ゆったり腑抜け日記
〜それは河の流れのよオに〜
Diary of the cat wants to go so easy and dullard.
-It likes a gentle stream.-


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To the world of 'Dragon Hunter'開発中


★今日はもんよりもんより、ねこでございます。
まあ今日はちょっと記念すべき日かな。と。
初めてリッターマシンに乗ってきましたヨ。
とりあえずおとうとねこのZRX1100Rのおけつに乗って本屋さんとか行って、お昼ご飯食べた後で、ホンダのお店に行ってきましたの。
お昼ごはんはベトナム料理で、そふと・しぇる・くらぶというのを、食べてきました。これは脱皮直後のかにをしめて、その後で料理するというもので、全部殻ごと食べられるというもので、ええ、なんというか、さわがにのやわらかいのを食べてる感じがしました。おいしいと思います。それと、なんだ、稲庭うどんみたいな麺類を食べたのですが、香草のにおいがちょっと強くて、スープとか麺はそんなに悪くはないと思ったのですが、ちょっと日本人には抵抗があるかなと。おとうとねこは、一口食べて「いらん」とかギブアップしてました。
で、ホンダのお店で、'05 年モデルの CBR1000RR と、CBR600RR を、試乗してきました。
めっちゃ軽い!
なんかいままで ZZR でずるずる走っていたのが嘘みたいに、軽くふわふわと走れました。実際、スペック的にも子供一人分くらいは重量的に軽いので、あー、これが「スーパースポーツ」ってマシンの実力なんだなあ、オートバイってこんなに軽いんだなあと。個人的には 600RR よりも 1000RR のほうが楽に乗れました。パワーとアクセルの開け具合とが、1000RR のほうがうまいことかみ合っているかなと感じました。あと、400cc>600cc の差と、600cc>1000cc の差は、400cc>600cc の方が大きく感じました。実際 400cc は自主規制で最高出力が53馬力で頭打ちになるのに対して、600cc と 1000cc はそんなに差がないのが原因かなあとも思いましたけれども。
お店の前の直線を往復させてもらったけれども、軽く60km/h とか出て、振動とかも少なくスカスカと走れてしまう反面、渋滞なんかのときにちまちま低速で走るのはちょっと大変かなぁと思うのでした。
ZZR に比べて、ギアの入りが軽くて、ちょっと頼りなく感じました。ZZR は、1速<>ニュートラルとかもカッキリカッキリギアが入って、これはカワサキの独自機構で特許ものらしいのですが、そういうのがなくてチャカチャカっとギアがアップダウンしてしまうのが気になりました。まあ、これはこれで、慣れるとこっちのほうが楽という説もありますが。
後は、ZX-10R もまたがるだけはまたがらせてもらいましたが、若干足を下ろした状態(足つき)が、きびしいかなと感じました。10R は、販売店の人の私物で、それでもローダウンキットでかなり足つきを改善したものだったらしいのですが、でも、きついかなと。
10R は 1000RR よりもさらに軽く感じました。さすがに国産スーパースポーツの中でも最高性能を誇るだけのことはありまぅす。今回はまたがってないけれども、YZF-R1 はもう少し乗りやすいらしいです。でも、R1 は、ちょっとスロットルコントロールをミスると簡単にフロントが浮いてしまうそうで、それもどうかなあという感じ。
まあ、いい経験になったヨ。・・・というか余計欲しくなっちゃったよ。
そんなかんじ。

(2005/04/30)



★んー。ねこでございます。
細々とドット打ち。というか最近極度に疲労気味なのであんまり進まず。
いや、なんかもーね、仕事めんどくさいというか。今までよりは残業とか少なくなって楽なのだろうかと思ったら、前よりも折衝とかそういう個人的にはひどく無意味に感じる部分でエネルギーを使わないといけないのでそういう対話向けでないオレ様はしんどいのだわー。えーもう、さっさと定年とかなんねーかな。
といったところで、現在の流れからすると、定年が延長する可能性はあっても早まる可能性はないわけで、そうするとなんかもー、死ぬまで働け? そんな感じ? いやだねえ。さっさとリタイアして、のんびり老後を過ごしたいですヨ。老後といっても年金貰ってあちこち攻めまくっているいまどきのじじばばは下手な病人のオレ様より元気ですからな。これからは年金などの福祉もガンガン削られる可能性がある、不健康な食生活と暮らしで平均寿命は短くなる気がする、ので、今のじじばばが待遇的には一番よろしいのではないだろうかと思ったり思わなかったり。

そういえば今日は職場の人が「いやここ数日ウチの裏手になんかでかいいきものが出てよう、姿は見てないんだけれど、ブヒブヒ言ってたから、ありゃあいのししだな」なんて話をしていて、おお、高槻市よそなたもか、って感じでした。ウチの近所はたぬきがでたし、おいおい意外と大阪田舎? とか思ったりするのだけれど、まあ、東京都でも奥多摩にいけばくまもいるし、そんなとっぴな話でもないのかも。

「出た」といえば、おとうとねこの職場にゆうれいが出るという話が。

居ないはずの人影を目撃したという証言が複数あり、おとうとねこはびびりまくっていますが、オレ様は「ゆうれいなんていない!」派なのであんまり気にしていません。そもそも科学文明の申し子であるオートバイ屋が非科学的の象徴であるゆうれいにびびるとはどういうことか。けしからん。なあに、どうせ社長が便所から出てきたのを見間違えたんだ、くらいにしか思っていません。
もしか、本当にそういうものがいるというのだったら、生前有名な霊能力者だったG氏とか、ゆうれいになって化けて出てください。でないと、ゆうれいがいる証拠なんかありえないじゃないですか。誰か「ゆうれいがいる」と主張するひとが、実践してみてくれないとお話にならないのです。
多分他の霊能力者とかオカルティなひとびとによって、「いや、彼(彼女)は成仏してしまったので出てこないんだ」とかなんとか、言い訳されるとは思いますが、冷静に考えたら「いない」と考えるほうが、つまらなくはあるけれども理に叶ってはいる。で、なければ、いまごろ、世の中はゆうれいだらけになっている。あと、にんげんだけではなく、うさぎもねこも、いやいや、だにやのみ、叩かれてつぶされまくって恨みの塊であろうごきぶりとか、本当に「成仏できないからゆうれいがでる」という理屈が通るのなら、化けてでないわけがないいきものが大勢いる。

にもかかわらず、故・M川E学とかが、ひとのようなものが写っているおさしんを見て「ああ、これは動物の霊ですね」というのはやっぱりなんか違うのではないだろうか。わざわざひとの姿で出てくる意味がわからない。にんげんには「人の顔認識脳細胞」というのがあるらしく、目と口にあたる位置に絶妙なものがあれば人の顔に見えてしまうといいます。恐らくそれで背景の妙な模様を人の顔=ゆうれいと見てとっているだけではないか。でも「ごきぶりの顔認識脳細胞」というのはないので、よほどごきぶりの顔が見て取れるようでないと、写真からそれと見出すのは難しいと、ま、ぶっちゃけそんなところではないかと思います。
ただこれだと、肩にかけられている手がいっぽん多い! とか、そういうのはまだ説明がつかないわけですが。
たまにいる、ゆうれいが見えるという人も、霊感があるというひとも、多分、本人の神経的性格的な特徴が原因でそういう「見える」気がして、それを本人も信じているという格好なのではないかと思う。よ。

仕事のほうはとりあえず明日でラスト、後はGWに突入という感じで、でも持ち越しの仕事があるし、あんまり休んだ気にならないのかもしれないけれどそれはそれで。

(2005/04/27)



★今月号「サンデーGX」で「ジャジャ」を読んで、うーん、ZX-6R もかっこいいかも、と思ってしまったねこでございます。おとうとねこには「6R? へっ」と鼻で笑われましたが。
いや、ほら、買ったあとじゃないから、アレがいいこれが欲しいと、好き勝手言えるのですよ。買うまでが花ともいう。うーん。しかしお金ってなかなかたまんないね。減るときは一瞬なのに。
まあなんだ、自分にあったものを手に入れたいのなら、乗り物なら実際に乗って感覚を確かめてみるのが一番なんだがね。車だと結構展示してる車に実際に座らせてもらえるメーカー直営のお店が多いけれども、オートバイはなかなか・・・ねえ。個人経営のお店に行って、買いもしないでまたがってくるだけってのも正直悪いような気がするし。

