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福岡自然農塾よりお知らせ

2026年 福岡自然農塾・学習会のご案内

耕さず、草や虫を敵とせず、肥料農薬を必要としない
生命の営みに、ひたすら沿う農……自然農

このたび、34年間続けてきた、福岡自然農塾の見学学習会の形を大きく一新することになりました。
考えてみれば、よくも一筋に自然農の世界を多くの方と共有するべく、自らの学びとして、取り組んできたことかと思います。
川口由一さんの指し示して下さった生命いのちの世界の本当を知り、その道から外れない生き方に信をおき、学んでこれたことは、幸せでした。
前半は、川口さんに導かれて、農だけにとどまらず、文化や芸術、教育、政治、経済、医療・・・広い視野で、生命の世界における、あるべき姿を、学ばせて頂きました。
川口さんが来られなくなっても、この学習会は、充実した、意義あるもので在り続けたいと努力してきました。ただ、中心のスタッフが高齢となり、今後は、各学びの場において、それぞれの役割を担うことになりました。
「見学学習会」は、その役割を、一貴山学びの場にゆだね、集合場所も一貴山として、学びの内容も少し広げて充実させたいと考えています。私達も、かってそうであったように、都市生活者が、農的暮らしを営むにあたって、田畑のことだけではなく、暮らし全体を整えるべく、様々な、すべと知恵が必要になってきます。
その一つ一つを、私達もやっと30年かかって築き上げてきたようなものですが、これからは、必要に応じて、思いを同じくする人たちと、分かち合い、伝え、学び合いたいと考えております。
さて、今、世界は、対立に満ち満ちています。各々の立場の主張ばかりで、生命まで奪うようなことが平気で行われています。しかし、対立からは何も生まれません。大地が疲弊し、文化財も破壊され、自然界に大きなダメージが生じています。大本のいのちは、本来一体の営みなので、個々別々のところで起こっていることも、個々別々の健全なる生命の全う(平和)ということはありえません。
川口さんが常々、言っておられたことですが、私たち一人ひとりのいのちを全うをするために、最も大切なことは、ひたすら謙虚であることでした。
この大いなる生命の世界においては、私達は、小さな小さないのちの一つに過ぎないこと。でも、その重なりの上に、次の新しい生命も生まれ、育ってゆくこと………。
起こる出来事は、常に最善ですから、受け入れることは、必然です。
このことは、本当に、ほんとうに難しいです。
足元の、けなげな生命、その清らかさ、美しさに支えられ、生きている私達でありたいと思います。
良き集い、そして確実な学びとなりますよう、私達も心新たに臨みます。
どうぞよろしくお願い致します。
以下、ご案内致します。

2026年 自然農・見学学習会と座学のご案内

月日
学習内容
2026年
4月19日(日)
お米の種おろし
○鏡山農園と一貴山学びの場の見学
○実習田にお米の苗床を作りと種降ろしの仕方
○春夏野菜の種降ろし数種の仕方。草への処し方
5月17日(日) 座学@

6月7日(日) 田植え ○鏡山農園と一貴山学びの場の見学
○夏野菜の手の貸し方、支柱の立て方など
○一貴山の田んぼで田植えの実習、畦塗や水の管理の仕方
7月12日(日) 座学A

8月2日(日) 夏の仕事
田の草へ応じる
○鏡山農園と一貴山学びの場の見学
○田の草への応じ方、田の夏の管理について
○果菜類(ナス,トマト、ピーマン、キュウリなど)の手の貸し方と秋冬野菜の種降ろし
9月13日(日) 座学B

10月25日(日) 稲刈り・稲架たて

○鏡山農園と一貴山学びの場の見学
○稲刈り、稲架かけづくり及び稲架かけの仕方
○畑の野菜への応じ方と手の貸し方
11月15日(日) 座学C

12月6日(日) 脱穀,トウミ,籾摺り,精米
○鏡山農園と一貴山学びの場の見学
○お米の脱穀、唐箕、調整(籾摺り、精米)
昔からの道具を使い手作業で行います。
2027年
1月17日(日)
座学D

2月14日(日) 冬の仕事
畝のたて方
○鏡山農園と一貴山学びの場の見学
○お米の苗床の準備 (畑の作物の苗床作りにも応用できます。)
○新たに畑の畝を立てる、低くなった畝を立て直す。エンドウの種おろし等

