てみるのも楽しいんじゃないかと、こう思いますヨ。

そんなかんじ。

(2005/06/17)



★ねこでございます。
ぱきっと。思い出したのだけれど。ZZR400 で最後のお出かけをした日(つまり CBR1000RR を注文に行った日)に、まあ交差点の信号待ちで、マグナってアメリカンなオートバイが隣にきたんよ。で、乗ってるひとを見たら、ルイ・ヴィトンのレザーパンツ(レザーなんかな?)はいてるんだな。「え? ヴィトン!?」とか思って顔を見ると、これがもうたいしたおばちゃんでね。バイザーをあけて「いやもう、免許とってまだ一ヶ月なのよぅ、怖くて怖くてぇ」とか話し掛けてくるのな。「がんばってくれッス! てひひひ」っていってオレ様左折、おばちゃん右折でそれっきりなんだけれど、元気してるかな?
免許とっていきなりマグナの新車ってチョイスもなかなかのものだけれど、あの年で新しいことにチャレンジしようって根性もすごいと思うのだな。そういうおまいさんは最近なんか新しいことに挑戦しているのかと。そういわれるとしていないんだな。やりたくもない仕事をして、じめっと帰ってきて、ビデオ見て、ちょろっと PS2 の「A.C.E.」をやって。「ドラグナーとエルガイムが出る!? 買え!!」で買ったのは発売日当日なんだけれど、始めたのはごく最近なんだな。
いやもう、あの戦艦が浮遊してるステージクリアできないんだ、ってそれはおいといても、なんかに挑戦するということがないんだなぁ。もちろん精神的にそんな状態にない、ってのもあるんだけれど、それでも昔は若さとかいうなにかで、もう少しがんばれたような気がするんだが・・・さすがにもう限界というか。一ヶ月くらい、なんにもしないでのったりしていたい。うつ入っていることこの上ない。薬も減らないし(むしろ増えた)、何やってんだ・・・という感じで。

そんなことはおいておいて。

なんかネット上で、「ねぎま」というアニメのテーマソングを、オリコン1位にしようって計画があるんだって? もう終わったのかまだ続いているのかはしらんが、オリコン上位に入っても不当に扱いが悪いアニメの曲も、なんぼなんでも1位ならむげな扱いもできまい、って話なんだそうだ。不当に扱いが悪いというのは、なんか他の曲に比べて解説が適当だったり、曲が流れる時間が短かったり、まあしいたげられてるんだとか。
で、どこかのラジオ番組ではその曲に関してある歌手が「なくなってほしい」とかいったとかいう話で、自分の趣味趣向と合わないからって、事実上人気がある曲をそうやっておとしめる発言をするのは、番組を放送するって権力を持っているひととしてそれはアリなん? なんかひととしてイタくない? 自分の曲がそう言われたらなんていうのか楽しみだね、とか思ったりもしてて、で、今ぁ別にアニメの曲つーてもふつーの歌謡曲だし差別する理由も見つからないよなあ、と、タイトルや主人公の名前連呼だった昔のアニメのテーマ曲を知っているオレ様なんぞは思うのだけれど、その、オリコンてなー売れてるから上位になるものちゃうのか。
売れてるんだったら一般人がぎょうさん買っているわけだから、そりゃはやりモノとして番組(なのかい? オリコンってなんなのか実はよく知らんのだ)できっちり解説入れて「今こんなんのが出てまっせ〜」と、やるのが普通ではないかと。差別ってのがどんだけのものかは知らんが、まあ、差別と感じられるようなことをしてるのなら、会社としては問題なんではないかね。
そもそもオリコンって何の略? オリジナルコンテスト? そんなに権威があるものなん? まー、ムキになる人がいるってこたぁそんだけ意味付けのあるものなんだろうがなぁ。個人的には「そんなもん、自分が好きな曲買って死ぬまで聞けばいいじゃん、他人がどう思おうが」っては思うんだが。
ところがそう思って自分の好きな曲を死ぬほど聴いていると今度はカラオケとかで困るんだよなー。実はこないだ、新しい部署としての発足会とかいうのがあって、自分、僭越ながら仕切りなぞやらせて(やらされて)もらったわけなんだが、その二次会でカラオケいったのがまずかった。歌える曲なんざありゃしねー。そもそも平均年齢がオレ様よりやや高め内角なんで、そこでまずジェネレーションギャップ。オレ様が小学生中学生だったころ高校生や大学生が聞いてた曲なんざしらねー。あと歌える曲もねーのですわ。上司にアニメ曲歌わされたりしたのはかなり屈辱。
アニメの曲なんてなー、アニメオタク同士でカラオケ行って、んで、お互いに納得ずくで死力を出してがなりあう、つまり夕日の河原で殴り合って友情を確認するようなものであって、決して会社の同僚なんかと行って歌う曲ではねえ。そこをむりやり歌わされたのだから、この悔しさわかってちょうだいみたいな。
聞く相手もアニメオタクで、そのアニメを知っていて、ってのが前提なんでしょ。フツーは。それでなくても酒飲めない体質でシラフなのに、同僚社員のみなさんの前で宇宙戦艦大和なんて歌わされてごらんなさい。穴があったら入れたい、いや入りたいですよ。ええもおけたクソ悪い。
で、話はずれたけれども、まあ、そのオリコン一位を狙うには、要するにCDが売れないとダメらしくて、ですからこのページを見てるみんな、CDを買って一位をめざそう! って話らしいです。しかも、同じ店で一人が何枚買っても1票にしかカウントされないので、複数のお店で買うと吉! らしいっすよ。新聞でも記事にされたそうで、ってことはそこそこ意味はあったんじゃないかなーと思うのですがどうか。
まあ、話のネタにでも買ってやってください。その一位にする計画がいつまでやってるのか知りませんがな。