パソコンの場合なら店頭で触ってみるのは比較的容易です。し、店頭でいじくりたおしてもあんま悪い気もしない。大きいお店にばかりいっているせいかもしれんけれど。で、そうしていじくりたおされた挙句にキーがどっかいってしまった展示品パソコンとか見ると、「うひょー、ここがこう壊れたか、買わなくてよかった(といって最初から買うつもりはないのだが)、セーフ!」とかほっとしてみたりするのだね。
期間やいじる頻度にもよるかもしれないけれど、業務でちょっと規模のある開発とかすると、パソコンって簡単に陳腐化または潰れるので(特にサーバとかが)、新規業務のたびに新しいのを買いたし・・・って感じで仕事していたわけですが、店頭展示で壊れるというのは正直申せばもっとハードな業務で使われるともっとあっさり壊れてしまう、ということです。つまり、お客さんにいじられた程度で壊れるような品物は、たとえいくら見栄えがよくても、プロの目から見たら実用品ではないということです。

・・・という話の後で気まずいのだけれど、東芝の「Libretto」ブランドが復活するそうですナ。
東芝はハズレを引いたときにサポートがよくないのでダメージがでかいとか噂も聞きますが、昔 Libretto 70 を使用していて、結構長持ちしてくれたので、そんなに悪い印象は持っていないのですよ。で、Libretto といえば小さい軽いが特徴なのですが、今回重さは 999g とか。つまりパナソニックの Let's Note R3 と重さでいえば同レベルです。ソニーの VAIO U が「使うことを考えたらもう無茶ですこれは」というサイズだったのと、最近あんまり小さい画面では使いづらいというのがあるので、まあほどほどに、とか思っています。
それでもってもしよければお店でいじらせてもらえたらなあ、とか。不思議なことに最近は店頭展示品が置いてあってもすでに出荷が終わっているとか在庫がないとかいうパソコンもあるんだよね。DynabookSS SX がそうだったっけ。欲しいと思って販売開始日に行ったら在庫がない、ちょくちょく通ってたら「もう生産終わりました」になった・・・と。
いまある Let's Note W2A がまだ当分動きそうなので買い換える予定はないのだけれど、まあ、いろんな種類のものが見られるというのはなんでも楽しいものでありまうす。昔に比べると「そのパソコン固有の機能」というのはぐっと少なくなって、それぞれのアーキテクチャの違いを楽しむというのはなくなりましたが、デザインの違いを見るだけでもそれはそれで面白いんではないかと、最近は思うようになりました。今のパソコンは(特に特化した目的がなければ)基本性能はみんな同じなので、自分とこのパソコンの独自性をどこにおくか、という企画コンセプト自体変わってきているのだから、そういう面で評価してもいいのではないかと。

ま、評価だなんだとえらそうなことをいってはいるけれども、ぶっちゃけなんか面白い機能があればつかってみたいというのが本音なのですが。

そんな具合で、これから変わっていくといいなあと思っているのはUI。もちろん、プログラムを書いたりする上で文字表示や入力という操作が変わることは(少なくともキーボードというデバイスが存在している限り、文字をタイプするというUIがなくなることは)ないと思うけれども、その他にもいろいろあっていいじゃないかと思うのですヨ。
そんな経緯とはあんま関係なく、こないだ知り合いの人と、今流行ってはいないけれども、音声合成の話を少しした。割とありがちな音声を使ったUIではあるけれど(ギャルゲーがフルボイス! ってのもそういうUIになる)、現在音声再生で対応できるUIというのは、ごく少ない有限の選択肢があって、大容量のROMにそれに対応するPCMをとりあえず全部ぶち込んで垂れ流せば事足りてしまうので、わざわざ音素から声を合成するというロジックは少なくとも流行ってはいない。地道に研究が続いてはいるけれども、メインストリームではないなと。
形態素解析とかは無限の選択肢を持つ人間の音声入力って分野があるので途切れず続いていて、だから人間が声で指令を入れてやるパソコン、なんてーのはこれからも進歩していくと予想されるのだけれども、逆にパソコンから自然な声が自在に、というのはまあなかなか難しいわけです。どうも最新の成果論文でも何年前の文献ものを流用してる、とかそんな具合らしく。
やっぱり漢字の壁がハードル高いらしいですヨ。漢字の、というよりは、イントネーションの指定をどうするかって話で、出来たら「漢字は」って文章に対するイントネーションを辞書として持っておいて再生したい、「じ>し=ょ=は」みたいにわざわざひらがなで文章を書き直したりイントネーションを文章内に記述するのは避けたい、普段使っている文章をそのまま使って発音させたいという話で、その点では英文は辞書化するのが割と容易で、音声合成もそれなりのが出来ているんだけれど・・・と、いろいろ事情はあるらしい。

というか、それが自然にできるようになっちゃったら声優さん商売上がったりだなあ。

でも、にほんのおやじなんかは「めし」「ふろ」「ねる」だけで生活してたりするって説もあるし、案外合成するまでいかなくても有限の選択肢と記録された音声で日常やっていけるのかも。とはいえ自販機と「それ」「ああ、それ? うりきれ」とか問答するのも微妙ではあるけれど。
ま、なかなか一筋縄でいかないなあって話でした。
そんなかんじ。

(2005/04/21)



★うよー。ねこでございます。
会社から帰ってぼんにゃりネット散歩していたら、どこぞの番組で塩じい(元大臣)が、あるおばさんを指して「キチ●イ」呼ばわりしたのがおもっくそテレビで放送されてしまったとかなんとか局所的に話題になっていましたの。
まあそれはそれで気になったんだけれど、司会者はなんか「そういうこと(不適切な表現、といっていた)を言うのはやめてもらえますか」みたいなことを言ったようなのだ(その場面のキャプチャ動画を見ただけなので前後関係はわからないが)。それはどういうことなのか? 単に「不適切」だと、なにがどうして「不適切」なのか、とかの辺りがすごくぼやけてしまって、単に自分たちで勝手に規制したコトバを使わないでくれといっているだけにも見えてしまうのでな。
逆にいえば「キチ●イ」というコトバ・・・だけじゃなくて、他にもあるいわゆる「放送禁止用語」ってものを、いろいろごまかして言い換えるようになったその背景とか理由とか、そういうものをマスコミははっきりと説明して、視聴者に納得してもらって、合意の上で使わなければならん(使わないようにしなければならん)。ただ一方的に規制して自分たちが使わないようにしてみました、だけでは、現状ともすれ違いが生じるし、視聴者としても「?」になりかねん。使っている(使わないようにした)単語の定義をきちんとするのはマスコミの義務であると思うの、ヨ。
ある状態を表すのに「キチ●イ」という単語以上にふさわしい言葉がないのであればそう呼ばざるを得ないだろうし、どうしても言い換えなければならないのであれば定義をしっかりして新しい単語を作るとか、なにかすべきことがあるんじゃないかなあとね。それもせずに、ただある事象を見てみぬ振りでなかったようにしたかっただけなのか、コトバ狩りの一種なのか、ちゃんと理由があるのか。そこらへんがどうにもはがゆい。
・・・個人的には、確かにくだんのおばちゃんは数年に渡って近所に嫌がらせを続けるというその異常なまでの執着心から、一般レベルから見たら明らかに「いきすぎでおかしい」けれども、「キチ●イ」と言い切れるのでしょうか、単に「ねちこいウザイおばはん」の範疇で処理できるのではないかと(まあ、不眠になったとか、『傷害事件』に発展してしまったので軽く『単に』ともいえないのだけれど)。なんか判定委員とかがあって、はい、決定、というのならまあ「キチ●イ」と塩じいが言ったとしてもしょうがないけれども。でもいまのところそういう根拠はナシナシなので、おばはんの顔つき見ただけで言ってしまった塩じいはちょっとまずかったのかなあ。と(熟練の精神科医は患者の顔つきだけで病状がわかるという話もある、が・・・)。世間では「よくぞ言った!」といわれているようだけれども、まあ、少し根拠なりなんなりがある上での発言であるべきであった、のではなかろーか。
でも、それ以上に、率直なところ、そういう微妙な立場のにんげんの映像を(逮捕されてしまった以上微妙でもないのだろうけれど・・・)、顔に消しもなく電波に流してしまったマスコミこそ文句言われてしかるべしではないか。殺人犯の手錠にはいらん配慮してもざいくかけたりするくせに、正直どーでもいいおばはんの映像を得々として垂れ流すマスコミこそ自省すべし。と、あ、まあ、こう思うのなり。