見学学習会のご案内

自然農の田畑の実習と見学、そして言葉を交わしての学習会を行います。
参加希望の方は、前日までに、電話(092-325-0745:鏡山)にお申し込み下さい。
●参加費:1,000円
●持ってくるもの:軍手、帽子、長靴、あればノコ鎌、弁当、水筒
●問い合わせ先:
 鏡山 電話:092-325-0745
 または090-9793-9963

1日の流れ

9:00 集合・受付(一貴山 鏡山宅 竹細工工房にて)(−糸島市二丈一貴山560-13)
9:30 開始
午前中は鏡山農園と一貴山学びの場の見学と畑の実習を行います。その後昼食をとっていただき、午後は、田んぼの実習を行います。その後は言葉を交わしての学習会となります。
17:00 終了

座学のご案内

自然農は単なる農法ではなく、生き方です。座学は自然農から農をこえて、様々なテーマで学び合う場です。 過去の川口さんの講義録をもとに、静かに学び合えたらと思います。

完全予約制です。前日までに、電話(092-325-0745)にお申し込み下さい。
  • 日程:
    2026年 5/17,7/12,9/13,11/15
    2027年 1/17
  • 会場:糸島市二丈一貴山560-13
       鏡山宅 竹細工工房
  • 時間:9:30受付、10:00〜17:00
  • 参加費:1人1,000円
    (資料代、お茶、おやつ代など)
  • 定員:20名

福岡自然農塾のスタッフ紹介

●福岡自然農塾代表 :鏡山悦子(自然農歴34 年)
●一貴山自然農塾代表:鏡山英二(自然農歴34 年)

一貴山自然農塾について

糸島市二丈一貴山でくり広げられる中山間地の棚田の学びの場
鏡山農園を含めると約2 町の広さがある。
約30 年の歴史があり、始めた当初は、田畑が3 反のみだったが、学びの場を希望する方が増えるに従って、少しずつ広げていきました。
「自然農は都市住民から」と川口さんがよくおっしゃっていましたが、土地を持たない者が、自然農に取り組むのに、一貴山は最適な場所です。
水が汚染されていない、たくさんの生命の営みがある一方、過疎化は進み、棚田の手入れを怠ると、水害の原因にもなりかねません。30 年前、ここに移住した私達自身も、様々に学びを重ねてきました。
「農的暮らし」は、今日では、理想の暮らし方です。米、野菜、みそ、しょうゆ、お茶等をつくり、とうふ、コンニャク、など折々の食の楽しみと、その術を得て、暮らしの中で人間本来の営み、そして人として大切なあり方を、あらためて実践していきたいと思っています。

  • 木下まり(自然農歴34 年)田1反、畑5畝
    糸島市加布里の海に近い田畑を営んでいる。夫と孫の3人暮らし。
    お米と野菜はほぼ自給をしている。夫は書道家、木下まりは保育士として仕事もしている。
  • 井手裕一 「ペケレ自然農園」(自然農歴15年、営農歴12年)
    約8反の畑で営農そのうち、果樹が約1反(レモン、栗、柚子、甘夏、カボス、ブルーベリー、スモモ、梅、バナナ)3年前、最愛の妻を病気で亡くし、今は小6 の娘と2 人暮らし。生計は、自然農のお野菜の販売とデザインの仕事でまかなっている。
  • 柴田浩之 「やまそらうさぎ」(自然農歴13年、田2反、畑3反、果樹1反、竹林1町)
    千葉の四街道自然農塾と一貴山自然農塾を経て現在は、熊本県菊池市在住。妻と2人暮らし。2か月に一度の福岡自然農塾のスタッフとして長年、塾を支えてくれた。米、麦、大豆、蕎麦、野菜の自給はもちろん、栗、梅、椎茸、竹林を整備し、竹炭やタケノコの販売もしている。また、天草の海水を使った塩作りも続けている。
  • 秋山忠彦(一貴山学びの場、自然農歴6年)
    一貴山学びの場のお世話係として動いて下さることになりました。見学会当日は、カメラマンの仕事で出られないことが多い中、前日の準備など、実習田も含めて、学びの場全体の整備を共に担ってもらっている。

福岡自然農塾学びの場の地図



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