あとはそうだなー・・・本家HPは機能停止して完全に死んでるのですが、アクセスログだけ残ってて、たまーに「オタク XX(オートバイの車種)」とか検索でくるのがいるんだけれど、あれか、「XXってオタクがよく乗ってるよね」とかいいたいんか。それとも「XXに乗りたいけれどオタクって言われてたらやだし」とかいいたいんか。
自分の乗りたいのに乗ればええやんけ。お前はケーキ屋いって、ホントはショートケーキ食いたいのに、店の客が「えー、でもさー、ショートケーキって馬鹿がよく食べるケーキだよね」ってのを聞いてモンブラン買っちゃうタイプか。まあオレ様じゃないから別に好きにすれば? って思うんだが、せっかくお金出して食べるケーキがショートじゃなくモンブランでいいのか。いや別にモンブランに含むところはないがな。
以前、あるドラマで有名俳優が乗っていた TW という車種が、ドラマと時期を前後してようけ売れたことがあったらしい。らしいというのはそんなドラマ知らんから。オレ様は TW ってーと大概爆音マフラーつけて近所迷惑なやつが多いので、あんま好きではないんだが、ともかく売れたらしい。が、ドラマが終わるとぱったり。そういうものらしー。つまりモンブラン買いが大勢いたってことだね。おまえの本当に食べたいのはなんなんだ? モンブラン本当に食べたくて買ったのか? それとも食いたいのはそもそもケーキですらなかったんじゃないのか? とね。
ま、ローン組もうが現金一括だろうが、それに乗るのは自分なんだからかわまんがね。はやりすたりに自分の好みを曲げて追従するのは、後悔する事も多いんじゃない? と思うよ。ことにドゥカティとか CBR、ZX、YZR なんて本家HPでも名前を挙げたあたりは、彼女を後ろに乗せてツーリング行くために買う・・・って車種じゃあないから。ま、よく考えて目的と趣味の一致したところで新車でもなんでも買ってくれと。

そんなぐあい、かもよ。

(2005/06/10)



★ねこでございます。
ようやっと半年近くもかかった歯の修理が一応終わったのだけれど、それでもなんかモノを噛むと痛い。ヤブ医者なんじゃないかなあと、疑念が晴れません。