・・・ま、今のマスコミには何か期待するだけ無駄か。無駄なんだよ。そうですか。

なんか話ではその「キチ●イ」発言の後に、ダメオタクさんの生態を赤裸々につづった、オタクさんつるし上げ目的が見え見えな特集とかが組まれていたそうで、いやむしろヤバイのはこっちではないのかと思ったりしたけれども、なんで取材にOKするかなー。こういう企画がテレビで放送されるたび思うのだけれど。これまでのマスコミの情報提示の仕方を見る限り、「オタク=精神的にヤバイ人、社会不適合」なレッテルを言外に貼ろうとしていて、・・・つまりそれって暗に新たな「キチ●イ」を作り出そうとしていないかい? テレビで「キチ●イ!」と連呼するかわりに芸人に「オタク!」と言わせようとしていないかい? みたいな、ね。なんつーか、今のまんまでは(というかこれからも)、オタクが進んでテレビに出るのは自ら不利な状況を生み出しているとしか思えない。冷静に考えれば取材拒否すればいいのに、それすら判断できない? それとも自己顕示欲の強さのあまりにOKした? いったいどういうことなのか? もしかして微妙なスケールのヤラセだったりしてね。

あ、マスコミといえばフジテレビとほりえもんの騒動もけりがついたようでございますが、とうとうほりえもんも「嫌いな男No.1」とかいうのにのし上がってしまったようですな。「浅薄だ」とかいろいろ理由が挙げられたらしいですが、なに、その理由をつけてアンケートに答えたにんげんだってどれだけ浅薄でないにんげんなんだかわかったものではない。オレ様には800億円を動かす男は(大胆かもしれんが)そうそう浅薄だとも思えない。それなりに動かす理由があって動かすわけだし、動かせるようになるまでに相当立ち回りを演じているはずなので、やはりそれなりに判断力とかはあるのだと思う。
大体、無記名アンケートで「オレは嫌いだこいつ、だって〜だから」って話にそもそも客観性がないので、いくら理由を持ち出しても意味がない。たとえばフジテレビの社員だけでアンケートとったら、そりゃほりえもん嫌いな男No.1になるわいなあ。という具合で、「無作為抽出アンケート」と言われても、マスコミのやることなんで全然信用できないのですよ。というか、これを頭から鵜呑みにできるやつはよっぽど素直にまっすぐ育っちゃったお坊ちゃんか、単に疑問に思うこともしない愚民か。
ほりえもんは好き嫌いとは関係ナシに、マスコミの内部でぐねぐねしていたおっさんたちを引きずり出してきたことに意味があるのだ。マスコミや芸能界の連中がいかに幼稚な感情論で動いたかというのはフジテレビや産経新聞を見たらあなた面白いですヨこれは。ここでほりえもんより先に「こんなマスコミに牛耳らせて大丈夫か?」と疑問に思うのならそれもまたひとつの「考えた結果」ですから。誰が答えたかもわからんアンケートの内容だけで「いや、オレもほりえもん嫌いだし」と同調するのも「考えた結果」だけれど。
ま、所詮フジテレビだしね。彼らにマスコミのマスコミたる所以というか矜持があんまりないのは、普段放送している番組内容からも窺い知ることができよう。フジテレビだけじゃないけれどさ。頼みのNHKも最近はあてになんねーし。それでやっていけてるというのは、そんだけ日本が平和な証拠かもしれん。
というか、問題は、どのような情報を与えられたにしろ、それを判断すべき視聴者のほうだよにゃー。勤め人やまっとうな学生ならいるはずもない時間にスタジオで「そうですね! いいとも!」なんて叫んでる番組観覧者とかを見ると、こいつらおかしいよなぁ・・・とか、素で思ってしまうのだけれど、そういうにんげんを集めてくるマスコミもいかれてるし、やすやすと集まってくるにんげんもいかれてるし、総じてにほんじんそのものが考えるということをしなくなっているのではないかと感じているわけ。下手するとこないだの中国みたいに変な情報に簡単に踊らされる判断力のないにんげんばっかりになっているのじゃないかと思ったりして。生きたまま腐っているようで怖い。
そんなかんじかと。

(2005/04/19)



Pキャラピンキーの仮予約をしてしまった・・・。発売まで飽きてなければいいけれど・・・。というか、使いようがないでしょあのパーツは。うーん。
自作のお座りパーツも複製するんだかしないんだか微妙な状態で。たぶんGWいっても手ぇつけない気がする。

今日はあれだよ、研修だったよ。
いやでもしょうがないのさ。
研修ってなんなんだろうね。よく、わからない。
というわけで、まあ、締め切りまでに揃えられる資料はひととおりそろえ終えた、感じ。ここんとこ、切ったり貼ったり、雑誌の編集部みたいな仕事内容で。ソフト屋としての矜持はかけらも見られず。というか、まあ、矜持でメシなんか食えないから、食うのに邪魔になるのならいらないんだけれどねそんなものは。
爪とにくの隙間が化膿して、両手が痛い。キーボード叩くのもイヤンな感じ。
なので、今日はおしまい。

(2005/04/18)



★うようよ、ねこでございます。
個人的にレプソルカラーの CBR1000RR がノーマルカラーより高いのはどうかと思っていたり。だってレプソルの広告入れて走ってるわけじゃんよ? CMしてあげてんのに価格がノーマルカラーより10万近く高いというのはひどいのではなくて? わかんない人は検索してみてください。
スクロール領域端でのキャラクター挙動が怪しかったのでスクロールルーチンをちょっといじって、忘れてたレバーニュートラルでの避け動作を追加。これで、理論上は「ハメパターン」「無限コンボ」と称される現象は回避されることになる・・・はず。本当かどうかはわからない。以前と判定の拾い方がまったく異なるので、実際運用で何がおきるかはまったく不明。
ただまあ、どんな連続技があったとしても、食らい状態をキャンセルして回避行動がとれるようにソフトを書いて、データもそうなっているので、多分無限はないだろなと踏んでいるだけ。あるとすれば、投げ>投げ・・・ってのが、もしかしたらあるかもしれないけれども、そこらへんはデータの作り方でしのごうかな・・・と。

ごまかす、ともいう。

というか、このキャラ、モーションが遅いので、連続技になるシチュエーションなんてほとんどないのだけれどな。後々チェーンコンボとか装備したキャラが出来てきたときにシステムが有効に機能してくれることを祈りましょう。後は、CPUキャラの動作プログラムを書かないといけない。意地悪く、かつ、「こんなんできねーよ卑怯だ!」と言われないぎりぎりの範囲を狙って動くようにしないといけない。難しい。なんかいいアルゴリズムはないのかの?
そんなかんじ。

(2005/04/15)



★まう! ねこでございます。
ソフト開発も、音楽演奏ルーチンがあっさり仕上がってしまったので、後はもう粛々とグラフィック作るしかないのかなぁという状態。いやもう、画像ではわからんけれど、音楽ちゃんと鳴っているんだってば。曲自体は借り物だけれどね。
しかし DirectX でデフォルトダウンロードされる楽器はいまいちですな。リソース消費とかを考えたらしかたないのかもしれないけれど、あんまりエフェクトとかもかからないみたいで、素で鳴っているにすぎない感じがします。まあそれでも、外部音源の機種の違いを考えないといけないとか、そういうややこしい問題を持ち出されるよりはお手軽なのでありがたいと思うべきなのだし、かつての音源環境を考えたら十二分に恵まれているのですが。

って具合で、ローポリゴンの本に LightWave3D の体験版がついていたので、それをもっていろいろいじってみたけれども、いやこれなんかすげー使いづらくねえ? Windows の基本的 GUI をまったく無視しているし、なんかいまいち狙ったポリゴンが拾えないし、おまけに本自体がマックで LightWave3D 使ったときを前提に文章を書いているので、Windows での操作とかが微妙に違っていて読みづらいったらありゃしない。ところでこのソフト、DirectX 向けに X-File は吐き出せるんだろーか? それによって今後こいつを使ってソフト開発ができるのかできないのか考えたいところ。
というか操作がねぇ・・・
それによく考えたら、いくらポリゴンといったところで、ゲームで使う場合は表面にテクスチャ貼らないと使い物にならないわけで、ということは結局2Dでテクスチャを描く工数はどのみち発生するわけだなぁ。モーションつけることとか考えたら、どうすれば楽できるんだろう。微妙。仕事でやるわけではないので、とにかく一人でもお気楽お手軽に動くブツを作れるということが大事。仕事でっつーんだったらそりゃ多少手間ひまかかろうがめんどくさかろうがやるしかないのだけれど、遊びでやるわけだから「諦めて放り出す」ということも簡単に出来てしまうので、放り出さないためにはどうすればいいのか、とか、いろいろ考えてはいるのよね。
しかしさすがに趣味程度で正規版の LightWave3D を購入する気にはならない。20万円だものなあ・・・。プロとして仕事するんなら安いけれどね。個人レベルだったら他にフリーのモデリングツールとか、いろいろあるわけで。というか、その前にポリゴンを動かせるプログラムを書かないといけないわけよ。めんどくせー。ゲハッ!
なんとかならんかなー。
そんなかんじ。

(2005/04/18)