今日はちょっとなんか気になったというかそんなかんじ。
なんちゅーたらいいのかなあ・・・用語を自分のイメージだけでとらえてはいけませんよーと。それはまあみんな誰もがある単語の定義というのを持っていて、それに基づいて判断をしているのだろうけれど、それが本当に共有できているかというとなかなかそうでもないなあと。うーん。・・・たとえば「マルチ」って単語でみんな何を想像するか? と。「萌え〜」な「おんなのこロボット」を連想した方は、まあそれも回答の一部ではあるけれどもとりあえず立ち去っていただくとして、たとえばDVDドライブ。DVDと一言でゆうけれど、最近じゃ DVD-RAM、DVD+R、-R、+RW、-RW といろいろあるわけだわよ。「DVDマルチドライブ」というとこのうち DVD-RAM、DVD-R、DVD-RW が読み書きできるドライブのことをいう・・・らしいんだが、一般人が「マルチ」って聞いたら、もしかしたら「全部読み書きOK」だと思うのではないかなと。専門的には全部読めるヤツは「DVDスーパーマルチ」っていうんだけれども、「スーパーマルチ」「マルチ」って言われて一発でわかる一般人はもはや一般人ではないのではないかと思うわけ。あとデュアルレイヤー(片面2層)な DVD-R for DL、DVD+R DL が読み書きできるのはさらに「DVDハイパーマルチドライブ」っていうそうで、もうなんだかわからんね。
で、その「マルチ」ってコトバは安直に公告に使っていいのか? と。なんも知らないじっちゃんばっちゃんが「マルチ」っていわれたら「万能」とか思うだろうから、「全部読み書きOK」と勘違いしてもそれは仕方ないのではないかと。そういう誤解が生まれる可能性があって、で、例えばこのドライブには読み書きできないディスクがあるのに一般大衆向けの公告で「マルチ」と言っちゃって本当にいいんですかカワサキさん、というような、まあ今回のウチの会社の場合は業界用語の話なのだけれど、そういう会議があって、あーつかれたなと。
どっちにしろユーザーに誤解を与えるような表現をしてはいかんよね。ただ同じ与えたとしても確信犯なのか単にボケかましただけなのかでも、ユーザーに対しての罪状というか、責任の重さは変わってくるかなあ。要するに会社は会社として「ウチはこういう定義でこの用語を使ってます」ってあたりがはっきりしてないと、会社もユーザーも困るんじゃないかなあって思う次第。
メモリスティックのDUOとPROの違いとかね。往々にして伝わりにくい、故意に伝えてない、いろんな情報があって困るなぁ、とか感じましたよ。っていうか同じ系列パソコンで使えるメモリスティックが違う機種があるってのはどうなんですかソニーさん。そういや最近パソコンショップにはとんと行っていないけれども、相変わらず VAIO シリーズは人気なのだろうか。アレを体験した自分としてはもはや二度買うつもりはないメーカーなんだけれども・・・。あ、あれだね、VAIO シリーズってのはイタ車に似てるんだよね多分。塗装がばりばりはがれたりフレーム曲げてエンジンつけてたり、そういうのがダメな人には全然合わないけれど、でも好きな人はとことん好き・・・ってちょっと違うか?
まあいいや。チュパカブラ様に襲われないように、かぎかけてねる。

(2005/06/08)



★ねこでございます。
ここんとこ、ずっと、DVDレコーダーに蓄積された番組を消化していたなりよ。例えば Web 散策がいろいろ小技でその所要時間を短縮できるのに対して、テレビ番組は30分なら30分必ず束縛されるので、あんまり効率のいい時間の過ごし方ではない・・・というか圧縮が効かないのだよね。むろんDVDレコーダーに装備されている、1.3倍速再生(また微妙な速度だ・・・)で流し見るというのも手なのかもしれないけれども、まあ、そんなにあせって見るのも「テレビ視聴」という姿勢とは違うのではないかと。・・・そう思ってぼんやり見ていると、テレビ番組というのは恐ろしいね、他になんにもしていないのに寝る時間になってしまった。時間を浪費するのには非常に有効かつ残忍(?)な手段であるといわざるを得ないわけです。
そんでもって見終わった後に何が残るかというと、なんも残らん。見ている最中は「ああ、面白いなあ」と思うのだけれどね。一瞬そう思って終わりなわけよ。まあその辺はいろんなひとに「最近の番組は面白いか? 過去と比べてどうか?」とアンケートでもとってみたら面白いかもしれないけれど、オレ様はそんな面倒なことはしないのだ。

で、何見てたかっつーと、以前「おもろい」と薦められていた「仮面ライダーブレイド」なのですわ。すでに新しい「仮面ライダー響鬼」とかいうのが始まってて、しかももう結構話進んでいるらしいのに、そっちは一回も見たことなくて、で、いまさら、去年の6月くらいのブレイドを見ているわけよ。つーか、今の仮面ライダー、「ライダー」っつってるのにオートバイ乗らないというか乗れないらしいので、それは違うだろと。なんか昨日見たブレイドではライダーマシンが RC211V ? CBR1000RR ? と同じサーキット(鈴鹿)で爆走してた。プロのライダーさんがゲスト出演なんかしちゃったりして、夢の対決ってやつやね。土俵が違いますってか。そうですか。
しかし、んー、やっぱ仮面ライダーはオートバイ乗らないと。あんな暑そうなコスチュームまとってあんだけオートバイ操作できればすごいですよ。さすが仮面ライダーですな。ところどころしか録画していないゆえに話もよくわからんので、そういう、運転のとこばっかり見てる。なんで変身出来るようになったのか、とか、なんでいがみあってるのか、とか、全然知らん。

で、すっぱりと話はすっ飛んでゲームセンターにいくわけなんですが、最近はプライズ系も不景気なのか、なかなかとれない設定のところが多いです。UFOキャッチャーなんか露骨に爪がひん曲げられていたりしてね。だもので、別になんぞのフィギュアがどうしても欲しいとか、このお菓子を取って食べたい(買えよ)とかいうのがないので、プライズからも離れてしまいました。
そうして、アップライト筐体のゲームにいくと、センコロとかマジックアカデミーII、メルティブラッドACを見てみたりするわけですが、メルティブラッドはいまだにコインを入れてないです。なんでかっつーと、オレ様がいくと大概ふさがっているから。しかも、なんか必ず絵に描いたようなオタクっぽい人々が席にまとわりついてグループ内で回しプレイなんかしていらっしゃるので、そこに乱入しても、どうせ人生そっちのけでゲームやってるひとに勝てるわけないしなあ、とか、彼らと同じ目でみられるのもイヤだしなあ、とか。まああれだ、見た目を気にするようになったらオタクも終わりですよ。

バーチャファイターのときなんか、なりふりかまわず(?)プレイしていたのに、最近は非常に他人の目を気にするというか、オタクの目を気にするというか、えーなんだ、違うなあと。多分昔は自分もそうだったのだろうけれど、ある物事に対する気合の入れ方っつーか気迫が違うよなあと。同じボタン押すんでも手つきから目つきまで違うからね。
・・・そんなに夢中にならんでも、っていうか自分もそばから見たら気迫が違う怖い時代があった、と思うんだがね。最近どーも、そうオタクさんたちに混じってまで遊びたいと思わないわけヨ。どーせ後でPS2かなんかで出るんだべ? とか考えてしまう。まあ、出ても買わないわけだけれど。買って元を取れるほどやらないな絶対、って最近わかってきちゃったから。
なんかね、えー、最近、オタクさんたちを見てると怖いですよ。同属のはずだのに、なんか相容れないものを感じてしまうげ。画面を見ているときの恍惚としてるというかいっちゃってる表情とか、なんか妙に得意げな動作(きっと難しい操作やイベントを達成したんだと思う)とか、もしかしたら自分も無意識にああなってるのかなあ、そんな格好他人には見せられないや、と、自分で自分にブレーキをかけているっぽい。そのブレーキをとっぱずしてぶっ飛んでいけるほどはまれそうなゲームもないというのが正直なところですが。