★いんどめたしんねこでございます。
昨日はもうなんか久しぶりに寝技の練習なんかして、ええもう、寝技なんてするもんじゃないですな!
大体男だろうが女だろうが畳の上でくんずほぐれつしている様はもう既に見苦しいのですよ個人的に。柔道の試合なんかでも、立ってかけあいをしているときはまあ安心して眺めていられるんですが、どすんとひっくり返って寝技固め技に入ってしまうと、「・・・ああ、もうあの肉塊をはねのけるのは無理だのう、さてお茶でも入れるか・・・」ってな具合で、多少のテクニックがあってもt単位の重さ(100kg = 0.1t )の前にはどうしようもないというか、確かにでかい肉体も武器の一つではありますし、それで勝って全然不公平でも卑怯でもないし、「柔よく剛を制するの精神に反する」とか武道の立ち位置を云々言うつもりもありませんが。
でもなー。やっぱ見苦しいのじゃよー。暑苦しいとかむさくるしいともいうが。個人的にはもう堪忍してくれという感じ。

んでもって、また一応気にしてたので「The Rumble Fish 2」と「メルティブラッド・アクトカデンツァ」をぼんやりゲーセンで眺めたのですが、一つのグループがその二つのゲームを連コイン&回しプレイという最低のダメオタクどもで、プレイしないくせにイス占領してたり、もうダメですねこいつらは、って感じだったのですが、メルティブラッド、あれだ、キャラクターチップだけかと思ったら背景も音楽も Windows 版と同じなのね。それでもって分岐の複雑なビジュアルシーンなんかは省略っつーかなくなっているわけで、そうすると移植したエコールさんはいったいなんの作業をしたのかものすげー不思議なのですが。確か移植には相当時間がかかっていて、途中でAMショーだかなんだかに参考出展したときは「出来がいくない」とか不評を買ったらしいのですが、データ全部 Windows 版からの借り物なのになんでそんなに出来が変わったり時間がかかったりするのか?
シングルタスクにしなきゃなんなかったのでルーチン書き換えた・・・とかそんな話なら、単に 1/60 秒で回るループをこさえてそっから Windows で定期的に呼び出されていたルーチンを呼べばいいだけの話で、グラフィック表示とかはなんぼなんでも基盤リリース時に最低限のライブラリくらいはあるだろうから、それを使ったらいいわけで、それでなんでそんなに時間かけたんだか。それともオレ様の預かり知らぬものすごい特殊なプログラム作法で書き直したとか?
謎。
あと、TRF2 の方は、一人だけ動きがいいキャラがいるのに気づいた。新しい主人公ね。あいつだけ、多関節のやばいところが妙に目立たない。カヤとかボイドあたりがひっどいのに比べると、ああこれなら多関節でもいいかぁ、という感じの動き。きっと単純なパーツ分割&回転じゃなくて、コマ割りによって適切なパターンを起こしてるんだろー。ひどいのは腕に包帯を巻いたでっかいやつ。ドットの荒れがひどい。もしかして小さい画像をリアルタイムに拡大して表示してる? でなければ修正が入ってないのはあんまりだ。
もうロケテストは引き上げてしまったみたいだけれど、ネオジオバトルコロシアムはなんかやたらロード時間長かったし。 ROM ベースであれだけ長いのだとしたら、PS2 あたりに移植されたとしたら相当すごいことになりそう。遊んでいる時間よりロード時間が長かったりして。

というわけでやっぱりプレイはしてないんですが、高解像度で2Dゲームというのはあれですな、ドットでいくのはもう限界なのかなあと。動きやセルの手を抜けばあらが目立つし、データ量は膨大(面積単位できいてくるから4倍)になるし、1スプライト16色という時代でもないからそれなりに見栄えがしないと納得してもらえないし。もう素直にプリレンダリングとか、どうせならポリゴンモデルでやるのが工数的には順当なのかなと。いまどきのマシンなら結構安物でもポリゴン数そこそこ表示してくれちゃうからなぁ。少なくともプロが商売でやる分にはドットキャラを大量に用意して動かすのはあんまりうまみもないと思われます。職人芸的な部分もあるし、個人がほそぼそと趣味でやる分にはまあいいとも思うけれど。
というわけで、昨日は某副会長氏の後について「ジュンク堂」という本屋に行って、ローポリゴンのテクニック本なんちゅー実に微妙な本を買ってしまいました次第でございます。
いやしかし、旭屋書店も大概でかいと思っていたのだけれど、ジュンク堂ってもっとでかいねー。というか、本屋さんだけでこんなでかいフロアが埋まるんだ。すげー。見たこともないマイナー本とかあるしね。これだけの規模のマイナー書籍が置いてあって、それで売れて、会社としてつぶれずに経営がなりたっているというのがすごいです。まあ、マイナーでない本とかマンガとか、そういう売上がベースとしてあるからだとは思うのですが。
いやはや、すげえものやね。
きょうはここまで。

(2005/04/11)



★うようよ、ねこでございます。
画材店「Tools」で、紙とペンとインクを買ってきましたよ。やっぱりカットインとかいろいろ描かないといけないものが出てきましたので。考えてみたらビジュアルシーンとかも、昔は原画スキャン→ドットを置くってな感じで描いていたのですが、256パレットとかの制約があるので必然的になんか画像が汚いとか、ぶっちゃけ手間がかかりすぎとか問題が多かったのでございます。で、もう DirectX9 になって色数の制約もないというか、わざわざ256色に減色しても画像のサイズは減らないので無駄というか、前向きに言えばフルカラー表示して問題がない時代になったので、そんならスキャナでカラー画像を直に入れてしまえと。
コピックというその筋では有名なカラーペンがありまして、いっとき集めておりまして、その資産が使えるので、そんならペン買って原画作成してしまえと。そんな具合ですな。あ、今はコピックモデラーっつって模型のスミ入れに使うペンがあるみたいですが、もともとは「Tools」が画材として出していたコピックをプラモデル用に転用したのが始まりというかオリジナルなので、別に覚えなくても損はしませんが、最初からコピックモデラーがあったと勘違いするとアレですので。

といえばとんでもないものを発見しましたですよ。

オレ様が描いた漫画原稿が出てきました。「Tools」が「Too」という名前であったころに出していた原稿用紙に描かれているので、もう大概10年以上も前のものなんじゃないでしょうか。いったいいつのだか、日付も入れてないのではっきりしてません。
で、漫画っつーからにはなにか言いたいことがあったと思われるのですが、えんぴつ書きでざざざっと走り書きしている上に、ストーリーが途中で終わってるのです。表何枚かはペン入れしてあるのですが。えー・・・この話の続きを知りたいんだが誰か知らんかね?
というかなんで漫画なんだ?
オレ様が聞きたいくらいだわい。
わけわかんねーよ。
ゲームで実際に使用した原画とかと一緒に発掘されたので、もしかして絵の練習とかストーリーテリングの練習とか、いろいろあったのかもしれんしね。にしても、美術の成績があんまりよろしくなかった自分としては随分効率の悪い方法を選んだものです。うまい絵なんてやっぱある程度は才能の部分もあるように思うので、結構無駄なことをしたんだなあという気もします。いや、10年前から描き続けていればうまくはなったかもしれんが、それ以外にやることが多すぎましたのよ。
というわけで、知り合いに絵描きさんがいてないので、しょうがないからカットインとかも恥をしのんで自分で描くしかないのです。困ったものだ。と思って描いていたら手が脳内のイメージについてこられない、つまり思い通りに線が描けないことが発覚。いや四角も八角もないのだが。
さてどうすべえ、というのが今後のテーマ。
効果音も、「なんだ、DuplicateSoundBuffer API が実装されてないじゃん! でもなんかミキシングかかっているような気もするし・・・現状困らないからこれでいいや」という感じで、再生ライブラリが完成。ちまちまと効果音をこさえているのですがこれがなかなかうまいこといかない。いろいろツールをダウンロードしてみたのだけれど、直感的に「これだ」と思うように音が作れないというか。まあ、音の原理というやつを勉強すればいいのでしょうが。
次は暇が出来たら MIDI 音源ドライバを書いて、音楽が鳴らせるようにする予定。そうすると今度は作曲の能力が要求されるようになって、BGM 書かないといけないわけで、どんどん作業量が増えて自分で自分の首を絞めているような気も。
完成までに一年くらいかかるかなあ・・・。それまでに飽きが来て放り出すキケンもあるのですが。
そんなぐあいで。

(2005/04/10)



★もそもそっ、ねこでございます。
今日の話は「新世代のUIは携帯電話やゲームの開発会社から?」という記事。ITMedia の記事なのですが、団塊の世代がそろそろ定年を迎えるのだけれども、プライドばっかり高くて年より扱いされるのを好まない、なのでいかにも「UD(=ユニバーサルデザイン)でお年よりでも扱えるようにデザインしました!」というUIは嫌われる、これからはクールでいて「年寄り向け」を意識させない、けれども扱いやすいUI設計が必要であり、そういう新しいUIは、今までGUIの開発競争を熱心に行ってきた携帯電話メーカー各社、もしくはゲーム製作会社から出てくるのではないか、というお話でした。
個人的には年寄りは年寄り相応に無理しちゃアカンよ、と思うのですが、本人たちがいつまでも社会の中心で居たいというか年寄るのを拒否している傾向があるのがアンケートなどの調査からわかったのだそうです。しかも、それぞれの嗜好がてんでんばらばらで、ひと括りに「こういうのが受ける」という方向付けがしにくくて大変なのだそうです。よくいえば個性的、ぶっちゃけ好き勝手にやってきたわがままって感じもしますが、その子供の世代も、さらに孫の世代も好き勝手に大概バカ揃いなんで、それ以外の世代であるオレ様なんぞは結構苦々しく思っており、団塊の世代もどう考えたって年取れば体の性能も精神面も落ちてくるのだから素直に認めろや、とか、役がすんだ役者はさっさと舞台から退場! とか率直に言ってしまいたいところなのですが。
が、家電業界、特にテレビとかビデオ、DVDレコーダーのUIを見ればわかるのですが、確かに家電業界発のUIはもう(若い人相手にも年寄り相手にも)きついかな、終わってるかな、と思っています。簡単に言えばダセえっつうか野暮ったいというかかっこ悪いというか何も考えてないというか。
例えばDVDレコーダーやビデオのような、なんらかの画面にGUIを表示するような家電製品では、基本的にグラフィック表示はPCのチップセットよりも(携帯電話のそれよりも!)はるかに性能の出ないグラフィックチップで行われており、速度も特殊な効果も使いようがない代物ばかりというのが現状なので、例えば「はい/いいえ」の選択肢一つとっても修飾のないシンプルな四角ボタン・・・描画命令でいえば本当に基本的な矩形描画と文字表示だけで実現できるような・・・そういうレベルなので、最近のゲームのアイテム選択画面みたいな派手なカーソルやアイテム表示は望むべくもないのですよね。少なくとも今のままグラフィックにコストを割かない状態で製品の開発が進むのであれば。
これでUDだわかりやすいUIだと言ったところでせいぜい表示フォントをでかくするとか選択ボタンをでかくするとかその程度しか改善が見込めないわけですよ。そんなダッセーGUI、団塊の世代でなくたっていやだ。
団塊の世代以上の、現在リアルタイムにお年よりである人々は割と素直に、「もっとボタンが大きいほうが」とか「説明書がわからなくて」とか、ストレートに自分の身体能力にあったUIを求めてくるので、それをターゲットにするのは比較的たやすいです、まあそうするとやっぱり現在の家電的UIポリシーではデザイン的に野暮ったさが出てくるのはしかたないのです。
しかし、視力は衰えている、感覚も鈍っている、だからといって大きくデザインされたボタンはプライドが許さない、使いづらいのは自分の衰えのせいではなく機械が悪い・・・というにんげんを相手にするのは結構難しくしんどい。少なくとも、現在の Windows のGUIのようなものが(記事でも言っていましたが)そのまますんなりと通るとは思えないのですね。アイコンにカーソル合わせるのが難しくなってくるのだから。かといって単純に画面解像度に対してアイコンを巨大化させると、今度はデスクトップに並べられるアイテム数が減って、かえって実用的ではなくなってくる。
そうすると一発で目的の項目を選択できるようなUIの方が適切ではないかと。携帯電話の、番号キーと項目を対応させて操作させるというのはその典型ですな。携帯電話のボタンが押しやすいとはオレ様にはとても思えないけれども、少なくともマウスカーソルで物を選ばせるよりは確実であるし、エフェクトに凝れば「UD」なんて部分もごまかしが効く。ですので、多分そういう選択のさせ方と、ボタンの押しやすさと、そういった部分の進化というのはあるように思います。
ウチには某P社のラジカセがあるのですが、このリモコンがもうアホかというくらいに頭の悪いデザインでして、すべてのボタンが同じ形・サイズで(しかも小さい)マトリクス状に並んでいるのです。電源ボタンも再生ボタンも録音ボタンも同じ大きさでしかも小さい。つまりこれは全部ボタンの配置を覚えろということですか。京都の町じゃないんだから。昼間に物が見えている状態で操作するんならともかく、例えば夜中に寝床の中で明かりをつけずに「CDの10曲目が聞きたい」と思ったら、まずマトリクスの「≧10(10曲目以上の曲を選ぶとき押す)」ボタンを押して、テンキー(といってもこれも同じ大きさ・形)の「1」「0」を押して、音量調節して・・・それを全部手探りで同じ大きさのボタンからやれというのですからバカです。っつうか、ウチの場合はボタンをぜんぶはなまるうさぎに齧られてしまったので、リモコンはもう使い物にならなくてどこかへやってしまったわけですが。
これが同じP社の製品でも、例えばDVDレコーダーになると、今度はこれはちゃんと再生ボタンが大きく形状が異なっていて(DVDを夜中に明かりをつけず手探りで操作することはないにしても)、押し間違いというのはなかなかない。年を取って視力が落ちるというのは日中でも明かりがないのと同じということでありますし、記憶力もあてにならなくなるのでボタンの配置を記憶するのもしんどくなるわけですから、こういうリモコンのデザインというのもなかなかバカにはできないのであります。

なんでP社の製品ばっかりなのかというと、単に先走って独自規格を押し立てて一人だけおいしい思いをしようとするS社が嫌いというのと、音響製品の場合S社の音作りが嫌いというのと、ぶっちゃけS社の品物は壊れるという、まあごく単純な理由なんだけれども、同じメーカーのを合わせて買っていると、ポリシーの違いとかがわかって面白いでございます。ホントは別メーカーのも買って確かめればさらに面白いのだろうけれど、そんなにお金もヒマも置き場所もないわけで。
しかし同じメーカーなのにこんなにデザインポリシーが違うのはなぜ? というかラジカセの場合ポリシーすら感じられないのはなんで? まあ、でかい会社なんで、開発した部署が違うとか担当者が違うとか、たぶんそんなとこでしょう。
でも、そういうバカなリモコンを作るような感性では、この先厳しいと思うのですヨ。どうですかね。どうだろう。
家電メーカーも、まあかなり真剣にUIとは何かを考えなくてはいけませんな。考えてはいるけれど人材がいない、という可能性もあるし、部署間のしがらみとか下らないことにとらわれている可能性もあるし。ま、メーカーそれぞれ。

ゲームプログラム開発のほうですが、「ウィンドウを動かすとデバイスをロストしてそのまんま吹っ飛んでしまう」というわけのわからない不具合がありました。こいつは WM_MOVE イベントに対してデバイスの再構築を行うようにしたら、なんか起こらなくなりました。本当にこれでいいのかは疑問ですが、デバイスは結構あっさりロストするという話もあるのでこれはこれかなと。あと、MSDNの Web ページには解説がある D3DXCreateTextureFromFileEX API も、実際の SDK ライブラリには入っていないみたいで、使いたいのに使えないという現状。
それと、現在、音声の多重再生ルーチンを開発中。同じリソースが多重に再生出来ないという問題点の解決のため、以前書いたコードを持ってきて拡張する形で書き直しています。って、書き直すってほどの作業でもないのだけれど。とりあえず単発での音は出ています。同じリソースを連続再生すると画面とシンクロしなくなるというか。しかしこの DirectSound の仕様で多重化したら、メモリのフラグメントとかひどくなるんじゃないのだろうか?
で、音声なんて画面に表示できないので、今回特に画像の添付はなし。

(2005/04/08)



★うぞうぞっ、ねこでございます。
えー、オレ様がこないだ入れてもらった「そーしゃる・ねっとわーく」というのが、会員が50万人を超えた、のだそうでございます。すでに会員になっている人間のお友達しか入れないというルールから考えると、50万人というのは多いのか少ないのか微妙ですが、一日に3000万近いアクセス(ページビュー)があって、それを Perl で処理している・・・というのは、それなりにいいマシンをサーバーにしてても重いだろうなと思います。実際寝る前とか日記つけるために自分のページ見るだけでも重いこととかあるしね。