で、そんなオタクさんの一人がメルティブラッドをクリアしてスタッフロールが流れていたけれども、スタッフが少ない! なんとプログラマが二人! うーん、やっぱり実質ベタ移植でしたか。オレ様が大学生のとき10万行くらいのコードで動くOSみたいなものをまったく違うアーキテクチャのコンピュータに3〜4人で移植したわけだけれども、それで1年かかっていないのだから、メルティブラッドは時間かけすぎですよ。と思うのだけれどどうかね。オレ様はコード解析を少し手伝っただけで、あとちょっとドライバ書いただけなんであんま偉そうにいうのもなんだが。
まあ、あの作業人数で、パソコンでメルティブラッドやってた人々をゲームセンターに連れてきてコイン入れさせたんだから、利益はぎょうさん出たと思いますヨ(本当にパソコン版のユーザーがゲームセンターに来たかどうかはしりませんが)。筐体は大概オタクっぽい人々でふさがっているので、そこそこ収入はあるのでしょう。これで下手に続編とか柳の下のどじょうを狙って外したりしなければ、黒字かな。

しかしあれだ、最近とみに思うのは、ゲーム業界にいかなくてよかったなあと。こういうネガティブな話ばっかり。オレ様が就職戦線におったころは、ウチの大学にまでなぜかゲーム会社(大手)の求人が来ていたり、まあゲームも花盛りな時期だったわけよ。オレ様も個人的にはワクワクしておった。ゲーム業界に。それが今となってはあーた、ちょっと見れば「ああ、昔のあれをポリゴンにしたやつね」っていうものばっかり。つまり焼きなおしで、みなさんもうそこまでネタが尽きているんですか、新しいものはもうありえないくらいに出尽くしたのですかと。
PSP とかNDS、そしてじきに出てくる PS3、X-Box360、Revolution と、ハードの発表は華々しくにぎやかではありますが、それを支えるゲームはどうかというと、また古い作品の焼きなおしで終わると。そう予想する次第。というのは、性能は上がれどゲーム機そのもののコンセプトが2軸コントローラ+本体+テレビっつー、まったく変わってないものだから。プラットフォームが変わっていないから出てくるものなんてそうそう違いがあるわけがない。唯一 NDS がペンを採用していることもあってか、それを利用したちょっと目新しいソフトがぽそぽそっと出てきてはいる。オレ様が PSP と NDS が発表になったときちょっと強めに NDS をプッシュしていたのは、実はそういうハード面での一歩前進があったから、なのだよね。
けれども、今度出る新世代ゲーム機はやっぱり過去の延長で、ただ表現力がアップしました、ディスクが大容量でより多くのデータが入るようになりました、で、開発者にばっかりアピールしていて全然ユーザーの方を向いていない。そりゃー歴史は繰り返すしユーザーはそっぽ向きますわ。ゲームはデータサイズでやるもんじゃないですからな。
でも、大容量のメディアが使えるようになると、それをフルに使いきったゲーム「で、なければならない」みたいな間違った感覚がゲーム会社にもユーザーにもあるのではないかと。そんなこたーない。かつて名作といわれたものにはフロッピー1枚の容量すら使い切っていないものも多かったのだから、容量が問題ではないのだ。第一今のゲームで何に容量食うって、どうせテクスチャとムービーでしょ。ゲームの本質ではない。本質を進化させずに枝葉末節ばかりを見ているのが今のゲーム業界なのだわ。

某ニュースサイトで、新世代ゲーム機に期待すること・・・というアンケート結果が公開されていましたが、実は一番多かった回答が「もうゲームに興味ないし」って回答だったってのが如実に物語っています。もう焼きなおしリバイバルのサイクルに気づかれてしまったわけですよ。後に残るのは本当に見る目のない、グラフィックとかそういう見てくれの進歩だけにごまかされてゲームを買いつづけてしまうあまり賢くないユーザーか、大作主義なRPGマニア、ハードなゲームオタク・・・つまりどんどんマスは小さくなっていくわけです。
そうすると、ゲーム会社はより小さなマスの熾烈な取り合いを繰り広げ、あるものは淘汰され、んでもってあるものは会社を維持するために統合合併し、それでもまだダメなら今度は不要な社員を切り捨てていくことになるわけで、そうすると病人無能社員のオレ様なんかはまっさきに放り出されるのが目に見えてるわけ。で、ああ、ゲーム業界、いかなくてよかったなあと。
繰言になるけれども、やっぱり性能は今ひとつ低くてもいろんなアーキテクチャのパソコン(マイコン)があって、それにいろんなユーザーがアイデアを盛り込んだゲームを出していた10〜20年前が、一番ゲームというものについてはよかったのではないかと思うのだよね。今、画面にキャラクターを print 文で表示して、そいつをマシン語として実行するなんて手段を Visual Basic ユーザーの誰が思いつく? そんなこと理解も想像もできないと思うのだよね。理解しなくてもプログラムが書ける時代だけれども、その分工夫は失われて、ゲームも、下手するとソフトウェアそのものも焼きなおしのリサイクルな感じになっているのではなくて? つまらん時代ですよ。ええ。
やっぱ世の中新しいものは創意工夫から始まるのであって、変化のないゲーム機とゲーム業界に新しい創意工夫もへったくれも出てきはしないのではないかと、ギルティギアとメルティブラッドを見比べながら、まあ、そんな風に思った次第。
せめて外付けでいいから、新しいゲーム機では変わった入力デバイスも試みて欲しいなと思います。「太鼓の達人」とか「DDR」とか見てもそれは挑戦する価値があると思うんだがね。「太鼓の達人」を新ゲーム機で出せって話じゃないよ。そういう目新しいデバイスを出せってことよ。それだけでゲームの可能性が変化すると思うんだがね。どうかね。どうだろう。
今日はそんなかんじ。

(2005/06/07)