結局のところこのそーしゃる・ねっとわーくというのも、有効な(意味のある)リンクはリアル世界のお友達の範囲で終わってしまって、それ以外は普通に他所の Web サイト見たりリンク相互に貼るのとおんなじではないかと思います。
50万人もいれば有名な人とかもいるわけで(というか、たぶん最初のお友達はそういうコネとかのある有力者からスタートするんだと思う)、「え? なんでこんな有名人がウチとこにやってくるのさ縁もゆかりも接点もないのに」と思ったら、よく考えてみたら自分が先に相手方を訪問しててそのログが向こうに残っているから来て見ただけだと気づきました。なーんだ。
逆にいえば、うかつなことは言えない訳で、批判した相手が自分とこを見に来ようと思えばこられるところがこの「そーしゃる・ねっとわーく」の恐ろしいところです。・・・やつらの真の目的は我々を管理掌握することにあったんだよ!! なんだってー!!
というわけで、本当に毒のある話は本家でして、そーしゃる・ねっとわーく上では無難におとなしい話題でやりすごすのが得策ではないかと思ったり思わなかったり。そうすると、自由に発言ができる(もちろん道徳的とか常識的とか考慮しなければならない部分はあるけれども)Web 上のホームページと比べてどっちが好き勝手できるかというのはまあ考えてみればそれなりの答えが出るわけで。
さすがに某イタイ絵かきさんも「エロゲーがなければいまごろもっと人口が多いはずだ、エロゲーオタクを嫌悪している女ども、直接被害が及んでいないんだからむしろ感謝しろ」みたいなことはそういうそーしゃる・ねっとわーく上では言えないだろうなと。しかし何年前の話だこれは。今はなぜか原型師としても活躍しているみたいですが、過去を知っているにんげんにとってみればやっぱり人としてイタイやつはいくら仕事ができてもひととして尊敬できないなと。
というか、あんまりイタイことを言っていると、その知り合いとか、お友達としてその人物をそーしゃる・ねっとわーく内部に招き入れた人間まで白い目で見られるのではないかという気もしてきた。というか多分白い目で見られるのだろうな。とすれば、加入している50万人は全員が全員、誰かの保証人でもあり保証される側の人間でもあると。お互いに縛りあっているだけという気もしないでもないけれども、これはこれですごいことかもしれない。
さて、遅々として進まない格ゲープロジェクトですが、カットインを試してみた模様。絵が下手になっている。描きなおしじゃこんなもん。
しかしこのイベントドリブンってのはゲーム書きづらいねえ。不要なコードがどうしても多くなるし。WinMain とそのコールバック関数のペアなんかも「Windows プログラムを書く上でのお約束、きまりごと、キメウチです」とよく言われるけれども、それがめんどくさいのじゃ。Unix のコマンドラインプログラム(X-Window system じゃなくて)、MS-DOS のプログラムのように書きたいことだけに集中できるようにはならんのですね。
つーかマルチタスク環境ってだけで他のアプリの挙動まで考えてコード書かないといけないし。
といって、多分、昔のシングルタスク環境に戻れといわれたら戻れないのだろうな。
そんなぐあい?

(2005/04/07)



★うよよん。ねこでございます。
えー。なんかねー。古い Windows 2000 搭載パソコンで、今作ってるのを走らせる機会があったのよ。そしたら動かないんだわ。えー、こないだ W2K で動くようになったってよろこんだのはぬか喜びかぃ? とか焦って、デバッグプリントしこんだりしてあれこれ試してみたのね。そしたら、DirectX9 自体の CreateDevice API コールで落ちてることがわかりまして。インターネットで調べてみたら同じように CreateDevice が動作しなくて困ったケースがあったそうで、ぶっちゃけるとドライバのバージョンが古くて DirectX9 に対応してないと、ま、そういう話らしいです。
つまりオレ様のせいではないと。
ゲームやる人は、まあ、グラフィックドライバは最新にね。というお話。
とはいったものの、グラフィックチップメーカーがサポート放棄していたりとっくに潰れちゃってたりすると、これもまたなかなか難しい話で。特にチップの交換が出来ないノートパソコンはね。この辺はソフト作る側としても「どこまで古い機種を切り捨てるか」という話につながってくるわけで、まあマニュアルのどっかに「DirectX9 をサポートしているビデオカードを搭載していること」とか「ドライバを最新のものにしてください」とか書いておけばいいわけなんだけれども、世の中には「ドライバ? +−じゃなく?」とか本気でいいそうな人もいるわけで。
まあいるかどうか知らんがね。
とりあえずアウトラインフォントの表示が出来るようになった。というかフォントコントロール楽だ〜! 昔はいちいち GetDC だっけ? コンテキスト取得してあーだこーだやるのがめんどくさくて自前でフォントと表示ルーチン書いたのに、今回はルーチン化して20行も書いてない。これで printf と似たような感覚で表示が出来る。速度もかなり高速みたいだし、PC98 のころと雲泥の差だね。ええ、BIOS が遅くて実用にならなかったので、自分で I/O ポートひっぱたいてフォント描画ルーチン書いたクチですから。とかゆっても今の人にはわからんのだろうなー。はあ、やれやれ。
ただ、アニメーションパターンとかが320x240相当の解像度っつーか元データをx2して描画してるのでジャギーが目立つのに、フォントはアウトラインフォント、しかもアンチエイリアシングが自動でかかっちゃうみたいなので、違和感はあるな。わざと縁ががたがたになるようなオプションパラメータはないんだろうか。昔の DirectX なら一枚サーフェスを用意して(最近じゃサーフェスって概念自体使わないみたいね・・・)、そこに普通に描画したものをx2して実画面に転送ってすれば出来たんだけれど、今はどうなん? がたがたなのは流行りませんか。そうですか。
まあそんなとこで。仕事もそこそこあるので、あんまり趣味に時間かけられないのがつらいですな。

(2005/04/05)



★うぱうぱ、ねこでございます。
えっと。自作ゲームプログラムのメインコードの中で、ポインタの初期化が怪しい部分に気がついたので直してみたら、ウチのデスクトップ Windwos 2000 でもめでたく動くようになりました。素晴らしい、いや素晴らしくない。どういう事情か知らんが、W2K と XP ではアプリケーションがメモリにロードされたときに初期状態が違うってことですからな。ま、不具合は不具合なんで、気づいてよかったはよかったですが。
直近の課題としては、まああと表示系の作りこみとかスクロールの不具合とかですかね。それと、キー入力ルーチンが昔から気になってもいる。例の同時押しができないキーの組み合わせの件ね。インターネットのプログラム系サイトで掲載されている DirectInput のサンプルプログラムを見ると大概は一人用であんまりキーの同時押しが利かないとか考えなくてもいい(考慮してない)みたいなんだけれど、2人用になるととたんにあれができないこれができない云々。なんか回避方法はないんだろーか。

さて、えー、おとつい、道場の練習に行ったとき、ゲームセンターに立ち寄ったら、最新格闘ゲーム「The Rumble Fish 2」と「メルティブラッド・アクトカデンツァ」が稼動していました。どっちも見るだけでおなか一杯というか、・・・なんだオレ様格闘ゲーム飽きてるんじゃんか?
TRF2 の方はあいもかわらずアニメーションが不自然な多関節キャラクターで、人間の動きをデフォルメしているというよりは物理シミュレーションを無難にこなしているだけという感じで、あまり動きが綺麗ではない。
それと、普段のぬるぬる動く動作からいきなりキャラの座標や動きが飛んでしまう投げ処理が違和感ありまくり。もう少し、投げで引き込んだなら引き込んだなりの動作を見せるとか、工夫があってもいいのではなかろーか。こいつもまあ、新作ゆえにちょっとの間は客もついてくるかもしれないけれど、長期的にはどうかなー。一般ユーザーはどうか知らんけれど、オレ様的にはキャラクターの動きが見ていてつらすぎるのであんまプレイする気にならない。
メルブラの方は、まあもともと汎用OSの Windows であれだけさくさく動いていたのだから、ゲーム専用のハードに移植されてグレードが落ちていたりすると、これはもう移植したエコールさんの技術力を問われる問題になっちゃうので、ああもう普通に動いているなと。動いて当然ですねと。これで文句いうのは「Windows 版でつながった技がつながらない」とか「硬化時間が変わってる」とか、重箱のすみをつつくような格闘ゲームオタクぐらいではないですかね。つながらなくなったんなら新しくルート探せばいいだけのこっちゃ。昔から変わらないルートをなぞってタイミングよくボタン押していきたいだけの人はもうリズムゲームかKOFやっておいてくださいと。そういう程度の話。あなたはゲームを新規ルートを開発したりして攻略したいのか過去の惰性でそのまま生きたいのかどっちなんか。はあ。
で、メルブラはもともとが「ツキヒメ」という同人エロゲーがモチーフだそうなんで、女の子キャラが多い。その辺、「うわ、キモ」とかいってよってこない客層もいるかも。というかゲーセンにきてわざわざメルブラやる客層ってやっぱりギャルゲーオタク? どうなんかな。ははあなるほど、この派手に必殺技使って暴れている女の子キャラクターが原作ゲームでは服脱いでえっちなことされてしまうのですね。
少なくとも Windows 版を買って、それでもってほとんど遊んでないオレ様はゲーセンにいってまでやる気も起きないのですわー。アニメも細かいし、TRF2 よりもよく出来てる部分もあるとは思うのだけれどね。なんでだろ。
あ、システムがわけわからんというのはあるかも。雑誌の記事を読んでも理解できない(インストに書ききれるかどうかも怪しい)システムをゲーセンで体が覚えるほどやる気もしないのだ。「いや、奥が深いんだよ!」と力説されても「それは奥が深いってんじゃなくて単に複雑なだけでーす」とそのまんま流してしまいそう。昨日ひさびさにPS2を動かして、「スト III 3rd」と「バーチャファイター2」やって「うんうん」と楽しんで、「カプコンファイティングジャム」で「うげー」とげんなりして、何やってるんだろなー自分・・・とか思ってたりして。同じ格闘ゲームなのに何が違うんだろうねえ。
関係ないけれどリリースされて間もないゲームで妙に華麗に操作して連勝を重ねてる人見るとなんか引いてしまうのはオレ様だけかな。うわー、こいつ、リリース直後から今までひたすらゲーセンに居座ってたのかよ、とか、その練習した分をどっか別にエネルギー向ければ? とか、いくら使ったの? とか、他にもやりたい人がいるはずだのにこの人は長時間席を占領していたんだろうか・・・とか思ってしまう。ま、思うのは自由だし。ひょっとして初めてコイン入れたゲームでも華麗に操作できる達人(?)もいるかもしれないしね。

そういえばあるゲーセンで、絵に描いたようなオタク・・・運動不足からくるふとり気味(気味というかもうすでにふとってる)で、櫛の入ってない髪の毛を後ろで縛ってて、無精ひげぼうぼうで、なんかきったない格好でふぅふぅ息してるような、できれば近寄りたくないタイプの・・・が、なんぞかの小さな箱入りフィギュアをUFOキャッチャーで取っていて、いくらつぎこんだのか知らないけれど、場に置かれている景品をぜんぶ一人で取っちゃったのを見てました。場に7〜8個は置いてあったと思うんだけれど、1回200円もかかるのに平気な顔でお札ばんばん崩しては小銭つぎ込んでたヨ。500円玉x1で3回できるのに、200円x3回やってた。そんなにどうしても欲しいんならすなおに500円つっこめばいいのに。というかオレ様1回200円のUFOキャッチャーはやらんなあ。
行きにそうやって乱獲しているのを見て、食堂でご飯食べて、帰りに覗いてみたら同じおっさんが最後の1個を取るところだったので、たぶん分別のあるべき年齢であるにもかかわらず、他にも欲しい人がいるかもしれないのに、大人気なく独り占めしちゃったわけです。うわー、普通2〜3個残しておいてやるのが礼儀とか仁義ってもんじゃなくって? こういうのってオトナとしてどうなん? とか思っちゃったヨ。
そういうことをするから「オタク=キモイ、ウザイ」とレッテルを貼られてしまうのだ。昔の人は柿の木になった実を、全部取らないで、冬の小鳥のために残しておいたものです。そういう精神性がオタクにも欲しいところですな。
まあ、そういう無分別で幼稚なココロの持ち主だからこそオタクと呼ばれる、という定義のしかたもありかとは思うのですが、えー、もうちょっと成長したほうがよろしくはなくて?
なんでも闇雲に収集したりわき目を振らない金に糸目をつけないその態度こそが、転売屋と呼ばれる人々の格好の餌食になってたりするんじゃないかと思うのですがどうですか。UFOキャッチャーやゲームだけじゃなくて、たぶんアニメのグッズとか初回限定品とかそういうのも、きっちり転売で利ざやが出るように世の中が回るのも、やっぱりオタクゆえの浅ましさが根底にあるのではないかと。ええ、まあ、もうちょっと精進せえ。
つうか、上記フィギュアなんか、もしかして秋葉原や日本橋の中古ホビーショップいけば下手にUFOキャッチャーで散財するよりも安く手に入るかもしれんのだが、まあそれはそれで。
そんなぐあいで。

(2005/04/04)



★エヴァピンキー買い損ねた、ねこでございます。
っつーか、木曜に発売されて、土曜日には売り切れってどういうこっちゃ。平日にそんなに買い手が殺到したっちゅうんか。それはあれか、職務や勉学を放棄して平日におもちゃ屋に行って買ったやつが多いってことか。ええもお、これだからオタクはあかんちゅうねん。これからのオタクは、仕事や勉学は人並み以上、オサレでクールに自分の道を歩む、でないといけません。限定ものとかに反射的に食いつくようでは先が思いやられます。
っつーか、二次元で妄想できたりするわけだから、脳みその能力は高いと思うんだがなあ。そこにオサレがないのでもてないのですよ多分。

・・・エヴァピンキーも髪型パーツ以外はそれほど欲しいわけでもないんだけれどね。

そういうわけで、スゥさん、萌さん、ココロさん、替えパーツを1つずつ購入。ノーマルシリーズの再販はなんかいっぱいあったよ。んー。わかんない人にはどうでもいい話か。

というわけで(どういうわけか知らんが)、「おまいのマシンみたいな高回転型エンジンでそんなとろとろした走らせ方しとったらエンジン寿命縮むぞ」とおとうとねこに脅されていたので、今日はオレ様のマシンハスキー(ZZR400)を引っ張り出して、自宅の前のごく短い上り坂の直線ですが、道が空いていたので、9000回転まで回してみました。

へぇ、結構馬力あるのねこいつ。

といっても、ピークパワーは12000回転前後で出るらしいので、まあ多分40馬力くらいしか使ってないのでしょうが、最大が53馬力なので、そんなもんでいいんじゃないでしょうか。400ccのオートバイは、少なくとも現在売られているやつは、メーカーが自主規制ということでどの車種を選んでも最大パワーは53馬力なのです。
あと、リッターマシンでも、日本向けは、やっぱり自主規制で、100馬力でないことになっているのです。が、これが同じ車種でも、北米向けとか、輸出モデルになるといきなり200馬力近く出たりするのです。これはいささか不公平。でも、ぶっちゃけそんだけのパワーがこの狭い(しかも高速道路でも制限速度が80kmとかそんなもんで)日本で必要なのかと。なにしろ輸出モデルは200kgない車重で200馬力近く出すというマシンが揃っていて、最高速度も300km近いのがあたりまえなので、そういうのに乗っていくら日本でがんばっても慢性運動不足状態で少々かわいそうなことになるわけです。
普通の4輪スポーツカーは1t近い重さで400馬力とかそんなものですから、1馬力あたりが担当する重量(パワーウェイトレシオとゆう・kg/PS)が全然桁が違うわけです。現在性能的には最高と言われている(性能が最高でも「最速」にはならないところがミソ)ZX−10Rはパワーウェイトレシオが1.0を切っているので、足場さえなんとか出来れば重力に逆らって垂直発進が出来るというわけですな。
いやそれはどうでもよく。
要するに400ccですら十分に性能を引き出して乗れていないというわけなので、そんなオレ様がいくらお金を貯めたとて、リッターマシンを買う必要があるのかと。まあ、大型免許持っているわけだから資格的には全然問題ないのですが、そこまでする必要があるのかと、疑問にも思った次第。でも乗りたいんだからいいじゃないか、とは思うんだけれどね。現在の欲しい候補はCBR1000RR(仮面ライダーランス)、CBR600RR、YZF−R1、ZX−6Rあたり。結構ミーハーなのかも・・・。日本では微妙に不人気と言われている600ccが候補に上っているあたりがちょっと腰が引けてるのか。いや、日本で乗る分にはちょうどよさげな排気量だと思うんだがなぁ。

まあ、前の部署の中ボス(CB1300)が「いやー、ちょっとひねっただけでがっと速度出るからのぅー、これ、思いっきり回したらどないなことになるんかいのう?」なんて言っていて、なんだー、おっさんも100%性能出してないじゃん、とか思ったので、実際はそんなものなのかも。
100%近い性能を出すとどういうことになるかというのは、おとうとねこのZRX1100のけつに乗っかって体験しているのであまり思い出したくないのですが。いっぺん加速度で落っことされそうになったことがあります。ちなみにその直後におとうとねこは速度違反ではなくポカミスからおまわりさんに切符を切られました。
もともとはオレ様が「おい、SDガンダムのZガンダム買いにいくぞ、バイク乗っけていけ」と言ったことが原因なので、ちょっとだけココロが痛みます。ほんのちょっとね。
最近では二輪の安全運転講習会の先生を頼まれて断ったりしてるおとうとねこですが(めんどくさいらしい・・・)、そういう時代もあったということです。

んで道場行っての練習は、えー、「余りまくっているじゃがいもをいかに調理し消費すべきか」という命題でN女史と討論していたので、あんまり動いてないよ。しかし4月、出入りが激しい季節とはいえ、がたっと人数減ったなあ。道場の床面積が狭いので、あんまり人が多くても動けなくて練習にならんのは確かなので、一概に多ければいいってもんでもないのですが。
そんなかんじ?