★信楽へのチャレンジその2。
まあ、今は格闘技の練習から帰ってきて、明日からの会社に着ていく洋服にアイロンかけたりしているわけなんですが。
昨日はまた信楽へ挑戦してきました。
いっぺん通った道なので、気持ち的には楽。今回の目的は特に設定してなくて、ムリせずゆったりまったり、休みたければ休む、引き返したければ引き返す、ということでのそーっとでかけました。
前回の到達地点は、地図で見たところ、まだ信楽の本拠地ではなく、あと2kmほどいくと美術館とか陶芸館とかいろいろイベントてんこもりだったらしい非常に惜しいところだったので、できたら今回はそこいけたらなーと思ったのですが、考えてみればスタートした時刻が前より遅かったので、きっちり帰ってくるとなると前回よりもいける場所って手前の地点になるのですね。
まあそんな具合で、いけなかったらそこまでってことでぐあーっと行ってきたわけ。
相変わらず街中は渋滞がひどくて、自慢じゃないが CBR1000RR というのは ZZR400 に比べて足つき特性がいいわけではない。つまり、いつまでたってもエロゲーの三角木馬にまたがったままのような次第で、どう考えたってそんな渋滞で止まったり走ったりを繰り返していればいずれおけつが痛くなってくる車種なわけ。ここをクリアする方法としてはまあ、渋滞の部分を早めにパスする、つまりすり抜ければいいわけなんだけれども、原チャリと違って目立つのであんまりそういうまねをしてひんしゅくを買うわけにもいかない。
で、「両足ぎりぎりでつくよりも、おしりずらして片足立ち」ってことで、停車したときにちょっと左側におしりをずらして、足の長さをかせいで、少なくとも片足はしっかり地面につけて立てばいいだろうと。まあこれは発想はよかったのですが、のちのち問題が出てくるわけです。
で、ようやく渋滞をパスすると今度はうねりうねりな山間の幅広な道路が出てくるわけで、前後の車の台数も減ってくる。しかしおまえらいったい何キロ出してんですかと。交通の流れを悪くしないために、オレ様もしかたなくその速度で走るのですが、そうすると警察にオートバイだけ捕まったりするんだよね。世の中変な風に出来ている。
その後はうねりうねりからぐねりぐねりの幅の狭い山道。トンネルでコンクリート舗装の路面とか出てくるわ、片側車線とかでてくるわ、これ本当に国道なんですか。まあ、面白いのですがね。ここであれだ、CBR1000RR というのは街中の渋滞でうなうなストレスためて走るためのオートバイじゃありませんね。うねりうねりを適度に(あるいは過度に?)すっ飛ばすのに適したオートバイですわ。その方がなんか運転してても座りがいいというか、しっくりくるというか。
渋滞でうねうねするのは ZZR の方が向いている。
まあそんな具合で、うねりうねりを繰り返していくとお茶畑が出てきて、またお茶のにおいが満ちてくる。時計を見るとそろそろ引き返しどきかなと。で、お茶屋さんならばお茶の一杯も出してくれるであろうとの思いで、適当なお茶屋さんに駐車。そんとき、対向をつっぱしっていったのがカワサキのかえるグリーン ZX-6R。うわー、今年モデルってことはあなたも新しく買った組ですね? いやー、6R なんて初めて見たわー。そのほかにも、タンデムで走っていった YZF-R1、ウチと同じ CBR1000RR しかも限定生産のレプソルカラーなどのスーパースポーツ、モトグッツィと思しき外車、ドゥカティ 999 (?)二台連れなど、いろいろ目にも華やかなオートバイが通り過ぎてゆきました。くるまは全然わかんねえ。なんつーか、みんな同じに見えるっつーか、区別つかないのだ。
みんな普通の乗用車に見えたし、ことさらスポーツカーな感じの車には出会わなかったし。
で、お茶屋さんに入っていくと、ちょうど今年の新茶を処理し終わってパックにつめたところだってんで、その新茶が一杯出てきました。予想通りかつラッキー。うん、なかなかおいしい。というわけで、買わずばなるまい。100gを2パック買いました。
時間的にはタイムオーバーなので、そこから回れ右。うねりうねりをすっとばして街中に入ってくるとまた混んでいる。なんじゃいなと思ったら、前に警察のくるまがいて、そいつが渋滞の犯人だった。悪いやつだ。
その後はなんか運転しながら携帯電話かけているバカタレがいて、後ろのガラスに「政治結社なんちゃら」ってステッカー貼ってある。ああこいつらヤ○ザですねと。運転もしまりがないし、誰も喧嘩売ってくる相手がいないと思ってちんたら気ぃ抜いて走りやがって。爆破したい気分でした。無辜の市民に迷惑かけてなにが政治結社かと。政治じゃないじゃんかと。ダサッ。
そんなやつの後ろを走ってもらい事故したらいやだなあと思っていたら、そろそろよく知っている市内に入ってきて、たまに入る本屋があったのでそこに退避。そしたらぽろりぽろりと雨が。うぁーん、こっちは新車なんだぞぅ! と思っていたらすぐにやんだ。よかった。
んで、後は変なくるまもなく、のっそり帰ってきて、ご飯食べて、疲れたから寝たのだけれど、途中で CBR1000RR の燃料警告灯が点灯したので給油しました。ちょうど走行距離 200km くらいで、13l 給油しました。燃費を計算すると、約 14.9km/l 。えー、そんなもんなんか!? スペックには 23km/l ってあるのに! ・・・なになに? 「定時 60km 走行時」? つまりなにか、60km で走りっぱなしで止まったり渋滞なしって前提で 23km/l ってことか。そんなもんなんか。うな・・・。

あ、「のちのち問題」の、おしりずらしの片足立ちの件な。
あれな、何回もやってるとずらした側のおけつだけが痛くなるねん。
今回は教習所的に左足ばっかりついていた、つまり左側におけつをずらして停車していたので、右のけつが痛くなった。つまりそれが今回最大の問題点。まあ、うまく左右を使い分ければ、前回は両方のけつが痛かったので、もっと長距離を乗っても、けつが痛くなる具合を半減できるかもしれない。
まあそんなぐあいで。アイロンかけて寝る。

(2005/06/05)





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