(2005/04/02)



★まうー。ねこでございます。
ようやっと一週間が終わりですな! 有給消化なんぞやって勤務日数は少なかったのに、えらく疲れた。
他所との折衝が多いので気を使うわけですなあ。毒を吐きたいのをぐっとこらえるこのつらさよ。
昨日はかなり久しぶり(少なくとも年単位で久しぶり)にCマガジン(プログラミング言語Cの専門誌)を買って流し読みしてみたなりよ。特に買わなきゃならない理由はなかったのだけれど、まあ現在ってどんなもんかなあ、と思って。
・・・あんまり進歩してなかった。あれかな、会社や学校と同じで、「春になんにも知らない一年生が購読を開始して、1年経てばそれなりにプログラムの知識が身についている・・・」ってことで毎年同じような企画を同じようなスケジュールで繰り返しているのかな。
ゲームプログラムのしくみ解説なんぞもやっていて、今回はシューティングだったなあ。シューティングというのはやっぱりリアルタイムゲームの王道であるのかな。ごく小規模に作れば、ぶっちゃけ弾丸と自分と敵を一種類ずつ作れば済むので、格闘ゲームのようにバカみたいなパターン数や状態遷移のシステムを用意しなくてすむし、画面に出る弾丸の量を調節すれば敵の動きが少々いい加減でも難易度の加減ができるし、まあ作るにしても解説するにしても楽は楽なんだよね。ゲームのとっかかりとしては。

昔はキャラクターが2Dだったのに今はテクスチャ貼った3Dポリゴンモデルだったり、C で書いていたものが C++ のオブジェクト指向でかかれていたりして、プログラム全体が(アプリ本体だけじゃなくて、後ろで動いている Windows とかも含めて)やっていることは高度(?)になってスケールがでかくなっているので、おめーこれはロースペックのマシンじゃきついだろー、とか思ったりしたヨ。プログラム書こうって人間はまずロースペックのマシンでキチンと使えるものになるかどうかを検討しないといけないわな。といいつつオレ様は DirectX9 非対応マシンは切り捨てますけれどね。それでも内蔵グラフィックチップセット i855GM なんていう比較的低い性能のマシンを標準ターゲットにしているんだからいいじゃんか。というか手元にそれしかないっていうか、そこそこプログラム書ける身としては特に開発環境を選ばないというか。でも「弘法筆を選ばず」とことわざではいうものの、安物は安物なりの書き味しかないわけですから、やっぱり多少は選んだほうがいいですよ弘法さん、とか思うこともあるけれどね。

しかし、いきなりオブジェクト指向はわかんないと思うなあ。object->kill() とか得体の知れないコード書かされるよりも、個人的には、flag[object_number] = DESTROY とかしたほうが楽だし、関数呼び出しのオーバーヘッドもないんじゃないかと思うんだけれど。いや実際中でどう動いているかは知らんよ。関数コールではなく単なる代入操作とかに変換されるのかもしれんよ。ただコードを素直に読むとそう読めるってだけで。

それとも今は学校のカリキュラムでいきなりオブジェクト指向プログラミングをやらされたりするんだろうか。記事の中で「付録CDのソースを参考に」って言われても、多分その参考の仕方がわかんないんじゃないかと思ってたりするわけよ。いや、もしかしたらソース見たらポリゴン表示なんかも今の DirectX + Visual C++ では簡単にできるのかもしれないけれどさ。グラフィックの基本はスキャンラインと VRAM の対応の把握と、そこに対していかに高速なアクセスを行って描画するか、でしょ。んでもってプログラムの基本はアセンブラだ。

いきなりポリゴン表示じゃなくて、ここは DDA アルゴリズムとか基本的なことをせつせつと訴えるべきなのではないかと。ぶっちゃけ、DirectX3 とか X4 の Lock を使って VRAM ロックして、そこに DDA で自前描画したって(そりゃハードウェアアクセラレーションより速度は出ないけれど)ポリゴンは表示できるわけだからにゃー。ゲームプログラム書くのに VRAM の構成を知らないで済ませるというのは、オレ様世代からすると隔世の感がある。そういう部分を見ずにプログラム書ける環境が幸せなのかどうかってことだな。
ゲーム機なんかは多分いまだにそういう VRAM 操作ってあたりがじかに触れるというか触らないと性能でない世界なんだと思うので(PSP なんか大変らしいぞ・・・)、とっかかりの部分であんまり楽してしまうと、後で「えー、オレこんなん知らんわー」なんていうことになってしまうのかも、しれない。知らんけれど。
趣味でプログラムを書く分には問題ないのかも。

というか、オレ様本人も Windows プログラミングに関してはよくわからん部分が多いな。いまだに「メモリが思うさま使える MS-DOS があればそのほうが Windows よりいい」とかゆってるしな。なんつーか、中身が見えないのがイヤなのかも。タイマーはこうアクセスして、メモリはこう取って・・・というような底の部分がわからないのが気持ち悪い。たとえば DirectX9 の D3DXCreateTextureFromFile なんてわけわからん長い名前の API だって、結局のところは FILE を open してメモリを malloc してロードしてるだけやんか? とか思うわけで。単純にファイルのフォーマットがどうとか細かい部分はあるかもしれないけれど、要するにそんだけのことを、わざわざレイヤーかぶせて変な名前つけて API にして、DirectX9 専用にしてるわけじゃん。
自分でテクスチャの読み込みルーチンを作れるのなら、オリジナルフォーマットでファイルこしらえておいてそれを読ませればいいわけだから、アホに吸い出されないようにプロテクトだってかけ放題だし、圧縮もできる。それが、「この API を使いなさい」と強制されてしまうために逆に不自由になっているのだな。
そりゃ、多分、すげー高価な参考書とかにはフォーマットとか内部の構造が記述されているのかもしれんし、それを買えば自前で読み込みなんて自在にできるわけだけれど、仕事で作るわけでもないのにそこまで金出したくないわけですよ。そういう具合なので、昔のなんにも API がなかった MS-DOS の方が逆に自由に作れてよかったなあと思うわけ。
大体今作っているのなんか、スプライト面1枚が 1MB もあるんでござるよ。アホですか。DirectX3 の時代なら同じことやるのに半分以下のメモリ消費で済んだのに。このなんでもかんでもリソース肥大化っつうのはなんとかならんのかな。単に時代に取り残されてるだけですかね。いやでもリソース条件が厳しい携帯ゲーム機や携帯電話のアプリとかそういう分野においてはこういう省リソースの考え方というのは非常に重要だと思うのだけれど。えー、それも性能がアップすれば関係なくなりますか。湯水のようにメモリや CPU パワーが使える時代がすぐ来るですか。そうですか。
いや、携帯電話のソフト開発で「いやー、640KB しかメモリないんで大変ですわ」とかいわれて「ハア?」とか思っちゃったわけなのよ。やっぱ時代なんかなあ。640KB ってどんだけデカイメモリ空間なんか、最近の人はわかっていないのですよ。文句があるなら 640KB フルにアセンブラで書いてみそ。どんだけのことができるか。そもそもワープロだって昔は 640KB にまず本体プログラムが収まって、さらにユーザーが作成する文章がおさまって、ついでに辞書も合わせてもフロッピーで2枚とかで動かせたんだからねー。肥大化したのは Word とかがいかんのですよ。メモリ効率と速度チューニングという大事なテーマを、ハードウェアスペックの向上によって放棄したわけです。
そりゃ VB で書かれたとろくさいプログラムが堂々と金取るようになるわけだわさ。
「遅いのはマシンのせいです、速く動かしたければ高速なマシンにしてください」とね。自分が高速化することを忘れてるわけです。まあ、VB や Java なんかはどんくさいけれど、その分、メモリ使用のチェックなんかはシステムが行うわけなので、最悪アプリケーションがどうにかなってもシステムは飛ばないようになったとか、安全性って面は向上しているわけで、一方的に悪い面ばかりではないのだけれどね。ただプログラミングのスキルって点で言ったら、チューニングという部分がかなりおざなりになっているのではないかなぁと。
そんなことをCマガジン読みながらつらつらと思ったわけヨ。
そんな按配で。

(2005/04/01)





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